阿部智里のレビュー一覧

  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

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    本編ではなかなか前に出てこない人たちの過去やサイドストーリー。

    一番最後の金柑のやつは、ヒヤリとするねぇ

    2024.10.26
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    2024年10月26日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    ネタバレ

    八咫烏シリーズ6作目は5作目の「玉依姫」の視点を変えた対の物語。
    六章からなる本作、四章までは前作の玉依姫と全く同じ内容の話を視点を変えただけで、さすがに結末の分かっている同じ内容の本を読むのはドキドキ感がまるでなかった。
    残り二章はそれなりに楽しめたが玉依姫と本作両方出す必要ってあったのか?
    人間、山神、烏それぞれの目線で描きたかったのだろうがそれは欲張りってもんじゃないかな。
    一冊で書ききれない心情など作者の気持ちはわかるがタネのわかってるマジックを見せられる読者はたまったもんじゃない。
    2冊をページ増やしてでも1冊にまとめてたらものすごく面白い本だったと思う。

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    2024年10月18日
  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

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    八咫烏シリーズ、外伝の2作目。
    8編収録されている。

    『楽園の烏』の雪哉がとにかく衝撃的だったけれど、雪哉が山内を楽園のような場所にしたいと拘った出来事のひとつが「かれのおとない」の中にあって、この外伝集の中では一番好きな作品。
    「はるのとこやみ」は浮雲と倫の関係がどう始まってどんなものだったのか、真相がはっきりとは明かされていない分モヤモヤもするし、浮雲に対しては嫌悪感しかないので、もしもこの作品でこの外伝集が終わっていたら、何とも言えない収まりの悪い心地だっただろうなと思うので、「きんかんをにる」はほっこり出来て良い。
    嵐の前の静けさ、なのかもだけど。

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    2024年10月16日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

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    八咫烏シリーズ5冊目。
    と言っても、本作は八咫烏シリーズの外伝的作品なのかな?と。
    現代と山内との繋がりが描かれ、なるほどね!と思いつつ、雪哉の成長を楽しみに読み始めたため、がっかり感がどうしても伴ってしまう。

    玉依姫と山神さま。
    信仰が薄れていく現代で、2人だけで寄り添えることは幸せなのかな。

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    2024年10月04日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    再読

    「ゆきやのせみ」は笑えました!笑
    基本八咫烏シリーズって暗かったりお堅かったりするけど「ゆきやのせみ」は面白かったなあ…
    クライマックスが特に最高。

    最終話、「わらうひと」は、ますほのすすき様とすみおさんの関係が少し良くなっていく話。
    このお話も好きだったな。最後の方、すみおさんの純粋な想いがますほ様に伝わっていくから今後が期待。

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    2024年09月29日
  • 猫はわかっている

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    最後のお話が好きかな

    猫は媚びたりしない 自分のしたいようにしている

    自分だったら どんな猫ちゃんストーリーを考えるかな

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    2024年08月31日
  • 妖し

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    ネタバレ

    10人の作家さんが描く怪異の短編アンソロジー。多種多様な怖い話。一体、どこからこんなアイデアが出てくるのかと驚きながら楽しみました。

    恩田陸『曇天の店』
    北陸の料理屋。開けてはいけない勝手口。フェーン現象がつれてくるカワケが人を狂わせる。ラストの夫婦の会話が不穏で、余韻たっぷりで終わる。

    米澤穂信『わたしキャベンディッシュ』
    バナナの種って貴重なんだなあ。シゲルはどんな味なのかしら。

    村山由佳『ANNIVERSARY』
    小2のときの儀式が35歳で効果を発揮?
    夫と息子と幸せに暮らしていたのに、少し違う世界で小2からやりなおし。新しい世界で新しい家族と幸せになっても、新旧、どちらも裏切って

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    2024年08月16日
  • 発現

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    ネタバレ

    2つの時間軸の話が交互に語られ、最終的に交わる構成が面白かったです。
    ホラーが苦手な人にはちょっと怖いかも。ホラー要素だけじゃなくて、精神的なプレッシャーも強いです。
    読み終わってからもたまに思い出してゾワっとするようなお話しでした。

    0
    2024年07月20日
  • 烏に単は似合わない(4)

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    えっ!? 何、まさかの急展開で
    いつからそんなことになってたの!?
    という4冊目の最終巻。

    一気読みさせてもらって大正解。
    思わず1巻目から読み返しました。
    あそこにも、ここにも伏線が。
    特に、あせびが長琴を見つけたシーン。
    あの音が聞こえてくるような美しい場面が
    ま〜さ〜か〜((((;゚Д゚)))))))

    女の戦い、怖かった。
    夏殿の凛々しさが際立った話でしたが
    私の推しは、真赭。
    「姫」気質のキャラ好きなんです。

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    2024年06月28日
  • 烏に単は似合わない(3)

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    真赭、受難やなぁ。
    今度は寝所に侵入した何者かが
    警備兵に斬首される。

    花嫁選びどこじゃなくなってきたというか
    そもそも若宮が全然顔を見せないし
    通いの文さえ、どの姫にも届かない。
    何の意図があって、誰が画策しているのか?

    最初から異様に入内にこだわっていた
    北の白珠の様子が少しずつおかしくなっていく。
    その理由がわかったとき悲劇が…。

    0
    2024年06月28日
  • 烏に単は似合わない(2)

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    四人の姫たちだけではなく
    それぞれお付きの女房たちもバチバチ。

    真赭、1巻は女王様モードだったけど
    子供の頃からの若宮大好きっ子さんなのが
    わかってからは可愛く思えてきた(*´∀`*)
    でも、あせびも同じように
    幼い頃、一度だけ若宮と会っている。
    いいねぇ、この王道的展開!

    しかし、真赭の着物を盗もうとした
    濡れ衣を着せられて
    あせびと懇意にしていた夏殿の女房が
    何者かに殺されてしまう。
    きな臭くなってきたぞ。

    0
    2024年06月28日
  • 烏に単は似合わない(1)

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    烏が人に変化する「山内」の世界。
    まるで日本の平安朝のようなそこで
    次期当主となる若宮の妃選びが行われる。

    集められたのは4つの家の4人の花嫁候補。
    四季の名を持つ寝殿を与えられた彼女たちを
    まずは東家の春殿・あせび視点で描き
    南家の夏殿・浜木綿、西家の秋殿・真赭の薄
    北家の冬殿・白珠のお目見えがあり
    若宮の妹・藤波や義母も姿を見せて
    さあ、これからどうなる!?の巻。

    原作読んでないけど
    コミカライズをお借りしちゃった。
    イメージしやすくて良かったかも。

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    2024年06月28日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    長束、今までは濃いキャラに囲まれてるせいか、ちょっと過保護だけど、常識人な大人だと思ってたけど、赤ちゃんだったか、、、(笑)

    今回は路近と翠寛の生い立ち話がメインで、なんだか外伝みたいだったな

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    2024年06月21日
  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

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    最後の金柑の話は良かったな
    後々の展開を知っている状態で読んだので、あんなにいい時もあったのに、、、って思ってしまった

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    2024年06月14日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    なぜこんなことになってしまったのか
    眺める角度が違うと、こんなにも想いは変わるのでしょうか
    シリーズ最初の本を開いたときには、あまり面白いとは思えなかったのが、2巻目からページをめくる手が止まりません
    山内と人間界と猿の世界と、皆関わりあっての話の流れに、目が離せなくなりました
    この、世界観は面白い
    次が待ち遠しいです

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    2024年06月05日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    ネタバレ

    金烏がこんなに簡単に亡くなるとは(ー ー;)

    彼の理想と願いが山内を狂わせたと思うのは、穿ち過ぎかもしれませんが、政を行うには狭量だったのかもな。

    不穏ばかりが並んでますが、とりあえず、続きを待ちたいと思います。

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    2024年06月05日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    表紙に騙された!長束は中心ではなく、主には長束に仕えることになった翠寛の過去を中心とした路近の話。
    まあ、確かにこいつは謎だったよな、と思うが、他の感想で見たように番外編でも差し障りはないと思える作品。
    最後で『楽園〜』の長束につながる記述があるので、そこは読んでおいて損はないかなあと思う。

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    2024年06月03日
  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

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    蛍が猿襲撃まで、白百合が追憶の烏まで、といったかんじ。
    正直読まなくても差し障りはない。このシリーズが好きなら、作中のキャラクターをより知ることができるようになる、という番外編だと思う。
    こちらは暗い話が目立つ。もしくは、本編とあまり関係がない話。ゆくゆくはつながってくるのだろうか?

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    2024年06月03日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    蛍が猿襲撃まで、白百合が追憶の烏まで、といったかんじ。
    正直読まなくても差し障りはない。このシリーズが好きなら、作中のキャラクターをより知ることができるようになる、という番外編だと思う。
    こちらの方が第1部の内容ということもあり、気持ち楽しく読めた。

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    2024年06月03日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    最後の澄尾の話が好き
    改めて言われると、確かにますほの薄のシリーズ初期から話が進むにつれての株の上り方がすごい。

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    2024年05月15日