中山七里のレビュー一覧

  • ワルツを踊ろう

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    Uターンで田舎の閉鎖的な限界集落に住むことになった主人公が、自分の感性とスキルで村興しをしようと奮闘するが、ことごとく失敗して、最後に狂ったように惨殺するストーリー。

    自分自身の自己評価は、思い込みにしか過ぎない。主人公は、自分はエリートだと思い込んでるが、実際は、能無しでUターンするしかなかった落ちぶれ者。
    一番人を見る目がある人は、裏で上手に人を操る。
    最後のどんでん返しは、きっとそうだろうな、と予測がついてたものの、そうこなくっちゃ的な爽快感。(「嗤う淑女」で中毒になってるのかも)

    村八分は田舎に行けば行くほど実際にあって、余所者や新しいものを嫌う。閉塞感と運命共同体。それは本当にリ

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    2025年07月12日
  • 隣はシリアルキラー

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    フーダニット、或いは動機探し、どんでん返し、そういったものを期待してしまうといまひとつです。途中で少しずつヒントを与えてくださっていて、容易にわかってしまうので。
    そうではなく、人間ドラマを読む、となると、登場人物の細かな描写であったり、それこそ冒頭の擬音であったり、表現が上手な作家さんです。
    「カエル男」もそうでしたが、グロさだけでなく、その他の描写に目を向けて欲しいなと思います。
    というわけで一気読み。
    ☆3ですが3.5くらいかな。

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    2025年07月11日
  • 氏家京太郎、奔る

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    テンポがいいのでどんどん先を読みたくなった
    「小説」という強みを使った(よさを生かした)作品だと思った
    仮に映像作品だったら映せないし本人確認の杜撰さももう少しつっこまれるかもなって思ったので

    解決したあとあっさり終わっていく感じがちょっと寂しいかな

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    2025年07月11日
  • 鬼の哭(な)く里

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    終戦直後に閉鎖された村で起こった惨殺事件。
    時は令和のコロナ時代まで進むが、当時の惨殺事件の祟りとされる現象が今でも村で語り継がれ、実際に事件が起こる。
    祟りとコロナをうまく使ったミステリーで、窮地に立った人間心理や閉鎖された地域の鬱屈がよくわかる。
    サラッと読めて面白い作品。

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    2025年07月11日
  • 鬼の哭(な)く里

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    限界集落での昔の言い伝えとコロナ、よそ者問題などなど
    まぁ狭い世界で生きていると考えも狭くなっちゃうのかな
    自分も気をつけなければを学びとしよう

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    2025年07月09日
  • 作家刑事毒島の暴言

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    図らずも続けて作家が主人公になった内容の書籍を読むことになったが、昨今の出版界隈の悲哀が描かれていて時代の趨勢を感じさせてくれる。本書は作家探偵ものだが、結論にいく過程がかなり端折ってありサスペンス好きにはかなり物足りないかも

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    2025年07月08日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    もう7年くらい前になるだろうか。

    マッチングアプリで、ノリで電話した男の子が無類の読書家だった。

    付き合うなどは全くなかったが、飲みに行く前に本屋に寄って読みたい本を買っては、飲みながら本について語った。

    今はもう話すことはないが、SNSで生存確認はとれる。

    そんな彼が敬愛していたのは、中山七里さんだった。サイン本を買ったと連絡してくれたこともあった。

    彼曰く、賢い作家だと。
    知識量が多く、そのうえ自分の意見も述べている。
    だが押し付けがましくない。

    お前はこの事実をどう思う?

    と強く問われているような気になって抜け出せないというのだ。

    かくゆう私も、中山七里作品が好きだ。

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    2025年07月07日
  • 嗤う淑女

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    ネタバレ

    「カエル男」、「嗤う淑女二人」に登場した、蒲生満智留はこんなキャラだったのか。
    全く想像していなかった犯罪の手口に戦慄した。
    本書を読まないと、「嗤う淑女ふたり」で狙われた面々に対する伏線が十分に理解できない。
    それにしても、世界観が複数のシリーズで綾成していて、なかなか難しくもあり、面白くもある。
    最後にこの作家ならではの展開が用意されていて、期待を裏切らない内容だった。

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    2025年07月07日
  • 氏家京太郎、奔る

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    どんでん返しの帝王は今回はどんなカラクリを仕掛けてくるのか。
    御子柴ならクリアできたかもしれない仕掛けを、弁護士ではない鑑定人氏家京太郎はどうやって解決するか。
    いつもに比べて読み進めるのに時間がかかった。
    カラクリも意外ではあったがちょっと想定内だったかなー

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    2025年07月06日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    中山七里の小説主人公の中では比較的地味だが、仕事に対しての拘り方は中山主人公キャラに共通している。ただしスジを通しすぎて孤高なキャラが多い中では部下思いでそつのない性格のようだ。例に漏れず、他のシリーズの主役も脇役として多く登場する。残念だったのは割と早い段階でオチがわかってしまったことだろうか。

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    2025年07月05日
  • 氏家京太郎、奔る

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    SL 2025.7.4-2025.7.5
    シリーズ第2弾。
    わりと短めだったけど、よく作り込まれていて読み応えがあった。犯人は気持ち悪いー
    他の作品と同様、五百旗頭が登場したり、御子柴(だと思える人)のことが出てきたりで楽しい。

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    2025年07月05日
  • 彷徨う者たち

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    ネタバレ

    話としてはまあ面白かった。 が、いくら親身になっていたとしても、赤の他人の殺人を庇うかなと疑問。被害者の妹も天涯孤独に
    若歌が貢を利用したのも後味悪い おカネの為に別れた腹いせにもとれなくもないし
    それにしても苫篠さんはすごいな 頑張れ蓮田

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    2025年07月03日
  • ネメシスの使者

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    正直、最後の章を読むまでは中山さんらしいいつもの展開か〜と新鮮味をあまり感じてなかったけど、終わりがけのどんでん返しに驚かされた‼︎なかなか良い終わり方だった。

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    2025年07月03日
  • 境界線

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    ネタバレ

    オーディブルにて。

    東日本大震災での行方不明者の戸籍が売買された事件。震災を受けて変わった者、変わらなかった者。境界線を越える者、踏みとどまる者。
    家や家族だけでなく倫理観も変わる事件。

    1作目とはテイストが違って、少し後味の悪い作品かもしれない。

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    2025年07月02日
  • テロリストの家

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    公安のエリートがある日突然現場から新人でもできるような事務作業を押し付けられる。
    不満に思っていたら自分の息子がテロリスト容疑で捕まってしまい、公安としての自分と父親としての自分に苦難する話。

    そこまで話の起伏がないと思ったが、最後はそういうことだったかー!となった。
    また、家族感と仕事感、外国人労働、テロと、様々な問題を題材にしていて多少考えるキッカケになった。

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    2025年07月02日
  • ワルツを踊ろう

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     オーディブルで聴いたのだが、なかなか殺人事件は起こらず、著者の小説とは思えない転換が続く。終盤で主人公がワルツを踊るという虐殺行為が描かれている。この著者にかかると、どんな犯罪者であっても、読者と真理共有させてくれるとこりがすごい。

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    2025年07月01日
  • こちら空港警察

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    成田空港という日本の国際線の玄関となるとトラブルは日常茶飯事だろう。空港職員と空港警察の仕事ぶりには興味があったものの、ストーリーとしてはあまり印象に残るものはなかった。中山七里さんには切れ味鋭い長編ミステリー作家のイメージがあったが、こちらは連作短編になっており一つ一つのクオリティもまあまあという感じでインパクトには乏しかった。一見柔和な優男だが切った張ったも厭わない警察署長、仁志村も魅力的なのかそうでないのかよくわからず存在感抜群とは言い難いような。

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    2025年06月30日
  • 逃亡刑事

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    面白かったー!中山七里お得意のどんでん返しはありませんでしたが、そんな物は必要としないスピーディーで面白い展開で、終始飽きること無く一気読みでした。いくら何でもここまでの巨悪な隠蔽体質が警察に有るとは思いませんが、本当に警察大丈夫?!信じていいの?と疑心暗鬼になるお話でした。
    中山七里の各シリーズには、それぞれの登場人物が少しだけ顔を出すシーンが有るので、それも少し楽しみです。今回は御子柴シリーズの御子柴の名前だけ出て来て、オッ!と思いました。
    元々ヒポクラテスシリーズから中山七里作品をよく読むようになりましたが、その登場人物からの繋がりで、渡瀬警部のシリーズ~古手川刑事のシリーズと読み、そこ

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    2025年06月30日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    教誨師:刑務所で受刑者などに対して徳性教育をし、改心するように導く教誨を行う僧侶等のこと。らしい。まず教誨師という仕事があることを初めて知った


    同級生が死刑囚として収容されてしまう。
    学生時代に雪山で彼に命を救われた僧侶は、「彼は人を殺すような奴じゃない」
    と事件を調べ始める。解決の糸口が見つかった時、なぜか死刑執行が早まってしまう。

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    2025年06月30日
  • ふたたび嗤う淑女

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    ネタバレ

    相も変わらず巧みな話術で人を翻弄し次から次へと破滅に追いやるその手口はもう流石としか言いようがない。
    ただ逆に言えば手口が同じということは話の流れも同じなのと、今作は前作と比べるとFXだの不動産の土地売買だの選挙だのとやや専門的な内容が多かったのとで途中ちょっとだけ飽きてしまった…^^;

    でも最後の最後でやっぱり何かしらあるのが中山七里✨
    前回「野々宮恭子」になりすましたかと思ったら今度は全くの他人になりすましていたとは……恐るべし‼︎

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    2025年06月29日