立花隆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
生物学者や天文学者が集まったシンポジウムを土台にしたアンソロジー。「9の論点」とあるが、論点がはっきり9つあるんじゃなくて9人集まったから「9の論点」にしたみたい。
どちらかといえば物理学者に地球外生命肯定派が多くて、生物学者に否定派が多いらしい。しかし系外惑星が次々と発見されたり、太陽系内でも生命が存在しうる環境が見つかったりする中で、徐々に肯定的な見方が増えてきて、学問として成立するようになった。でも、まだ知的生命の存在までは簡単には考えられない。
フェルミのパラドックス:広大な宇宙には知的生命が他にもいそうなのに、誰も人類にコンタクトしてきていないのは何故か?
電波で何光年もの距離を -
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Posted by ブクログ
立花隆氏による「文藝春秋」の巻頭随筆をテーマごとに再編集した本。各テーマは信書で6ページ分ずつぐらいのボリュームなので、さらっと読んでいけます。その分、掘り下げ方は制限されるので情報量としてはそれほどではありません。
テーマは生と死、歴史、科学、戦争、政治と多岐にわたり、立花氏の広い見識がうかがえる内容となっています。
2014年~2017年にかけて書き起こされた文章で、政治については小池百合子氏の国政進出や森友学園の問題など今となっては事態の全体像が見えてしまっている事象について当時の立花氏がどういう見識を持っていたのかという視点で読むと興味深いです。
安倍首相の進め方にきな臭いものを感じ、 -
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Posted by ブクログ
河合隼雄と谷川俊太郎かー。
読みたい!と思って、さささっと読んだはずなのに、レビューを残していなかったので今更に。
「読む」「聴く」という、人の意識的な受容について、なかなか興味がある。
「見る」ではなく「聞く」でもない。
そこには、何かを受け取ろうとする人の姿勢のようなものが感じられる。でも、私は一体何を「読み」、何を「聴け」ばいいんだろう?
時々、その当たり前が当たり前でなくなるときがある。
『人類に共通な巨大な頭脳みたいなイメージがインターネットにあり、その頭脳を共有できる時代だということはよくわかるんですが、そのとき、頭脳を入れている体はどこに行ったのという疑問がどうしても拭い去れ -