西條奈加の作品一覧
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Posted by ブクログ
徳内がアイヌが幕府でなく、ロシアに支配される方が、より今の暮らしを手放さずに済むのではないか、と思う瞬間があるのですが、当時はそうだったのかもしれないなと、読後、思いました。
ただ、幕府側も飢饉で人々が大変なときでしてから、どうにかして田畑を増やしたいところで…
「尊厳」と「支配」という言葉が、常に浮かんできました。
人は尊厳を奪われたら生きていけない。
アイヌの方々、見分隊の方々、おふでさん、そして徳内…
人に対して敬意をもって接すれば、陥れるようなこともなく、争いもせず、豊かに過ごせるでしょうに。
表紙の徳内とフルウの後ろ姿を見て、
この先のアイヌの方々の行く末を思うと…
読み応え