堂場瞬一のレビュー一覧
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刑事・鳴沢了シリーズで人気を博した作家・堂場瞬一。今回は主人公に検事をもってきた。主人公・城戸南(きどみなみ)は40を越えた、横浜地検の本部係検事。学生時代陸上部に所属。箱根駅伝で途中棄権した苦い過去をいまだに引きずっている。時々、せり出した腹を見ては走らなくてはと思いながらも、多忙でできない。煙草、酒もセーブできず、娘からも非難される、オヤジだ。人気シリーズの刑事・鳴沢了とは見事に対照的な男として描かれている。しかし、ここに不思議があった。時間があれば身体を鍛え、食生活にも気を配る、謹厳実直な鳴沢了の方が子供に感じられたことだ。本書の、外見からして冴えない城戸南の方がずっと大人に感じてしま
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東日新聞の高岡記者が、30年前の未解決女児誘拐事件の裏に隠された警察の暗部に迫る社会派サスペンス。ラストの真相解明まで、本当に長い長い旅だった。
元新聞記者である著者だからこそ描ける取材のリアリティが凄まじい。
相手の都合を考えない夜討ち朝駆けや、日常の行動を細かく拾い上げるような泥くさいプロセスの積み重ね。上からの圧力や身の危険に晒されてもなお取材をやめない記者の執念は、ときに正義であり、ときに狂気や自己満足のようにも映り、非常に深く考えさせられた。
全体を振り返ってみれば、これはド派手なエンタメミステリーというよりも「一人の新聞記者の取材記録」そのもの。
膨大な時間と労力を費やしてたどり -
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メルカリで別の本目的に購入したらついてきたので読みました。初めての作家さん。
新米の村上刑事のキャラがよく、カッコつけ過ぎず等身大で、人として魅力的!これはシリーズ化して成長を見ていけたら面白いなと思いました。
全体的に面白かったんだけどちょっと気になったのは、、
読者としては、早い段階から被害者女性と影山が何かしらの関係があるのは気づいているし、やばい人間といわれる理由も伝わりにくく、影山の人間性の解析がなかなか進展しない印象だったこと。
あと、村上が何かに気づいたり、情報を得ても、「そうだったのか…!!」でシーンが変わり、読者には見せてれないこと。
なんとなく置いてけぼり感がずっと付きま -
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ネタバレシリーズ第4弾
同僚同士の喧嘩による殺人事件だったが被害者家族が支援を拒絶して突然行方をくらます。彼らを追って新潟に辿り着いた晶は予期せぬ人物を思いがけず見かけて、、、
全体的には面白い内容なんだけど、喧嘩した同僚同士の父親が知り合いというのはまあわかる。が、しかし、マチアプで知り合った彼女の親族が被害者の父親を知っているというのはナチュラルではない!
遡って繋がった過去の事件も大昔ということで消化不良に終わるし、なんといっても加害者・被害者家族双方の支援には結果的になっていないのは総合支援課としても痛恨だったはずなのでその辺の描写が欲しかった。
そして晶の家族にも大きな変化があり、今後どう -
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大学の理事長の失踪から始まった本作。ところが、捜査が始まった途端、理事長の母親が捜査を打ち切らせ、大学関係者も非協力的状態。理事長の失踪を揉み消すつもりなのか。そんな中、別の大学の理事長が仙台で遺体で発見され、新規で失踪課に配属された法月が担当していた相手だった。しかし、法月が失踪課に配属されたのは、直近で診断された狭心症だったらしく、自ら志願しての配属だった。それにも関わらず、自身の苛めるように捜査を続けようとする。高城が心配するのも、無理はないと思う。悪くなって、入院は避けられないし、捜査のために、病院から脱走はありえない。そうなったら、失踪課室長の阿比留真弓が厄介な処分を下すかもしれない