中山七里のレビュー一覧

  • 作家 超サバイバル術!

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    医者で作家というのが憧れだけど、現実はそう甘くないよう。取材旅行して、ホテルのスイートルームに缶詰めで執筆なんて妄想か。

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    2023年04月05日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

    ネタバレ 購入済み

    面白い

    かなり考えさせられる。死ぬ権利。もし自分が同じ立場になったときにどう思うのか。多分読み手の心理によって180度かわるような作品だと思った。多くの人に読んでもらいたい。自分の死や大事な人の死を考えさせられる作品だった

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    2023年03月30日
  • 闘う君の唄を

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    ホントこの人どこから作品のネタ仕入れてるんだろう。
    “ほのぼのとした幼稚園での日常”なんて書くわけないと思っていたら、案の定シビアなストーリーだった。
    モンスターペアレンツとの対立や過去の陰惨な事件を扱う一方で、子供達との交流では温かい気持ちにさせられる。
    相変わらず面白かった。

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    2023年03月29日
  • 笑え、シャイロック

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    山賀さん、結城くんどちらも素晴らしいキャラクターです。
    回収不可能な案件をどのように回収するのか、楽しめました。

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    2023年03月18日
  • 越境刑事

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    中国のウイグル問題を題材にして、中国公安部と高頭警部との命がけのバトルが楽しめるミステリー。後半以降の敵地に乗り込んでの壮絶な展開は、007などのスパイ映画的ですらある。物語としての娯楽性も高いが、世界各地での人権侵害問題にも心をむけさせる一作。

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    2023年03月14日
  • アポロンの嘲笑

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    殺人事件が発端だが、その後の原発をめぐるハードボイルドな逃亡・突入劇がメイン
    描写がどこまで事実に基づいているのかは知る由もないが、震災で身近な人を亡くした人が多数おられ、どうなるか分からない原発の周りで日夜緊張を強いられた方々がおられたのも間違いないところであろう。
    野犬との対決や飢えとの戦いなどの描写が迫真的で凄い。結末は予想がつくからこそ、そこへの運び方が素晴らしいし、最後が変にだらだらしないのもよかった。

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    2023年03月08日
  • ヒポクラテスの試練

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    12ヶ月連続刊行企画第6弾は「ヒポクラテス」シリーズの最新作。
    第6弾にして一番の読み応え。

    2017年の作品だが、2020年のコロナ禍を予言していたかの様な内容に驚く。

    司法解剖で発見されたのは『エキノコックス』と言う名の蠢く虫。
    相次ぐ不審死の感染源特定の為にアメリカに渡る法医学教室の助教・栂野真琴とキャシー。

    少しずつ真相に近づいて行く気配にドキドキが止まらない。

    終盤で明かされる複数の残酷な現実には感染症の恐ろしさを上回る人間の愚かさを感じる。
    ひたすら口を噤ぐ都議会議員にも嫌悪。

    感染症と人種問題を絡めた秀作。

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    2023年02月16日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    12ヶ月連続刊行企画第4弾。

    心弾むポップな表紙に見惚れていると冒頭からショッキングな幼稚園襲撃事件。
    犯人は自らに覚醒剤を注射した仙街不比等。

    刑法第39条「心神喪失者の行為は、罰しない。心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する」を利用した犯行かと匂わせつつ、事態は意外な方向へ進む。

    仙街の取り調べ中に起きた殺人事件で窮地に陥る検事・天生の前に颯爽と現れた岬洋介。

    凛としてぶれない洋介の人間性に堪らなく魅力を感じる。

    蓋を開ければ想定内の犯人、動機もありがちなミステリーだが、魅力あるキャラと小気味良いテンポで楽しめた。

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    2023年02月15日
  • 魔女は甦る

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    ネタバレ

    「それなら僕だって魔女の末裔ですよ」そう語った桐生が惨殺される。あたかも中世の魔女狩りで八つ裂きにされたかのように。ミステリーだろうか、ホラーだろうか。

    「高度な科学は魔法と区別がつかない」と語ったのは誰だったろうか。魔女の末裔は、「人の心を支配する魔法、人を獣に変えてしまう魔法」を使ったのだろうか。あるいは、「メガビタミン理論:薬品による肉体と精神の改造を求め、先端の製薬技術」を使ったのだろうか。

    ときとして魔術は予想外の展開をもたらす。それが、「ヒートA」と「ヒートB」となる。理想のクスリと呼ばれていたハズなのに、…。自然界に挑戦するものは、科学者であろうと魔女であろうと、その限界を超

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    2023年02月11日
  • 作家 超サバイバル術!

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    中山七里さん、知念実希人さんの作品はよく読みます。

    これを機に葉真中さんの作品も読みたくなりました。

    作家が同じテーマで新人作家に向けたイロハを伝えています。全く同じ事を伝えていたり、異なる事を伝えていたり。
    結局良い作品をとにかく書き続けること、に落ち着いていますが、お金のことや出版社についても赤裸々に語っているので、作家業の裏側が見えて面白かったです。

    1番驚いたのはこの本のイラストや四コマ漫画を描いているのが、佐藤青南さんなことです。エンマ様シリーズ大好きです。多才な人だったんだなぁ。

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    2023年02月04日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    岬さんの司法修習生時代同期の天生検事が、幼稚園で5人殺した容疑者を検事調べ中に意識を失い、気づいたら容疑者銃殺されてて、殺害容疑で逮捕されちゃう。
    知らせを聞いた岬さんが昔した約束通り、天生検事を助けに来たお話。

    のっけから犯人逮捕に渡瀬刑事と古手川刑事、その事件を担当する天生検事。天生検事の事件を担当するのが岬さんのお父さん、ほんでもって犬養刑事に御子柴先生...って他作品の方達がまだまだ盛りだくさんに登場!

    天生検事が犯人でしかあり得ない状況をどのようにひっくり返すのか⁉︎
    結構あっさり笑(^_^;)

    あたしはすっごく楽しく読めましたが、七里先生の作品初読だと楽しいのかしら?(ー ー

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    2023年02月03日
  • 逃亡刑事

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    警官を殺した犯人が警察内部にいるとか、それを目撃した少年を保護するために主人公が逃亡するとか、映画「目撃者」を彷彿とさせる。

    悪者が徹底的に悪く、主人公が絶体絶命に追い込まれながら最後に大逆転する図式的は普遍的だが爽快。

    主人公を救出するために大阪のドヤ街のおっさんたちが警察署を迫撃砲で攻撃するとか、主人公が逃亡の手助けを暴力団に頼るとか弾けぶりも楽しい。

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    2023年02月02日
  • 翼がなくても

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    犬養刑事出てる!
    御子柴弁護士出てる!
    これで、面白くない訳がない!

    翼…なくても…ってなってるけど、今もあるんとちゃうかな。
    確かに、凄い事故して、翼がなくなったように見えたけど。
    また、違った翼を手に入れたというか、そういう物理的なものやない気がする。
    その翼を使える人は限られているのかもしれんけど、彼女は使えた!
    でも、使えるようになったのは、ある人の手紙かも…

    確かに、そんなの謝って済むことやないしな…
    でも、これはこれでツラい(T . T)

    御子柴さん、困った時は、彼女をよろしく〜

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    2023年02月01日
  • 騒がしい楽園

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    デジタルウーマン/悪の進化論/権利と義務と責任と/
    ガーディナー/エピローグ

    評価されやすい授業を目指す舞子だと思っていたのに、人情味のあることもわかって何だか嬉しかった。
    ただ 最後の事件はこの物語にどうしても必要だったのかなぁとモヤモヤしてる。

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    2023年01月25日
  • 作家 超サバイバル術!

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    中山七里・知念実希人・葉真中顕。新刊が出たら間違いなく読む小説家3氏共著の新人作家のための作家養成ギブス的エッセイ本。新人作家の裾野を考えると需要があるとは思えないので、外野の読書好き人種向けエッセイと思って拝読。3者のカラーが色濃く出ていて、佐藤青南氏の4コマ漫画含め(外野なので)楽しく読めた。まあ想像通りの内容ではあったが、やはり人気作家に大切なのは幅広いインプットと反面教師だということがよくわかった。プロ野球選手らと同じで大変だが夢のある職業なので、これからも面白い本を上梓いただけるよう期待しております(外野なので)。。

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    2023年01月25日
  • 逃亡刑事

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    単独で麻薬密売ルートを捜査していた刑事が、銃殺された。
    専従班として指名されたのが〈県警のアマゾネス〉と渾名で呼ばれている、身長180センチ、化粧っ気なし、独身。ショートボブで無駄に美人。
    千葉県警刑事部捜査一課警部、高頭冴子。

    その事件を目撃したのが、8歳の猛。

    猛の証言により、銃撃犯にたどり着いた途端に、警察殺しの濡れ衣を着せられた冴子は、猛と二人で、逃亡したところは、意外な場所だった。

    息もつかせぬ展開で、ようやく解決。

    冴子が猛に
    「一日も早く忘れろ」と言うと
    猛が
    「警察官になって、絶対また会いにきてやるからっ。憶えてろっ」

    猛が大人になつて、警察官になり、再会する場面が想

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    2023年01月23日
  • 翼がなくても

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    ミステリーというより、障害者スポーツを通した、主人公のスポ根の物語(笑)
    スポーツもののベタな展開には弱いんです。
    わかっていても、最後、熱いものがこみ上げます。
    さらに、本作は犬養刑事Vs御子柴弁護士。これまた面白い。

    陸上200Mでオリンピックを狙っていたアスリートの沙良は、幼馴染の泰輔の運転する車に轢かれ、左足を切断。オリンピックへの道が絶たれます。
    しかし、泰輔は謝罪もないまま、何者かに殺害されてしまいます。
    犯人は沙良?
    沙良の家族?

    目標を失った沙良ですが、パラリンピックに出場する目標を見つけ、レース用の義足を発注し、トレーニングを開始します。
    義足の費用はどこから?

    泰輔に

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    2023年01月14日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    前回にも登場した天生高春が登場。御子柴という弁護士などは他のシリーズに出ていたらしい。そのシリーズも読んでみたい。
    親と子の対決は見ものだった。

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    2023年01月03日
  • もういちどベートーヴェン

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    はじめてこのシリーズを読んだ。
    途中からの話だったが全く問題なく読み進めることができる。むしろなぜ岬洋介がピアノをやめることになったかそっちが気になって最初から読もうと思う。
    あと好きなセリフは「仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるか」というのが刺さりました。

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    2022年12月28日
  • セイレーンの懺悔

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    迷ったとき、わからなくなったときは、原点に立ち返る。すると、自分が本当にやり遂げたかったことはなんなのか、思い出すことができる。

    たかみさんは、こんな言葉を掛けてくれるいい先輩と一緒に仕事ができて幸運です。


    真実は水面には映らないんだなぁ、と、改めて想像力を働かせることの大切さを感じた

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    2022年12月27日