立花隆のレビュー一覧

  • 東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論

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    ネタバレ

    古本市場で購入。
    立花隆氏の著書を読むのは2冊目だった。著者自身、2度も東大を卒業している立場であり母校への愛情を込めた叱咤激励のようにも見えた。
    日本の大学は専門教育に力を入れ、教養教育(著者のいうリベラル・アーツ)は壊滅状態であるが、大学というところは本来、教養や自己学習の方法(これも教養のうち)を身につける場であると、指摘している。
    もっとも大学時代には遊んでばかりで、本書に記載の内容レベルにぜんぜん至っていない生活を送っていた私にとっては、耳の痛い話が多い。社会人になってからは、いろいろなことを知りたいと思い、読書をする機会が学生時代より多くなったので、著者のいってることに同調できるこ

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    2013年03月09日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

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    地球外生命体の存在につき生物学者は否定的に天文学者は積極的に確率を計算。ドレイク方程式がこんなに使われる式だとは。。

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    2013年01月05日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

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    天文学者や物理学者は、宇宙のあまりのスケールに存在を疑う特別な理由を見出さず、一方生物学者は生命の神秘さに魅了されるあまり存在を疑う。
    かつては口にだすのも躊躇うようなアヤシイものだったのが、現在では地球外生命を科学的な対象として扱うのにタブーとはされなくなった。
    私自身は、実感すら持てない途方も無い宇宙のスケール的に、敢えて否定的になる理由を持てないので、多分いるだろうと思っているが、やはりちゃんとしたデータと推論で議論できるようになってきたのが面白い。まぁプリミティブなカタチでの生命はどこかにはまずいるんじゃなかろうか。
    問題は、知的な生命がいたとして、わざわざ膨大な労力(エネルギー)を使

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    2012年07月01日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

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    まあ、こんなもんかな?
    あんまりは期待していなかったけど、そのとおりであった。
    共生とコモノートは比較的良かった。

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    2012年06月24日
  • 東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論

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    教養とは何かについて簡単に答えてくれる訳ではないが(そんなものは分からないのかも知れないが)、教養がいかに大学生、東大生にとって重要なもので、それは授業だけでは得られないものであるということを改めて学べる一冊ではないか。授業だけでは得られないというのは、課外活動をすればいいというものではなく、自学自習するということである。

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    2012年01月12日
  • 臨死体験(下)

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    臨死体験者へのインタビューと,様々な研究者へのインタビューを基に,臨死体験という現象に迫る。体外離脱,トンネル体験,神々しい光や,死んだ人たちとの出会い。そのような要素体験で構成される臨死体験は,脳内で起きている現象なのか,それとも現実に体験していることなのか。その解釈をめぐって,膨大な資料とインタビューから,吟味を重ねていく。時には現実体験説を擁護し,時には脳内体験説を支持する。最初から結論があったり,自らの信念や思想に沿うよう物語が構成されていたりはしないので,読み進める中で筆者の思索を追体験できるのが面白い。

    さて,そのような思索を重ねた末に筆者が出した結論は,現時点では,脳内体験説に

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    2012年01月12日
  • 文明の逆説 危機の時代の人間研究

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    このままの勢いで情報量、知識量が増加していった場合どうなるのだろう。小学生が相対性理論を学んじゃうような日が来るんだろうか。様々な限界を技術で乗り越えてきた人間文明。自然のそして、人間の有限性もまだまだ乗り越えられて行くのだろうか。

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    2011年12月28日
  • 東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論

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    大学論や教育論と絡めながら,教養とは何ぞや,と読者に鋭く語りかける良書。

    本書を読むと,いかに自分の受けてきた教育が偏ったものであったかを思い知る。教養を高めることをないがしろにする教育システムは,将来の日本国民の知的水準を押し下げ,ひいては国際競争に勝てなくなる,そしてそうした教育方針を現場に押しつける文科省が存在し続けていることに恥すら覚える,というのが立花氏の見解だ。

    私自身の大学学部時代を思い起こすと,立花氏が糾弾の対象とする無教養な学生像に当てはまってしまい,後ろめたい気持ちもしたが,何より本書が素晴らしいのは,人類の知的資産の相続人たるべき「教養人」を目指すモチベーションを与え

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    2011年11月08日
  • 臨死体験(下)

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    2011 05 12
    老いと死は必ずやってくる。だからこそみんなの興味の対象。いつまでも子供みたいな人でいたい。

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    2011年09月04日
  • 臨死体験(上)

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    2011 05 10
    やっぱり科学でも説明できないことがこの世にはあるんだ。しかも宗教や文化を超えて共通の映像イメージを持っている。死を恐れなくなる姿勢は羨ましい。

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    2011年09月04日
  • イラク戦争・日本の運命・小泉の運命

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    今さらながら読んでみた。
    今さらながら勉強になった。

    イラク戦争時のマスコミは政府広報的な報道しかしなかった。
    今の震災•原発報道でも同じだろう。

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    2011年09月03日
  • 臨死体験(上)

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    こういうジャンルはやはり抵抗がある。

    読めば面白いのだが。

    オカルトなイメージはマイナスだと感じた。

    サイヤ人の強くなる方法って…とちょっと連想した。

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    2011年03月16日
  • 臨死体験(上)

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    いやー、長かった。上下巻。読み終わりました。

    一番感動したのは、立花隆さんの執念ですね。この本の中にも書かれていましたが、知的好奇心が止まらない方のようです。ものすごい取材と研究と勉強・・・。この本だけじゃないですが、いろんなテーマでこのような本を出されています。私もまとまった本を書いてみたいと思ってましたが、私自身も知的好奇心が止まらないタイプなので、出来ることなら、立花さんのように何かにはまりまくって研究して、それを本にするというようなことをしてみたいなぁ・・・。しかし、仕事をしながら片手間でやるのは無理・・・とは言いませんが、なかなか辛そうです。

    で、臨死体験についてですが、立花さん

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    2011年03月04日
  • 臨死体験(下)

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    まだまだ謎に満ちている。ただそう思います。
    しかし体験者の言う通り、生きることそのものを大事にしてゆきたいですね。

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    2010年12月29日
  • 臨死体験(上)

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    ジャーナリスティックに臨死体験について述べられています。
    臨死体験というと、オカルトめいてうさんくさいイメージも多く挙げられるだろうが、証言者にとっては事実を述べているにすぎない(はず)。でも、その事実がまた不可思議。それが脳によって起こされた事象なのか、それとも実際に「魂」が抜け出たのか……。

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    2010年12月29日
  • 臨死体験(下)

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    タイトル通り臨死体験を検証した本。
    内容としては上下ともに充実しており、様々な角度から論じられている。体験者からのインタビューに始まり脳神経学の見解、または擬似臨死体験を著者の立花隆氏自身が体験するといった形で多岐に渡っている。
    著者自身は最終的に臨死体験とは脳内現象といったほうが無難で、ただ科学で証明できないようなことも存在するという立場で結論づけている。
    私自身読後の感想としては、おもしろいという一言につきそうだ。本文にもあるが、やはり現在の科学ではまだまだ人体の神秘や脳の複雑なメカニズムははっきりとわかっておらず、臨死体験は脳内現象であるとはっきりいえない。わからないからおもしろいという

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    2011年05月24日
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

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    政治や国際関係、官僚の裏話などがおもしろかった。取調室で検事を助けてやりたい気持ちになるという話は、恐ろしい。
    2人がお互いに相手の話を引き出そうとしている雰囲気が伝わってくる。対談の本も意外に面白いと思えた。

    <読んだ本>
    古代文明と気候大変動(ブライアン・フェイガン)

    <関心をもった本>
    断る力(勝間 和代)
    読書について(ショウペンハウエル)
    打ちのめされるようなすごい本(米原 万里)
    入門!論理学(野矢 茂樹)
    宇宙をかき乱すべきか(F. ダイソン)
    パワーズ オブ テン(フィリス・モリソン、フィリップ・モリソン)
    元素111の新知識(桜井 弘)
    生命を捉えなおす(清水 博)
    二重

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    2018年10月31日
  • 中核VS革マル(上)

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    上下巻、かなり難しいですが。そこんとこどうなってるの?何があったの?聞いたことあるけどあの人たちって結局なんだったの?と気になる人は一度読んでみてください。2003年8月読

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    2011年07月16日
  • ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊

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    タイトルが長過ぎて、他人に紹介できません。
    立花隆の書評。更に続編。
    より書評も詳しくなり、読むと雑学的な知識にもなります。
    もちろん彼の推薦本を読むのが一番ですが、この本の書評を読んだだけでも勉強になります。小説やノウハウだけでない本の世界の広さや奥深さに触れてみたい人向け。タイトルが長すぎて、且つ言葉にするのが恥しい。書店で買うのは問題無いが、他人には推薦しにくい感じ。

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    2010年08月27日
  • 文明の逆説 危機の時代の人間研究

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    知的好奇心を刺激する作品
    情報量といい、内容といい立花さんの本のなかでも読みやすい作品であると思います。

    ・もっとも洞察が深いのは序論です。
     立花さん独特の視点で、現在という時を超えて、過去の膨大な人類の歴史と情報を俯瞰したうえで、今と未来を分析している視点が、独特の説得力を持っています。

     ある組織の成功要因が、時がたてば衰退要因となるというのは、いまや定説的ですが、1976年の段階で、文明においてさえ適応されるということを説いています。

    ・第3章以降は、いくつかの内容を並列的に記載しており、統合した分析をしているという形式ではないので、序論ほどの面白みにはかけます。

     

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    2010年06月30日