あらすじ
堂場瞬一の最高傑作だ――角川春樹
20周年を飾る、記念碑的作品、誕生。
三十年以上に亘って県を跨いで繰り返されてきたのに、全てが未解決という幼女誘拐殺人事件。その真相を暴くべく、東日新聞の新鋭古山とベテラン松島、二人の新聞記者は取材を続ける。だがその最中、当時の捜査担当だった警察署長が自ら命を絶った。背後に蠢く大きな闇が見え隠れする中、古山は事件に疑問を持ったが故に圧力をかけられ辞めた、元警察官僚の女性覆面作家と会い……。権力、忖度、矜持――メディアへの警鐘を鳴らす、傑作ミステリー。
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Posted by ブクログ
戦う姿勢がとにかくかっこいいなと思った
33年前から続く少女の殺害・行方不明の事件
関連があるのではないかと、動く東日の記者2人。
ストーリーだけじゃなくベテランと若手のスピード感の差や、技術の差も面白かった
再び蓋をされてしまうのかなと思ったが、明るみに出せた事で安心した。
生き方が強く表現されていて、他人事という感じがせずわくわくした。生きてる感じがする。