あらすじ
一九九七年九月九日、新宿区の路上で会社員が襲われて死亡した。現場での目撃証言などから顔見知りの野澤力が逮捕されたが、決定的な物証がなく、最高裁にて無罪が確定した。その再捜査を命じられた警視庁追跡捜査係。同時に、追跡捜査係の前係長・鳩山から五年前に目黒で起きた強盗事件の再捜査の依頼が入る。若手の実地訓練で沖田に指導して欲しいらしい。一見関係ない二つの事件がいつしか絡まってゆき――。大人気警察小説シリーズ書き下ろし第13弾。
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Posted by ブクログ
シリーズもののようで、でも登場する人物は初見でもわかるように説明がなされていたのでわかりやすかった。最初は整理が追いつかないほど事件や登場人物が多かったことで少し頭に入ってこないところもあったけど後半になるにつれどんどん整理されていき繋がっていくことで理解出来ていくことが多くなっておもしろかった。3冊分読んだくらいのボリュームでした!
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面白かった。
最初から黒幕の名前が上がってるのになかなか近づかない単純なのか複雑なのか分からなくなる事件だった
沖田さんがホワイトボードで整理してくれなかったらごちゃごちゃしてた
読者的にファインプレーかと。
金が絡んで良いことなんか絶対無いなと感じさせる結末。
裏で金貸しをしていた人間がいて
借りた人間が金を返せなくなり殺害
その殺害を見ていた?示唆した人間に脅され続ける
『全悪』
このシリーズの黒幕は鳩山さんかな
堂場先生のnoteにあった沖田さん西川さんの『引き取り先がないのか』は鳩山さんの思惑だったりして
Posted by ブクログ
シリーズ13作目。単純に面白かった!
2つの事件が交差するという構図はよくある展開だけど、最近読んだ中では加害者・被害者共にクソ野郎というのはあまり見かけないので新鮮味もあって良かったかな。
プラスそこに冤罪の被害者を加えているのは作者らしくなと思ったし、沖田と西川のやりとりもかなーり円熟味がましており奥深さも感じられた。
西川の息子が結婚間際だなんてそりゃ我々も歳をとりますわ笑
Posted by ブクログ
12月-02。3.5点。
追跡捜査係。30年前の殺人事件、逮捕された容疑者はその後無罪に。再捜査開始する西川。一方、沖田は所轄の5年前の強盗事件を指導役として捜査。
いつものことだが、奇妙な符合が、一気に解決へとつながる。
Posted by ブクログ
警視庁追跡捜査係の沖田と西川のシリーズ第13弾。安定の面白さだったが、今回、登場人物が多めだったので頭の中が混乱してしまった。一気読みすればよかったのだが、ちょこちょこ細切れに読んでいたせいもあるかも。
Posted by ブクログ
堂場瞬一さんの警察小説シリーズでも
特に好きな警視庁追跡捜査係シリーズの最新作!
読んでて安定におもしろい。
最後の沖田と西川のやりとりが良かった。
Posted by ブクログ
そうか、西川と沖田も50代に入ったのか。1作目を読んだのが15年前で、その頃に30代後半だったので、そうなるわな。まあ、よう続いてること。今回の話は2つの事件が絡み合ってちょっとめんどくさかった。もう少し単純にしてもらえた方が読み易くていいんだけどなあ・・・
Posted by ブクログ
一九九七年九月九日、新宿区の路上で会社員が襲われて死亡した。
現場での目撃証言などから顔見知りの野澤力が逮捕されたが、決定的な物証がなく、最高裁にて無罪が確定した。
その再捜査を命じられた警視庁追跡捜査係。
同時に、追跡捜査係の前係長・鳩山から五年前に目黒で起きた強盗事件の再捜査の依頼が入る。
若手の実地訓練で沖田に指導して欲しいらしい。
一見関係ない二つの事件がいつしか絡まってゆき──。
Posted by ブクログ
小説だから2つの事件が平行して進んでいるといつか交わると予想できてしまうのは仕方ない。でも犯人が後半まで登場すらしないのは推理のしようもないので何とかならないかな。
Posted by ブクログ
また最近特に中盤の処理が上手くいってない。ダラダラと関係のある人物が次々出てきて読んでて整理するだけでも大変かも。地道に事実を掘り起こしていく主人公たちチームの活躍はかっこいいけど、たまにはスッキリしたストーリーが読みたいですねえ。