中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Uターンで田舎の閉鎖的な限界集落に住むことになった主人公が、自分の感性とスキルで村興しをしようと奮闘するが、ことごとく失敗して、最後に狂ったように惨殺するストーリー。
自分自身の自己評価は、思い込みにしか過ぎない。主人公は、自分はエリートだと思い込んでるが、実際は、能無しでUターンするしかなかった落ちぶれ者。
一番人を見る目がある人は、裏で上手に人を操る。
最後のどんでん返しは、きっとそうだろうな、と予測がついてたものの、そうこなくっちゃ的な爽快感。(「嗤う淑女」で中毒になってるのかも)
村八分は田舎に行けば行くほど実際にあって、余所者や新しいものを嫌う。閉塞感と運命共同体。それは本当にリ -
Posted by ブクログ
もう7年くらい前になるだろうか。
マッチングアプリで、ノリで電話した男の子が無類の読書家だった。
付き合うなどは全くなかったが、飲みに行く前に本屋に寄って読みたい本を買っては、飲みながら本について語った。
今はもう話すことはないが、SNSで生存確認はとれる。
そんな彼が敬愛していたのは、中山七里さんだった。サイン本を買ったと連絡してくれたこともあった。
彼曰く、賢い作家だと。
知識量が多く、そのうえ自分の意見も述べている。
だが押し付けがましくない。
お前はこの事実をどう思う?
と強く問われているような気になって抜け出せないというのだ。
かくゆう私も、中山七里作品が好きだ。
知 -
Posted by ブクログ
面白かったー!中山七里お得意のどんでん返しはありませんでしたが、そんな物は必要としないスピーディーで面白い展開で、終始飽きること無く一気読みでした。いくら何でもここまでの巨悪な隠蔽体質が警察に有るとは思いませんが、本当に警察大丈夫?!信じていいの?と疑心暗鬼になるお話でした。
中山七里の各シリーズには、それぞれの登場人物が少しだけ顔を出すシーンが有るので、それも少し楽しみです。今回は御子柴シリーズの御子柴の名前だけ出て来て、オッ!と思いました。
元々ヒポクラテスシリーズから中山七里作品をよく読むようになりましたが、その登場人物からの繋がりで、渡瀬警部のシリーズ~古手川刑事のシリーズと読み、そこ