森まゆみのレビュー一覧

  • 京都不案内

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    少し興奮して饒舌に過ぎるような気もするがそれも森さんの特徴であるし、京都のあっちへ行きこっちへ行き、あの人に会い、この人に会いでいろいろ読めるのはよいとおもった。

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    2025年02月16日
  • 彰義隊遺聞

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    西の新撰組・東の彰義隊として、佐幕の忠義に殉じた武士たちの残光は、新撰組が多くの注目を集める一方で、彰義隊はわずか半日で壊滅した烏合の衆という評価になってしまっている。しかし旗本・御家人といった幕臣身分が中心の彰義隊は、人物としての魅力に溢れた隊士がたくさん存在しており、その足跡を辿ると数奇な運命を辿っていることに行き着く。

    新一万円札の顔となった渋沢栄一は、欧州視察に行っていなければ彰義隊に参加していた可能性が高く、賊軍の汚名を着せられたならばここまでの栄達はなかったのではないか。実際に彰義隊のリーダーとして従兄の渋沢成一郎がおり、また義弟の渋沢平九郎はこの戦争で亡くなっている。それ以外に

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    2024年08月13日
  • 聞き書き・関東大震災

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    防災まとめ
    1、いつどこでどんな地震が起きるかは予知できない。
    2、しかしどのくらいの確率で来るかは予測できる。
    3、一つ大きな地震が来たら、連続して地震が起きる可能性がある。
    4、新耐震以降の建物は関東大震災級が来ても壊れないから、すぐに逃げなくてよい。
    5、地震には必ず余震がある。ぐらっときたらまず身の安全。頭を保護する。
    6、車で逃げてはいけない。
    7、新耐震以前の建物の人と、周辺で火災が発生した人は近くの緊急避難所へ。
    8、家が壊れたり焼けたりした人、住み続けられない人は、避難所へ。事前に、緊急避難場所と避難所の場所の確認。
    9、家にとどまるために、一週間分の食料と飲料、常用薬、携帯ト

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    2023年12月12日
  • 子規の音(新潮文庫)

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    とても読みごたえがある一冊でした。
    作者が子規が辿った道を訪れていて私もやってみたいなと思いました。時代が流れ、まだその場所に残ってる店があるのはとてもありがたいですね。

    病床の子規のもとにいろんな人たちが訪れ、看病し、句会したりしてるのは当時の病気の観点から言えば近寄りたくないのでは?と思いましたが人柄なんでしょうか。色んな人に支えられ、また影響を与え、必死に生きた子規。子規の周りはとてもあたたかい。

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    2023年02月09日
  • 伊藤野枝集

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    伊藤野枝が書いたものを随筆、雑誌に載せた意見、大杉への手紙等を集めたものである。森まゆみのあとがきでの伊藤野枝の経歴の説明がないと始めた読んだ人はよくわからないであろう。
     面白く読むためには瀬戸内寂聴の小説の方がストーリーが整理されていてわかりやすいが、この本の方が簡単に読むことが出来る。
     100分で名著のジェンダー特集で紹介されていた本の1冊である。瀬戸内寂聴の小説を読んだ後で、この本を読んだ方がわかりやすいと思われる。

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    2023年01月26日
  • 子規の音(新潮文庫)

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    読み応えのある一冊だった。

    森さんの『鴎外の坂』が大好きだ。
    見ることのできない明治の街並みが浮かび上がるような文章に強く惹きつけられた。
    「逝きし世の面影」を見るというか、幻の明治の東京を幻視するかのような体験だった。
    その後、『千駄木の漱石』も読んだ。

    本作も、この人のそういう系統の仕事なのだろうと思った。
    ただ、『子規の音』というと――病床の子規が町の音、家の中の音に耳を立てていたことを句の中に見つけていくような内容か?と予想ができてしまう。
    明治期の東京のサウンドスケープを再現するということなら面白いだろうけれど…。

    予想がある程度当たったのは事実だ。
    が、この本は、子規の生涯を

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    2022年11月06日
  • 「五足の靴」をゆく

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    この作者、5人の辿った道を外れて好き勝手にその近くの知り合いやら行きたい所に行っている。そのやりたい放題が面白くもある。

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    2022年07月11日
  • 昭和・東京・食べある記

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    昭和から続く有名無名の名店を巡る食紀行。コロナ禍にめげずにがんばる後継者たちへのエールともなっている。

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    2022年07月01日
  • 昭和・東京・食べある記

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    昭和の東京に生まれ育ち、地域誌「谷中、根津、千駄木」を創刊した著者が、子供のころから今までに記憶に残る懐かしいあの店、行ってみたかったこの店を、わが脚と舌を使って巡る「食紀行」。

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    2022年06月20日
  • 聖子――新宿の文壇BAR「風紋」の女主人

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    画家だった父親林倭衛の人生やその周りのアナキストや画家たちのことを追った前半が特に面白い。林聖子さんから見た辻潤やその息子まこと氏の人生などわずかでもこうやって記録が残るのはありがたい。太宰の死の捜索に聖子さんが深くかかわっていたこと、山崎富栄について冷ややかに見ていることも興味深かった。
    二十歳そこそこで両親の葬儀を取り仕切り、経済的に余裕がない中でも一緒に暮らしていた恋人とその女友達の生活まで一手に引き受けたとは、度量が並外れている。太宰に、唯一気のおけない女友達として信頼られていた母親の血だろうか。

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    2022年03月22日
  • 夜更けのおつまみ

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    まさに夜更けにお酒をちびちびと呑むように、ちびちびと気分が良い夜に読んでいたら結構時間がかかったけど好きな本でした。このシリーズ、他のも読んでみたい。生活感が満たされる。

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    2021年06月10日
  • 夜更けのおつまみ

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    原稿があがった後の枝豆とビール、秘密のレシピでつくる肴、大切な人との一皿…。31人の人気作家がおつまみにまつわる思い出を語ったエッセイ・アンソロジー。『asta*』掲載を文庫化。投稿コンテスト大賞受賞作も収録。

    いろいろ試したくなるおつまみ。

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    2021年04月03日
  • その日暮らし

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    2000年に出された森まゆみの自分の暮らしを題材にしたエッセイ集。20年前を読み返してみるとなんとこの間に世界は変わってしまったことかと思う。森とわずかにしか年の違わない私も都市の道路がまだコンクリートに覆われていない時代を知っている。道端のよもぎやつくしを採って母に料理してもらったこともある。しかし今こんな話は、30歳以下の人にはきっと何百年も前のどこか別の世界のことのように感じられることだろう。そしてスマホ、ITの普及と原発事故。こんな決定的な事件が起こり、今コロナ感染症で人々は慣れ親しんだワイワイガヤガヤより集うことができなくなっている。いつかはこの感染症は終息するだろうが、世界の人々の

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    2020年09月20日
  • 夜更けのおつまみ

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    ブレイディみかこさんのイカのお話めっちゃわかる…透明じゃないとイカの刺身じゃない。
    下戸なのですがおつまみは好きなので楽しく読みました。
    簡単なレシピもちょいちょい書かれているのもいいです。森まゆみさんのと水生大海さんの…やってみよう。
    なとりの一度は食べていただきたいシリーズはほんと美味しいです。
    茜やさんは行ってみたいなぁ。。
    お酒呑める方が楽しそうだとつくづく思いました。

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    2020年08月23日
  • 夜更けのおつまみ

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    知ってる作家、知らない作家が目に浮かぶようなおつまみレシピを紹介。
    ほぼ5ページにその時の情景と共に出されるおつまみは、ささっと作られたもの、買ってきたものと様々。呑める人も呑めない人も共通してるのは「おつまみが好き」。
    たまらず途中からビールを開けました。
    さて、おつまみ何にしよう?

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    2020年06月01日
  • 伊藤野枝集

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    栗原康の評伝が文庫化された時期でもあり、伊藤野枝自身の文章を読んでみたいと思い手に取った。厳しい家庭生活の中で、青鞜の編集を引き受けた決意表明、社会の不合理な因習や束縛に対するストレートな批判、その、何物にも捉われない真っ直ぐさが、文章に現れている。創作、評論、大杉栄との書簡と、短いけれども人生を駆け抜けた野枝を象徴するセレクションになっている。

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    2020年05月24日
  • 千駄木の漱石

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    千駄木時代の漱石、というと、ロンドン留学後、『吾輩は猫である』や、『坊ちやん』、『野分』を書いたころらしい。

    千駄木のその家は、鴎外兄弟も住んだ家だという。
    ということは、今は明治村にあるあの家ということか?

    さすがの森まゆみさんで、明治のころの街の様子、借家事情、経済生活など、細部まで調査されていて、そのころの漱石の様子が今までよりクリアに伝わってくる。

    かつてであれば、偉大な文豪、弟子たちに慕われ、漱石人脈を形成した偉人のイメージがあった。
    近年は鏡子夫人の立場からのドラマや書籍も多く、家族からすれば厄介な人という側面もクローズアップされている。
    本書は、そのどちらにもバランスよく目

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    2018年12月01日
  • 楽しい縮小社会 ──「小さな日本」でいいじゃないか

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    森まゆみさんのことは注目していたけれど、この本で初めて松久先生のことは知った。「縮小社会」を想像するヒントはもらえた。さらに具体的に実現に移していくためにはどうしたらよいのだろう?

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    2017年12月10日
  • 東京老舗ごはん

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    ネタバレ

    写真ありませんが、美味しい。
    が、伝わってくるエッセイ。

    さりげなく老舗の歴史。人と、なりも。
    で、ぐっと、親近感。行きたく呑みたくなります。

    行ったことなくて。気になるのは

    銀座よし田 コロッケそば⁉︎
    浅草米久本店
    浅草どぜう飯田屋
    神田司町みますや
    神保町ランチョン

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    2017年08月29日
  • 千駄木の漱石

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    漱石が帝大で講師をしながら小説を書くことをはじめた4年間の千駄木時代の話。"根は真面目な人"ー漱石、弟子に優しく、ユーモアのある手紙数々。
    漱石も歩いた千駄木周辺を歩き回りたくなった。

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    2017年07月09日