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かつては高揚する学生運動をささえていたはずの中核と革マル。だが、果てしないその対立は、鉄パイプによる内ゲバ殺人へとエスカレートしていった。世界の社会運動の歴史においても稀にみる激烈で凄惨な両派の内部抗争の局面を、戦後の学生・労働運動の流れに遡って詳細に跡づける衝撃の実態レポート。
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Posted by ブクログ
上巻に引きつづいて、中核派と革マル派の血みどろの応酬劇についてのレポートがなされています。
両者がこれほどまでに厳しい対立関係にいたった理由についての著者自身の考えは、すでに上巻で語られており、本巻ではおおむね事実関係を追いかけていくことに終始している印象です。
なお末尾に近いところで、両派に加えて公安という第三項を加えなければ事実の全体像を明らかにすることはできないとして、著者自身の考えをまじえつつ公安が両派の抗争にどのようにかかわっていたのかということを論じていますが、この点については著者の取材の中心的な対象とはなっていなかったようで、抽象的な内容にとどまっているようにも感じられました。
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