リスク作品一覧

非表示の作品があります

  • 新卒妄想ちゃんの日常性活!【タテヨミ】(1)
    無料あり
    3.0
    全144巻0~77円 (税込)
    #可愛い後輩社員 #若い男女が一つ屋根の下 #エッチな妄想 社員寮入居初日から先輩の恥ずかしい姿を見てしまった亜里沙。しかし、彼女はそんな先輩に愛想を尽かすどころか、あれを元にエッチな妄想を膨らませ、一人Hまでしてしまった!そう、何を隠そう…亜里沙は重症の妄想癖の持ち主!彼女にかかれば、いかなるシチュエーションもピンク色に変わってしまうのだった。さて、地方から来た社員は先輩と亜里沙だけなので、いくらフロアが男女で分かれているとは言え、結局先輩と二人でひとつ屋根の下、というわけだが…。それでは、新卒妄想ちゃんの日常性活、始めますっ!!

    試し読み

    フォロー
  • 丘上りんご園 1 おかいもの。
    無料あり
    4.0
    ある日、同居人の猫くんがアップルパイを食べたいと言うので、森ぎつねくんは、美味しいと評判の丘の上にあるりんご園へ。 途中、いろんな拾いものをしたり、出会った友達と交換こしたりしてりんご園をたずねるのですが…。 園主の丘上さんは、おちゃめな性格の女性だったのでしたー。
  • ルールを変える思考法 対談 ドワンゴ川上量生×麻生巌[電子限定版]
    無料あり
    3.0
    本書は、2013年10月10日発売の選書レーベル「角川EPUB選書」の創刊ラインナップである『ルールを変える思考法』(川上量生[著])の刊行に先立ち、「プレ刊行版」と銘打って、麻生巌氏(株式会社麻生代表取締役社長)との特別対談を収録したものである。(目次より)ビジネスの現場で「ゲーム的思考」が役に立つ/アイデアが「世界に一つ」だなんてありえない/ビジネスパーソンがリスクを取れなくなる理由 ※特別付録:「角川EPUB選書」創刊タイトル試し読み付き!/(『ルールを変える思考法(川上量生』『グーグル、アップルに負けない著作権法(角川歴彦)』『HTML5で描く未来 クラウド2.0が社会を変える(西村卓也)』『アルゴリズムが世界を支配する(クリストファー・スタイナー)』
  • サクサクわかる!資産運用と証券投資スタートブック 2024年版
    無料あり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ライフプラン・マネープランの大切さや証券投資を行うにあたっての心構え、株式・投資信託・債券の各種商品の特徴、具体的な情報収集や見方などの基本知識、NISAについて解説する初心者向けの入門書です。 目次 【基本編】 1:「資産運用」って、何をすること? 2:どんな金融商品があるの? 3..自分の状況とリスクの軽減「長期・積立・分散」について 【応用編】 株式/債券/投資信託 【実践編】 取引口座の開設と取引の流れ/各種税制について 【制度編】 少額投資非課税制度(NISA)/確定拠出年金
  • 無双の熟年ヒットマンは、娘たちと静かに暮らしたい【タテヨミ】#01 “Risk rarity 8”.
    無料あり
    5.0
    全32巻0~70円 (税込)
    ハーランド・ディフェンスはおじさんだ。  世界で唯一リスクレアリティ8の評価を持ち、  しかもそこに収まらない  破格の力を持った無二の殺し屋でもある。  彼は国の政府や世界を動かす大物に依頼され  喪服と呼ばれる女の子から武器を受け取ると、  あらゆる仕事を丁寧かつ完璧にこなす。  犯罪とかない世界にしたい。  一仕事終えて気軽に囁く最強の殺し屋には  一つだけ小さな弱点があった。  それはハーランドが管理人を勤めるマンションで生活している  平和で残念な訳アリ少女達で?  最強のおじさんとワケあり美少女たちの  表裏一体な日常/殺し屋ライフ! 『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』の  鎌池和馬が贈る、  完全新作の縦読みカラーコミック登場!

    試し読み

    フォロー
  • JICA Magazine 2023年4月号 特集:緊急支援 命に寄り添うさまざまな協力
    無料あり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 概要 自然災害だけでなく、政変・紛争や感染症といったさまざまなリスクに脆弱な開発途上国。ひとたび途上国で緊急事態が発生すると、JICAは現場のニーズをふまえて、多様な関係者とのつながりや、日本の知見などを最大限に活用した協力を迅速に行っている。本記事では、2023年2月のトルコ・シリア大地震でも派遣された国際緊急援助隊のほか、復旧・復興ステージでの政策レベルの協力から被災者の心のケアまで、JICAの緊急支援にかかる幅広い取り組みを紹介する。 コンテンツ ・緊急レポート 被災地で最善を尽くす国際緊急援助隊  ・国際認証と向き合うことで救助チームはより高水準に ・国内外への貢献を重ねる医療チームの40年 ・被災地での活動を安全に円滑に進める縁の下の力持ち ・支援現場で生かされる日本発の3つのテクノロジー ・援助を受け入れるための「受援」計画の重要性 ・3つの柱で取り組むウクライナへの支援 本誌について 『JICA Magazine』は独立行政法人 国際協力機構(JICA)の広報誌です。開発途上国が向き合う課題や、その課題解決に向けて国際協力に取り組む人々を紹介しています。(偶数月1日発行)
  • 愛の使者は突然に【分冊】 1巻
    無料あり
    1.0
    クーパー? 助産師のメリッサは我が目を疑った。新しく赴任してきた産科医って彼だったの!? メリッサは2か月前、出会ったばかりのクーパーに惹かれ、自分らしくもなく情熱に任せて一夜をともにしたのだ。運命のいたずらは再会だけでは終わらなかった。彼女はクーパーの子を宿していた。ある病を抱えているため出産は高いリスクを伴うものの、子供が欲しいと願っていたメリッサには喜びでしかなかった。ところが彼が懐に結婚指輪を忍ばせていたことを知り――!?

    試し読み

    フォロー
  • 展望と開運2023
    無料あり
    4.0
    1~2巻0~1,980円 (税込)
    驚きの的中率を誇る爆発的大人気シリーズの究極の人生指南書 この本と出会って「人生が変わった」「もう迷わない」と感謝の声多数 仕事、健康、恋愛、お金、人間関係、マネジメント、社会情勢、転職・就職、目標達成、政治、お悩み解決など、今日から使える未来の情報が満載 2022年版にて「ロシア・ウクライナ戦争」を予見! ◎的中箇所の引用 「これまでの五黄土星の年を振り返ってみると、事件・事故や戦争やテロのリスクが高まり~」展望と開運2022より 「国家レベルでの貸し借りの整理で後始末をするとなると、それなりに大掛かりな争いや戦争に発展することも予測されるから、緊迫した情勢があれば注視しておくように」展望と開運2022より 【過去の的中事例】 2022年「ロシア・ウクライナ戦争」ほか 2021年「菅首相の退陣表明」ほか 2020年 「コロナショックによる大波乱」ほか 2019年 「米中貿易摩擦の激化」ほか 2018年 「南北首脳会談」「コインチェックのNEM流出事件」ほか 毎年、数々の出来事を的中させてきた話題のシリーズ最新版。政治、経済、社会の展望を示すとともに、個人の開運を明快に指南する未来の解説書。 【ポイント】 本書は、一白水星から九紫火星まで星ごとに、年間のバイオリズム、運勢のポイント、マーケット&マネジメント、健康と恋愛、月ごとの運勢、そして吉方表など内容は深く細部にわたり解説。他の運勢本と大きく異なり、個人の運勢だけでなく世界情勢から政治・経済を具体的に予測し、仕事や事業に有益な情報を今後の動向とともに紹介。一般の方だけでなく、企業の経営者・管理職やビジネスパーソンまで使える必携の一冊。
  • 結婚という名の檻の中で【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    父が遺した屋敷だけはなんとしても守りたい。その望みを胸に日々の苦しい生活に耐えるダイアナの前に、願いを叶える男性が現れた。ニコス・トラモンティス…若くして巨万の富を築いた億万長者だ。彼は社交界へ進出するのにダイアナの家柄が必要だと告げ、大金を条件に2年間の契約結婚を申し出てきた。父を捨てる母の姿を目の当たりにして以来、愛を信じられないダイアナは、愛するリスクもなく屋敷を守れるならと承諾してしまう。彼が別の邪心を抱いているとも知らずに。

    試し読み

    フォロー
  • つまり不倫なんてする奴は【フルカラー】(1)
    無料あり
    3.6
    全7巻0~198円 (税込)
    不倫なんて、反吐が出るほど嫌いだったのに。隣に住む幼馴染の喘ぎ声が、壁を隔てて聞こえてくる…異常な興奮を自覚した俺は――探偵という職業柄、人のセックスなんて嫌というほど見てきた。何がそんなに盛り上がるのか、俺にはわからない。不倫するような奴は、人の気持ちも、リスクも考えられない…つまり、バカだろ?不倫なんて、自分とは無縁の行為…そう、思っていたんだ。……ある日隣に引っ越してきた幼馴染は、俺の初恋の相手だった。壁の向こうから響いてくる嬌声に、俺の心は激しく揺さぶられ――
  • 偽りの娘 ~ただ子供が欲しかっただけなのに~
    値引きあり
    -
    「私の家にいる間は私が春奈ちゃんのママなんだから…言う通りにしてね」 ほの暗い笑みを浮かべた隣人オンナが、他人の子どもに所有物宣言―― 34歳の中山美和子は子どもを渇望している。 年齢を考えると妊娠しづらく、出産のリスクも小さくない…。 積極的ではない夫と、タイミングをとって子作りに励んだりもしたけれど一向に成果は無し―― 調べてみたら…なんと夫の不妊が判明して!? 僅かな可能性に賭けて手術を勧めるも、夫の拒否感は強く、年単位で単身赴任まで決めてしまって!? なら。せめて…と始めた、近所の子どもを集めてのお絵描き教室に、 最高に可愛い女の子がやってきて―― あぁ可愛い…。こんな子が自分の娘だったらどんなに幸せなことか―― 危ない渇望が抑えきれなくなった主婦が、行動を起こし始めー!?
  • どこに出しても恥ずかしくない、ハイリスク妊婦です。【第1話】
    続巻入荷
    3.0
    アラフォーだけど子どもは絶対に諦めない!! 仕事に生きて婚期を逃し、気づけば高齢出産と呼ばれる年齢になっていた。しかし、ひょんなことから結婚することになり、そうなればやっぱり欲しくなるのが子ども。長期戦を覚悟していたが、新婚旅行から帰国後になんと妊娠発覚! でもそれは、幸せなマタニティライフとは無縁のイバラの道への第一歩だった――。不妊治療、前置胎盤、流産……。妊娠するのも出産するのも命懸け! 38歳、高齢出産のリアルを描いた壮絶フルカラーコミックエッセイ!!
  • われはうたへど 【五木寛之ノベリスク】
    -
    ディレクターの島木はミキシング・ルームから録音室を眺めていた。人気作曲家・春山音彦の曲のレコーディングなのだが、うまく進んでいなかった。歌詞に問題があるとされ、水沢暮詠に詞の修正が求められた。彼はなかなかチャンスに恵まれない専属の作詞家。島木は水沢の古風な詞が嫌いではなかった。しばらくして、大物歌手・京極はるみのレコーディングが島木に任されることになり、B面の作詞に水沢を起用しようとするが……。
  • 涙の河をふり返れ 【五木寛之ノベリスク】
    -
    大学の研究室時代の知人・黒木と、私は3年ぶりの再会を果たす。彼は歌謡曲の大スター・水沢忍のマネージャーで、3年前は社会心理学者である私に、水沢のマスコミへの売り込みについて相談に来たのだった。今回は、彼女の人気に退潮の兆しがあるので早急に手を打ちたいという相談。私は、水沢の魅力である「不幸の味」を忘れかけているのではないかと指摘する。「不幸をプレゼントしなければ」と、黒木は納得して去っていった。
  • 雨の日には車をみがいて 白樺のエンブレム 【五木寛之ノベリスク】
    -
    ぼくはあまり車に乗らなくなっていた。1987年の夏、20数年ぶりにテレビ番組の取材でストックホルムを訪れた。夏至祭の2日前だった。ぼくは懐かしさに石畳を踏みしめながら、ストックホルムの街を歩いた。当時、夏至祭にはどの車も鼻先に白樺の小枝が付けられていたものだった。ディレクターの石森翔子とカフェに入り、サーブ96Sについて熱く語った。だが、たくさん走っていたはずのサーブはすっかり見かけなくなり……。
  • 雨の日には車をみがいて 時をパスするもの 【五木寛之ノベリスク】
    -
    彼女はパリから帰ってきた女性カメラマンだった。ポルシェを買おうという彼女の提案に、彼女に夢中だったぼくは従った。それまで乗っていたメルツェデスを手放し、ポルシェ911Sを購入。それをきっかけに、彼女との同棲をはじめた。しばらくして、それまでポルシェに乗りたがらなかった彼女が、夜のドライブに出かけようといいだした。ポルシェで箱根へ向かうと、雨が降り出し事故を起こしてしまう。怪我をした彼女は……。
  • 雨の日には車をみがいて 怪物グロッサーの孫娘 【五木寛之ノベリスク】
    -
    高校時代の友人から、ぼくに会いたがっている女性がいると知らされる。水森由布子という娘で、銀座のホステスらしい。そのころのぼくは、作詞家と放送作家とCMプランナーの3本立ての仕事をしていて、金回りは悪いほうではなかった。車はメルツェデスに乗っていた。その後彼女から電話があり、ぼくが仕事でこもっているホテルにやってくることになった。そしてぼくのメルツェデスと彼女には、浅からぬ因縁があったことを知る。
  • 雨の日には車をみがいて ビッグ・キャットはしなやかに 【五木寛之ノベリスク】
    -
    シトローエンを手放したぼくは、結婚を前提にして相手を探しはじめた。そんな折、大学のときの先輩にあたるプロデューサーから、高沢麻智子という娘を紹介され付き合うことになる。彼女の卒論の代筆を請け負うことからはじまった。すぐに箱根へドライブに行く話になったが、ぼくにはもう車がない。彼女の父親の車、ジャグヮーXJ6を借りることになった。当日、箱根へ向かう途中で彼女に運転を替わると、思いがけない運転を……。
  • 雨の日には車をみがいて 翼よ! あれがパリの灯だ 【五木寛之ノベリスク】
    -
    仕事が忙しくなったぼくは、BMWからシトローエンに乗り換えていた。思いがけない春先の雪の日、上り坂の手前でもがく国産車に遭遇する。運転手はあきらめて、乗っていた2人の女性を降ろして走り去った。ぼくは女性たちをシトローエンに乗せて、上り坂にトライして上りきる。2人は車を降りずに、そのままドライブをすることになった。映画「翼よ! あれが巴里の灯だ」の逸話などで盛り上がったあと、2人を降ろした先は……。
  • 雨の日には車をみがいて バイエルンからきた貴婦人 【五木寛之ノベリスク】
    5.0
    1970年の夏、ぼくはドイツ車を所有する。BMW2000CS。先輩の翻訳家から譲り受けたものだ。ある日、停めてあるぼくのBMWに見とれている女性と出会う。28歳独身の朝霞圭子に。その場ですぐにドライブに誘い、箱根のホテルで彼女と寝た。それから週に2回くらい会うようになった。9月に二人で軽井沢に行き、碓氷峠でトヨタ1600GTに煽られ道を譲ろうとしたときだった。彼女が運転を替わろうと言いだしたのは。
  • 雨の日には車をみがいて アマゾンにもう一度 【五木寛之ノベリスク】
    -
    1960年代が終わるころ、ぼくは新車を買った。アルファ・ロメオをとうとう手放し、貯金をはたいて。コマーシャル・ソングの作詞を手がけているころのことだった。仕事に疲れ、ボルボ122S・アマゾンで湘南へ向かった。海沿いのホテルの駐車場で、赤いアマゾンを駆るとても小柄な女性と出会う。彼女の赤いアマゾンがぼくの白いアマゾンと伴走する。やがてひと気のない浜辺で二人は口付けするが、ぼくはそのまま彼女と別れて。
  • 雨の日には車をみがいて アルファ・ロメオの月 【五木寛之ノベリスク】
    5.0
    20代の終わりにぼくは構成作家という肩書きを得た。作曲家の川西と知り合い、月に何度か打ち合わせのあとに会うようになった。そのうち川西は、所有するアルファ・ロメオを譲ってくれると言いだす。ぼくのシムカは動かなくなり廃車にしていたのだ。譲り受ける前に、二人で箱根へドライブすることになった。アルファ・ロメオに乗って。だが、運転をさせてもらって楽しいひと時を過ごした後に、思いがけない体験が待っていた……。
  • 雨の日には車をみがいて たそがれ色のシムカ 【五木寛之ノベリスク】
    -
    1966年夏、ぼくは思いがけない車を手に入れ、ひとりの女ともだちを失った──ぼくは音楽番組を構成する放送作家の卵だった。それだけでは食えなくて、他にもいろいろな仕事をやっていた。そんなとき、歌手志望の搖子に夢中になり、彼女を乗せたくて買った車がシムカ1000だった。だが、彼女が求めるのは「成功」。ぼくは彼女に大物プロデューサーを紹介することになった。口の悪いところが返って気に入られた搖子は……。
  • 星のバザール 【五木寛之ノベリスク】
    -
    風見章はK新聞の若手名文記者。長期の欧州取材旅行を終えて、ナホトカ・横浜間の定期客船に乗船していた。船尾のバーでカウンター越しに、リーダという40過ぎの女と話すようになる。その歳には見えない美しさに惹かれる早見。航海の最後の晩、「アマチュア・コンサート」のステージで彼女が「星のバザール」というロシア民謡を歌うことを教わる。だがその前夜、戦争に翻弄された彼女の身の上を早見は偶然耳にするのだった。
  • 自由をわれらに 【五木寛之ノベリスク】
    -
    おれと森田とタミーは東京から札幌へやってきたヒッピー。森田は美少年風の優男で、タミーは美大に籍をもつ女。みんな20歳前後だ。そしてもう一人の島智子。知り合ったきっかけは、彼女が札幌の本屋で万引きをするのを目撃したことだった。そんな4人でレンタカーを借りて支笏湖までドライブすることになった。そばの峠道で野宿をし、翌朝からまたドライブ。が、樽前山への山道でおれとタミーは下ろされ、森田と島を乗せた車は!
  • 聖者が街へやってきた 【五木寛之ノベリスク】
    -
    古い城下町のK市に住み、地方ラジオ局のプロデューサーを務める魚谷洋介は、行きつけの喫茶店でおかしな情報を聞きつける。街にヒッピーが集まり始めているのだ。新聞の夕刊でも「無賃乗車のフーテンを大量補導」の記事。魚谷は仲間と語らい、このヒッピーの話を利用して、地方から全国への情報の発信源になることを画策する。350人程度だったヒッピーの数は、深夜ラジオの力で2500人ほどにさらにふくれ上がり……。
  • こがね虫たちの夜 【五木寛之ノベリスク】
    -
    朝鮮戦争が終わりを迎え、昭和二十年代から三十年代へ移る19歳のころが、あたしが本当に生きた短い時期だった。学生だったあたしは、『シャガール』という喫茶店でアルバイトを始め、3人の学生の常連客と知り合った。芸術青年タイプの岡田と、健全な学生らしい森口、アナーキストといわれる原。3人はよく〈こがね虫〉の替え歌を歌っていた。3人と親しくなり、岡田と寝て、森口とも寝た。だがやがて、3人は集まらなくなって。
  • モルダウの重き流れに 【五木寛之ノベリスク】
    -
    私は取材でチェコにいた。大手広告代理店の嘱託カメラマンとして。前年に起きた「ソ連侵攻」の傷跡を目にしながら、市原という旧友とチェコの自由化をめぐる談義に花を咲かせた。プラハに入って3日目、ダンス・ホールのようなクラブに入り、そこで見つけた美しい娘を写真のモデルにしようと目論む。するとそばにいた青年が通訳を買って出た。私は青年の申し出を受け入れ、彼らと店を出ることにするが、二人の正体は……。
  • 男だけの世界 闇からの声 【五木寛之ノベリスク】
    -
    大手の呼び屋が呼ぼうとしてなかなか実現しなかった大物歌手ルイ・グラントンの日本公演が、音連の企画部長・黒崎の才気によってついに開催される運びとなった。ルイ・グラントはただの歌い手ではなく、黒人差別に反対し、戦争の悲惨を歌うことで、平和運動家としても有名だった。だが公演の直前、MCを務め黒崎を支えるはずの篠原令子は不安に陥っていた。前日の深夜に、脅迫めいた謎の電話を受けていたのだ。
  • 男だけの世界 梟雄たち 【五木寛之ノベリスク】
    -
    週刊ジャーナルの副編集長の間宮は、自分が企画した座談会の司会を自ら買って出た。外国人タレントを呼ぶ「呼び屋」の大物3人を集めた座談会だ。政治と結んで超大物を呼び寄せる岩森。ビジネスに徹して堅実に興行をこなす冴田。虚業と割り切って野放図な行き方をする円城。企画を試みたのは、35歳のいまが人生を選択する最後の時機と考え、それぞれのどの生き方に自分の将来をゆだねようかと個人的な興味もあったのだ。
  • 男だけの世界 兇音 【五木寛之ノベリスク】
    -
    主として放送番組のエージェント業務を扱う共音プロ。社員十人くらいのその小さな会社で、霧生克己はテレビ番組の企画書作りなどに携わっていた。入社して三年、霧生は新たに独自の企画を思いつき、その研究を進めていた。「CMソング」の次には「CMサウンド」が来ると読み、心理学者に依頼していたのだ。そんな矢先、成沢社長から奇妙な指示を受ける。それは、聞く者に強い不安感を惹起させる音を作れというものだった。
  • 男だけの世界 銃声の夏 【五木寛之ノベリスク】
    -
    外国人のジャズ・ショーを主にプロモートする興行会社、I.Nプロモーションを経営する伊吹のところに、共同経営者・西田の知り合いのヘンリー・中村から突飛な話が持ち込まれた。ビル・キャノンという西部劇スターをアメリカから呼んで興行しようというもの。乗り気な伊吹に、慎重な西田も同意した。「西部の拳銃王」として日本で売り込む企画は進むが、やって来たのは実弾を撃ったことのない、ただの早撃ちチャンピオンだった。
  • 男だけの世界 第三演出室 【五木寛之ノベリスク】
    -
    Q新聞の矢来慎吾はテレビ欄担当記者としてもう三年もRテレビに出入りしていた。矢来には気になることがあった。旧知のディレクターの辰巳が「第三演出室」に異動になるという噂を聞いたのだ。第三演出室とは、磨り減って使い物にならなくなったディレクターたちが集められる「放送界の収容所」のような所。折しもRテレビでは、組合闘争でストが計画され、辰巳たち第三演出室の人間が巻き込まれようとしていた。
  • 男だけの世界 老兵たちの合唱 【五木寛之ノベリスク】
    -
    芸能プロモーターの藤岡慶太は、芸能プロダクション・音連の企画部に勤める知己・星野に、ある大きな企画を勧めていた。それは、平均年齢六十八歳の黒人ジャズ・バンドを本場ニューオリンズから呼び寄せようという企画だった。高齢を危ぶみつつも星野は話に乗り、老兵グループが来日する。勝負と見ていた初回公演は予想外の盛況を博し、喜びを分け合う藤岡と星野。だが直後に、想像を絶する陰謀を知るのだった……。
  • 夜の世界 【五木寛之ノベリスク】
    -
    彼の愛車はフランス車のシムカ1000。学校の先生をやっているが、妻には内緒で免許を取り、アルバイトまでして中古のシムカを手に入れたのだった。夜中に家族が寝静まってから密かに借りた駐車場へ向かう。シムカを駆って高速道路を独りで走るのが、週2回ほどの楽しみなのだ。たとえ事故直後の現場に乗り合わせようと、車を降りてからの帰り道で怪我をしようと、彼は「おれの小さな世界」の中で……。
  • プラハの春とおく 【五木寛之ノベリスク】
    -
    塙竜彦は新婚旅行で妻・杏子とプラハを訪れた。竜彦は私立高校の教師で、杏子は富裕な家庭に育った教え子だった。竜彦たちはホテルで、山名という日本人の新聞記者と出会う。山名は「プラハの春」の話を持ち出すが、竜彦は聞き流す。翌日山名が、飛行機の出発前に近郊の農村を案内してくれることになった。みごとな農村風景を楽しんだあと空港へ。だがその道すがら、先ほどの村に重大な歴史の爪痕があることを山名から聞かされる。
  • ダブル・クラッチ 【五木寛之ノベリスク】
    -
    おれは早田彰彦19歳。五つ上の姉貴は川崎でスナックをやっている。両親を早くに亡くし、姉貴はキャバレー勤めのあとに去年店を持った。そこへ現れたのが、姉貴の高校時代の教師で、妻子持ちの木島巧。ふたりは仲よくなり、あるとき姉貴の代役でおれが木島と信州へドライブに行くことに。碓氷峠では「ダブル・クラッチ」だのいろいろなテクニックを教わった。その後姉貴は身籠り、木島と甲府へドライブに行って重態に陥る……。
  • 奇妙な果実 【五木寛之ノベリスク】
    -
    広告代理店に勤める私は打ち合わせの最中に、ふと10年前のことをまざまざと思い出そうとしていた。──就職難のその時代、私は職を転々とし、交通関係専門誌の編集長をしていた。編集部は、旧赤線地帯が望めるビルの3階にあった。隣りはヌードショーの実演がある映画館。ビルからは休憩中の出演者の女たちが見えるのだった。私は会社を辞めるときにショーを鑑賞し、ひとりの女の乳房のイメージを植え付けられたはずだったが。
  • ユニコーンの旅 【五木寛之ノベリスク】
    4.0
    火野昌吾はテレビの紀行番組のディレクター。北海道ロケでのこと、病院のポプラ並木のところで撮影をしていると、患者のプライバシーの侵害だと女医から抗議を受ける。その女医に興味を持った火野は、撮影後に彼女の自宅を訪ねる。そこで火野が見たのは、彼女が受け持つうつ病患者の少年が描いた絵と、ノートに書き込まれた詩だった。詩のすべてに目を通していると、その少年が病院を脱け出たとの知らせ。女医は自殺を心配し……。
  • 四月の海賊たち 【五木寛之ノベリスク】
    -
    レジャー産業で急成長を遂げた水野観光の代表取締役の水野隆介は、学生運動時代の旧友に会いに銀座のバーへ向かう。途中、自分のことを「海賊」と名乗る17~18歳の少女にコートの袖をつかまれる。店をかえても少女はついてくる。隆介は少女をモーテルに誘う。彼女の要求は373万円。「海賊」は全部で5人いて、残りの男たちはずっと二人をつけているらしい。驚くべき計画を聞かされ、ただの美人局ではないことがわかる。
  • Qの世界 【五木寛之ノベリスク】
    -
    おれは、ラジオ番組の台本を書く放送作家。タレントと喧嘩して事務所を辞めふらふらしていたところ、公共放送に勤める旧友から仕事の連絡が入る。新しい形で日本の民謡を紹介する番組を手伝ってほしいとのこと。おれは、ちょっと前に目をつけていた金井留美子という高校生を、レギュラーのシンガーに推薦した。彼女を放送番組(Qの世界)に引きずりこんだことに少し胸が痛むが、みごとオーディションも合格して……。
  • ヘアピン・サーカス 【五木寛之ノベリスク】
    -
    私の仕事は自動車免許取得の個人指導。ある晩、1年半ほど前の教え子・小森美樹と偶然再会する。まだ二十歳にもならないはずだが、運転技術は抜群の娘だった。彼女のいま乗る車のボディーには「菊の花」ペイントが施されていた。話によると、高速道路でちょっかいをかけてくる車をはめて事故を起こさせ、その数だけペイントしているらしいのだ。元レーサーの私は、彼女にお灸をすえようと、逆に罠にかけることを思いつくが。
  • 怨歌の誕生 【五木寛之ノベリスク】
    -
    直木賞をもらって本格的に小説を書き始めた私が、つい最近勝手なことを書いて物議をかもしたことがあった。いつも執筆に苦しんでいる新聞の日曜版のエッセイで、藤圭子のLPレコードのことに触れたのが発端だった。新聞が出回るや、思いがけない反響があちこちからやってきた。週刊誌などから藤圭子についての意見を求められたのだ。LPをほめたつもりが、彼女のファンだと勘違いされ、彼女との対談まで引き受けることに……。
  • 悪い夏 悪い旅 【五木寛之ノベリスク】
    -
    ヘルマン・ヘッセの『春の嵐』がアメリカのヒッピーの間ではやっていると聞いたぼくは、文庫本を古本屋で入手してバイト先のスナックに向かった。するとその夜、あまりみかけない女が店にやってきた。しばらくしてから女は、指でVサインをしながらぼくに売ってくれと頼んできた。Vサインはマリファナを意味し、カウンターに置いておいたヘッセの本に葉っぱが1枚挟まっていたらしい。まず古本の前の持ち主を探すことになった。
  • 天使の墓場 【五木寛之ノベリスク】
    -
    高校教師の黒木は、山岳部の教え子5人とH山山系を下山中に悪天候に見舞われた。そこへ、黒く大きなジェット機が墜落。6人はその残骸の中で吹雪をやり過ごすことにする。だが急病人が発生し、黒木1人が下山して救援を呼びに行くことになるも、途中で力尽きる。病院で目覚めたとき、黒木は教え子5人を見殺しにした教師、という立場に立たされていた。飛行機墜落の事実はもみ消され、事実とは異なるシナリオが捏造されたのだ。
  • 夜の斧 【五木寛之ノベリスク】
    -
    森矢慎吾はある地方大学の助教授。来春には教授の道も開け、娘は医者の卵と婚約、昔の生活からは考えられない幸せな家庭を営んでいた。「エラブカから持ち帰ったものは何か?」。慎吾のもとにおかしな電話がかかってきた。甦る20年前の記憶。元関東軍中尉だった慎吾は捕虜となって、エラブカという街に移送され、スパイを引き受けることで帰国を許されたのだった。持ち帰ったものは「斧」。その答えが合い言葉となるはずだが。
  • バルカンの星の下に 【五木寛之ノベリスク】
    -
    私はソフィアの空港に降り立った。貿易商社員として5年間パリで働き、日本に帰国する前のバカンスでやってきた。空港で同年代の宗谷夫妻と知り合い、ホテルまでタクシーに同乗する。その後、たまたま入ったレストランで婦人と再会。彼女は、夫との15年の旅の終わりにブルガリアに来たのだという。私は自分の部屋へ婦人を誘った。翌日、宗谷氏に会い、今回の旅行が15年前に果たせなかった新婚旅行のはずだったと聞く……。
  • 赤い広場の女 【五木寛之ノベリスク】
    -
    テレビ番組の演出を務めてきた私は、番組の終了と同時に2週間の休暇を取ってモスクワへやってきた。早速、現地駐在の商社員である親友・朝見を訪ね市内を案内してもらう。翌日は朝見が用事があるというので、彼の婚約者・リューバが代わりをしてくれた。一通り観光をしたあと、私は彼女自身のことを訪ねた。するとリューバは、朝見の求婚を受け入れないという。彼女は乗り越えられないソ連とドイツの戦争の過去を引きずっていた。
  • 蒼ざめた馬を見よ 【五木寛之ノベリスク】
    -
    Q新聞外信部記者の鷹野は、主幹から社を辞めてモスクワへ行くことを命じられる。ロシアの老作家・ミハイロフスキが、ユダヤ人家族三代の運命を描いた、未発表の長編小説の原稿を受け取り、世界で出版するために。政府の弾圧は免れ得ない代物だ。鷹野は現地で原稿の回収に成功し、『蒼ざめた馬を見よ』と名づけられた本は、日本や欧米で刊行され世界中の話題になる。ところがその3ヵ月後に著者が逮捕され、思わぬ真相が……。
  • 残酷な五月の朝に 【五木寛之ノベリスク】
    -
    興行関係のプロダクションを経営する私は、ある日大きな企画を思い立ち、Kデパートの事業企画部長の知人を訪ねてそれを売り込んだ。フランスの「五月革命ポスター展」を催事として開催しようというもの。知人は話に乗り、旅費まで用立ててくれた。私は苦労の末にパリに潜り込み、活動中の学生たちに掛け合うが協力を得られない。たまたまデモ活動に巻き込まれて負傷した私は、仲間と勘違いされてポスターを入手しかけるが……。
  • ローマ午前零時 【五木寛之ノベリスク】
    -
    私たちはレオナルド・ダ・ビンチ空港からローマへ向かっていた。ニースで行われる国際テレビCMフェスティバルに作品を出品するため、滝社長とその愛人・亜紀の三人で。だが、パリで起こった五月革命でフランスは大混乱。ひとまずローマに滞在することになったのだ。私はCM部門の責任者。傾く社業の一発逆転をねらって、「ドラマチックCM」なるものを制作した。ニース入りの目処が立ち、私は社長に亜紀のことで告白を……。
  • ヴァイキングの祭り 【五木寛之ノベリスク】
    -
    東京でアート工房を設立した私は、大学生のオリエと出会い数週間のうちに愛し合うようになり婚約。しかしその年の七月オリエの作品が家具デザインコンクールで入賞。オリエは夏休みを利用し優勝賞金で北欧への旅にでる。2ヵ月後の帰国予定が秋が過ぎ、冬が過ぎても、日本に帰ってこない。彼女が北欧の白夜の中にみたものは何だったのか?
  • ソフイアの秋 【五木寛之ノベリスク】
    -
    美術批評家を目指して、ぼくは東京の私大に通っていた。といっても授業にはろくに出ず、近所の喫茶店に入り浸るありさまだが。そんなとき、高校時代の旧友・筑波から、彼がブルガリア旅行で見かけたという「イコン」の話を聞く。ソフィアの村でイコンの束が捨ておかれていたらしい。イコンとはロシアに伝わる聖像画で、中世のものなら何百万円もする。喫茶店の店主に費用を捻出してもらい、ぼくと筑波はソフィアへ向かった。
  • 私刑の夏 【五木寛之ノベリスク】
    4.0
    1946年8月、北鮮の大同江近くのH市に結城はいた。終戦後、満州から引き上げる途中に足止めをくらい、たくさんの引き揚げ民とともに倉庫に押し込められていたのだ。結城は200人あまりのグループのリーダーだったが、1年近くも待たされたいまは40人に減っている。ある日、ソ連軍にも通じる伝説の日本人・星賀という男に出会い、結城は南鮮への脱出計画を練る。ソ連軍の軍用トラック11台を駆って、計画は実行に移されたが……。
  • CM稼業 【五木寛之ノベリスク】
    -
    滝は、現社長の大川と二人で立ち上げた、CM音楽専門の制作会社・創音プロの制作部長。Q製薬という大手の仕事が舞い込み、全力を傾けていた。先方の宣伝部長に会って、競作の依頼なら仕事を断ると啖呵を切り、単独の依頼を認めさせる。他方、滝自身はCMソング制作で作詞家たちに本人には内緒で競作させ、すべてが順調に進んでいるかに見えた。だが、仕上がったテープを渡した3日後、Q製薬から思いも寄らぬ返事が来る。
  • 盗作狩り 【五木寛之ノベリスク】
    -
    東洋テレビの看板報道番組・企画取材スタッフの夏木が、低視聴率を議題とするスタッフ会議で、突飛な企画を提案する。文部大臣の盗作疑惑を取り上げて、特集番組を組もうというものだ。企画は会議で支持を得、取材が始められる。時の文部大臣が作詞をした中学の校歌の歌詞が、ある市が3年前に公募して佳作に選ばれた作品と同じだと指摘する手紙を、夏木は受け取っていた。取材を進めるうちに、驚愕の事実が次々に露見し……。
  • 素敵な脅迫者の肖像 【五木寛之ノベリスク】
    -
    ラジオのプロデューサーをしている私の元に、ある日、西条という男が現れた。「タクシー運賃値上げ」の特集をやってほしいとの依頼のために。代わりに私の番組のスポンサーになってくれるらしい。月内で番組の打ち切りの話を聞かされていた私は、西条の申し出を受け入れた。西条の提示した条件は、本来の番組企画とは別に、実現することのない企画書を作成するというものだった。疑問を抱きつつ、私は番組制作に取りかかった。
  • 海を見ていたジョニー 【五木寛之ノベリスク】
    5.0
    こちらは、短編集『海を見ていたジョニー』収録の表題作1編のみとなっております。 ◆◆◆ 少年は姉と二人、海辺の町でピアノのあるバーを経営していた。少年の楽しみは閉店後に、海岸で出会った黒人兵・ジョニーと、ベース弾きの健ちゃんの三人で、ジャズを演奏することだった。が、何ヶ月かして、ジョニーは突然姿を消す。ベトナムへ行ったのだろう。そして、10ヶ月ぶりに現れたジョニーはすっかり人が変わっていた。人を殺した自分にジャズは演奏できないという。ジョニーはピアノを拳銃で撃ち抜き、店を飛び出した。
  • 艶歌 【五木寛之ノベリスク】
    4.3
    CM音楽ディレクターの津上は、元先輩の黒沢に誘われてMレコードに入社、高円寺という男の下に配属になる。彼は戦後の艶歌史を作ったといわれる男だ。しばらくして、制作の合理化を図る黒沢と、それに対抗する高円寺との間で対決が始まる。新人をデビューさせて先に50万枚以上レコードを売ったほうが勝ち、という競争だ。黒沢の合理的宣伝政策が序盤をリードするが、地方から火がついた高円寺側の曲も猛烈に追い上げて……。
  • 霧のカレリア 【五木寛之ノベリスク】
    -
    冬木衛は、祖父の代からのガラス工芸会社を5年前に再建したが、民芸品ブームが去り経営の危機に立たされていた。そんな折、提携先のデパートから持ちかけられたのが、北欧ガラス器のデザイン盗用の話だった。冬木はそれを受け入れフィンランドに渡った。ヘルシンキの街で、ガラス工芸店に勤めるアイノという女性と親しくなる。彼女から聞かされるフィンランドの歴史とカレリア地方の悲劇の話が、冬木の愛国心を揺さぶった。
  • GIブルース 【五木寛之ノベリスク】
    -
    現代ジャズの巨人、B.Bの最終公演のその日、ジェイムズはなかなか現れなかった。――北見は元ジャズピアニストで、いまはジャズ評論家。ジャズ仲間の集うクラブに、ニューヨークへ渡った北見の友人の招待状を持って現れたのが、GI(アメリカ軍人)のジェイムズだった。北見は彼のピアノの才能を見出し、目をかける。店に通ってくるようになった彼にこんどは興行師が目をつけ、ついにB.Bとの共演に大抜擢したのだが……。
  • 白夜のオルフェ 【五木寛之ノベリスク】
    3.0
    スペインでギターを学ぶため、短期のアルバイト目的で立ち寄ったストックホルム。その町では、「夏至祭り」という歌のコンクールを控えていた。優賞賞品は、イングリッドという美女。黒人の血が流れる日本人・サブと知り合った私は、猛練習をしてそのコンクールに挑戦することにした。ライバルはドメニコ。イタリア系住民で町の有力者の弟分だ。もともとサブはそいつと、イングリッドをめぐって争っていたのだった。
  • さらばモスクワ愚連隊 【五木寛之ノベリスク】
    4.0
    興行関係に従事していた私は、大学時代の友人からソ連にジャズ・バンドを送り込む仕事を依頼される。それを引き受けた私は下調べにモスクワを訪れ、ミーシャという地元の不良少年と出会う。私は元ブルースピアニスト。場末の飲み屋でミーシャと一緒に演奏することになり、私と仲間の演奏に彼のトランペットが加わって、みごとな調べを奏でる。彼の才能に惹かれ、ジャズメンになることを勧めるが、興行は突然中止になり……。
  • アスタリスク 1巻
    無料あり
    4.6
    心優しき天使・キオと幼なじみのフラウが贈る、天使達の新感覚バトル&テイル!! 敵は正体不明の悪魂・マニヒス、人間の命のリレーを繋ぐため2人の戦闘が始まる!! 森本秀が描く大人気シリーズ、待望の第1巻!
  • 見えないように【マイクロ】 1
    -
    1~8巻99~121円 (税込)
    「信じられない… 憧れていた優真くんと付き合えた!?」 中学2年生の清野瀬まい(きよのせまい)は、1年半片想いをしていた大岸優真(おおぎしゆうま)くんに告白をしたら付き合えることに! でも・・・・・・・ 学校は絶対に恋愛禁止!!バレたらアラスカ校に転校させられちゃう!? リスク覚悟!?のドキドキの日々がはじまる・・・!!
  • 自分を好きになりたいから整形する話【単話】 1
    完結
    -
    全11巻99~154円 (税込)
    「自分を好きになりたいけど顔が嫌だ」 家庭環境が原因で自己肯定が低く、醜形恐怖に陥った鈴木遥・24歳。 そんな彼女が人生を変える希望を見出したのは“美容整形”だった。 高額な費用、術後の痛み、医療ミスや後遺症のリスク…… 美容整形は決して簡単に生まれ変われるずるい魔法じゃない。 それでも遥は自分の意志で整形することを決めた、人生前を向いて生きていくために――!
  • 「パッシング・チャイナ」という選択 【Voice S】
    -
    中国では「政治リスク」、「経済リスク」から目が離せない状況が続いている。著者は中国経済が抱える五つのリスク要因を警戒。そのうえで日本政府・銀行・企業がいま採るべき対応を提言する。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2014年2月号掲載記事を電子化したものです。

    試し読み

    フォロー
  • 自分の値段とは?
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サラリーマンの市場価値を徹底調査! たとえ大企業に勤めていても、リストラや減給、倒産のリスクはゼロではない。今の職場や役職を失ったとき、ミドル世代は労働市場でどの程度需要があるのか? 本書は『週刊SPA!(スパ)』 2022年 2/8号の特集を抜粋して電子化したものです。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    試し読み

    フォロー
  • 毎朝1分読むだけハードボイルド人脈術。人脈作り力を最大化しつつ人脈リスク管理を習慣化する本。毎朝1分読むだけシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満=紙の書籍の20ページ程度) 内容紹介 人脈ができない人は「人脈を作ろう」そう思い立って人に会いに行く。 得意な人は、何気ない日常でも自然と人脈を広げている。 普段から意識しているから、次々に人脈の輪が広がってくる。 歯磨きのようなもので、これは習慣だ。 例えば人脈ノウハウ本を読んだとき、誰でも人脈作りに動き出せる。 勢いで数人と仲良くなる。SNSで繋がったりもする。 しかし一時的なもので、本を読み終わって2週間もすると、すっかりと人脈作りを忘れている。 だから、結局、元の木阿弥。 半年後、何も変わらず「自分には人脈が足りない」と感じるのだ。 人脈作りは、ノウハウや技術でもあるが、結局は習慣だ。 なぜなら人脈はゆっくりと作られるものだからだ。 しかし、人脈作りを習慣化しようという本は少ない。そこで、本書は、そこに目をつけた。 本書のテーマは、人脈作りの習慣化だ。 「ああ、自分は人脈が足りないなぁ、、、」そんな、あなたのための本だ。 習慣化のために「人脈作りのための毎朝1分リスト」を用意した。これは1分程度で読めるものだ。これに毎朝目を通す。 人脈作りができる場面、その価値を無意識にすり込んでいく。 そうやって意識を変える。意識が変われば、行動が変わる。行動が変われば結果が変わる。 気が付くと人脈を持っている自分になっている。 無意識に出会いを大切にするのだ。価値あるつながりに活かすのだ。 実際に、あなたの周りにいる「良い人脈を持っている人」は、そういう人たちだ。いかがだろう?思い浮かべて欲しい。 また人脈にはリスクもある。トラブルになる場合もある。そんなリスク管理も本書に含めた。 本書の、構成は、毎朝読む「毎朝1分リスト」を最初に提示する。 そのあとは、リストの一つ一つの項目を説明するパートだ。 これも10分くらいで読み終わる。 説明パートは毎朝読み返す必要はない。一度だけ読んでリストの意味を理解するために使う。リストの内容を忘れてしまったときだけ、説明パートを読み返せばいい。 説明パートで理解した項目を毎朝リストを眺めてリマインドするという構造だ。 では、是非、ご活用いただきたい。
  • ボーナス文庫1 「怨歌の誕生」 【五木寛之ノベリスク】
    -
    表題作内容── 本格的に小説を書き始めた私が、つい最近勝手なことを書いて物議をかもしたことがあった。新聞の日曜版のエッセイで、藤圭子のLPレコードのことに触れたのが発端だった。新聞が出回るや、思いがけない反響があちこちからやってきた。週刊誌などから藤圭子についての意見を求められたのだ。LPをほめたつもりが、彼女のファンだと勘違いされて──他に『艶歌』『涙の河をふり返れ』『われはうたへど』を収録。
  • 「高血圧は長生きできない」という医療のウソ
    4.5
    地球環境問題や科学などのテーマで、独自の理論がTVでも話題の武田邦彦が驚愕の真実を明らかにする!本書では高血圧のリスクについて、鋭いメスをいれる。
  • 恋愛リスクコンサルタント 1
    完結
    3.8
    人生というものはびっくり箱だ。一寸先には何が待っているか判らない。うちの死んだ爺さんの言葉だが……今日初めて会った男に騎乗位で腰を振られている今程それを実感した事はない。まさか俺が、こんな、こんな事に……。俺は和泉清武(アラサー)、事務用品を中心とする通販会社の営業部係長でそこそこの出世頭だ。同じ社内で一つ年上の美人の彼女と結婚前提で付き合っていた…のに、ある日ちょっとした事がきっかけで別れ話に!正直何がそこまで彼女の癇に障ったのか解らない俺は、居酒屋でヤケ酒を煽っていた。その時たまたま隣にいた見ず知らずの男と酔った勢いでヤってしまったのだが…酔いが醒めて気付いた。この男、初対面じゃ…ない…!
  • ぼのぼのs【分冊版】 ぼのぼのと海とセレナちゃん
    完結
    -
    人気キャラs(たち)が勢ぞろい♪ ぼのぼの、シマリスくん、アライグマくん、そして、しまっちゃうおじさんをはじめとする、楽し~い森の仲間たちが大活躍。 今年30周年を迎えるぼのぼのから、笑って笑って癒されるストーリー編の登場でぃす! 「ぼのぼのと森とセレナちゃん」「しまっちゃうおじさんが現れた!!」 「今日はシマリスくんのお誕生日」ほか、読みやすい1話完結エピソードを12話収録。 更なる特長として、ぼのぼの史上初のふりがな付きで、親+子+孫の3世代で、より楽しめる1冊になりました!! 読まないとしまっちゃうからね~。 本電子書籍は単行本「ぼのぼのs」を分冊したものです。単行本特典のおまけマンガ・イラスト等は含みません。
  • ANA 国際線急拡大の野望と死角
    -
    ANAの勢いが止まらない。 国内では経営破綻したスカイマークの取り込みに成功、 海外においても関係者が驚くハイペースで国際線を拡大させている。 しかし、そんな好調さの足元にはさまざまなリスクが潜んでいる。 ANAの思惑と、その死角に迫った。 『週刊ダイヤモンド』(2016年2月27日号)の 第2特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • 南海トラフ地震、首都直下地震、富士山噴火はいつ発生するか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    日本は、地球の陸地の1%にも満たないのに世界の地震の約2割が集中、活火山の約7%が存在する。しばしば台風にも見舞われる災害大国だ。戦後、大きな地震や火山の噴火が少ない幸運な時期に経済成長を遂げた。近年、阪神・淡路大震災や東日本大震災を経験、各地で火山も噴火している。南海トラフの巨大地震や首都直下の地震の恐れが指摘され、風水害の脅威にも直面する。日本は、どんな災害リスクに直面しているのか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • リニア始動!
    -
    2027年に開業するリニア中央新幹線・東京~名古屋ルート。 東海旅客鉄道(JR東海)は、 詳細な計画を盛り込んだ環境影響評価(アセスメント)の準備書を公表した。 これにより、漠然としていたリニア計画が一気に現実味を帯びてきた。 経済効果から、技術、リスクまで、 リニアプロジェクトの全容を解明する。 『週刊ダイヤモンド』(2013年11月16日号)の第2特集を電子化したものです。
  • 成長続く最後の市場 アフリカで勝つ方法
    -
    【アフリカで成功する方法を探る!】 治安や貧困、政府のガバナンスといった数々の問題を抱えながらも 豊富な資源、人口増で高成長が続き “最後の市場”との呼び声も高いアフリカ。 かつてのODA(政府開発援助)ブームが去った後、 出遅れた日本企業は、 この難しい成長市場とどう向き合うべきなのか。 資源、企業進出の両面からアフリカで成功する方法を探った。 【おもな内容】 ◎安全・人材・インフラがない  本当に「投資すべきは今」? ◎アラサン・ドラマネ・ウワタラ(コートジボワール大統領)インタビュー ◎【Column】もう銀行はいらない!? 携帯送金サービスの威力 ◎【資源の宝庫を攻略せよ】   資源ナショナリズム台頭で変わるアフリカ投資 ◎坂根正弘(コマツ取締役相談役)インタビュー  「商社に任せるだけでなく国益として資源を考えよ」 ◎【Column】365日対応が基本!アフリカで勝つリスク管理 ◎【最後の巨大市場を攻略せよ】   成功した企業に学ぶアフリカ進出の要諦 本書は『週刊ダイヤモンド』(2013年6月15日号)の第2特集を 電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれず、 特集だけを電子化したコンテンツとなっております。
  • プロジェクトX 挑戦者たち 熱き心、炎のごとく  腕と度胸のトラック便翌日宅配・物流革命が始まった
    3.0
    昭和51年に誕生した宅急便。「電話一本で翌日配達」を売り物にドア・トゥ・ドアで荷物を届ける画期的なシステムである。戦後最大のサービス革命と言われ、日本人の暮らしを一変させた。  宅急便を始めたのは、深刻な経営危機に直面していたヤマト運輸。二代目社長・小倉昌男(50)が社運を賭けて決断した。成功の鍵は全国津々浦々に拠点を作るネットワークだった。  コストがかかる個人相手の輸送はリスクが高く不可能というのが業界の常識だった。しかし、長年の取引先から撤退して宅急便に賭ける小倉の気迫にドライバー達は奮い立つ。  最も営業が難しいと見られた北海道を任されたのは、トラック運転手・加藤房男(27)。広大な北海道で、どうしたら不特定多数の家庭から効率よく荷物を集められるのか。行き詰まる加藤を支えたのは、自分の町にも来て欲しいという住民達の声だった。「待っている人達がいる限り絶対に諦めない」。加藤は全道に営業所の「のぼり」を立てることを夢見て奔走する。  更に、国が立ちはだかった。運輸省は、それまでの常識を次々と覆すヤマト運輸に対し、免許を認めなかった。  ヤマトは運輸省を相手にどう闘いぬくのか? 戦後から続いた規制行政にいかに風穴を開けるのか? 北海道全域にのぼりを立てるという加藤の夢は叶うのか・・・?   物流を劇的に変える新サービス・宅急便を全国に普及させた男達の15年のドラマを描く。

    試し読み

    フォロー
  • ブラッドハウンド 1巻
    完結
    -
    全9巻110~165円 (税込)
    この世界には病が蔓延している…それは「吸血症」。吸血症にかかった者は牙が伸び、身体能力が異常に高まる。その末期患者・通称「レッド」は脳を支配され人を襲い、噛みつかれた者は血と共に記憶の一部も抜き取られ感染するリスクを負う。そんな危険な存在であるレッドの駆逐を目的とした部隊がRRT(吸血症末期患者対策部)だ。RRT所属の長谷川来栖は日々訓練を行い、戦いに明け暮れる。いつかレッドを殲滅するため。そして自身のある目的のために…。そんなある日、来栖は第七課・通称「グリーン」所属の平井芹菜と組むことに。グリーンとは末期手前の身体能力が高まった者たちで構成された特殊部隊だ。二人は頻発するグリーン連続殺人事件を担当することに。牽制しあいながらも捜査にあたる二人。その行く末に待ち受けるものとは…。
  • 乳歯歯髄幹細胞培養上清の出会いが私を変えた~若年性脳梗塞からビジネスにまで発展した経過~
    -
    乳歯歯髄幹細胞培養上清の出会いが私を変えた~若年性脳梗塞からビジネスにまで発展した経過~ 私自身が42歳で若年性脳梗塞になり、その後の健康の為に何が必要なのかと探し求めた結果「乳歯由来の歯髄幹細胞培養上清」というものがあることを知った。 脳梗塞が再発したり悪化したりするリスクを抱えながら不安になってるところに、乳歯由来の歯髄幹細胞培養上清を知ったのはとても希望が出てきたのです。 しかし、これをどのようにして自分の身体に取り入れていくのか?安全面はどうなのか?コストはどうなのか?いろいろと考えた結果、自分で会社を興すことを決意。 パナケア研究所合同会社という会社で歯髄幹細胞培養上清での商品を作り上げるようになるまでの経緯を書いています。 私が惚れ込んだ歯髄幹細胞培養上清を多くの方々に知って頂くきっかけになれば良いと思い書かせいていますのでエビデンス的な内容ではありません。 個人的な内容ですのでご了承ください。 パナケア研究所合同会社 代表 春貴政享 https://panacea.best
  • Love Silky 結婚×レンアイ。 story36
    4.3
    1巻110円 (税込)
    詩保と松本のデート現場のホテルに駆けつけた誠。その場に居合わせたミツと合流した誠は、世間的には詩保とお似合いなのは松本であって、釣り合わない自分と結ばれたリスクは、詩保がすべて引き受けていたことを思い知る。一方、松本の大人なアプローチが全く伝わらない詩保からは、とんでもない勘違い発言が飛び出して!?(34P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.100に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • 経営者の「困った!」を解決してくれる賢い生命保険運用がわかる本
    -
    本書は、数多くある生命保険の中でも、特に中小企業の経営者向けに、生命保険を最大限に活用する方法を書いた本です。万が一の事態の際に、経営者家族や従業員の人生を守ってくれる生命保険。ご自身にとって「最適」な保険内容を考え、その生命保険を最大限に活用するために、経営者必読の一冊です。 生命保険は、賢く利用することで、単なる「保障」にとどまらず、より「大きな安心」をもたらしてくれます。実は、生命保険には次のような機能もあるのです。 ・経営者が突然亡くなってしまい経営難に直面した際に、生命保険を活用すれば必要なキャッシュをスピーディーに用意することが可能 ・生命保険を法人契約で結ぶことで、リスクに備えながら退職金を確保することが可能 ・貯蓄性の高い生命保険に加入することで、積立金を赤字の補填や借入金の返済などにあてることが可能 本書の最大の特徴が、実際の経営者が抱えている具体的な悩みを、8つのケーススタディとして収録していること。「病気や怪我で突然働けなくなってしまった」「後継者に事業を引き継ぐ前に、自分の身に何かあったらどうしよう」「売上金の9割を依存している会社からの受注数が激減し、資金繰りに困っている」など、それぞれのライフプランや経営状況に対して、生命保険でアプローチできる具体的な対処法を解説していきます。リアルなケースを例にしているので、わかりやすく保険の仕組みを理解することができます。
  • ポーラ遺産騒動の深層(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.393)―――告発で始まった
    -
    国内化粧品大手のポーラ・オルビスホールディングス(HD)が好業績と裏腹にざわついている。HD元ナンバー2が社長の過去の捏造疑惑を告発し、退任を迫ったからだ。元ナンバー2は追放されたが、経営基盤を揺るがしかねない遺産騒動が再燃。投資家の間でリスクとしての受け止めが徐々に広がっている。
  • 原発大再編(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.377)―――政府が画策する
    -
    福島第一原子力発電所事故後、原発の「リスクとコスト」は急激に膨れ上がった。他の電源に比べて「原発が安全で低コスト」という前提が覆り、もはや原発事業は電力会社が単体で支えられる領域を超えてしまった。政府は支配下に置く東京電力ホールディングスを手始めに業界再編をもくろむが、一筋縄ではいきそうにない。
  • 混迷深まるEU(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.375)
    -
    EU(欧州連合)の足元が揺らいでいる。中核国ドイツのメルケル首相の求心力に陰りが見え、イタリアではEUに懐疑的なポピュリズム政権が誕生した。2019年3月が期限のブレグジットをめぐる交渉も停滞している。そこにトルコ経済の混乱による難民流入増懸念が浮上。EUをめぐる主なリスク要因の先行きを予測した。
  • マネー異変!(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.354)
    -
    世界のマネーフローに異変が起きている。その原因は、景気拡大が続く米国の金利上昇だ。大規模な金融緩和は転機を迎え、低金利・低インフレという“適温相場”の土台が崩れ始めた。株価上昇の勢いは鈍化し、リスクの高い新興国からマネーが流出し始めた。債務危機の再来の可能性もゼロではない。『週刊ダイヤモンド』(2018年6月16日号)の特集2を電子書籍化したものです。雑誌のほかのコンテンツは含まれません。*本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • おむつ狂騒曲の終焉
    -
    中国の転売業者による買い占めで、日本の紙おむつ業界にバブルが起き、 紙おむつメーカー大手は“四社四様”の戦略で対応した。 バブルははじけ、“狂騒曲”が終焉した今、 各社はどんな課題やリスクを抱えているのか。 『週刊ダイヤモンド』(2016年12月3日号)の第2特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • フィリップ・モリスの野望
    -
    フィリップ・モリス・インターナショナルが発売した新型たばこ「iQOS(アイコス)」。 「健康リスクの低減」を目指すこの商品は、発売されるや否や爆売れし、 喫煙者の間で急速に浸透している。 今、たばこ業界が大きな変革期に入ろうとしている。 その最前線を追った。 『週刊ダイヤモンド』(2016年7月16日号)の第2特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • アサヒ 巨額買収の勝算
    -
    去年から今年にかけて1.2兆円を投じた巨額買収で 世界大手の欧州事業を手中にしたアサヒグループホールディングス。 これは出遅れていた海外展開で巻き返したいという焦りによる賭けなのか。 壮大な野心を秘めた大勝負なのか。 あるいはリスクの高いアジアを捨て、 収益基盤が整った欧州で“無難”に稼ぐための一手なのか。 欧州シフトの深層を探る。 『週刊ダイヤモンド』(2017年9月23日号)の第2特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • 夫ガチャ~結婚してわかった、夫の本性~【マイクロ】 1
    3.0
    1~3巻121円 (税込)
    なぁ、俺達、結婚しようか――お付き合い中の常和にプロポーズされた茶紀の返事は……。結婚は人生を賭けた、当たりハズレのあるリスクだらけの“夫ガチャ”。結婚した女友達を見渡せば、夫は不倫、借金、セックスレス、DV、姑の嫁いびり…私は夫ガチャなんて引きたくない! 本当は同棲だって不安しかない! 真面目で心配性な茶紀と、楽天家の常和。正反対の2人の同棲が始まったけど……!? どうなる同棲生活!? プロポーズのゆくえは? そして見えた、夫の本性は…!?
  • ローリスクの女 【単話売】
    完結
    -
    常に安全対策を取ってきた。もちろん結婚相手も超安全な公務員。さらにリスクを減らすため、婚前契約書を書かせることにしたけれど…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 運命の番は兄がいい~繰り返す弟αへの発情~1
    完結
    4.5
    全4巻165~275円 (税込)
    本当の“兄弟”ならΩフェロモンに反応することなんて無かったのに――。小さい頃に親同士の再婚で兄弟になったΩの兄・恵大と、αの弟・伊央利。家族として仲良くやってきたはずだったのに、恵大の発情期に強くあてられて危うく兄弟の一線を越えかけてしまう。そんな出来事から早四年、家を出ていた兄が就職を機に実家へ戻ってくることに。四年経った今でも伊央利はあの時の事を忘れられず、兄が望む弟でいられないことへ罪悪感を抱きながら二人だけの同居生活が始まり…?そもそもΩの恵大にとってαの自分はリスクでしかないはずなのに、恵大が実家に戻ってきた真の理由とは――?
  • 仁義なき異世界シノギ。1巻
    完結
    4.2
    全9巻165円 (税込)
    極貧ヤクザが金儲けのタネを求めてやってきたのは…なんと異世界!?モンスターにアイテム、魔法…何でもシノギにしてやるぜ!!――シノギの「タピオカ屋」で大失敗した葛流組若頭の朧。「早く次を探さないとヤバい…」と思っていると、ケジメで詰めた小指から、異世界への扉を開く鍵が生えてきた!?そして、扉の向こうで小さなスライムを見つけ、何かを閃き食べてみると…めちゃうま!!「これは、第2のタピオカになるんじゃねぇか!?」――狙い通り、元の世界じゃバカ売れしたが…異世界式でも裏ビジネスにリスクはつきもので…!?
  • プロフェッショナル 仕事の流儀 飯塚哲哉 半導体ベンチャー経営者 リスクを取らなきゃ人生は退屈だ
    -
    時代の最前線にいる「プロフェッショナル」はどのように発想し、斬新な仕事を切り開いているのか。どんな試行錯誤を経て、成功をつかんだのか。時代をどのように見つめ、次に進んでいこうとしているのか。NHKの人気番組 『プロフェッショナル 仕事の流儀』より、本気で「仕事」を考え、取り組もうとするすべての人にお届けする、待望の電子書籍シリーズ! ■ビジネスの修羅場を生き抜く男 飯塚哲哉の仕事(半導体ベンチャー経営者) リスクを取らなきゃ人生は退屈だ 当たれば数十億円、外れれば莫大な赤字――半導体業界は非常に競争が激しいことで知られている。そんな業界にあってわずか85人の部下を率いて世界標準のLSIを開発するのが飯塚哲哉だ。不安定な半導体業界で、飯塚はどのようにリスクを嗅ぎ分け、あるいはリスクをとるのか。ビジネスマンであれば誰もが知りたい最先端の流儀に迫る。 1947年 茨城県生まれ/1970年 東京大学工学部卒業/1975年 同大大学院電子工学修了 『東芝』入社/1990年 『東芝』半導体技術研究所LSI開発部長/1991年 『ザイン・マイクロシステム研究所』設立(2000年に『ザインエレクトロニクス』に吸収合併)/1992年 『ザインエレクトロニクス』設立、代表取締役就任/2002年 東洋経済賞アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー受賞/2004年 第六回企業家賞受賞、(社)日本半導体ベンチャー協会設立、会長就任/2006年 藍綬褒章受章、政府税制調査会特別委員に就任、(社)経済同友会新事業創造推進フォーラム委員長

    試し読み

    フォロー
  • にぶんのいち夫婦【分冊版】1
    無料あり
    4.0
    「自慢の夫だと思っていた…“あの日”までは」 結婚2年目、29歳の文(あや)は、周囲も羨むイケメンで誠実な夫と平穏な生活を送っていた。ある日、文は夫の携帯電話に届いた意味深なメッセージを見てしまう。そして帰りが遅くなり始める夫…。「本当に仕事が忙しいの?それとも何か他に理由があるの…!?」 夫を問いただして夫婦関係が壊れるかもしれないリスクをとるか、自分の心に収めてこれからの日常を守るか…。迷いの結婚生活が始まる――。
  • 「トランプ化」するアメリカ 【Voice S】
    -
    1巻200円 (税込)
    ドナルド・トランプ候補がアメリカ大統領になったらどうなるのか? 前代未聞の事態にいま、全米が揺れている。「アメリカ社会に反感をもつアメリカ大統領」オバマによって片方に振れすぎたアメリカ政治の振り子が、今度はイスラム教徒排斥という常軌を逸した方向に振れている。そう、アメリカは分裂しつつあるのだ。アメリカの暗黒時代と「世界の指導者」の不在によって地球上に拡大する紛争リスクの到来を稀代のワシントン・ウォッチャーが分析する。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2016年3月号掲載記事を電子化したものです。

    試し読み

    フォロー
  • 時代の動かし方 日本を読みなおす28の論点
    -
    政治・経済から歌舞伎、恋愛、アートや相対性理論まで、各分野で活躍中の著者28名が「これだけは言っておきたい!」ことをテーマに執筆。 次々新しい出来事が起こっても、時間は地続き。情報の波にのまれそうになったら、これら28個の視点を、前に進むとき、考えるときの指針にしてください。 【収録作品(一部)】 飯田泰之 日本経済にまず“実力通り”の力を発揮させよ 生島淳 東京オリンピックもWCラグビー日本大会もすぐにやってくる 大栗博司 まさか毎日アインシュタインのお世話になるとは 沖田×華 北陸新幹線開通でおとずれた幸せと誤算 開沼博 『福島第一原発廃炉図鑑』が埋める「空白」 國分功一郎 無人島をどう生き延びるか? コグマ部長 仕事始めにテンションの上がる読書案内 今野晴貴 本当に恐ろしい「奨学金」という時限爆弾 坂口孝則 万全のリスク管理は無理だと認める勇気を持とう 佐藤慶一 “分散型”が進むメディア業界ではWebライター/編集者の“身体性”が鍵を握る 辛酸なめ子 印象に残ったフェス10選 鈴木大介 貧困問題をオワコン化するな! 武田砂鉄 2016年に求められるのは、「五郎丸ピケティ」的な語感 中川右介 海老蔵をもっと歌舞伎座に――これにつきる 中田考 難民問題が“先進国”に突きつけたもの 中村淳彦 2015年、介護という社会保障は破綻した 速水健朗 聖子とマッチとハムスターとしての僕たち 久田将義 山口組分裂で抗争勃発?乗じて半グレがのし上がる? 北条かや 上司の方々、『タラレバ娘』にきちんと向き合って下さい。 ※本作品は「幻冬舎plus http://www.gentosha.jp/」で連載した“言っておきたい!!2016”の記事をまとめたものです。
  • 食のチャイナ・リスク 危ない中国産食品から身を守るために【文春e-Books】
    4.0
    週刊文春で大反響を巻き起こしている「中国食品告発キャンペーン」。その一連の取材成果は2013年夏『中国食品を見破れ』にまとまりましたが、それ以降の記事を再編集し、文春e-Books化! ジャーナリストの奥野修司氏が中国取材を敢行、その驚愕の食材生産現場をつまびらかにするとともに、今、最も汚染が懸念される中国食品を明らかに。他にも中国産の遺伝子組み換え作物の真実、食品表示ラベルからは見えない「隠れ中国産食品」等々、人間が生きていく上で最も重要な“食”を、決して安全性が担保されているとはいえない中国産に多く依存していることの問題点を提起します。私たちが今この瞬間、口に入れているものは“どこ産”なのか? 本当に安全なのか――? 覆面中国人漫画家・孫向文さんの『実録中国猛毒食品「僕らだって怖い!」の巻』を特別収録。
  • [音声DL付き]16歳の環境活動家 怒りの国連演説 グレタ・トゥーンベリ「あなたたちを絶対に許さない」(CNNEE ベスト・セレクション インタビュー36)
    -
    〈音声データ付き、ダウンロード方式で提供!〉 【今週のトピック】 弱冠16歳にして、気候変動対策を訴え、世界中に行動を呼びかける次世代のリーダーとなったグレタ・トゥーンベリ氏。 気候変動のリスクを軽視し、いつまでたっても行動を起こさない大人たちに対しHow dare you!(よくもそんなことを!)と強い言葉を繰り返し浴びせる憤りをあらわにするスタイルのスピーチで一躍知名度を高めた。今回は、トゥーンベリ氏の国連演説をノーカットでお届けする。 【本書の内容】 ・スピーチ英文(リフロー型) ・スピーチ和訳(リフロー型) ・スピーチ語注(リフロー型) ・[雑誌再現]英和対訳/語注/文法・用語の解説(PDF型) ※スマホなどで読みやすいリフロー型と、雑誌掲載時のレイアウト(対訳)をそのまま再現したPDF型の2パターンで学習できます。 【音声ファイルの入手方法】 ・本書の購入者は、本電子書籍内に記載の方法により音声を無料でダウンロードできます。 ・音声ファイルはZip形式に圧縮されています。 *『CNN ENGLISH EXPRESS』編集部編『CNN ENGLISH EXPRESS』2020年1月号掲載の「CNNスペシャル・スピーチ」をもとに制作されました。
  • [音声DL付き]「失敗を成功に変える秘訣」ヒューレット・パッカードCEO メグ・ホイットマン CNNEE ベスト・セレクション インタビュー17
    -
    〈音声データ付き、ダウンロード方式で提供!〉 【今週のトピック】経営難に陥っていたヒューレット・パッカードを見事に復活させ、同社史上最高のCEOとも評されているメグ・ホイットマン氏。従業員30人規模のベンチャー企業だったeBayを世界的なネットオークション企業へ成長させるなど、これまでもその経営手腕は財界で一目置かれてきた。 並々ならぬ問題解決力とリーダーシップを武器に、リスクを恐れず挑戦し続けてきた彼女が、失敗を成功に変える秘訣や、女性が活躍できる組織作りなどについて語ってくれた。 【本書の内容】 ・インタビュー英文(リフロー型) ・インタビュー和訳(リフロー型) ・インタビュー語注(リフロー型) ・[雑誌再現]英和対訳/語注/文法・用語の解説(PDF型) ※スマホなどで読みやすいリフロー型と、雑誌掲載時のレイアウト(対訳)をそのまま再現したPDF型の2パターンで学習できます。 【音声ファイルの入手方法】 本書の購入者は、本電子書籍内に記載の方法により音声を無料でダウンロードできます。 ・音声ファイルはZip形式に圧縮されています。解凍ソフトなどを利用し、ファイルを解凍したうえでご利用ください。 *『CNN ENGLISH EXPRESS』編集部編『CNN ENGLISH EXPRESS』2015年12月号掲載の「リーディング・ウーマン」をもとに制作されました。

最近チェックした本