堂場瞬一のレビュー一覧
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安定の堂場瞬一。
野球にはほとんど興味が無くても楽しめる、
駅伝など正月の箱根で母校の順位をチェックするかどうか程度であっても楽しめる、
ましてやマラソンなぞ…2時間以上も単調な画面を見続けるなんて苦行か?罰ゲームか?…と思ってた人間でも楽しめる、
水泳?五輪で金がかかるレースならテレビに囓りつきもするけれど……てな輩でも楽しめる。
それが、堂場スポーツ小説だ!と再認識♪
滑稽な程に対称を為す両監督と、エースと主砲。
歯軋りしたくなるほどな憎まれ役に描かれた白井と久保の変化に頬が弛んだ。
結末にちょびっとだけ不満は残るものの、
★4つ、9ポイント。
2019.10.03.新。
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所謂警察小説から一歩置いた、犯罪被害者に焦点を当てた意欲的なこのシリーズ。
犯罪被害者とは、弱者というのが通念だが、今回はそんな通念を覆す人物が対象となる。
過去に犯罪すれすれの悪事をやってきた人物で、接するたびに怒り狂い、傲慢で、村野は神経を逆なでされる。
それでも、支援課は支援しなければいけないのか。
支援課の異端者は、「悪人が犯罪被害者になったらどうするのか。例えばマル暴の幹部の家族がひどい事件に巻き込まれた時も、面倒を見る必要があるのか」と、迫る。
守るべき価値のない人間もいると、村野は同意しながらも、
「事件に巻き込まれた瞬間、そういう人も犯罪被害者になる。うちが対応すべき対象となる -
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おそらく何巻か飛ばしちゃったと思うけど、なんら問題なく読めた( ´ ▽ ` )ノ
ふだんアウトドア派の沖田がケガして、ふだんインドア派の西川と立場が逆転……というのがシリーズ中最大の異色ポイント、らしいけど( ´ ▽ ` )ノ
何冊か続けて読むと、だんだん作家・ドーバー先生の「常套手段」が分かってくるね( ´ ▽ ` )ノ
どの作品でも、序破急の破の中~終盤あたりでわざとネタを割っちゃってる( ´ ▽ ` )ノ
読者をいつまでも刑事たちと一緒にあたふたさせず、その立ち位置を(いわば「共犯」に巻き込む形で)さっさと作者側に引き寄せちゃうんだ( ´ ▽ ` )ノ
その後は、神の視 -
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捜査シリーズ第4弾。
「検証捜査」でチームを組んだメンバーが順番に主役を務めるこのシリーズ、トリは北海道警(現在は函館中央署勤務)の保井凛。
今作は、警察小説+恋愛小説の感がある。このシリーズの主人公ともいえる警視庁神谷刑事は、いつのまにか凛のマンションの部屋のカギを持つ仲となっている。
函館で起きた殺人事件に続き、東京でも同様な手口の事件が起きる。神谷と凛は、時には同行し、時にはそれぞれ単独で、互いを思いやりながら、捜査を進める。
二人の今後についても示唆するようなエンディングも用意されている。
また、捜査活動中にそこかしこで食事のシーンもあり、今作のひとつの特徴となっている(北海道でのメニ -
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【警視庁追跡捜査係シリーズ第4作目】
今回は、行動派の沖田が足を骨折し、行動が困難になる。そのため、西川が行動派になり、沖田が書類を読み込むという展開になる。
第3作目では、心情的に沖田と西川の立ち位置が変わったが、今回は物理的に立ち位置が変わった。アナザーフェイスシリーズと警視庁追跡捜査係シリーズを読み続けている私としては、新たな展開として面白かった。
第3作目とこの第4作目で立ち位置が変わった二人が、自分のことと互いのことをより理解した感じがするので、今後の展開が楽しみ。
今回の5年をかけてわかった真相もまた悲しい。誰かを守るための犯罪はつらい。
部下であるさやかと庄田の個性もより描かれて