水底(みなそこ)から君を呼ぶ

水底(みなそこ)から君を呼ぶ

550円 (税込)

2pt

真夜中のプールに忍び込み戯(たわむ)れる4人の美女。ふと気づくと、1人が忽然と姿を消していた! 水面(みなも)に浮かぶ大輪の白い花……。そして、残りの3人にも何者かの魔手が忍び寄る。2人目はニューカレドニアの海でダイビング中に消えて――。新妻を喪(うしな)った男が知った、女たちが共有する冥(くら)く忌(い)まわしい秘密とは? 人の心の奥底に巣くう深い闇と切ない愛を描く、戦慄(せんりつ)の物語。

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水底(みなそこ)から君を呼ぶ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年11月25日

    女性としてのつらさが分かる場面があり、
    大石作品にしては珍しく、恋愛ものです。
    ですが、ホラーとしての要素もうまく取り込んであり、
    怖さ、切なさ、愛とはを感じることのできる
    バランスのよい作品です。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ひたすら綾乃さんが可哀想すぎた。
    でも最後は大石さんの作品には珍しく、絶望はありつつ救いがあったというか。
    初めてこの方の本で泣けた・・

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    大石作品で、久しぶりに泣かせていただきました。
    ラブストーリー仕立てのホラー作品となっています。
    同じ女として分かる部分をあって、胸が痛みますが、
    とても素敵でうるうるしてしまう物語になっていますので、
    一度読んでみてください。

    0

    Posted by ブクログ 2016年01月14日

    私は許さない(大)
    私は許さない(中)
    私は許さない(小)
    の帯に惹かれて購読。

    「わたし」と語る女性が誰なのか、中盤まで分からないままに引き込まれました。
    華やかな美女・美奈子の性格の悪さが物語を引き立てています。
    そりゃあ、同情できないわ。
    読後感は良いものではないけれど、「愛」の物語としては...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月22日

    4人の若い美女たちが、一人、また一人と順番に消えていく。
    そしてそこには必ず大輪の白い花が・・・。
    二番目の女性は、新婚旅行先の海で突然姿を消した。
    残された夫は、その謎の真相を突き止めるために、彼女の過去を調べ始める。


    ストーリーは語り手が何人もいて、後半になるまで、人物の関係図が見え...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月12日

    人の悪意ってこんなにも強いものなのか。そのことに驚いた。
    自分の欲しいものを持っている。
    自分と違う。
    そんなことはいくらでもあることなのに、「悪意」を持たれる原因となってしまう。
    とにかく怖く、悲しかった。

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    Posted by ブクログ 2011年10月18日

     花火を見てお酒を飲み、気分が良くなった美奈子、有佳利、静香、詩織の仲良し4人組は夜のプールへと忍び込んだ。綺麗で幻想的なプールはとても楽しかったが、いつのまにか有佳利の姿がない。残る3人が必死に探すも見つからず、水面にはまるでその有佳利の代わりのように、白いカラツチの花が浮いていた。その花を見た3...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    文庫本です
    久しぶりに大石作品読みました!
    フツーにさくさく読めました。
    ただ、残念なのは展開が早い段階で読めることと
    設定にちょっとムリがあるというか・・
    妻が行方不明になったらまず思い出すのが犬って
    変でしょ?なんで忘れてるんだ?と疑問でした。
    そんなすごい過去があってそれをキレイに忘れて
    暮ら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    不幸な女性がいた。女達からいじめられ、結局掴める筈だった幸せを掴めないまま、この世から消えた。ホラーなんだけど、ちょっと違った感じ。
    '06.09.24読書完了

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ホラーで切ないラブストーリー、ですかね。
    大石圭の作品としてはちょっと物足りなかったかなぁ〜。
    ぞくぞくする残酷さがなかったので・・・。
    でも視覚的にキレイな感じでしたね。映画にしやすそうな。

    0

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