あらすじ
昨年発生した新橋の社長殺しの容疑者が千葉で交通事故死した。警視庁捜査一課は特に不審な点は無い、と判断していたが、西川の自宅に宛名の書かれていない封筒が。そこには「真犯人は今も逃げている」、そして「追跡捜査係に情報を提供する」との文言が――。怪しいと感じながらも情報収集を優先し、夜の晴海ふ頭を一人で訪れた西川。だがそこに……! 西川に魔の手が迫る、緊迫のシリーズ第12弾! 書き下ろし長編警察小説。
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Posted by ブクログ
面白い
新作を心待ちにしてたシリーズであり今回も面白くて嬉しいのと、次回作への期待が高まる
西川さんが狙われる
かつての仲間から、過去の事件の容疑者から
恨まれるとは無縁そうな西川さんがターゲットと言うところが意外であり
2回も狙われたことで西川さんが不安になるという状況も意外であり
長編シリーズではあるが新鮮だった
なんだかんだで全力を尽くす沖田さんと部下2人の姿や、ラストラインのガンさん
やっぱり恨まれるような人間では無いなと
登場人物たちの行動からも証明されていた
2人の将来と4人の将来がより楽しみになる
沖田さん丸くなったな〜〜!
Posted by ブクログ
主人公たちと同年代になってしまったな…
「老い」を感じつつ
まだやること、やれること、やりたいこと
そしてこれまでやってきたことの総括
シリーズも終盤に近付いてるのかな、と思った
ストーリーよりも二人の心情に気を取られた一冊。
Posted by ブクログ
このシリーズも最初の頃と違って、事件の背景や人物の複雑さが薄くなってきているように思います。 が、それに代わり西川、沖田コンビの定年を視野に入れた心の動きや、それぞれの家族の背景もかわっていき、単に捜査物でなく、小説として個人的には気に入っています。
二人の刑事、ともに仕事に自分のスタイルと自信が全面にでていた今までとは異なり、だんだん年齢とともに自分自身、他人に対しても客観的にみる目がでてくるあたり、時間の経過を感じさせる小説としていいのではと思っています。 次も期待です。
Posted by ブクログ
2024.11.02
まずストーリーは最後まで驚かされたので、評価高し。
次に、人物造形ですが、沖田、西川のお二人とも性格が変わってきたというか、こんな性格だったかな?と違和感覚えました。
最後に、他のシリーズからの出張キャラクター多数ですが、この手法はどうなのだろうと私は疑問符です。
Posted by ブクログ
昨年発生した新橋の社長殺しの容疑者が千葉で交通事故死した。
警視庁捜査一課は特に不審な点は無い、と判断していたが、西川の自宅に宛名の書かれていない封筒が。
そこには「真犯人は今も逃げている」、そして「追跡捜査係に情報を提供する」との文言が──。
怪しいと感じながらも情報収集を優先し、夜の晴海ふ頭を一人で訪れた西川。
だがそこに……! 西川に魔の手が迫る
Posted by ブクログ
続いてるシリーズの中では好きなものの12作目。15年続いてるんだね。二人とも50台になったのか。なんかイメージできない。今回も面白いんだけど、種明かしがちょっとご都合主義に思えた。まあ、これだけ書いてるとしゃあないかなあ・・・
Posted by ブクログ
追跡捜査係のシリーズで、今回は西川が狙われるという展開。このシリーズは西川と沖田の強い個性のぶつかり合いが最大の面白みで、そこに他の登場人物がうまく絡んで味わいのある作品になっています。時々出てくる、他の作品の登場人物達も嬉しい。
Posted by ブクログ
難しい事件のような、結局それ?っていう感じのような。なんだかスッキリしない事件でした。そんな理由で事件が起きたのか、という感じですね。
追跡捜査班の事件という感じでもなく、少々、不完全燃焼気味の結末でした。
Posted by ブクログ
なんだか複雑だったし、解決しきってはないのかな?っていう感じだったけど、面白い。
ボーダーズシリーズのSCUも話題に上がってたから、いつか一緒に事件解決したりするのかな?
ボーダーズでキャップ目線の番が来たときかな?
Posted by ブクログ
11月-13。3.5点。
追跡捜査係。1年未解決の殺人、指名手配された男が交通事故死。犯人はその男ではないと、西川の家に手紙が。会いに行ったら襲われた西川。。。
点と点を繋げるいつもの展開。今回も王道。
Posted by ブクログ
やはり食事描写がいいのよな、堂場瞬一作品わ。
沖田と西川のコンビいーわ。
ラストラインのガンさんへのリスペクトが描写され、実際に電話する、シリーズを超えてキャラが出現する堂場瞬一作品の至高のパターン。大好き。今回は総合支援課の柿谷ががっつり登場。コラボが増えてきた。追跡捜査シリーズは一通り堂場瞬一警察ものを制覇してから読むと最高かな
Posted by ブクログ
地道な捜査ではなくて、もしかしてアイツかも?の閃きで簡単に被疑者が判明してしまったのは拍子抜け。そろそろ下の世代が育ってくれないと警視庁のみならず読者にも不都合だ。
Posted by ブクログ
50代になった沖田と西川。今回は元同僚から西川がターゲットにされる。いつもの西川と違う、沖田は西川に気を使い本当に気の良い男である。自分の事は1番わからないのが人間だから、自分の事は自分でやらないほうがいい、沖田の考えだ。