【感想・ネタバレ】鷹の系譜のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年12月09日

昭和天皇崩御の日に起きた殺人事件。捜査一課と公安一課、相容れないはずの組織が日本の転換点で密かに交錯し…。父の道を継ぎ鷹となった息子たちを描いた「日本の警察」平成編。

読み始めてすぐ主人公2人の名字に既読感があると思ったら、「動乱の刑事」等の主人公たちの息子たちの話だった。堂場瞬一は「小さき王たち...続きを読む」など、こうした大河小説が好きらしい。いろいろ突っ込みどころはあるけれど、ページを捲る手を止めさせないのはさすがだった。
(B)

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Posted by ブクログ 2022年08月24日

前3作を読んでいたので息子たちの成長が嬉しい。スーパードライの発売やポケベル時代の尾行なども時代の変遷を感じる。親父たちの域にはまだまだ達してないので次作に期待したい。

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Posted by ブクログ 2022年07月17日

昭和天皇崩御の日に起きた殺人事件。
公安絡みかと思われたが、内ゲバではないと判断し、捜査一課が動くことになる。

捜査するにつれ、明らかになってくる状況。
捜査一課の高峰と公安一課の海老沢の2人が、それぞれに活躍する。
安定感のある流れで、さらさらと読み進めることができたが、激しさやスピード感はなく...続きを読む、高揚感があまりなかったかなと思った。

彼らの父親もまた警察官でよく知る間柄であったことに終盤になって気づく。

そういえば、「焦土の刑事」「動乱の刑事」「沃野の刑事」3冊とも本棚にあった。
このころは、けっこうシリーズ物にハマっていろいろ読んでいたなぁと。

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Posted by ブクログ 2023年08月30日

物語の舞台は昭和から平成に変わる1989年。今から30年以上前のバブル華やかりし時代だ。
堂場瞬一は公安ネタも多いし、捜査一課と公安の確執といった話も警察小説ではよくある展開。
ただ本作は極左ネタが多く盛り込まれており、今読んでいてもピンと来ない感じも強い。「内ゲバ」とか若い人は意味が分からないんじ...続きを読むゃないかな…。
1989年は私自身も学生で、確かにキャンパスには学生運動の看板も一部残っていたような記憶もあるが、既にその頃から極左ネタは都市伝説的な扱いになっていた。
2023年現在も地下活動を続けている極左は存在しているのかもしれないが、ドラマ「VIVANT」にも出てくるように今の公安の主な活動は国際テロ対策なのだろうと思う。

警察小説はどれだけリアルさを読者に感じさせるかが肝心だが、本作は今読むと現実感が乏しく、中途半端な仕上がりになってしまった感がある。

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Posted by ブクログ 2022年10月10日

昭和の刑事(刑事・公安)シリーズの主人公たちの息子が主役の話。これもまた続きそうな感じ。時代は当然親の時代から遷って1989年、昭和から平成に変わった年。私らは日本にいなかったんだけど、それでも懐かしい。話は悪くはないけど、元々のシリーズもそんなに好きじゃなかったので同じかな?

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Posted by ブクログ 2022年08月28日

公安と捜査一課。
同じ警察でも水と油みたいなもの。
二つが混じっての捜査。
違いが面白いですね。
ただラストが物足りない気がします。

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Posted by ブクログ 2022年08月27日

昭和から平成への時代での、捜査一課と公安の二人が絡み合い殺人事件を追う一冊。時代背景が懐かしかった。スピード感はありませんが、1つ1つ丁寧に解き明かされていく展開はさすが。

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Posted by ブクログ 2022年07月04日

プロットもさほどでもなく、大学同期の捜査一課刑事と公安刑事の関係性はよいが、捜査協力の描き方が荒唐無稽な感じがして長さの割に面白さも今一つといったところ。。

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