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  • ヤマケイ新書 武蔵野発 川っぷち生きもの観察記
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まちなかの川で楽しむ、驚きの自然発見! 散歩がてらに楽しめる非日常のワイルドライフ! 生きものの関係をたどっていけば、身近な川がワンダーランドに! ■内容 第1章川っぷち観察の入口  オオタカがコサギを蹴とばした!/川辺に咲く白い花/ガサガサの達人と待ち伏せの達人 ホシゴイを追ってトンネルの中へ/カモの個性を考える/ほか。 第2章 水辺・水中への視点  春の訪れは海からの魚とともに/いつまでも見ていられるニゴイ野産卵行動 川沿いの木が教えてくれること/川っぷちオーケストラ鑑賞/スイカのようなガメラに遭遇!? オオバンはクセが強い!/野良グッピーと野良キンギョ/オイカワの産卵場に固執したアオサギ/ 死んでいたウナギを食べてみた/ほか。 第3章 三面護岸河川「ガタ」 小さなドブ川に希望を見た/旅鳥、タシギと出会う/コイ五百匹!? 脅威のガタ開き! 足跡から夜の世界を想う/鳥たちのゲ○を調べる/ほか。 第4章 動物たちの回廊としての川 イノシシの足跡をたどる/イバラドームとは?/ケモノたちにとっての回廊/鶏小屋が襲われた! キツネを追って太古の海の岬に立つ/ほか。 第5章 川ミミズとの出会い 川底から虹色に輝くミミズが現われた/砂金のように輝くグリーンダイアモンド/川を泳ぎ、壁を上ってコケを食む/ほか。 最終章 武蔵野の川っぷちで考えた 関係をたどる楽しみ/ほか。 ■著者について 若林 輝(わかばやし・てる) 1972年、東京都生まれ。埼玉県在住。 父に連れられ多摩川・是政橋周辺でクチボソとダボハゼ釣りをしたことが水辺好きの始まり。 以来、武蔵野台地の空き地や水辺が遊び場に。東京水産大学(現海洋大学)で 修士課程まで「サケ科魚類の産卵行動および仔稚魚時の種間干渉」を学ぶ。 一番の趣味はサケ・マスの産卵行動観察。 釣りなどの自然活動をテーマに雑誌や書籍の企画・編集・執筆・出版を行う 編集プロダクション兼出版社「RIVER-WALK(リバーウォーク)」代表。 社名を冠した川歩きと渓流釣りの雑誌『RIVER-WALK』を発行。
  • ヤマケイ新書 武蔵野発 川っぷち生きもの観察記

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    柳瀬川と黒目川。埼玉県の東武東上線沿い。住宅街を流れる小河川の自然観察日記。

    都心から30分もかからない身近な場所にこんなに多くの自然が残されていることに驚かされる。

    いつもの散歩コース。オオタカに襲われるコサギを目撃したことをきっかけとした定点観察。地域住民だからこそ気づく微妙な変化。鳥、魚からタヌキやネズミなどの哺乳類、最終的にはミミズまで。

    それなりに住民の多い地域でも逞しく生きる野生動物がいる。身近な自然に親しみを持つきっかけとなる一冊。

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    2022年04月17日
  • ヤマケイ新書 武蔵野発 川っぷち生きもの観察記

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    非常にマニアックな内容だが、体験がリアルに描かれているため、情景が想像しやすい。鉄腕ダッシュのダッシュ海岸などが好きな人におすすめ。

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    2022年02月05日
  • ヤマケイ新書 武蔵野発 川っぷち生きもの観察記

    Posted by ブクログ

    埼玉県を流れる川の環境を、川に住む動物たちを通して観察し続ける作者。池袋駅から3〜40分の地で、こんなにも豊かな自然に触れられるとは驚きだ。写真も豊富で興味深く読んだ。
    と言っても、特定外来種や飼いきれなくなって放たれたペットたちなど、人間由来の問題はあふれているようだ。自分たちで種を撒いておいて、外来種駆除をショーのように盛り上げるマスコミのやり方にも首をかしげる作者。自然と共に暮らすことは思っている以上に大変なのだ。

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    2023年03月07日

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