堂場瞬一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
フォローしている方の感想を読んで、手に取った一冊。
作者が得意とする警察×スポーツもののコラボ作。
広島の呉にあるとびしま街道を利用して行われるアドベンチャーレース。そのレースに参加する和倉を始めとする警視庁の4名。
しかし、スタート直前、和倉の妻子が何者かに攫われ、脅迫電話が和倉の元に。犯人の要求はコースの途中であるものを回収し、トップでゴールし、犯人に渡すこと。
果たして、和倉は過酷なレースをこなしつつ、犯人の要求に応えられるのか?
うーん…
アドベンチャーレースは、今は終わってしまった「クレージージャーニー」で知っていたので、レースの雰囲気自体は良く分かるし、その点だけを読むと面白い。
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Posted by ブクログ
イケメンでシングルファーザーの鉄が活躍する刑事もの第三弾です。
鉄は元々演劇を志していたというのが当初からの設定で有り、今回は古巣の劇団で殺人事件が起こる事から話がスタートします。
今回は息子は殆ど出ず、演劇仲間かつ容疑者である人々とのやり取りが殆どです。鉄と、今は亡き妻とのなれそめなんかも出てきます。
作中で言及していますが、見立て殺人みたいなものって現実では起こる可能性は非常に少ないので、ファンタジーの世界の話です。
いくら創作とはいえ、その辺の非現実感は堂場さんの中では無いなという感じだったんだと思います。
でもその吹っ切れなさがなんとなく見え隠れするというか、本作が中途半端な感じがする -
Posted by ブクログ
警視庁失踪課・高城賢吾シリーズのラストに向けて、酒浸りで底まで沈んでしまった高城賢吾が、遂に浮上する事となるシリーズでもキーとなる本作。
しかし小説とは言え、少女誘拐事件は胸糞が悪くなる。
やはり辛いけれども現実に向き合い、そして立ち向かわなければ、本当の意味で乗り越えることはできない。
そのための過程として、被害者家族が憎しみを向けるためにも、その矛先となる犯人を一刻も早く捕まえなければならない。
そしてクリスチャンであったとしても、犯人を殺してやりたいと思う事は必要なんだと。
悲しみの次に憎しみの時を迎え、そしてようやく大切な家族を失った現実を受け止めるフェーズに辿り着く。
果たして自分の