あらすじ
警察に届けられた一冊の日記。そこに記された内容から、二年前に起きた強盗致死事件の容疑者として、辰見という男が浮上する。未解決事件を追う追跡捜査係の沖田は宇都宮に急行するも、到着直後、辰見は重傷を負った姿で発見され、死亡してしまう。容疑者特定の矢先の出来事に、沖田と栃木県警は当惑を隠せない。一方、同係の西川は別の事件の資料を読み返し、頭を悩ませていて……。不可解な事態に翻弄される刑事たちは、事件の本筋を手繰り寄せられるのか。書き下ろし警察小説。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
過去の事件に着手した辺りで、次々と色々な事態が発生して翻弄される…追跡捜査係の面々は、事件の真相に近付くことが適うであろうか?
“真犯人”に翻弄され続け、危険な目に遭う刑事も居て、頁何となく書店で視掛けて手にしたが…これは少し続いているシリーズの最新作だった…が、いきなり本作を読んでみたが、なかなかに愉しかった。
を繰る手が停まらなくなってしまった…
Posted by ブクログ
おなじみの。
詐欺師の復讐譚。
ハラハラドキドキの展開。
が、真相はかなりのご都合でムリが多すぎた感。
終盤バタバタしてるから特にそう思える。
未解明部分も多く残したまま(もう一人の共犯者の正体や、7年前の事件の詳しい顛末等)。
17年作とあって、刑事たちがスマホ、GPS、グーグルマップ等をフル活用。時代ですね。
(以下続刊)
2024/05/15
#5199
Posted by ブクログ
【警視庁追跡捜査係シリーズ第7作目】
6作目を読んだのがちょうど3年前。
ただ、読み進めると登場人物がうわぁーと思い出されて、話にすぐ入り込めた。
堂場さんの刑事物シリーズはそこが共通してすごい。
今回は、死んだ父の日記に二年前の犯人の目撃情報がある、との情報があり追跡捜査課が調べ始める。
そのうち目星をつけた二人が殺され、事件が大きくなっていく。
相変わらず西川と沖田は喧嘩する。けど、結局事件をつなげていく。
沖田が拉致されるという場面はドキドキした。
まさか死んでもなお、強制力が強い人がいるなんて。でも同じ誰かが複数の事件に触れないと、連続試験というのは明るみにでないのかも。
Posted by ブクログ
面白い
が、読み終えた時の腑に落ちない感覚
後を引く感じがした
病死した人間の遺品の日記から見つかった未解決事件の手がかりを追い始めた途端、追っていた人間が殺された
殺された人間を追ってまた別の人間が殺された
病死1人と殺し2人に関係があるとし
捜査をする追跡捜査係
事件の根元にあったのは、彼らの過去、服役中のいじめ
服役後いじめられていた人間が、恨みを晴らすために企てた事件だった
途中、沖田が拉致られる場面がありヒヤッとした
相当な外傷を負いつつも事件解決を優先する沖田に、これは響子さん苦労するなと。
10年後の沖田さんは刑事か呉服屋の社長か
刑事であって欲しい。幸せな家庭を持っていて欲しい。
Posted by ブクログ
まったく予想していない終わり方。
最後はページをめくるのももどかしかった。
現実にはどうしても解けない謎はあるのだろうけど
だからこそ物語の中ではスッキリしたい。
七年前の動機とは何だったのだろう。
Posted by ブクログ
沖田と西川のやりとりが面白い沖田は足を使って捜査西西川はデスクタイプ15年前の事件を追っていく刑務所の中でいじめに遭い刑務所を出てから復讐をすることを考え3人殺害した子供が親の手助けを親の知らないところでする
Posted by ブクログ
評価は4.
内容(BOOKデーターベース)
警察に届けられた一冊の日記。そこに記された内容から、二年前に起きた強盗致死事件の容疑者として、辰見という男が浮上する。未解決事件を追う追跡捜査係の沖田は宇都宮に急行するも、到着直後、辰見は重傷を負った姿で発見され、死亡してしまう。容疑者特定の矢先の出来事に、沖田と栃木県警は当惑を隠せない。一方、同係の西川は別の事件の資料を読み返し、頭を悩ませていて…。不可解な事態に翻弄される刑事たちは、事件の本筋を手繰り寄せられるのか。書き下ろし警察小説。
ここまで恨むってどうなの?お金欲しいからって手伝っちゃう息子も・・・途中までは面白かったが最後は尻つぼみ感がぬぐえなかった。
Posted by ブクログ
なかなか先に進まない沖田さんと響子さん。子供の存在が最近全くかんじられないが、彼の考えは別にはいいのだろうか?
そして入り組んだ事件だった!
時々大友さんの名前が出て来たりして、アナザーフェイスシリーズも好きな私としてはちょっとほくそ笑んだりしている。
Posted by ブクログ
約1年半振りのシリーズ7作目。事件そのものはいろいろ裏もあって、読み応えあり。西川と沖田の家の話もいろいろ進んで来てる。ただ、最後の謎解きがなあ・・・
Posted by ブクログ
シリーズを重ねていくにしたがって、沖田も西川も少し年をとってきたせいか、特に頭脳派の西川がやけに頑固になって時としてイラッとする。 逆に付き合っている響子のせいか暴れ者沖田が少し角がとれてきたような。
この本が書かれた頃に世間でスマホが定着しだしたのか、今読むと事件とガラケー、スマホの内容が、ちょっと昔な感じもしました。同じ刑務所から出所した人間が次々殺され、その小道具として登場するスマホ。
事件の顛末、最後はちょっとファンタジーチックではなかったでしょうか。
今回残念だったのは、レギュラー陣の活躍、特に庄田刑事の東北特有の粘り強い取り調べがなかったことです。 しかし若いのに気がつくし良いキャラです。
今後も楽しみに思えるのが、口数すくない大竹刑事です。
沖田が拉致られ、危機のさなかも、大竹は『はい』と一言発し、電話を切るなど、無口を極めた大家のようです。
このシリーズの登場人物のキャラがとても好きでついつい続きを読みたくなります。
Posted by ブクログ
警視庁追跡操作係の7作目。
今回の事件も複雑である。
警察に届けられた1冊の日記から、2年前の強盗致死事件の容疑者の目撃証言が出てきた。
しかし、その日記を書いた人物は亡くなっていて、元詐欺師だった。
とりあえずその容疑者と思われる人物を探しに行くが、殺されてしまう。
追いかければ追いかける度に、状況は悪くなる一方。
一体、この事件を操っているのは誰なのか?
沖田、西川コンビが到着した先には、驚きの結末が…
2019.12.8
Posted by ブクログ
2019/2/26
愚痴っぽい。
リアルといえばリアル。
でも私の求める要素の順位ではリアリティは結構低いので、そこまでリアルじゃなくてもいいです。
スカッとしてる方が好きです。
「そうは言っても仲が良い」要素が今回は少なかったのも残念。
Posted by ブクログ
堂場氏の作品は警察官の心情がメインのものが多いのだけど、今回は何故こんな後味を残すのか今のところ理解できません。
今後の作品への布石だろうか。
Posted by ブクログ
警察に届けられた一冊の日記。そこに記された内容から、二年前に起きた強盗致死事件の容疑者として、辰見という男が浮上する。未解決事件を追う追跡捜査係の沖田は宇都宮に急行するも、到着直後、辰見は重傷を負った姿で発見され、死亡してしまう。容疑者特定の矢先の出来事に、沖田と栃木県警は当惑を隠せない。一方、同係の西川は別の事件の資料を読み返し、頭を悩ませていて…。不可解な事態に翻弄される刑事たちは、事件の本筋を手繰り寄せられるのか。
Posted by ブクログ
警察に届けられた一冊の日記。そこに記された内容から、二年前に起きた強盗致死事件の容疑者として、辰見という男が浮上する。未解決事件を追う追跡捜査係の沖田は宇都宮に急行するも、到着直後、辰見は重傷を負った姿で発見され、死亡してしまう。容疑者特定の矢先の出来事に、沖田と栃木県警は当惑を隠せない。一方、同係の西川は別の事件の資料を読み返し、頭を悩ませていて…。不可解な事態に翻弄される刑事たちは、事件の本筋を手繰り寄せられるのか。書き下ろし警察小説。
シリーズ第7作。まずまず。
Posted by ブクログ
追跡捜査係シリーズ第7弾。
西川氏と沖田氏コンビによる刑事もの。
事件が年代をいくつかまたいでいるのと犯罪地域が多めにでてくるのでややこしい部分あり。
沖田氏と恋人響子氏もあいかわらずなのでそろそろ飽きてきた。この話題はもういらないかも。
西川氏の奥様のコーヒー話もそろそろいいです。
Posted by ブクログ
8月-11。3.5点。
追跡捜査課シリーズ。
前作とのつながりは無し。そこは安心。
過去の事件との繋がりか、スリ師が殺害される。
西川・沖田のそれぞれの事件が、繋がっていく。
まあまあかな。
真犯人の執念は、凄いものがあった。
Posted by ブクログ
追跡捜査係シリーズ第7弾。
2年前の強盗殺人事件の犯人が、宇都宮にいるとの情報を得て、沖田が部下を連れて、宇都宮に行くことから始まる。しかし、宇都宮で捜査を始めようとしたところで、容疑者は惨殺される。
その関係者が、同じ拘置所にいると踏んだ沖田や西川は、さらに関係者に当たろうとするが、関係者がさらに狙われる。これは連続殺人事件なのか?だとしたら、同機は何なのか?
出だしの宇都宮の描写に、ちょっとイラッ!作者も茨城出身なのに、何故、栃木をそんなにこき下ろすのか?そこまでの描写は必要なのか?と思いつつ、読み進めていたが、真犯人はまさかの人物。
最後はあまり見たことない展開で、結局、今回も面白かったと言うべきだろう。