白い花作品一覧
-
5.0
-
4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 史上最高に美しい雑草の花図鑑。雑草はこんなにも美しい! 雑草がこんなにもきれいだったなんて・・・ ページいっぱいに拡大された数ミリから数センチの小さな雑草の花々を、ルーペで観察しているかのように楽しめる! 雑草が芸術作品に思えるアートな雑草図鑑です。 身近な雑草約100種類を掲載、超拡大した花の写真をメインに、やさしく楽しい語り口で人気の植物学者多田多恵子先生が素敵な文章を添えています。 「ありふれたつまらないものだと思っていたものでも、子どもといっしょに虫めがねでのぞいてみましょう。(中略) いろいろな木の芽や花の蕾、咲きほこる花、それから小さな小さな生きものたちを虫めがねで拡大すると、思いがけない美しさや複雑なつくりを発見できます。それを見ていると、いつしかわたしたちは、人間サイズの尺度の枠から解き放たれていくのです。」~レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』(新潮社、上遠恵子訳)より まさにこのセンスオブワンダーを実感できるのが、本書です。 <収録している花> ●白い花 ヤブジラミ、ハルジオン、ヒメジョオン、ハキダメギク、ヒヨドリジョウゴ、ヨウシュヤマゴボウ、イタドリ、ハコベ、ナズナ、カラスウリ、シロツメクサ、ユキノシタ、ヒメウズ、コミカンソウ、ドクダミ ●青・紫色の花 アメリカオニアザミ、キキョウソウ、ヤナギハナガサ、トキワハゼ、ムラサキサギゴケ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ツタバウンラン、オオイヌノフグリ、ワルナスビ、キュウリグサ、スミレ、ムラサキケマン、ツユクサ ●赤色の花 ガガイモ、ヘクソカズラ、ムシトリナデシコ、ミズヒキ、イヌタデ、ヒメツルソバ、スイバ、ユウゲショウ、アメリカフウロ、ムラサキツメクサ、カラスノエンドウ、ヌスビトハギ、アレチヌスビトハギ、クズ、ツルボ、ニワゼキショウ、ネジバナ ●緑・茶色の花 チドメグサ、ヨモギ、オオブタクサ、オオバコ、ヘラオオバコ、ヤエムグラ、イノコヅチ、トウダイグサ、オオニシキソウ、カラムシ、ヤブガラシ、チヂミザサ、ウマノスズクサ ほか。
-
4.3この魔界に迷い込んだら逃げられない! 少女失踪、めくるめく悪夢… まさかの真相にあなたは絶句する―― 全読者震撼のホラーミステリー! その魔界の罠にはまったのは少女だけではなかった―― ここは青い夜露に濡れた甘い匂いの土の国――狂気の恋に落ちた女子高生、奇妙な絵の修復を依頼された女、不治の病に侵された男、謎のケモノと少年、死んだ人間が見える女……都市の真ん中の城山の周辺で不可解な悲劇に見舞われる人々。 森の魔界にからめとられ悪夢を見た彼らに救いの時は訪れるのか――驚愕の真相に戦慄する傑作ホラーミステリー! 〈目次〉 はじまりのおわり 宵闇・毘沙門坂 猫を抱く女 繭の中 ぼくの友だち 七一一号室 酔芙蓉 白い花が散る 夜のトロイ おわりのはじまり 解説・東 雅夫
-
-
-
-デボラはアルバイトをしてはお金を貯め、世界を旅している。今回はインドネシアの未開の地を求め、スロック島を訪れていた。バスの窓からまわりの景色に見とれていたとき、ふと、財布やパスポートを入れたバッグがないことに気づく。まあ、たいへん! 慌ててバスを飛び出した目の前で、1台の車が急ブレーキをかけて止まった。「危ないじゃないか!」運転していたのは、ギル・ハミルトンというイギリス人男性で、見るからにやり手のビジネスマンといった風貌だ。彼はさも迷惑そうにデボラの窮状を聞いていたが、突然何か思い立ったように、意外な話を持ちかけてきた。「仕事をあげてもいい。3カ月の契約で、僕の妻を演じてみないか?」■かわいらしいヒロインを描いて人気のベテラン作家、ジェシカ・ハート。先月刊行された『ティアラにさようなら』は、一国のプリンセスが身分を偽り、無愛想な一般男性に恋する切ないお話でした。灼熱のインドネシアが舞台の今作も、併せてお楽しみください。
-
3.6
-
-デボラはアルバイトをしながら世界を旅している。ある日、訪れた島でバッグを失くし、茫然としているところを車にひかれそうになる。慌てて車から降りてきたのはギル・ハミルトンというイギリス人男性。やり手のビジネスマンといった風貌の彼は、デボラの窮状や無謀な旅の様子を半ば呆れながら聞いていたが、デボラの名前を知るなり意外な仕事の話をもちかけてきた。「君に妻のふりをしてもらいたい」と。それは、デボラと同姓同名だという彼の婚約者を演じることで!?
-
-
-
-
-
-那須の殺生石でみつかった首のない死体。それは恒星学園に通う榊花奈の父親、榊大悟のようだった。芽紅は保健室で尋問される花奈につきあい、淡々とこたえる花奈に胸が痛くなった。教室に戻ると、しきりに花奈に話しかけてくる天敵の志織。性格、最悪で猫をかぶりながらのいじめが始まった。花奈の机の周りにずらりと白い花を並べて、どうみても葬式の献花。その無神経さに鳩尾が焦げるくらいに全身の血が滾り、ブチッと芽紅が切れた!※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夏も冬もオールシーズン使えるかわいいバッグと帽子がいっぱい! かならずできる!編み方がよくわかる!かぎ針で作る基本のかごバッグと帽子からふわふわ毛糸&ファー付きのアレンジまでご紹介。 【CONTENTS】 LESSON1 まずはここから… ・はじめてでも大丈夫! かごバッグや帽子を編んでみましょう! LESSON2 細編みで作りましょう!! ・オールシーズン持てる! こげ茶のキラキラバッグ&帽子 ・暖かいイメージで… 毛糸のコサージュバッグ ・オールシーズン持てる! 紺のキラキラバッグと帽子 LESSON3 ファーをつけたり、はずしたり… ・ファーをつけて… スノーホワイトのバッグ ・ファーをつけて… ハートがかわいいピンクのバッグ LESSON4 モチーフ編みで作りましょう!! ・白い毛糸とのコラボもステキ! モチーフ編みの帽子とバッグ LESSON5 もっといろいろ作ってみましょう!! ・こげ茶の毛糸がポイントの大きめマルシェバッグ&帽子 ・深めがうれしい… こげ茶のシンプル帽子 ・白い花がかわいい 紫のお出かけバッグ ・花がいっぱい! 薄茶のシンプルバッグ ・黒がおしゃれ! マルシェバッグ&麦わら帽子 ・ニットとコラボのマリンバッグ&帽子 ・ポンポンがかわいい ちょっと小さめのバッグ ・リング編みがポイントのブルー&紫のバッグ ・この本で使われている編み目と編み方 ・テクノロートの編み方 ・逆引きインデックス
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 白い花や小花など、タイプごとのテクニックがわかるので、どんな花でもきちんと描けるように。さらに、すべてのプロセスを動画のように写真で紹介&説明。ひとつひとつの花だけでなく、背景や奥行きの表現方法も解説、必ずひとつ作品が描けるようになります。 すべての手順を写真で紹介、プロの動きが手に取るようにわかる作品のポイントを紹介した本が多いなか、本書では花や作品ごとにすべての工程を写真と解説で丁寧にレクチャー。塗りはじめから、次にどこを塗るのか、それはどうしてなのか、どんなふうに色を重ねていくのか、そして最後の仕上げまで、プロの目線で、まるで映像を見ているように追いかけることができます。各工程も、ポイント解説でさらに詳しく説明。「ここはどうなっているんだろう?」という、小さなコツまでわかりやすいつくり。教室で直接教えてもらっているようにテクニックを学ぶことができます。花のタイプ別にテクニックを紹介、どんな花もきちんと描ける「白い花ってどうやって塗るんだろう?」「アジサイのように花が細かい場合、ひとつひとつ全部丁寧に塗るべき?」「花びらの薄さってどうすれば表現できる?」などなど、花を描こうとするとぶつかる疑問のあれこれ。本書では「花びらが白いタイプ」「花びらが多いタイプ」「小さな花が集まっているタイプ」というように、花をタイプで分け、それぞれ特有の表現テクニックを紹介します。同じつくりをした花にこのテクニックが使えるので、どんな花でも描けるようになるのです。背景の入れ方や奥行きのつけ方がわかれば、必ず作品が描けるように花をひとつ、きちんと描けるようになったら、飾っておきたくなるような作品にも挑戦してみましょう。お手本ばかりまねるのではなく、自分で構図や花の組み合わせを工夫して、オリジナルの作品を自由に描いてみたいものですよね。この本では「同じ花を組み合わせる」「違う花を組み合わせる」「配置を変える」「背景を入れる」「奥行きをつける」「小物を合わせる」と、作品づくりに必要なメソッドをやさしくテーマごとに解説。花をテーマにした作品が必ず描けるようになるのです。
-
4.0長和元年(1012年)春。さらに美しさを増してゆく宮に、どう接していいかとまどう義明。一方、女人となった宮は自分でも驚くほど不安でいっぱいだった。そんな折、立后目前の女御妍子が失踪。内裏を捜索した宮は、珍しい白い花の描かれた屏風と花の香りが気になるのだった。現世(うつしよ)の花ではない、夜の花――。その香りで、ヒトの本音に気づかせる……。宮と義明の本心とは……!?
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 ネイチャーツアーなどで大人気の西表島に生息する 動植物471種を詳細に紹介した図鑑の改訂新版です。 新しく、人気のサガリバナの開花生態や、海草で開花シーズンになると 海一面を白い花で覆うウミショウブの生態を追加、紹介しています。 これから旅に行くかた、行って思い出を確かめたい方、西表島ファン、 自然指向の方、必携の一冊です! ※紙版に付属の地図は電子版には収録しておりません。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 赤い花・青い花・黄色い花・白い花…花の色を一言で言うことはできますが、1色で描くことはできません。花の色はとても複雑です。どんな色を使ったら、目の前のその花を描くことができるのでしょう?本書では、花に使った色をすべて紹介しながら、わかりやすく花の描き方を紹介しています。トレースして使える下絵もついていますので、誰でも気軽に色鉛筆画を楽しむことができます。さあ、あなたも美しい花を描いてみませんか。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 年齢を問わず身近な材料で手軽にできるパッチワーク。「紙のパッチワーク」は折り紙や包装紙、雑誌など、身近にある紙を使って、簡単に作ることができるハンドクラフトです。作り方は、基本のパーツを折って台紙に貼り合わせるだけ。まるでパッチワークキルトのような作品が作れます。子どもからお年寄りまで、楽しみながら作れる41作品を紹介します。 【主な内容】 ・紙のパッチワークの楽しみ方 ・紙で作るパッチワークの基本 【収録作品】 マーガレット/スクラップキルト/水芭蕉/こいのぼり/オレンジスター/カタバミ/水玉バスケット/ハロウィン/フラワーパズル/花いかだ/ネコとクローバー/エンゼルフィッシュ/すずらん/フラワーボート/モノクローム/半夏生/ハチ/花風車/フラワーキューブ/りんご/クリオネ/ホオズキ/和ローソク/さくらんぼ/お月見/薔薇/エレガント/フクロウ/ステンドグラス/赤い花白い花/ホタルの光/ボルチモア風/つゆ草/藤と障子/クリスマスリース/お正月/ひな祭り……ほか
-
3.0ラウエルン帝国では花祭りの時期に皇妃を「狩る」というのがならわしで、今年はじめて花祭りに参加したヘレーネも、友人や母親に勧められて白い花冠で出かけていった。そろそろ祭りも終盤というころ、不意に脇から出てきた腕に腰を抱えられ……。「わが花嫁が決定した」頭上から響く声。まさか、本当に!? 若き皇帝アルフレートにそのまま皇宮に連れて行かれたヘレーネ。これから二人の新婚生活がはじまる。でも、最初の時はものすごく痛いって――それに、よく知らない相手なのに! どうして私がいきなり皇妃様!?【著者紹介】宇佐川ゆかり。東京都在住。主に乙女系小説で活動中。甘い恋愛描写と濃厚なラブシーンを得意とする。執筆の合間にコーヒーとおいしいチーズケーキで一息入れるのが好き。理想のチーズケーキを求めて、日々探索中で、時には自分で焼いたりもする。代表作:『契約恋愛と外せない指輪』『公爵様と傷心シンデレラ』
-
-暗い過去を背負った主人公たちによる、再生や転落をテーマに描いた小説『琥珀の部屋』、そして続編『琥珀の部屋と白い花』の2編を収録。虐待する母の視点、虐待を受けてきた子どもの視点の両方を交錯させることで、歪んだ家族愛に囚われた人間の狂気や愚かさ、そして悲しみを浮かび上がらせることに成功。ラストは深い感動を与える、著者渾身の作品。
-
-福井県鯖江市の「近松の里づくり事業推進会議」が主宰する『さばえ近松文学賞』2016年度版。 鯖江で幼少期を過ごした、世界に誇る文豪「近松門左衛門」が生まれてから360年の節目である2013年度からスタートしました。 「さばえ近松文学賞~恋話(KOIBANA)それでも人は恋をする~」として「近松の里・鯖江市」が恋にまつわる短編小説を全国から募集した受賞作品を掲載した電子書籍です。 福井県生まれの小説家・桂美人さんが特別審査員を務めています。 ◆近松賞 「眼鏡と先輩」 上野陽平 ◆優秀賞 「妙空尼の恋」 中野純賢 「誘発」 石井泰子 ◆佳 作 「雅代の白い花」 渡辺庸子 「千姫の初恋」 西村一江 「銀の花かんざし」 鷲田恒郎 「季節を過ぎた公園で」 井原敏貴 「恋は柔らかに」 松尾智恵子 ◆松平昌親賞 学生部門 「ミズバショウ」 北崎花那子
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 海外では超極太糸の編み物「チャンキーニット」が流行中。 ざくざく短時間で編めるのが最大の魅力で、編み物初心者でも気軽に楽しめます。 スヌードやマフラー、帽子、バッグ、ヘアバンドなどのファッション小物から、 ブランケットやクッションのインテリア小物まで全27点を掲載。 腕編み、かぎ針編み、棒針編みの詳細プロセス付き。 【目次】 《0100》マフラー&ネックウォーマー/〈0101〉腕編みの長めのマフラー 〈0102〉穴あきマフラー 〈0103〉スカラップのつけ衿 〈0104〉ツートンカラーのネックウォーマー 〈0105〉ツートンカラーのネックウォーマー 〈0106〉縄編みのネックウォーマー 〈0107〉腕編みのスヌード 《0200》キャップ、ターバン&ベスト/〈0201-3〉1玉のとんがり帽子 〈0204〉紺色のターバン 〈0205〉ベージュのターバン 〈0206〉まっ白なまっすぐベスト 《0300》バッグ/〈0301〉モノトーンのクラッチバッグ 〈0302〉丸いフラップのクラッチバッグ 〈0303〉2WAYバッグ 〈0304〉タッセルつきのバッグ 〈0305〉白い花柄のバッグ 〈0306〉1玉ポシェットバッグ 《0400》インテリア/〈0401〉タッセルつきクッション 〈0402〉あったかブランケット 〈0403〉インテリアマルシェ 〈0404〉お花のマット 〈0405〉キャットベッド 〈0406〉チェアカバー ◎チャンキーニット作り方 ◎編み物の基礎 【著者プロフィール】 サンリオに勤務し、子ども向け商品の企画デザインを担当後独立。 手芸、料理、工作を中心に手作りのある生活を幅広くプロデュース。 著書は550冊を超え、ギネスブックに申請中。
-
-
-
-
-
-冬香は札幌に住む高校3年生。親友の綾乃と、友達以上恋人未満の拓海と、そのほか素敵な仲間たちに囲まれて、ごくありふれた高校生活を過ごしていた。が、「ログインしているだけで、本当のソウルメイトを見つけてくれる」サイト『想いの糸』に出会ってしまったおかげで「冬香」「綾乃」「拓海」…そして不思議な糸で結ばれた「ソウ」の運命がゆっくりと変わり、静かに絡み合っていく…。綾乃は親友じゃなかったの? 拓海は私のことが大切なんじゃなかったの? ソウは…私のすぐ近くにいるはずなのに、どうして出逢えないの? 逢って…触れて、笑顔を見て、声を聞きたいのに…。大学という一つ大きな世界に飛び出す前の、もどかしくて愛おしい日々。切なくて、苦しくて、暖かい恋物語。そして…どこにでもいそうな「冬香」の…成長のステップ。
-
-退屈な毎日に、色をつけてくれた、白い花。何色にも変わる、彼女。いつも一緒にいたい、いつでも隣で笑っていたい、そんな人を亡くした彼女と、そんな彼女に恋した俺。強くなれなくて、傷つけてばかりでごめん。いつか絶対迎えに行くから、待ってて、先生。先生と生徒の甘く切ないストーリー。
-
-
-
4.5武士の世の到来を告げ、貴族の支配を終わらせた平安末期の「保元・平治の乱」。長承三(1134)年。父を亡くした11歳の藤原忠雅は、白い花を携えて末茂流への婿入りの日を迎えていた。手に持つのは、明け方から夕方にかけて色を少しずつ変化させる「酔芙蓉」。その邸で完璧なまでに整った容貌を持つ美少年・藤原隆季と出会う。低い家柄である隆季は、やがてその美貌ゆえに権力者たちの我欲に翻弄されていく。だが龍のごとき男・平清盛と盟を結び、隆季は家のため、出世の階段を登り始める。守るべきは心か、家か--ーー政争を繰り返す貴族たちから一族を守るため、青年は美しき冷たい仮面を被った--高貴な家柄を持つ男と、類い稀なる美貌を持つ男の運命は。
-
-
-
-【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます】空き地や路傍でよく見かける雑草は、花壇や畑では厄介者。けれども、その可憐な花には四季の風情を感じさせる愛らしさが漂っている。春の悦びを告げるナズナ、初夏に白い花が清々しいドクダミ、万葉の歌人も愛した秋の七草オミナエシ。食べたら美味しいもの、すぐれた薬効を発揮するものもある。本書では、60の草花の特性と来歴を解説。練達の園芸家が庭の片すみで植物を見つめ、そのたくましさと生命の神秘に惜しみない賞賛を捧げる。美しい水彩画もお楽しみあれ。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
-
-
-
3.7仕事を失った青年の願いを叶えるべく、彼を訪ねてきた猫。かつて飼っていた猫に会えるという噂のある、ちょっと不思議なホテル。猫飼い放題の町で出会った彼と彼女の恋。猫が集まる縁結びの神社で起きた、恋と友情にまつわる出来事。死後に猫となり、妻に飼われることになった男――。人気作家が描く、どこかにあるかもしれない猫と誰かの日々。全五編を収録。 【目次】ハケン飯友 椹野道流/白い花のホテル 谷 瑞恵/猫町クロニクル 真堂 樹/縁切りにゃんこの縁結び 梨沙/神さまはそない優しない 一穂ミチ
-
4.0
-
5.0
-
-花の精、花の香、花の色それは美しく、妖しげに揺れる業火 妖花が悪夢を呼び……退廃の美へ その時私はあっと声を上げた。荒涼とした風が沸き起こり、丘の上に広がる空の闇が布のように二枚にめくれ、大きくはためいて揺れた。そしてお互いに包みあうように丸まり、私を飲み込もうと覆いかぶさってきた。それは巨大な食虫花の漆黒の花弁だった。 【目次】 序 廃園 …… 牡丹 帰郷 …… ニセアカシア 髑髏と蝶 …… 桜 柳川 …… 椿 図書館 …… カンナ 器械屋の憂鬱 …… 泥の花 蟬しぐれ …… 睡蓮 ある弁護士の手記 …… ヒットラーの白い花 巴里スフロ通り …… 音の花 フルスタンベール広場 …… 桐の花 酔芙蓉 …… 酔芙蓉 緑の花 …… 緑の花 R共和国奇譚 …… 食虫花 【著者】 井本元義 1943 年生まれ 九州大学物理学科卒 詩集『花のストイック』『レ・モ・ノワール』『回帰』『虚日の季節』 小説『ロッシュ村幻影』『廃園』 エッセイ『太陽を灼いた青年 アルチュール・ランボーと旅して』 評伝『織坂幸治』 新潮新人賞佳作 「鉛の冬」 福岡市文学賞 『花のストイック』 文芸思潮まほろば賞 「トッカータとフーガ」 仏政府主催 仏語俳句大会グランプリ 日本ペンクラブ会員 福岡日仏協会理事
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 画家としてもファンの多いエッセイスト、玉村豊男さんの水彩画レッスンです。 玉村さんは鉛筆でデッサンしたあと、鉛筆の線に沿って色を塗っていく作画方法です。 薄い色から濃い色へ。その色の作り方や仕上げ方、サインの入れ方まで、この本で全部公開しています。 絵の具メーカーによっての色の違いから水彩画用紙の種類など、道具の選び方から紹介しているので、 初めて絵を描く人にもわかりやすい構成です。 写生のプロセスは、スミレやクレマチスモンタナ、オニゲシ、ラベンダーなどの、色鮮やかな花が中心。 花を組み合わせたり、構図を作ったり、コップの水の描き方も丁寧に指導しています。 ハイライトのつくりかた、白い花の描き方など、こと細かく、絵を描く楽しみのすべてが詰まった1冊。
-
-1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「灰かぶりと苦い涙の一夜」「衝撃の出会い」「白い花の香る夜」「イタリア貴族と飛べない小鳥」の4話をまとめて収録。
-
2.0
-
4.8男子しか生まれない魔族の家系である“魔王”は、多くの先人たちがそうしてきたように、妻にするため“人間の女”をさらってきた。しかしこの魔王、魔族にしてはちょっとばかり気弱で、変わり者。あろうことか女のために人間の料理を勉強しはじめて……マンガ原作コンテスト「コミカライズ・パーティー」pixiv賞受賞!さらわれた女と気弱な魔王の、不器用でピュアな物語。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※紙版掲載の図案は購入者専用ダウンロードサイトからPDFをダウンロード可能です。 人気刺しゅう作家、マカベアリスによる刺しゅう糸を使用したパンチニードルの図案と作品集。 パンチニードルが初めての人でも楽しめるよう、パンチニードルの扱い方や、刺しゅう枠への布の張り方、 刺し方のコツなどをプロセス写真でていねいに解説。 サンプラーも円や線など刺しやすいものから、ループカットで表情を変えたり刺しゅうと組み合わせたり、 花や実、動物など、色とりどりで塗り絵のように楽しめるモチーフも掲載。 パンチニードルをあしらったポーチ・巾着・バッグ・ブローチといった小物や、 ミニフレーム・壁飾り・オーナメントといったインテリアアイテムなど、作品例も充実した1冊です。 刺しゅう枠への布の張り方や、パンチニードルの扱い方・刺し方の解説は、様子やコツが分かる動画つき。 〈著者Messageより〉 生地に針を刺す、プスプスという心地よい音とともに糸のループが連なっていく。 動物の毛並みや植物の陰影を、生き生きと立体感たっぷりに作っていく。 まずは道具や刺し方に慣れるところから。 ていねいに一つひとつの手順を踏んでいけば、ほかにはないその楽しさに気づくはず。 手仕事の新しい喜びを味わってください。 ■CHAPTER 1|パンチニードルレッスン パンチニードルについて知っておきたいこと Lesson 1|用具と材料 Lesson 2|図案を写す Lesson 3|布を枠に張る Lesson 4|針に糸を通す Lesson 5|刺してみましょう うまく刺せないとき こういうときは? ■CHAPTER 2|円を刺す 円のサンプラー ドット模様の巾着ポーチ スイーツブローチ ■CHAPTER 3|ループをカットする ループカットのサンプラー 白い花のミニバッグ すみれのブローチ ■CHAPTER 4|線を刺す 線のサンプラー 波模様のポーチ 花と小枝のミニフレーム ■CHAPTER 5|刺しゅうと合わせてパターン模様 デイジーのパターン ピンクの花と実のパターン 青い実のパターン 森のクッション 青い花のスマホポシェット ■CHAPTER 6|いろいろなモチーフ 小さな鳥/小さな壁飾り フライングバーズブローチ 白いうさぎのオーナメント 野の花のバスケット 鳩と黄色い実のドイリー フラワーリースのポーチ スノーカラーの巾着ポーチ 小鳥と実のサンプラー 小鳥と実のグラニーバッグ 聖夜のオーナメント マーガレットとポピーの壁飾り 森に棲むふくろうの壁飾り パンチニードルの上から刺しゅう/多色で刺し埋めるとき/ 刺す順序/布の用尺について
-
3.7
-
3.5『胸が高鳴るのはきっと" 彼 "があまりに綺麗に笑うからだ…』 民俗学の助教授である高輪(たかなわ)は、研究のために訪れた山村で人知れず囚われた少年・透(とおる)と出会う。 その容姿は、瞳は燃えるように赤く、肌は雪のように白い、およそ人と思えぬほど異質だった。そのため、閉ざされた村では祟り子だと忌み嫌われ、人目を忍ぶ生活を余儀なくされているという……。 高輪はそんな彼を救いたいと考えるようになるが、 その真っ白な容姿はあまりに美しく、取り巻く人々を徐々に狂わせていく── ※こちらは、WEB雑誌『Adam』に収録されている作品の単話配信です。重複購入にご注意ください。 (※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
-
-
-
3.8野間児童文芸賞、小学館文学賞、産経児童出版文化賞大賞、IBBYオナーリスト賞など数々の賞を受賞する岩瀬成子氏の最新長編作品。 柵には半開きになった木の扉がついていて、その扉に「どうぞお入りください」と青色のマジックで書かれた板がぶらさがっていた。 「いやだ。あたしはそんなところへは、ぜったいに入らないから」ときこえた。 えっ。どきんとした。 庭木のむこうからだった。わたしにむかっていったんだろうか。 わたしは耳をすまして、木々にさえぎられて見えない庭のようすをうかがった。 しんとしていた。 だれがいるんだろう。 わたしはぶらさがっている板をもう一度見た。 それから足音を立てないようにして、そっと扉のあいだから庭に入っていった。しかられたら、すぐににげだすつもりだった。ちょっとだけ、のぞいてみたかった。──本文より。 小学五年のわたしと中一の兄は二ヶ月前、母の理想の新しい家、市の西側から東側へ引っ越してきた。この町で通い出した英会話スクールが休講だったので、わたしはふと通ったことのない道へ行ってみたくなる。道のずっと先には道路にまで木の枝が伸びている家があり、白い花がちらほらと咲いて・・・・・・。 日本絵本賞、講談社出版文化賞、ブラチスラバ世界絵本原画展金牌、オランダ銀の石筆賞など受賞の酒井駒子氏による美しい装画にも注目!
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ もっと表現が広がる! ★ 四季の花々や風物詩をいきいきと描くポイントを紹介。 ★ デザインと色 花やアイテムごとに異なる美しさを引き出す。 ★ 構図と技法 余白の使い方、にじみや渇筆で表情が変わる。 ★ 多彩なヒント 季節の便りに個性が光る画材使いやアレンジ。 ◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆ 最近はコンピューターなどハイテクの進歩により、 筆を持ち書きものをすることが少なくなっている現在、 手描きの「はがき絵」に感動や喜びを覚える人達が大勢います。 「はがき絵」に決まりごとはありませんから、 自由にのびのびと個性豊かに表現してみてください。 いろいろと描いているうちに、 その人らしさがにじみでてくるものです。 心を込めて描く一枚の「はがき絵」は 素敵なプレゼントだと思います。 「はがき絵」は描く楽しみと、 送られた方(お相手の方)にも 喜んでいただけることが大きな魅力です。 本書では、はじめて筆を持つ方でも、 すぐに描けるヒントをたくさん紹介しています。 どうぞ四季の彩(いろどり)に思いを巡らせ、 お好みの画材と描き方で 「はがき絵」の世界を楽しんでください。 四季彩画はがき絵作家 田中 ゆみ ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ すぐに描ける簡単なものから 難易度の高いものまで 全52点の作例を掲載! 作品の見本をもとに、ポイントとなる過程を 写真で紹介しています。 作例で使用した画材を表記していますが、 顔彩や筆などは、同じものがそろわなくても 自分のお好みでアレンジできます。 見本の作例は「はがき」サイズです。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ はがき絵の基本 *ポイント01 筆 自分にあった描きやすい筆を見つけることから *ポイント02 顔彩 基本12色あればだいたいのモチーフを描ける ・・・など全3ポイント ☆ 第1章 人気の季節の花を美しく描くポイント *ポイント04 白梅 小さな白い花は背景の色と デザイン次第で上品に仕上げる *ポイント05 紅梅 さらりと描きたいときにはシンプルに余白をいかす *ポイント06 桜1 桜の花は細部を描かずともまとまりで 表現するとより簡単で華やか *ポイント07 桜2 桜の花びらは筆先を2回置くように描くとよい *ポイント08 ねこやなぎ 背景を別紙で表現することで花や実を際立たせる ・・・など全21ポイント ☆ 第2章 季節を感じる風物詩をおしゃれに描くポイント *ポイント25 いちご ころんと転がったいちごの置き方で『とれたて』を表現 *ポイント26 おたまじゃくし 墨と紙の持つ特性をいかして墨だけで描く *ポイント27 蜂 墨の濃淡、にじみを使って蜂の躍動感を出す *ポイント28 かたつむり 殻の渦巻きは3回の筆入れで略筆で簡潔に描く *ポイント29 たけのこ つまようじを使って自然のままのでこぼこした感じを表現 ・・・など全16ポイント ☆ 第3章 定番の季節の行事を素敵に描くポイント *ポイント41 年賀状 何枚も描く年賀状は墨の下絵をあらかじめ作る *ポイント42 ひなまつり 雛人形は特徴をつかみ少ない筆使いで描く *ポイント43 端午の節句 和紙に描いた絵を貼ることで特別な趣に *ポイント44 クリスマス 顔はただ円に描くと愛らしくてかわいいキャラクターに *ポイント45 節分 筆の線に抑揚をつけて勢いよく描くと強い鬼のできあがり ・・・全5ポイント ☆ 第4章 いろいろな素材や技法で季節を描くポイント *ポイント46 かえる インスタントコーヒーを使ってやさしく自然な色あいを出す *ポイント47 さざ波 暑中お見舞いにピッタリの糸染めで描くさざ波アート *ポイント48 ぶどう 押すとできる渦巻き模様でぶどうを表現 *ポイント49 きのこ シンプルな形は千代紙でコラージュし、 模様は描き加えて仕上げる *50 こいのぼり 日本の行事は和柄をそのままいかすほうが効果的 ・・・など全10ポイント * コラム ・ 季節の花いろいろ ・ 季節の食べ物いろいろ ・ 季節の風物詩いろいろ ・ 季節の行事いろいろ ◆◇◆ 著者プロフィール ◆◇◆ 四季彩画はがき絵作家 *麻植 國榮 西武池袋本店・池袋コミュニティカレッジ講師 たのしいはがき絵(四季の彩)主宰。 日本扇面芸術協会委員 日本遊印アート協会公認講師 日本ガラス絵作家協会会員 *奥津 和木子 主に首都圏の郵便局、 カルチャーセンターなどにてはがき絵講師を務める。 東京郵政局 手紙文化功労者 中村洋久絵画館顧問 NPO法人竹箒の会はがき絵作家 日本扇面芸術協会委員 亜細亜太平洋水墨画会会員無鑑査 国際墨画協会会員 墨和会主宰 *田中 ゆみ 現在、NHK文化センター、青山・八王子・ 光が丘にて、書や絵だよりの講師を務める。 日本扇面芸術協会委員 日本ガラス絵作家協会会員 青枢会理事 「四季彩画」教室主宰 *向井 けい子 納宮賢智氏に日本画、 棚橋文子氏に日本画抽象画を師事。 現在、NHKカルチャー、ユーカリー、 千葉教室にてはがき絵講師を務める。 他、個展等も開催する。 日本扇面芸術協会会員 千葉県美術会 日本画部門会員
-
4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まちなかの川で楽しむ、驚きの自然発見! 散歩がてらに楽しめる非日常のワイルドライフ! 生きものの関係をたどっていけば、身近な川がワンダーランドに! ■内容 第1章川っぷち観察の入口 オオタカがコサギを蹴とばした!/川辺に咲く白い花/ガサガサの達人と待ち伏せの達人 ホシゴイを追ってトンネルの中へ/カモの個性を考える/ほか。 第2章 水辺・水中への視点 春の訪れは海からの魚とともに/いつまでも見ていられるニゴイ野産卵行動 川沿いの木が教えてくれること/川っぷちオーケストラ鑑賞/スイカのようなガメラに遭遇!? オオバンはクセが強い!/野良グッピーと野良キンギョ/オイカワの産卵場に固執したアオサギ/ 死んでいたウナギを食べてみた/ほか。 第3章 三面護岸河川「ガタ」 小さなドブ川に希望を見た/旅鳥、タシギと出会う/コイ五百匹!? 脅威のガタ開き! 足跡から夜の世界を想う/鳥たちのゲ○を調べる/ほか。 第4章 動物たちの回廊としての川 イノシシの足跡をたどる/イバラドームとは?/ケモノたちにとっての回廊/鶏小屋が襲われた! キツネを追って太古の海の岬に立つ/ほか。 第5章 川ミミズとの出会い 川底から虹色に輝くミミズが現われた/砂金のように輝くグリーンダイアモンド/川を泳ぎ、壁を上ってコケを食む/ほか。 最終章 武蔵野の川っぷちで考えた 関係をたどる楽しみ/ほか。 ■著者について 若林 輝(わかばやし・てる) 1972年、東京都生まれ。埼玉県在住。 父に連れられ多摩川・是政橋周辺でクチボソとダボハゼ釣りをしたことが水辺好きの始まり。 以来、武蔵野台地の空き地や水辺が遊び場に。東京水産大学(現海洋大学)で 修士課程まで「サケ科魚類の産卵行動および仔稚魚時の種間干渉」を学ぶ。 一番の趣味はサケ・マスの産卵行動観察。 釣りなどの自然活動をテーマに雑誌や書籍の企画・編集・執筆・出版を行う 編集プロダクション兼出版社「RIVER-WALK(リバーウォーク)」代表。 社名を冠した川歩きと渓流釣りの雑誌『RIVER-WALK』を発行。
-
-出征した夫の留守中、子供を育てながら籍も入れてくれない舅姑に女中のように扱われた3年間の苦しみに耐えたが、夫は戦病死してしまう。2月半ばの吹雪の烈しい日、春枝は三歳の玉夫を背負い家を出ていった。林檎箱の上に戸板を載せ、衣類を売る苦しい生活が続く。戦争は林檎の花咲く里の春枝の幸福を破壊した。しかし戦いは終り、白い花咲く5月、幸福は再び春枝に甦ってくるのだった。……「林檎の花咲くころ」のほか、「手品師ヤッコウ」「冬の歌」「秋風」「ある貞婦の話」「浴みする女」「憎いもの」「私は鑑定人」「妻の経験」の全9編を収録。
-
3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、りんご農家の1年を、美しい安曇野の自然とともに見せていく絵本です。季節の移ろい、そして暁の静けさや広大な星空のもと、作り手によってりんごがどのように育てられていくかが見事に描かれています。 全編が伯父から甥への手紙の形をとり、子どもにやさしく語りかける文体となっています。農作業のなかで感じる哀歓、自然の美しさと怖しさを、みずみずしい感性で描き上げる本作は、年少の読者から大人まで広くとらえる魅力をもっています。嵐を乗りこえて実った真っ赤なりんごの愛おしさ、収穫の歓びを追体験できるはずです。 巻末には、それぞれの場面の農作業の解説もあり、日常の食卓にのるりんごが、いかに多くの愛情を注がれて作られているかを実感させてくれます。また本作は、困難を極めると言われる、りんごの低農薬栽培に取り組む中武氏によって描かれているだけに、どんなに手間がかかっても、食の安全を担うものとしての誇りがにじみ出ています。美しさとおもしろさに加え、食育、環境教育にも最適の内容となっていると考えます。 <あらすじ> 冬――始発電車の動き出すころ。やすおじさんは、まだまっくらな中、働き始めます。りんご畑の土は凍っていて、木の枝も固い。パチンパチンと剪定する手が痛みます。 緑が芽吹き、りんごの白い花が咲くと安曇野にも春がやってきたと実感します。けれど、こわいのは遅霜。籾殻を焚いて、りんごの木々を暖めてやります。 夏は、農薬をほとんどつかわないので、毎日が草との戦い。草の生命力はほんとうに凄い。仕事がおわり、ふと見上げると空いっぱいに広がる天の川。 そして、秋。りんごが丸々とふとってくるのを見るのは、楽しい。けれど、怖ろしいのは台風。明日、直撃の予報がでています。でも、何もできないのです。被害が出ないことを祈りながら……。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。