【感想・ネタバレ】沈黙の終わり(下)のレビュー

あらすじ

堂場瞬一の最高傑作だ――角川春樹
20周年を飾る、記念碑的作品、誕生。
三十年以上に亘って県を跨いで繰り返されてきたのに、全てが未解決という幼女誘拐殺人事件。その真相を暴くべく、東日新聞の新鋭古山とベテラン松島、二人の新聞記者は取材を続ける。だがその最中、当時の捜査担当だった警察署長が自ら命を絶った。背後に蠢く大きな闇が見え隠れする中、古山は事件に疑問を持ったが故に圧力をかけられ辞めた、元警察官僚の女性覆面作家と会い……。権力、忖度、矜持――メディアへの警鐘を鳴らす、傑作ミステリー。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

戦う姿勢がとにかくかっこいいなと思った

33年前から続く少女の殺害・行方不明の事件
関連があるのではないかと、動く東日の記者2人。
ストーリーだけじゃなくベテランと若手のスピード感の差や、技術の差も面白かった

再び蓋をされてしまうのかなと思ったが、明るみに出せた事で安心した。

生き方が強く表現されていて、他人事という感じがせずわくわくした。生きてる感じがする。

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2025年02月06日

Posted by ブクログ

 「新聞記者魂」の何たるかを教えられた作品でした。
 隠れたネタを掘り起こしたのは、一見偶然のように見えますが、記者の拘りと記者魂が引き寄せた必然であると思ったのは私だけでしょうか。
 定年退職前のベテラン記者松島と新鋭の古山に通じる信念に心が強く踊りました。

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2024年09月10日

Posted by ブクログ

女児殺害・行方不明事件を軸に、男の友情、先輩後輩の絆、男の生き様、権力との戦いなど、多くの要素が詰め込まれていた。事件の謎を解きつつ、それに関わる人間模様が秀逸だった。最初からずっと、先が気になって読むことを止められないほどおもしろかった。

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2024年06月13日

Posted by ブクログ

と、最後はこうなりますよねー^_^小説の世界、ミステリーの世界、現実の世界、あらゆるどこの世界でも政治家はクズばかりです^_^警察までもが信用をなくしちゃいます。ほんとに政治家は、クズ以外なにものでもない。
最後の1ページがよかった…
僕も定年まで、現場で頑張ろうと再確認した一冊でした^_^

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2024年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻ということもあり上巻からの勢いを受けてかなり面白かったしぐんぐん読み進めることが出来た。
終わり方は読者に想像を持たせるための余韻があったり、主人公である松島のこともありあのような終わりになったとは思うが、もう少しじっくり勝利に浸りたかったなと思った。

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2025年06月16日

Posted by ブクログ

多少ご都合主義的な部分がないわけではないが、面白かった。前に読んだ小さき王国3部作ではがっかりさせられただけに、本作はその分を取り返した気がする

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2024年10月07日

Posted by ブクログ

展開はスピーディーで飽きさせない、登場人物が多いので関係図を作った。最後の終わり方が少し釈然とせず、もっと勧善懲悪でスカッとしたかったです。

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2024年09月22日

Posted by ブクログ

埼玉、千葉の両県にまたがる女児行方不明殺人事件に、記者コンビが真犯人に迫る。
30年以上にわたる隠蔽をあぶり出すため奮闘するストーリー。

記者が追求していく展開なので、その裏取りの仕方が警察ものとは異なるイメージがあり新鮮に感じた。
ある程度の段階で犯人は判明しているがその記事の出し方についての各方面とのやり取り(探り合い)が、-「あぁ、実際に特ダネ記事ってこんな感じで詰めていくんだな」 - 面白い。

ただ、異動(引っ越し)と病気のくだりは必要だったんだろうか。

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2024年08月10日

Posted by ブクログ

一気に読んだ。
解決の仕方は気に食わないけど、それもまぁしょうがないと思う。

最後の対談も良かった。
「胸ぐらを掴んで引っ張っていくような小説が好きなんです」

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

読書期間;1月7日から1月10日

注目すべき警察関係者から、明らかに怪しいと思われる代議士の次男。誰が怪しいか、ハラハラしてしまう。

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2025年01月10日

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