【感想・ネタバレ】楽しい縮小社会 ──「小さな日本」でいいじゃないかのレビュー

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Posted by ブクログ

森まゆみさんのことは注目していたけれど、この本で初めて松久先生のことは知った。「縮小社会」を想像するヒントはもらえた。さらに具体的に実現に移していくためにはどうしたらよいのだろう?

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2017年12月10日

Posted by ブクログ

中島岳志との共著の「帝都の事件を歩く」以来久しぶりの森まゆみ。今回は京大の工学部の先生だった人との対談で、森まゆみの交流人脈の広さに感心します。鴎外にしても一葉にしても谷根千の隣人としての興味から街を歩き著作に成していく彼女は、まさに行動の人。その行動が「縮小社会」というポスト資本主義的なところまで至っていたのですね。でも言っていること、やっていることは一貫していました。彼女の好きな漱石の言葉「菫程の小さき人に生まれたし」みたいにポスト2020の日本は「小さき国」を実現できるのかな?全然関係ないけど、国立歴史民俗博物館でやっている「1968展」で噴出していた「無数の声」を今、継承しているのは森まゆみなのではないか、と突然思いました。

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2017年11月12日

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