【感想・ネタバレ】真実の幻影のレビュー

あらすじ

ノンフィクション連載を担当する東日新聞の高岡。彼は、30年以上前に発生した未解決の女児誘拐事件を調べるうちに、当時の県警の不可解な動きを知ることになり……。記者の視点から警察に鋭く切り込むサスペンス。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごくよく読む作家さんなので
纏まらない事件を
結末に追い込むことが予想できた。

依存しない

あの若者の成長に期待したい

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2025年09月13日

Posted by ブクログ

新聞記者が過去の未解決事件を追って10回連続の記事を新聞に掲載する予定で 、で調査する間に起こる事件に謎が深まりどう解決するのか緊迫した展開の連続に夢中になって余韻を残して読み終えた。

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2025年06月09日

Posted by ブクログ

粒ぞろい量産作家の堂場作品の中でも本作は出色の傑作。最初の方から嶋記者が事件の中核にいるのはわかってしまったが、それは本作の価値を全く下げるものではない。大手新聞の社会部記者の生態・矜持(今では理想論かもしれないが)を、詳細な行動パターンから浮かび上がらせる手法はとても興味深かった。事件そのものや地方警察にありがちな構図からも、本当にそんな事件があったのではないかと思わせる真実味もたっぷりで、最後までとても興味深く読んだ。面白かった。

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2025年06月02日

Posted by ブクログ

流石に元新聞記者だけに、事件を追う新聞記者の動きや人事など実に説得力があり引き込まれた。

32年前の未解決となった幼児誘拐事件を、社会部の高岡が新聞の企画として立ち上げたのだが…。
古い迷宮入り事件だけになかなか事態が進まないなか、徐々に関係者を繋げていく過程は容易ではないだけに、この物語の展開から目が離せない。
とにかく話の展開が良い。
結末までの畳み込み方は見事であった。

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2025年05月27日

Posted by ブクログ

続きが気になって、どんどん読み進められた。すごい盛り上がるところがある訳ではないけど面白い。そんな作品。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

話はどんどん進むので読みやすいけれど、
展開はちょっと遅いので少し中だるみ感あり。
でも、事件の真相にたどり着けそうでなかなかたどり着けないもどかしさが逆に読者を惹きつける魅力がある。

真相はやはりというべき所とまさかという所があり、どちらにしろ被害者の里香ちゃんはとても不憫だと思った。

元々、新聞の連載記事として始めた未解決誘拐事件を紐解くというこの企画…
ひとつの記事を書くのにここまで時間と経費をかけ、そして命の危険まで脅かされるときたら、なんか社内で曰わく付きになりそう。。
そしてこの連載は中止になりそうな気がする、、笑

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

身代金誘拐事件32年のことを記事にするため、新聞社はひたすら取材をする。警察も大変だが、新聞記者は活字で残すため本当に大変、最後の展開にびっくり一気に読み上げた。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

一つの未解決の誘拐事件を記者が暴いていく。
それには、警察也見えない敵と戦わずして読み解けない
道だった。
そして真実に近づくにつれ、アッと驚く事実が。
展開は早く、登場人物も個性的。
ハードボイルドで昔気質の記者に読んでる私も
振り回されっぱなしだ。

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

新聞記者が未解決事件を追う。シリーズ化されるか分からないが登場人物も初めての人たちなので新鮮に読める。

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2025年07月22日

Posted by ブクログ

東日新聞記者の高岡が、ノンフィクションの大型連載を担当することになり、未解決事件を扱うことになる。

後輩の若い相棒・嶋と組んで30年以上も前に起きた未解決の女児誘拐事件を調べることになった。

嶋と上手く意思疎通ができず、彼といっしょに続けることも困難になり相棒を変えてから後、核心に近づきつつある最中に脅迫を受けることになり…。


新聞記者が刑事並みに調べていくのにも驚くのだが、最初に組んだ嶋の仕事のやり方以前にコミュニケーション不足にも呆れてはいたのだが、彼の過去を知れば納得いく部分もある。

複雑な女児誘拐事件の真相が明らかになったとき、結果的に刑事以上の活躍をしたのは新聞記者である高岡だったことに驚く。
刑事以上に情報を嗅ぎ取る力と理解力や迅速さにタフさなど記者にここまで必要なのか?と思わずにはいられなかったが、夢中で読んでいた。










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2025年07月05日

Posted by ブクログ

ラストに明かされる人物の繋がりは何となく読めたが事件の真相には驚かされた。新聞記者なのに捜査の真似事みたいになっちゃうのはこの手の事件小説のお約束か。

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2025年06月30日

Posted by ブクログ

なかなか面白かった。
記者ものはらしい進行の仕方なながら終盤の展開はなかなかびっくり。

2934冊
今年162冊目

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2025年06月12日

Posted by ブクログ

お蔵入りした事件を取材しなおして、連載記事にする。相棒の記者の動きがおかしい。事件そのものも、何かおかしい。
面白い。取材は空振りばかりで、これで一体問題はどう収束するのかと思いきや、一転する。一気読みである。
ただよく考えてみると、なぜ殺したのか、それでも報酬を渡した?ちょっと納得しがたい設定がある。実行犯の問題も偶然に過ぎるような。

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2025年05月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

嶋の態度や行動はなんだか今の若者の集大成のような感じがしてしまったなあ。
終盤は少し予想通りではあったけど、シリーズものではない著者の作品は読みやすくもあって面白かった。

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2025年05月27日

Posted by ブクログ


記者の矜持と正義感で貫かれた
[骨太]な小説というのが第一感想。

中々複雑。
でも、小さな違和感が最初から散らされて
いたので、腑に落ちる結末だった。

これほどまでに粘れる記者という仕事に
心底脱帽(この主人公に)

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2025年10月04日

Posted by ブクログ

高岡がまるで昭和時代の記者みたいで堂場さんの感覚の古さが気になった。で、メインのストーリーはたらたらした前半から後半に入って新潟で割れてきた。ただ、警察の話までは想像できなかった。でも、いらなかったような気はする

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2025年08月28日

Posted by ブクログ

序盤のフリが長く、かつ、冗長な感じ。
終盤、一気呵成に結末に突き進むのは心地よい。結末がある程度見える作品であるだけに、落としどころはやっぱりねと思ってしまう。
新聞記者の未解決事件を解決する様は、今どき考えられないものであり、記者の気概を強く感じられた。

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2025年08月20日

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