プロフィール

  • 作者名:京極夏彦(キョウゴクナツヒコ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1963年03月26日
  • 出身地:日本 / 北海道
  • 職業:小説家/妖怪研究家/アートディレクター

北海道倶知安高等学校卒、専修学校桑沢デザイン研究所中退。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』で日本推理作家協会賞受賞。2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、2004年は『後巷説百物語(のちのこうせつひゃくものがたり)』で直木賞を受賞。

配信予定・最新刊

作品一覧

  • 百鬼夜行シリーズ9冊合本版
    5.0
    1巻18,370円 (税込)
    古書肆「京極堂」の店主である中禅寺秋彦が「憑物落し」で、謎に包まれた事件を解き明かす。京極夏彦の代表作。 『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』『狂骨の夢』『鉄鼠の檻』『絡新婦の理』『塗仏の宴 宴の支度』『塗仏の宴 宴の始末』『陰摩羅鬼の瑕』『邪魅の雫』9冊合本版。
  • 前巷説百物語 (一)
    値引きあり
    5.0
    1~3巻693~990円 (税込)
    漫画家・志水アキも推薦! 百物語、はじまりの物語―― 悪女の棲む家に怪異現る! 上方から江戸へと流れてきた双六売りの又市は、 ある日馴染みの女郎・お葉の首吊り未遂に行き合う。 女衒の女将を殺してしまったと嘆くお葉を救うため、 損料屋・ゑんま屋の仕事を助けた又市らの仕掛けにより、 人商いの悪女が棲むという睦美屋に、怪異・寝肥が現れる――― 小股潜りが御行となるまでの、前日譚開演! 『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』、「百鬼夜行シリーズ」コミカライズを手掛ける志水アキ先生が帯コメントにて推薦! 「又市の若造感がたまらない! この青二才がアレになるのかぁ……」
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)
    4.2
    1~12巻792円 (税込)
    学園×怪異×ミステリー 新制高校二年に進級した日下部栞奈は国語の新任講師・中禅寺秋彦と出会う。 中禅寺先生はいつも不機嫌な顔で本を読んでいた。 教師と生徒のコンビが、次々と起こる奇々怪々な事件たち ――図書室の幽霊、赤い紙 青い紙、青マント――に立ち向かっていく! 昭和初期を舞台におくる学園青春怪異奇譚! 単行本第1巻!! ※電子版コミックス1巻にはマガジンエッジ2020年7月号に 掲載された『特別編 もし、皆が先生だったら?』も収録。
  • 猿

    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    「猿がいる」と言い出した同居人。 かすかに感じる、妙な気配。 曾祖母の遺産相続。 胸に湧き上がる不安。 岡山県山中の限界集落。 よく判らない違和感――。 ただの錯覚だ。そんなことは起こるはずがない。だが――。 怖さ、恐ろしさの本質を抉りだす、瞠目の長編小説。
  • 狂骨の夢 1巻
    値引きあり
    4.4
    全5巻319円 (税込)
    いさま屋こと居佐間一成は、逗子の海で朱美と出会う。体調を崩していた伊佐間は、朱美の家で休息するが、そこで語られた朱美の過去話に衝撃を受ける。飯島基督教で寝起きをしている降旗弘は、信者の懺悔を聞く仕事をしている。そこに現れた朱美と名乗る女性。首を切断された夫が蘇るという……。これは事件か、それとも幻覚か。伊豆を舞台に京極堂の新たな物語が始まる……。
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱
    完結
    4.6
    全6巻638円 (税込)
    あの探偵、榎木津礼二郎が活躍する京極夏彦の中篇集『百器徒然袋』シリーズが待望のコミック化!第一弾は『鳴釜』!榎木津!和寅!益田の活躍がコミックでも楽しめる!
  • 狂骨の夢(1)【電子百鬼夜行】
    4.2
    1~3巻660~691円 (税込)
    湘南の保養地、逗子で遊民・伊佐間は朱美と名乗る女と出会う。彼女は幻想小説界の大御所・宇多川崇の妻だった。しかも奇怪なことにこれまでに何回も夫を手にかけたという。あまりに妖しい告白を聞かされた元精神科医の降旗と牧師・白丘は激しく惑乱する。百鬼夜行シリーズ第3作。
  • 鉄鼠の檻(1)
    完結
    4.4
    全5巻594円 (税込)
    「この世には不思議なことなど何もないのだよ――」古書店「京極堂」を営む傍ら、"憑物落とし"専門の神主も務める中禅寺秋彦が、箱根の山中深くにて起こる修行僧連続殺人事件に挑む。忽然と現れる修行僧の屍、雪降る山の中を駆け巡る振り袖の童女…。寺に取り憑いた大きな闇を、京極堂は落とすことができるのか!?
  • 姑獲鳥の夏(1)
    値引きあり
    4.4
    全4巻319円 (税込)
    京極夏彦のデビュー作がついにコミック化! 京極堂の憑物落し。記憶を視る探偵・榎木津礼二郎。シリーズの原点にして京極夏彦の伝説の原点がここに紡がれる。
  • 今昔百鬼拾遺 月 【電子百鬼夜行】
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    昭和29年春から夏にかけて続く怪事件。 「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。しかも斬り殺されるんだという話でした」 昭和29年3月、駒沢野球場周辺で発生した連続通り魔・「昭和の辻斬り事件」。七人目の被害者・片倉ハル子は自らの死を予見するような発言をしていた。ハル子の友人・呉美由紀から相談を受けた「稀譚月報」記者・中禅寺敦子は、怪奇と見える事件に不審を覚え解明に乗り出す。(「鬼」) 複雑に蛇行する夷隅川水系に、次々と奇妙な水死体が浮かんだ。3体目発見の報せを受けた科学雑誌「稀譚月報」の記者・中禅寺敦子は、薔薇十字探偵社の益田が調査中の模造宝石事件との関連を探るべく現地に向かった。第一発見者の女学生・呉美由紀、妖怪研究家・多々良勝五郎らと共に怪事件の謎に迫るが―。山奥を流れる、美しく澄んだ川で巻き起こった惨劇と悲劇の真相とは。(「河童」) 是枝美智栄は高尾山中で消息を絶った。約二箇月後、群馬県迦葉山で女性の遺体が発見される。遺体は何故か美智栄の衣服をまとっていた。この謎に旧弊な家に苦しめられてきた天津敏子の悲恋が重なり合い―。『稀譚月報』記者・中禅寺敦子が、篠村美弥子、呉美由紀とともに女性たちの失踪と死の連鎖に挑む。天狗、自らの傲慢を省みぬ者よ。憤怒と哀切が交錯するミステリ。(「天狗」) 解説 綿矢りさ
  • 鉄鼠の檻(1)【電子百鬼夜行】
    4.9
    1~4巻544~803円 (税込)
    「此の度手放したき品は今迄の品とは違ひて、世に出る事は有り得ぬ神品也」。禅僧・小坂了稔の手紙に心惹かれて箱根の老舗旅館、仙石楼に投宿した骨董屋の今川は元医師の老人・久遠寺を知る。が、二人が発見したのは世にも奇妙な小坂の屍。思えばそれが謎の巨刹、明慧寺を舞台の惨劇の始まりだった……。1997年本格ミステリ・ベスト10 第1位。
  • 絡新婦の理(1)
    完結
    4.0
    全4巻594円 (税込)
    厳格な全寮制の聖ベルナール女学院に通う呉美由紀は、英語教師・本田に陵辱された親友の渡辺小夜子のため、「呪いごっこ」に付き合うことに。それは、学校の七不思議の一つである謎の像「黒い聖母」に呪った相手を殺してもらうという儀式で……。
  • 絡新婦の理(1)【電子百鬼夜行】
    4.2
    1~4巻607~764円 (税込)
    「ふふふふふ。蜘蛛を信じる仲間ですわ」。房総の女学校・聖ベルナール学院の生徒・呉美由紀は校内に潜む背徳の行為と信仰を知って戦慄する。連続目潰し魔に両目を抉られた教師・山本純子は呪われて死んだのか。そしてもう一人、教師の本田幸三が絞殺され、親友・渡辺小夜子が眼前で校舎から身を投じた!
  • 陰摩羅鬼の瑕(1)【電子百鬼夜行】
    4.5
    1~3巻743円 (税込)
    「花嫁が死ぬんですよ、呪いで」謎の洋館「鳥の城」の主、「伯爵」こと由良昂允は、四度も妻を婚礼の夜に失っていた。五人目の花嫁の命を守るべく、探偵・榎木津礼二郎と、小説家・関口巽は、昂允の依頼を受け、白樺湖に向かう。館の住人達の前にして、榎木津はいきなり叫んだ。「おお! そこに人殺しが居る!」
  • 病葉草紙
    4.0
    1巻2,400円 (税込)
    人の心は分かりませんが、 それは虫ですね――。 ときは江戸の中頃、薬種問屋の隠居の子として生まれた藤介は、父が建てた長屋を差配しながら茫洋と暮らしていた。八丁堀にほど近い長屋は治安も悪くなく、店子たちの身持ちも悪くない。ただ、店子の一人、久瀬棠庵は働くどころか家から出ない。年がら年中、夏でも冬でも、ずっと引き籠もっている。 「居るかい」 藤介がたびたび棠庵のもとを訪れるのは、生きてるかどうか確かめるため。そして、長屋のまわりで起こった奇怪な出来事について話すためだった。 祖父の死骸のそばで「私が殺した」と繰り返す孫娘(「馬癇」)、急に妻に近づかなくなり、日に日に衰えていく左官職人(「気癪」)、高級料亭で酒宴を催したあと死んだ四人の男(「脾臓虫」)、子を産めなくなる鍼を打たねば死ぬと言われた武家の娘(「鬼胎」)…… 「虫のせいですね」 棠庵の「診断」で事態は動き出す。 「前巷説百物語」に登場する本草学者・久瀬棠庵の若き日を切り取る連作奇譚集。
  • 巷説百物語 1巻
    無料あり
    4.0
    全4巻0~499円 (税込)
    どうにもならない憂き世のしがらみを、化け物仕立ての狂言で、八方丸く収める―――人気作家・京極夏彦のベストセラー傑作小説を、実力派漫画家・日高建男が完全劇画化し描破した話題作!! 戯作者志望の青年・山岡百介は、怪談の蒐集を楽しみとし、諸国を巡っていた。ある夜、百介は雨宿りで立ち寄った粗末な小屋で白装束の御行、垢抜けた女、年配の商人と囲炉裏を囲むが……。珠玉の四編を一挙収録!!
  • 文庫版 鵼の碑
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    百鬼夜行シリーズ新作長編! 殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。 消えた三つの他殺体を追う刑事。 妖光に翻弄される学僧。 失踪者を追い求める探偵。 死者の声を聞くために訪れた女。 そして見え隠れする公安の影。 発掘された古文書の鑑定に駆り出された古書肆は、 縺れ合いキメラの如き様相を示す「化け物の幽霊」を祓えるか。
  • 後巷説百物語
    4.4
    1巻924円 (税込)
    文明開化の音がする明治十年。一等巡査の矢作らは、ある伝説の真偽を確かめるべく隠居老人・一白翁を訪ねた。翁は静かに、今は亡き者どもの話を語り始める。第130回直木賞受賞作。妖怪時代小説の金字塔!
  • 文庫版 厭な小説
    3.8
    1巻880円 (税込)
    厭なのに、ページを捲らずにはいられない―― 「厭で厭で厭で堪らなくって、それでみんな逃げ出したんだ。会社から、人生から、日常から、人間から――」 職場と家庭の人間関係に苦悩する私の家に現れた、巨大な顔に山羊のような瞳を持つ子供らしきもの。 永遠の幸福をくれるというホテルで、安全な殺人を行うこととなったホームレスの男。 何故か僕が厭だと思うことだけを繰り返す、異常な彼女――。 あなたに擦り寄る戦慄と驚愕。世にも奇怪な、7つの物語。 解説・平山夢明 「京極夏彦が都会と現代を部品にして組み立てた妖怪譚なのではないか」
  • 狐花 葉不見冥府路行
    4.1
    1巻968円 (税込)
    作事奉行の娘・雪乃の前に現れた、この世のものとは思えない美しさを持つ萩之介。彼岸花の着物を纏う彼は、”この世に居る筈のない男”だった。この幽霊騒動を知った雪乃の父・上月監物は、過去の因縁と関わりがあるのではないかと疑うが……。絡まりあった謎を解きほぐすため、武蔵晴明神社の宮守・中禪寺洲齋が”憑き物落とし”へと乗り出す。京極堂の曾祖父が相対する、悲しい真実とは――。角川ホラー文庫30周年を記念したプレミア版が登場!
  • 眩談
    3.3
    1巻616円 (税込)
    僕が住む平屋は少し臭い。薄暗い廊下の真ん中には便所がある。夕暮れ時に、暗くて臭い便所へ向かうと――。視界が歪み、記憶が混濁し、暗闇が匂いたち、眩暈をよぶ――京極小説の本領を味わえる8篇を収録。
  • 姑獲鳥の夏(1)【電子百鬼夜行】
    4.3
    1~2巻586~628円 (税込)
    「二十箇月もの間子供を身籠っていることができると思うかい?」。昭和27年の夏、三文文士の関口巽(せきぐちたつみ)は東京は雑司ケ谷にある久遠寺(くおんじ)医院の娘にまつわる奇怪な噂を耳にする。しかも、密室から煙のように消えたというその夫・牧朗は関口の旧制高校時代の1年先輩だった。
  • 幽談
    3.4
    1巻572円 (税込)
    怖いものとは何だろう。本当に怖いものを知るため、とある屋敷を訪れた男は、通された座敷で思案する。完全な暗闇の世界、思いもよらない異形のモノ、殺意を持った猛獣や殺人鬼、己が死ぬこと、幽霊――。不安でも嫌悪でも驚きでも不思議でもなく、純粋な怖いものを。恐怖に似たものではい、真実の“こわいもの”を知るという屋敷の老人が、男にさし示したものとは。「こわいもの」ほか、妖しく美しい、幽(かそけ)き8つの物語を収録。
  • 文庫版 地獄の楽しみ方
    4.1
    「あなたの世界」は言葉ひとつで変わってしまいます。    SNS炎上、対人トラブル――あらゆる争いは言葉の行き違いから起きています。  言葉の罠にはまらないため、語彙を増やして使いこなすわざを身につけましょう。  小説家・京極夏彦が指南する、地獄のようなこの世を楽しく生きていくための「言葉」徹底講座。
  • 薔薇十字叢書 天邪鬼の輩
    値引きあり
    3.7
    1巻123円 (税込)
    入学早々鬱々と過ごす関口に、声を掛ける者がいた。教師も一目置く中禅寺。さらに榎木津という上級生とも知己を得て、学校生活は順調に動き出したように見えた。しかし榎木津の起こした事件に二人は巻き込まれ――?
  • 薔薇十字叢書 桟敷童の誕
    値引きあり
    3.5
    1巻123円 (税込)
    関口の“弟子”から映画館に繁栄をもたらす妖怪・桟敷童の噂を聞いた榎木津は、下僕を従え妖怪探しに乗り出した。だが榎木津が見たものは美しい少女の死体で……。童を生み出す女は鬼か神か。京極堂はどう幕を引く?
  • 薔薇十字叢書 風蜘蛛の棘
    値引きあり
    4.0
    1巻341円 (税込)
    戦時中ラジオで暗躍した女性「東京ローズ」。元GHQ職員から探偵・榎木津に依頼された東京ローズ捜しはやがてバラバラ殺人と交錯。手がかりは声。人の記憶を視る榎木津の目が届かない薔薇の潜みに存するのは誰か?
  • 薔薇十字叢書 蜃の楼
    値引きあり
    3.3
    1巻341円 (税込)
    巷を騒がす連続神隠し事件。その被害者が消えた後に、関口の初長編小説『蜃の楼』が残されていた。犯人探しに巻き込まれ、関口は東京を彷徨う。視界には天を衝く長大な鉄塔“東京スカイツリー”が鎮座して――。
  • 薔薇十字叢書 縊鬼の囀
    値引きあり
    4.0
    1巻319円 (税込)
    「中禅寺……秋彦さん、ですよね?」そう言って中禅寺に手紙を渡した少女が自殺した。中禅寺は自殺の原因と噂され、謎の男からの呼び出しに応じたあと姿を消してしまう。関口は榎木津と共に中禅寺を追うが――?
  • 薔薇十字叢書 神社姫の森
    値引きあり
    3.6
    1巻136円 (税込)
    久保竣皇を名乗る作家を探る榎木津はその男の記憶を視て驚愕する。それは武蔵野連続バラバラ殺人の犯人・久保竣公しか持ち得ない『匣の中の娘』の記憶だったのだ。そして、ついに京極堂が動く。久保竣皇とは何者か?
  • 『書楼弔堂』シリーズガイドブック2023年版(試し読み付)
    無料あり
    4.3
    1巻0円 (税込)
    「扠、本日はどのようなご本をご所望でしょう――」 明治三〇年代後半。古今東西の本が集う書舗(ほんや)に、今日も迷える者達が訪れる。 約6年ぶり、待望の最新刊『書楼弔堂 待宵』の刊行を記念して、「書楼弔堂」シリーズを紹介するガイドブックを配信します。 登場人物や最新刊の紹介に加え、刊行記念著者インタビューを全文掲載! またガイドブック電子版には『書楼弔堂 待宵』の試し読みを収録しました。 ぜひダウンロードしてお楽しみください。

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  • 虚実妖怪百物語 序
    3.9
    1~3巻880円 (税込)
    「目に見えないモノが、ニッポンから消えている!」妖怪専門誌『怪』のアルバイト榎木津平太郎は、水木しげる氏の叫びを聞いた。だが逆に日本中で妖怪が目撃され始める。魔人・加藤保憲らしき男も現れ……。
  • 虚実妖怪百物語 序/破/急
    4.4
    1巻1,980円 (税込)
    「目に見えないモノが、ニッポンから消えている!」妖怪専門誌『怪』のアルバイト榎木津平太郎は、水木しげる氏の叫びを聞いた。だが逆に日本中で妖怪が目撃され始める。魔人・加藤保憲らしき男も現れ……。※本書は『虚実妖怪百物語 序』『虚実妖怪百物語 破』『虚実妖怪百物語 急』の3冊を1冊にまとめた合巻版です。
  • 覘き小平次
    4.0
    1巻682円 (税込)
    幽霊役者の木幡小平次、女房お塚、そして二人の周りでうごめく者たちの、愛憎、欲望、悲嘆、執着……人間たちの哀しい愛の華が咲き誇る、これぞ文芸の極み。第16回山本周五郎賞受賞作!!
  • 数えずの井戸
    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    数えるから、足りなくなる――。暗く冷たい井戸の端で、「菊」は何を見たのか。それは、はなかくも美しい、もうひとつの「皿屋敷」。怪談となった江戸の「事件」を独自の解釈で語り直す、傑作怪談!
  • 嗤う伊右衛門
    4.2
    1巻704円 (税込)
    鶴屋南北「東海道四谷怪談」と実録小説「四谷雑談集」を下敷きに、伊右衛門とお岩夫婦の物語を怪しく美しく、新たによみがえらせる。愛憎、美と醜、正気と狂気……全ての境界をゆるがせる著者渾身の傑作怪談。
  • 了巷説百物語
    完結
    4.4
    全1巻4,400円 (税込)
    〈憑き物落とし〉中禪寺洲齋。 〈化け物遣い〉御行の又市。 〈洞観屋〉稲荷藤兵衛。 彼らが対峙し絡み合う、過去最大の大仕掛けの結末は――? 文学賞3冠を果たした〈巷説百物語〉シリーズ堂々完結! 下総国に暮らす狐狩りの名人・稲荷藤兵衛には、裏の渡世がある。 凡ての嘘を見破り旧悪醜聞を暴き出すことから〈洞観屋〉と呼ばれていた。 ある日、藤兵衛に依頼が持ち込まれる。老中首座・水野忠邦による大改革を妨害する者ども炙り出してくれというのだ。 敵は、妖物を操り衆生を惑わし、人心を恣にする者たち――。 依頼を引き受け江戸に出た藤兵衛は、化け物遣い一味と遭遇する。 やがて武蔵晴明神社の陰陽師・中禪寺洲齋と出会い、とある商家の憑き物落としに立ち会うこととなるが――。
  • 京極夏彦講演集 「おばけ」と「ことば」のあやしいはなし
    4.5
    1巻1,599円 (税込)
    日本各地に言い伝えられる「妖怪」から江戸・明治期の絵師・河鍋暁斎、 「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるまで令和版「妖怪談義」。 「水木しげる作品」がウケ続けているわけは? 柳田國男が『遠野物語』で描いた「河童」「山人」… 「幽霊」「妖怪」「おばけ」の怖さ 「私は京極だが、京極は私でない」のはなぜか? 目次 はじめに 第一談 世界の半分は書物の中にある 第二談 水木“妖怪”は何でできているか 第三談 水木漫画と日本の“妖怪”文化 第四談 「怪しい」「妖しい」「あやしい」話 第五談 柳田國男と『遠野物語』の話 第六談 河鍋暁斎はやはり画鬼である 第七談 幽霊は怖いのだろうか? 第八談 「ことば」と「おばけ」との関係 第九談 日本語と“妖怪”のおはなし
  • 前巷説百物語
    4.5
    1巻924円 (税込)
    江戸末期。双六売りの又市は損料屋「ゑんま屋」にひょんな事から流れ着く。この店、表はれっきとした物貸業、だが「損を埋める」裏の仕事も請け負っていた。若き又市が江戸に仕掛ける、百物語はじまりの物語。
  • 続巷説百物語
    4.4
    1巻924円 (税込)
    不思議話好きの山岡百介は、処刑されるたびによみがえるという極悪人の噂を聞く。殺しても殺しても死なない魔物を相手に、又市はどんな仕掛けを繰り出すのか……奇想と哀切のあやかし絵巻。
  • 西巷説百物語
    4.4
    1巻880円 (税込)
    人が生きて行くには痛みが伴う。そして、人の数だけ痛みがあり、傷むところも、傷み方もそれぞれちがう……様々に生きづらさを背負う人間たちの業を、林蔵があざやかな仕掛けで解き放つ。
  • 巷説百物語
    4.3
    1巻682円 (税込)
    怪異譚を蒐集するため諸国を巡る戯作者志望の青年・山岡百介は、雨宿りに寄った越後の山小屋で不思議な者たちと出会う。御行姿の男、垢抜けた女、初老の商人、そして、なにやら顔色の悪い僧――。長雨の一夜を、江戸で流行りの百物語で明かすことになったのだが……。闇に葬られる事件の決着を金で請け負う御行一味。その裏世界に、百介は足を踏み入れてゆく。世の理と、人の情がやるせない、妖怪時代小説、第一弾!
  • 遠巷説百物語
    4.1
    1巻1,056円 (税込)
    【第56回吉川英治文学賞受賞作】 『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞――本作でシリーズ三冠! 「遠野は化け物が集まんだ。咄だって、なんぼでも来る」 盛岡藩筆頭家老にして遠野南部家当主の密命を受けた宇夫方祥五郎は、巷に流れる噂話を調べていた。 郷が活気づく一方で、市場に流れる銭が不足し困窮する藩の財政に、祥五郎は言い知れぬ不安を感じる。 ある日、世事に通じる乙蔵から奇異な話を聞かされた。 菓子司山田屋から出て行った座敷童衆、夕暮れ時に現れる目鼻のない花嫁姿の女、そして他所から流れて迷家に棲みついた仲蔵という男。 祥五郎のもとに舞い込む街談巷説、その真偽は――。 ハナシは、やがて物語になる。どんどはれ。 〈巷説百物語〉シリーズの集大成!
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】
    4.0
    1巻759円 (税込)
    「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。しかも斬り殺されるんだという話でした」 昭和29年3月、駒沢野球場周辺で発生した連続通り魔・「昭和の辻斬り事件」。七人目の被害者・片倉ハル子は自らの死を予見するような発言をしていた。ハル子の友人・呉美由紀から相談を受けた「稀譚月報」記者・中禅寺敦子は、怪異と見える事件に不審を覚え解明に乗り出す。百鬼夜行シリーズ最新作。
  • 今昔百鬼拾遺 河童
    3.8
    1巻836円 (税込)
    「そうですね。その河童が――誰かと云うことです」 「河童が誰かって、中禅寺さんあんた」 小山田は顔を顰めた。 昭和29年、夏。 複雑に蛇行する夷隅川水系に、次々と奇妙な水死体が浮かんだ。 3体目発見の報せを受けた科学雑誌「稀譚月報」の記者・中禅寺敦子は、薔薇十字探偵社の益田が調査中の模造宝石事件との関連を探るべく現地に向かった。 第一発見者の女学生・呉美由紀、妖怪研究家・多々良勝五郎らと共に怪事件の謎に迫るが――。 山奥を流れる、美しく澄んだ川で巻き起こった惨劇と悲劇の真相とは。 百鬼夜行シリーズ待望の長編!
  • 今昔百鬼拾遺 天狗 【電子百鬼夜行】
    5.0
    1巻781円 (税込)
    昭和29年8月、是枝美智栄は天狗伝説の残る高尾山中で消息を絶った。約2か月後、遠く離れた群馬県迦葉山で女性の遺体が発見される。遺体は何故か美智栄の衣服を身にまとっていた。この謎に、旧弊な家に苦しめられてきた天津敏子の悲恋が重なり合い――。科学雑誌『稀譚月報』記者・中禅寺敦子、代議士の娘にして筋金入りのお嬢様=篠村美弥子、そして、これまで幾つかの事件に関わってきた女学生・呉美由紀が、女性たちの失踪と死の謎に挑む。
  • 死ねばいいのに
    3.9
    1巻968円 (税込)
    死んだ女のことを教えてくれないか。三箇月前、自宅マンションで何者かによって殺された鹿島亜佐美。突如現れた無礼な男が、彼女のことを私に尋ねる。私は彼女の何を知っていたというのだろう。交わらない会話の先に浮かび上がるのは、人とは思えぬほどの心の昏(くら)がり。極上のベストセラー。(講談社文庫)
  • 書楼弔堂 待宵
    4.1
    3~4巻2,310~2,530円 (税込)
    舞台は明治30年代後半。鄙びた甘酒屋を営む弥蔵のところに馴染み客の利吉がやって来て、坂下の鰻屋に徳富蘇峰が居て本屋を探しているという。 なんでも、甘酒屋のある坂を上った先に、古今東西のあらゆる本が揃うと評判の書舗があるらしい。その名は “書楼弔堂(しょろうとむらいどう)”。 思想の変節を非難された徳富蘇峰、探偵小説を書く以前の岡本綺堂、学生時代の竹久夢二……。そこには、迷える者達が、己の一冊を求め“探書”に訪れる。 「扠(さて)、本日はどのようなご本をご所望でしょう――」 日露戦争の足音が聞こえる激動の時代に、本と人との繋がりを見つめなおす。 約6年ぶり、待望のシリーズ第3弾! 【目次】探書拾参 史乗 探書拾肆 統御 探書拾伍 滑稽 探書拾陸 幽冥 探書拾漆 予兆 探書拾捌 改良
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉
    4.2
    1~2巻1,001円 (税込)
    明治二十年代の半ば。雑木林と荒れ地ばかりの東京の外れで日々無為に過ごしていた高遠は、異様な書舗と巡りあう。本は墓のようなものだという主人が営む店の名は、書楼弔堂。古今東西の書物が集められたその店を、最後の浮世絵師月岡芳年や書生時代の泉鏡花など、迷える者たちが己のための一冊を求め〈探書〉に訪れる。変わりゆく時代の相克の中で本と人の繋がりを編み直す新シリーズ、第一弾!
  • 書楼弔堂 待宵 探書拾参 史乗
    -
    13~24巻396~429円 (税込)
    書楼弔堂電子分冊版、第十三巻。『書楼弔堂 待宵』収録の「史乗」をシングルカット。舞台は明治30年代後半。鄙びた甘酒屋を営む弥蔵のところに馴染み客の利吉がやって来て、坂下の鰻屋に徳富蘇峰が居て本屋を探しているという。 なんでも、甘酒屋のある坂を上った先に、古今東西のあらゆる本が揃うと評判の書舗があるらしい。その名は “書楼弔堂(しょろうとむらいどう)”。 思想の変節を非難された徳富蘇峰、探偵小説を書く以前の岡本綺堂、学生時代の竹久夢二……。そこには、迷える者達が、己の一冊を求め“探書”に訪れる。 「扠(さて)、本日はどのようなご本をご所望でしょう――」 日露戦争の足音が聞こえる激動の時代に、本と人との繋がりを見つめなおす。 約6年ぶり、待望のシリーズ第3弾! ※本電子書籍は『書楼弔堂 待宵』の電子分冊になります。

ユーザーレビュー

  • 猿

    Posted by ブクログ

     「猿がいる。」
     本書は祐美の夫隆顕のこの言葉から始まる。引き篭もりで精神的に不安定な夫を気に掛けつつ、祐美は岡山に向かう。百歳で亡くなった曾祖母の土地を見に、弁護士と助手の案内で又従妹の芽衣と県境の限界集落へ赴くのだが...。
     本書363ページ内の殆どが4人が道中交わす「恐怖」論で占められる。閉鎖的で村の掟が支配する所謂「因習村」は現代日本にあるのか。何故人は幽霊や祟り、古びた人形、ひいては暗闇や死を恐れるのか。「恐怖」のエキスパートである著者の言葉はとても説得力があり、読者も何も怖がることはないのだ、という気持ちになるのだが...。ラストは嘗て読んだことがないような幕切れとなる。
     賛

    0
    2026年02月05日
  • 巷説百物語

    Posted by ブクログ

    京極夏彦氏の小説は読んだことがなかったのだが、昨年このうちの一作が浪曲化され、評判を呼んだことに刺激されて、原作であるこの小説を読むに至った。
    怪異が語られ、のちにそれが、人間の作為によるものであったことが明かされるという定型のストーリー展開だが、流石にのちに大人気シリーズとなった第一作だけのことはあり、読者を心地よく酔わせてくれる。上質のミステリーの和風(擬似)古典版である。

    0
    2026年02月03日
  • 狐花 葉不見冥府路行

    Posted by ブクログ

    京極堂の曾祖父の憑き物落としだ(^^)歌舞伎化作品だから「この場面はこんな感じかなぁ?」と想像してワクワクしたり、いつもの京極作品のようにゾクゾクしたりと楽しかった(*^^*)話は恐ろしく、悲しく、切ない(;_;)

    0
    2026年02月02日
  • 猿

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すごい小説を読んでしまった。これはホラーなのか何なのか。ジャンル分け不能。「京極夏彦」というジャンルとしか言えない。恐怖について、何が怖いのか、なぜ怖いのか、京極堂のように奥の奥まで腑分けしていく、その展開にグイグイ引き込まれる。本書を読んでしまうと、ホラー小説が怖くなくなってしまうのではないか、ある種の営業妨害になってしまってないか心配になるw。急展開のラストは怖い。のか、怖くないのか、もうなんだか分からない。それにしても各ページの上部はなんで空いているんだろう? 深読みするとちょっと怖いかも。

    0
    2026年01月31日
  • 了巷説百物語

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった
    いつの間にか憑き物落としは出てくるし、これまでの話はみんな繋がってるし
    正に集大成でした

    狐窓、は3回ぐらいやってみました

    0
    2026年01月29日

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