堂場瞬一のレビュー一覧
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警視庁のSCU(特殊事件対策班)という架空の部署に所属する八神警部補が主人公。
発足のきっかけは、社会が複雑化し、どこが担当していいかわからないような事件を捜査するためということだが、あまりいい評判は聞いてなく、1か月前に異動になったばかりの八神には、具体的な役割がはっきりせず、もやもや感を引きずりながら、上司の意味も理解できない指示のまま操作に携わる。
主人公のもやもや感は、読んでいる読者にもそのまま引き継がれたままなため、頁を繰る手も止まりがち。
しかし、このSCUのメンバーの個性が明らかになるにつれ、俄然面白くなる。
なかでも、部下からは”謎”と言われ私生活も明かさないキャップの結城。最 -
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シリーズ5作目。
前作でラストラインシリーズは読むのを止めようと思っていたのだが、あまりにも警察小説で読む者が無かったので、結局読んでしまった。
岩倉の宿敵でもあるサイバー犯罪課の福沢が遺体で見つかる。遺体には拷問された形跡もあり、犯人を追う為、岩倉は一人で捜査を進める。
捜査を進めるうちに、福沢の協力者であるライターも行方不明であることが分かり、失踪課の明神も登場。
電話だけであるが、高城の登場シーンも多く、シリーズのファンには堪らない展開だろう。
岩倉の性格の悪さは相変わらずだが、今回の犯人と言うより敵が「METO」と言う犯罪組織であり、これまでの堂場作品にはない展開で、思っていたよりは十 -
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ネタバレ時間が経とうと解決しない問題を抱えたまま
友、小島の息子の自殺の真相を突き止めるために
動き始める高峰と海老沢
2作目、動乱の刑事の終わり方はあれで良かったんだと思えた
自殺の理由は
汚職に関わったという自責、汚職を隠蔽するための自殺教祖によるもの
希望を抱いて飛び込んだ少年に待っていたのが汚い大人たちの世界
学生を終えたばかりの若者にはどれ程のギャップを与えたのだろうか
個人を守るために捜査する高峰と
守るべき国を正すために捜査する海老沢の
刑事であることよりも
もっと根本にある人間的な感情が溢れた言動が彼ららしかった
守るものは相容れないが
信じるものは互いだったのだろう
ストーリー