堂場瞬一のレビュー一覧
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一之瀬拓真シリーズ6作目で最終回。マニュアルを求めて不平不満ばかりのルーキー刑事も多少成長してきただろうか?
今回は一之瀬刑事の仕事が、結果的に元上司のミスを明らかにしていく。周りの刑事達の一之瀬刑事の批判に繋がり、辛い状況。これにあたらしい上司が絡んでくるが、この上司が出世を求める問題上司。新旧の上司で思い悩む一ノ瀬刑事。内部に敵が多いと、仕事がやりづらいと思う。
捜査の途中から、相手が芸能プロダクションの経営者となってくると、警察内では諦めモード。中堅プロダクション程度でも、実際に警察は揉み消しや上部からの圧力で、捜査を止めるのだろうか。犯人も意外と簡単に自供したし、最終的な黒幕も詰め切れ -
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ネタバレ新聞記者の取材に関する執念を題材にした長編サスペンス小説。
未解決事件の連載記事を担当することになった東日新聞社会部のベテラン記者・高岡。
連載の2本目として、群馬県で32年前に起きた当時5歳だった女児誘拐事件を取り上げることにし、前橋支局の協力を得て、被害者家族や事件捜査に関わっていた刑事・富島らを取材する。
だが、取材相手はいずれも拒否の姿勢が強かった。
それでも、高岡は、旧知の間柄にある前橋支局の下田や、女性警察キャップ・橋本の協力のもと、社会部の最年少記者・岩尾という前向きな女性との新たなペアで、あきらめることなく、取材を続ける。
ちなみに高岡の元ペアだった島はコミュニケーシ -
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ネタバレ「 あいつにとって、マラソンは一人で走るジョギング みたいなものじゃないかと思うんです。ジョギングは一人でも楽しめますよね。他人を気にせず、自分のペースで走るのが楽だろうし、楽しいんだと思います。マラソンも、究極の形はそれじゃないでしょうか。他人の存在が問題になるのは、順位に関係してくるからです。もしもタイムだけが問題なら、敵はむしろ 自分ですよね」
「 時間は作るもんだ。時間がないなんて言ってるのは、無能な証拠だね。仕事ができない人間ほど、残業するものだし」
夢は見ているだけの方がいい。夢のために努力するなど馬鹿げている。夢ではなく、目標を持つべきだ。
解説 麻木久仁子さん→例えが上手 -
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時代は1996年、平成の世である。
バブル崩壊、地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災と、立て続けに信じられないことが起こり、2000年問題とノストラダムスの予言が現実味を増してきたころのこと。
そんなことで、文中でも、“ポケベル、ケイタイ”“ワープロ、Windows95”と、前作より今に近い生活感が描かれている。
ただ、第二部の物語自体は少しスケールが……まあ○○サーガと名のつきそうな三部作の二番目は、スターウォーズ初期三部作だって盛り下がったし(そのかわりキャラで盛り上がったけど)
ラスト付近で第三部への期待が描かれて、続けて読む興味をなくすほどでは無いかも。