【感想・ネタバレ】天国の罠のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

元弁護士の大物政治家がフリーライターに行方不明の娘の創作を頼む。
その対価として自叙伝の出版を約束。
娘のカナの行方を追う中で何かから逃げるように何度も姿を消していることがわかる。



途中まではラストにかなり期待したが、最後はあまり衝撃がなかった。

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2022年09月24日

Posted by ブクログ

広瀬隆二  ライター、記者、35歳
今井聡史  元代議士、70歳、法曹界から国会議員に
今井香奈  今井の娘、15年前、20歳で家出
武田健   オートショップ店長、広瀬の店子、45歳
副島みどり 大学時代の香奈の友人
橋谷由香里 広瀬の恋人、5年前に事故で他界
磯路夫   香奈と5年間会津で暮らす。ギター職人
磯毅    路夫の弟、ギター店
今井明俊  今井の息子、香奈の弟
石垣    伊豆中古車販売店、香奈と関係を持つ
米山光雄  下田週報の社長
松岡    下田週報オフィスの上階の不動産会社
早乙女竜洋 今井の秘書
水尾正治  議員、伊豆リゾート開発に関わった?
藤崎    ライター、広瀬の元同僚
樋口慶介  静岡の大物代議士、他界
樋口聡子  樋口の妻、香奈に反感
門倉はな  尾道のバー、香奈を有紀と認識
友田啓   尾道のバーテン
浅井みずほ はなの妹、クラブのママ
徳本英次  元田代代議士の秘書
田代    元代議士
松中富三郎 東京中央不動産オーナー、中江と関係
中江哲   代議士
石原博巳  広瀬、松中を襲う

広瀬は、今井元代議士の自叙伝の仕事を条件に、今井から、家出したという娘の香奈を探すよう依頼された。
香奈は、5年前に事故で亡くした恋人の由香里に似た風貌で、広瀬は会ったこともない香奈へ想いを高める。
香奈は小学生の頃から父と、中学生からは父、弟の相手をしており、そのため高校で家出した。
今井は政治資金のため、代議士の悪事を糾弾しない代わりに金を得ていた。香奈は父の悪行をを調べ、父への復讐として二億を求めていた。今井は香奈を邪魔に思う。
今井弟は、香奈を父から守るため、広瀬の行動を荒い手段で妨害。だが、広瀬は香奈を見つけ出し、香奈への愛を確信、2人はキスを交わす。広瀬は父の追っ手から香奈を逃したものの、怪我を負う。その後、広瀬は香奈との再会が叶わず、香奈は新潟で遺体として発見された。香奈が死ぬ前に広瀬に送ったファイルを元に、広瀬は今井の悪事を執筆、その原稿を信頼できる複数の知人に託すことで身を守る。そしていずれ発表すると今井に告げたが、愛する女を2度失い、心は空虚だった。

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2021年02月06日

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フリーライターの広瀬が国会の爆弾男と呼ばれた元代議士に、十五年前の二十歳の時に捜さないで下さいと書き置きを残し失踪した娘の香奈の捜索を依頼される。かつて事故で失った恋人に似た香奈を追ううち気力を取り戻し、まだ見ぬ香奈に次第に惹かれ、行く手を阻み襲い掛かる謎の男たちの出現にも怯まない広瀬に寄り添った。

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2018年10月10日

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フリーライターの広瀬隆二は、元代議士の今井から15年前に失踪した娘・香奈の捜索を依頼される。追跡取材を続けるうち、広瀬はかつて交通事故で失った自分の恋人と重ね合わせ、まだ見ぬ“幻の女”に次第に惹かれていく。しかし、行く手を阻むかのように襲い掛かる謎の男たち。香奈失踪の裏に隠された巨大な組織的陰謀とは。そして待ち受ける衝撃の結末…。

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2018年06月17日

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1人の女を探すうちに、いつの間にかその女性を愛するようになる。若干それに違和感。日本各地を回って謎を追うのはスピード感があって読みやすかった。

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2015年10月20日

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まとまった時間がとれず、間をおいて読んだせいか、イマイチ作品に入り込めなかった。ハードボイルド典型のストイックな主人公が、襲い掛かる敵に打ちのめされながらも、解決に向かっていくおきまりのストーリー。一気読みすればそれなりに楽しめたかも。

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2012年12月05日

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フリーライター・広瀬隆二は、元代議士から、自叙伝刊行取材の
条件に、失踪した娘の捜索を依頼される。

直後に何者かに襲われ、捜索から手を引くように脅迫される。
依頼の件はごく少数の者しか知らない筈なのに…。

結末の意外性と、相変わらずのキャラクター描写素敵です。

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2012年12月01日

Posted by ブクログ

恋人を事故で亡くし、ここ5年間をほとんど無駄に過ごしていた
フリーライターの広瀬が主人公。
代議士を引退した今井の自叙伝を書く仕事を受けた広瀬だったが、
その前に彼の失踪した娘、香奈を探すことに。

探し始めた途端に荒々しい妨害を受けるのだが、
久々のちゃんとした仕事であり、香奈が亡くした恋人に似ている
こともあり、途中で投げ出すことなく捜索を続けるのだが・・・


ちょっとわざとらしいくらいのハードボイルドです。
久々にそういうのが読みたくて手に取ったので、その点はいいのですが。

少しずつ少しずつ香奈に近づいていき、彼女が一体何を何のために
やってきたのかが分かり始めるにつれ、物語がとても面白くなる。
だけど、ラストはちょっとしぼんじゃった感じかなぁ。
なんだかあっけなく感じたのです。

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2012年11月04日

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