立花隆のレビュー一覧

  • 中核VS革マル(上)

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    戦後でも凄惨なリンチ・殺人があったことに衝撃を受けた。それにしても立花隆は良く調べたなあと感心した。

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    2021年08月08日
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

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    佐藤優が書店に並んでいるのをよく見るが、今まで手に取ったことはなかった。しかし、立花隆との対談であり、書籍の推薦書ということでどんな本を推薦しているのだろうという関心もあり、読んでみた。
    立花隆と同レベルの会話ができているし、進めている書物から推察するに、古典や歴史等に詳しい人なのかと思いきや、実務家だったからか、勝間和代や藤原正彦を進めているのには驚いた。立花氏が言うように、俗物過ぎ、他の推薦書と比べると明らかに温度差がある。しかし、氏が薦めるということで、ちょっと読んでみたくなってしまった。

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    2021年08月08日
  • 天皇と東大(1) 大日本帝国の誕生

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    明治政府による学問の世界への介入と学内における一部の政府への反発、現在の官僚はこの歴史に反映されて国民に向けて良き社会へと結実するか否か、不祥事ばかり続くのは非常に嘆かわしく、一人ひとりが諦観する術を模索するしか明るい未来はないと感じる。知識の量ではない、本質を見極める力が大切なのだ。

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    2018年09月26日
  • 青春漂流

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    自分のやりたいことを貫くこと。
    どんなに苦しくても、そうせざるを得ない何かが、心の中から涌き出てくる。
    成功するかしないかは、関係ない。

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    2018年04月03日
  • 知的ヒントの見つけ方

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    立花隆氏による「文藝春秋」の巻頭随筆をテーマごとに再編集した本。各テーマは信書で6ページ分ずつぐらいのボリュームなので、さらっと読んでいけます。その分、掘り下げ方は制限されるので情報量としてはそれほどではありません。
    テーマは生と死、歴史、科学、戦争、政治と多岐にわたり、立花氏の広い見識がうかがえる内容となっています。
    2014年~2017年にかけて書き起こされた文章で、政治については小池百合子氏の国政進出や森友学園の問題など今となっては事態の全体像が見えてしまっている事象について当時の立花氏がどういう見識を持っていたのかという視点で読むと興味深いです。
    安倍首相の進め方にきな臭いものを感じ、

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    2018年02月28日
  • 四次元時計は狂わない 21世紀 文明の逆説

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    日本の科学技術は超優秀。これらを利用するアイデアと投資が足りない?
    ・原子が見える自由電子レーザー「サクラ」。
    ・百億年に一秒しか狂わない「四次元時計」。

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    2017年10月11日
  • 臨死体験(下)

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    著者が検証をすればするほど著者自身が混乱していくが、そもそも検証できる類のものではないのだから当然の帰結。死後の世界の有無は現在の人間の科学力や言語力では検証も説明も不可能で、一部の超能力なり臨死体験をした人だけが感覚的に信じられるもので、死はそれほど遠い先にあるということ。

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    2017年07月28日
  • 臨死体験(上)

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    ユングが見た地球とか、生まれる前の赤ちゃんがベッドに並んでいる様子とか、自ら心拍を止める男とか、何冊も小説が書けそうなネタがぎっしり詰まっている。
    キルデ医師の「死は存在しない」の和訳は出版されていないようで残念。UFOとかスピリチュアル・ワンネスみたいな話などどこまで付いていけばいいのか不安になった。
    ゴダール峠の事故でナンバーを記憶して会いに行くというケースは体外離脱の有力な証拠だろう。

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    2017年07月19日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

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    いきなりチューブワームが来て、極限生物の話がありながら、その次の話が「光合成ができなきゃ」みたいな意見を持ってくるってどうなの?と思った。
    まあ全体的に興味深い話ばかり。地球外生命の話は実に夢があってよろしい。

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    2016年07月09日
  • 臨死体験(上)

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    もっと具体例があると思ったが、かなり理論的に書かれていて読むのに時間がかかった。
    私も全身麻酔の時に夢を見ていたので、興味深いものがあった。

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    2016年05月01日
  • 読む力・聴く力

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    空模様で明日の天気を「読む」ように、鼻や気が「利く」というのも、全身で対象に対して耳をすませるーー「聴く」ことであるように、網膜がとらえたもの、鼓膜がとらえたものは脳で総合的に処理される。
    そうして、それらは、「理解」に結びつく。

    そこにみえる、ある、そのものの向こう側にかすかにかがような何か。
    言葉というころもをまとう前の何か。

    立花氏が表層に、谷川氏が中層に、河合氏が深層にいるような印象だが、詩もこころも魂に近く、それらは洪水のような知識を浴び思考することで豊かになる。

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    2015年11月29日
  • 読む力・聴く力

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    ビッグスリーの鼎談というところでしょうか。
    立花隆の圧倒的な読書量に対して、河合と谷川がどのように攻勢するかが見もの。

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    2015年11月08日
  • 解読「地獄の黙示録」

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    本作が完成に至るまでいかに混乱していたのかについて紹介しながら、難解と言われる後半部分においてコンラッド『闇の奥』、フレイザー『金枝篇』、そしてエリオット『荒地』が直接的に引用され、挿入曲であるドアーズの「The End」の歌詞がその内容と関連していることを紐解いた解説書。あの印象深いマーロン・ブランドによるカーツ大佐は、脚本も固まってない段階での即興演技が大半というのは驚かさせられる。また主論ではないが、字幕がオリジナル版と特別完全版でほぼ別物といっていい程差し替えられていることを補足で知って苦笑い。

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    2015年03月21日
  • 四次元時計は狂わない 21世紀 文明の逆説

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    ○○を得ることが出来れば世界が変わる、という論調のドラクエ的な単調さは、本来あまり共感できないのだけれども、「四次元時計」や「核融合」など本書で紹介される革新的アイテムがもたらすであろう大変化には、牧歌的幸福を感じる。軽く読める、科学読み物。
    1908年にツングースカに落ちた隕石が、あと4時間遅れて落ちていたらサンクトペテルブルグを直撃し、ニコライ2世が死んでいた、というようなモノの見方の面白いコツを授けてくれるのが、立花隆の本の良さだ。

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    2015年01月24日
  • 四次元時計は狂わない 21世紀 文明の逆説

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    2015.01.10 立花隆氏の本は、何を読んでも刺激を受けます。少し日本の未来の明るさを感じることができました。テクノロジーはすごく進化している。

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    2015年01月20日
  • 四次元時計は狂わない 21世紀 文明の逆説

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    氏の取材や分析姿勢については、賛否両論あるようだが、この歳になってもなお、最先端科学から宗教、歴史に至るまで、様々な分野に顔を出し続ける好奇心と行動力と知性には頭が下がる。
    それぞれの問題に対する視点や情報もユニークで、柔軟な思考の手助けをしてくれると思われる。

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    2014年11月17日
  • 読書脳 ぼくの深読み300冊の記録

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    立花隆という人の一端がわかる本である。そして世界が広く面白くなる本である。とにかくエッジがきいている。
    彼はテレビでたまに見かけるが、正直あまり好きではなかった。なんか偉そうだし。(^_^;)しかし、この本から分かったのはとにかく知識が豊富な事である。
    後半の書評ではその知識を活かし、幾つかの本にはダメだしをしているがすごい。その本だってそれなりの人が書いているはずなのだが、元々の知識量はそこらの専門家では歯が立たないのだろう。
    世界とはその人の知識で大きく変容する。知識が世界の広さと深さを決める。この本で分かるのは、筆者の興味の広さと懐の深さである。偏りはあるにしても守備範囲が広い。興味はも

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    2014年03月08日
  • 読書脳 ぼくの深読み300冊の記録

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    パックス・モンゴリカ
    パックス・ブリタニカ
    特捜検察vs金融権力
    ウィニー 情報流出との闘い
    低度情報化社会
    盗聴 二・二六事件
    女王たちのセックス
    偽書「東日流外三郡志」
    石油の呪縛と人類★
    北朝鮮のエクソダス
    ヒトは食べられて進化した
    合衆国再生
    大統領への道 ヒラリー
    カーブボール
    ブルースとイカ
    会長はなぜ自殺したか
    エリア51
    三重スパイ

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    2014年01月13日
  • 読書脳 ぼくの深読み300冊の記録

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    本棚や読書ノートと言うのは、その人の頭の中がよく分かるものだ。
    こんなにたくさん本を読んでいながら間違った思想をするんだという一種驚きもある。
     例えばP177、1行目「ヒロシマ、ナガサキの原爆がなければ、日本は本土決戦に突っ込んでいただろう」という記述。

    公称20万冊の読書量とは思えない浅はかさ。若しくは至高のバイアスがかなり左に傾いてる人か??

    とは言え確かに面白い本もあったので、参考にさせてもらいました。

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    2014年01月02日
  • 青春漂流

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    11人の若者たちへのインタービュー集。

    紹介されている若者たちは皆一度は人生で挫折し、一寸先は闇という状況になるけれど、それぞれの目指す道が決まるとその道をただひたすらに進んで行き、その道の達人になっていく。

    そのひたむきさに一種の感動を覚えました。
    でも自分自身の状態とは違った道を歩んだ人たちなので、その人たちとの違いに焦りを感じたりはしないです。

    なんかいつもの立花節がなくてちょっと物足りないカンジ。

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    2013年10月23日