TL小説作品一覧
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4.5ティナの白い足を 愛でていいのは俺だけだ! 『野獣騎士』と恐れられる騎士団長クレドは女性が大の苦手。 副官ティナはそんなクレドに想いを寄せていた。 しかし“ある夜”をきっかけに彼を諦めて騎士団を去り、 結婚相手を探すことを決意する。 男だと思っていた副官が実は女性だったと知りクレドはパニックに陥るが、 『隠れてティナの絵を描き散らす癖』は彼女への恋心によるものだと自覚する。 ティナの妹ルルの手助けで、 なんとかティナと二人で出掛けるようになれたものの、 初心すぎてキスすらできない有様で――。 女性が苦手な騎士団長×小柄で凛々しい(元)女騎士、純情こじらせ体格差ラブコメディ! 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 エピローグ あとがき
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5.0ああ、その顔、蕩けてて可愛いな 王姉カメリアは自国の衰退を嘆き、傭兵王と名乗るレオンに騎士団の指導を頼むことに。すると彼は契約条件にカメリアを提示してきて……!? 王姉カメリアの国は兄ウーノが亡くなったこともあり、衰退の一途を辿っていた。それを嘆いた彼女は傭兵王と名乗るレオンに騎士団の指導を頼むことに。交換条件としてカメリアを所望されてしまうものの、彼の優しさに触れていくうちに、心も体も蕩けていく。さらに日頃より自分を花嫁にと望む宰相エンリケには企みがあるようで……レオンに惹かれるカメリアは結婚をはねのけるのだが――!? 桜月夜・装画
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4.0祖父の残した多額の借金がため、借金取りに追われるようになったエインズワース男爵令嬢のメリッサ。ある日、家を守るため家財を売ってお金を工面しようと質屋に向かったところで、メリッサは借金取りに捕まってしまう。あわや娼館に売り飛ばされそうになったところを助けてくれたのは、見知らぬ東洋人の青年だった。いや、彼はメリッサを助けたつもりはないのかもしれない。彼は借金取りたちに「彼女を買う」と言って金銭を渡したのだ。しかも彼はメリッサがエインズワース家の令嬢だと知っていた。いぶかしむメリッサに、彼は柔らかな物腰で契約を提案してくる。「あなたの借金を肩代わりする代わりに、私はあなたの愛を買いたい」と。どうやら彼は、商売の手を広げるために、社交界との繋がりが欲しいらしい。そのためには貴族の妻を持つことがとても有益なのだと。こうしてメリッサは異国の優秀な貿易商・ハオランの嫁となったのだが……。
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4.4大手IT企業のSE、桐沢美里。仕事ばかりで恋愛とはご無沙汰な日々のストレス発散は、夜、鏡の前で首輪をした自分をケータイで撮ること。ある日、その恥ずかしい秘密を、仕事に厳しいクールな上司・月島に知られてしまい……。社内では上司と部下、プライベートでは淫らな逢瀬を重ねていくふたり。この感情は“恋”か、それとも“服従”か――。素直になれない大人の恋を描く、ソフト緊縛ラブストーリー。
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-お菓子好きの静夏は、製菓メーカーの営業部で働きながら充実した毎日を送っていた。ある日、大企業の苑矢木商事から静夏直々にイベント企画に関する依頼が来る。そこで静夏の大学時代の先輩であり、苑矢木商事の副社長・苑矢木響也と再会した――。かつて恋心を抱いた響也との邂逅に緊張する静夏。打ち合わせのあと近況報告をしているうちに、お互いに忘れられない相手がいると知った響也から偽装結婚の話を持ちかけられて……? 割り切った結婚でも彼の役に立ちたいと思った静夏はその提案を受け入れることにしたのだが――!? 「俺はこの関係まで嘘にするつもりはない」 突然、真剣な眼差しをした響也からキスをされてしまい――?
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2.0大学卒業後、サークルの懇親会で知り合った菜月と祐輝。その後二人は食事をするようになり、クリスマスイブに菜月は祐輝から「恋人になってほしい」と告白され、交際がはじまる。数か月後の菜月の誕生日、祐輝からプレゼントされた温泉旅行で二人は結ばれた。だが、その翌日に一週間後から三年間の海外赴任することを聞かされる。祐輝は大手ワイン商社・ニトカンパニーの社長令息。極秘ミッションで南アフリカに渡るため、会うのはもちろん、連絡をとるのも難しいという。言いそびれていたことを詫びる祐輝。三年は長すぎる、だから待ってくれとは言わないと伝える祐輝に、それでも待つと菜月は答える。もしお互いの気持ちが変わらなかったら、三年後の菜月の誕生日に会うことを約束して、祐輝は旅立っていった。その後、菜月にまさかの妊娠が発覚。気をつけていたはずなのに……。菜月は再会を信じて、一人で産む決心をする――。
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3.3ハウスキーパーとして働いている塔子は28歳。ある日、退職する同僚の強い希望で寺岡勇吾という男性のお宅の担当を引き継ぐことになった。勇吾はかなりのイケメンで、しかもまだ若いというのに人気鋳物ブランドの副社長。そんなセレブの担当、自分には務まらないと逃げ腰の塔子だったが、同僚はそんな塔子に「あなたなら大丈夫」と太鼓判を押してくる。しかしその理由は「あたななら寺岡さんと間違いを起こすよう心配もない」というもの。確かに塔子は、アラサーにいて恋愛経験ゼロ。恋愛というものに興味すらない。勇吾に対しも「恵まれた人だなぁ」という感想しか抱かず、寺岡宅でも粛々と仕事をこなすのだった。そんなある日、寺岡宅で働き始めて2週間が経った頃。仕事のひとつである犬の散歩から帰った塔子は、予定よりも早く帰宅した寺岡と2週間ぶりに顔を合わせる。形式的な挨拶だけを交わして立ち去ろうとした塔子だったが、なぜか勇吾は塔子を呼び止め突然、プロポーズしてきたのだ。この2週間、ろくに顔も合わせていないし必要最低限の会話しかしていないというのに、一体なぜ……!?
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4.4――満月の夜だぞ。夜這いするのは当然だろう? 恋愛関係になかったとはいえ、二度も婚約破棄をされたヴィクトーリア。 元婚約者の結婚式でやけ酒をし、厄介な男と情熱的すぎる一夜を共にしてしまう。 常に女性たちに囲まれている女たらしの騎士・レオナルトだ。 一夜の過ちで忘れるつもりだったのに、彼は翌日屋敷に押しかけ、結婚を迫ってくる。 彼の執拗かつ奇抜なアプローチに振り回されつつも、 その想いの強さにほだされていくヴィクトーリアだが……。 彼が彼女に近づいたのはある理由があって――!? 傍若無人な俺様騎士×恋を知らない令嬢、運命の“プリンセス”は絶対に逃がさない!! 【目次】 序章 1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 終章 あとがき
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4.0――あなたを幸せにしたい、そのためだけに生きている。 数年前、最愛の母を火事で亡くしたレーアは、 義母や義妹に蔑まれながらも、屋敷の離れでひとり慎ましく暮らしていた。 そんなレーアの心の支えは庭師見習いのシーグ。 口数は少ないが、いつも優しく見守ってくれている彼に淡い恋心を抱いていた。 だが突然、レーアの結婚が決まってしまう。 貴族と庭師、どうせ叶わぬ恋だったのだと諦めようとするレーアだが……。 「あなたを誰にも渡したくない」 深夜、寝室に忍んできたシーグに熱い眼差しを向けられて――!? 一途な天然ストーカー×植物好きの純朴な令嬢、寡黙な庭師の裏の顔は隠密貴族!? 【目次】 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 第十章 第十一章 第十二章 あとがき
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-蓮水建設の副社長を務める瑛理は半年前に視察した子会社で美冬と出会い一目惚れする。やわらかな笑顔に一目惚れしてしまって以来、忘れようにも忘れられず、自分の傍に異動させた。建築部門には疎い瑛理のサポートとして異動してもらったのだった。しかし彼女は一人の娘を持つシングルマザーであり、それでも気持ちが抑えられない瑛理は……。「こんなところで言うのも何だが、付き合ってほしい。──どこに、ではなく、俺と、という意味で」 告白されたのは初めてなのでと笑った美冬に、瑛理は自分の告白方法が間違っていなかったと直感した瑛理。二人の行く末は――!?
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2.0「クラッセン侯爵閣下、わたくしと結婚して頂けませんか?」 名門侯爵家であるクラッセン家の当主・アルフレッドはとある夜会で、子爵令嬢のディアナ・ロッシュにこう、声を掛けられた。しかもディアナは不快感を前面に出すアルフレッドに対し、「侯爵家の秘密を知っている」と脅迫めいた言葉を口にする。侯爵家の秘密……、それはクラッセン侯爵家の存続に関わる重大なものだった。それを知られた以上、アルフレッドに拒否権はない。仕方なしに事情をきけば、ディアナは「侯爵夫人」の肩書がほしいらしい。侯爵夫人という身分を手に入れ、国王陛下の公妾が運営するサロンに潜入したいのだという。そのサロンでは高位貴族女性たちが密かに不貞行為に耽っており、失踪したディアナの妹がそこに囚われている可能性があるらしい。サロンを主宰している国王陛下の公妾・ルドヴィカ・ゲーテ伯爵夫人は、じつはアルフレッドにとっても因縁のある相手で……。
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4.6――潰しましょう、あなたのためならいくらでも。 亡き母が平民だったために、王女でありながら父や乳母たちから虐げられているブランシュ。 けれど、乳母の息子で侯爵家の嫡男アルマンだけは、いつもブランシュを助けてくれていた。 優しい彼に恋心を抱くブランシュだったが、乳母が火事で亡くなったすぐ後に、 アルマンはその死を悼む様子もなく、突然キスをしてきて……!? 真意がわからず混乱するブランシュをよそに、 アルマンは彼女をさらなる官能の深みへ堕とそうとするのだが……。 壊れた貴公子×薄幸の王女、凶悪な純愛に囚われて……。 【目次】 プロローグ 第一章 毒虫と花 第二章 花開く恋 第三章 祈り紐をなくした日 第四章 求め合う心 第五章 愛の時間 第六章 王女の目覚め 第七章 全てを赦した日 エピローグ あとがき
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4.5ファラーデ公爵家の二女・クラリスは絶世の美女だった。その美しさは誰をも虜にし、それは姉の婚約者でさえも例外ではなかった。三回も妹に婚約者をとられた姉は、とうとうクラリスに怒りをぶつけ、両親はこの状況に疲れ果てていた。「もう、相手は誰でもいいから早く嫁いでくれ」とまで言われ、クラリスは絶望する。しかしそんな折、クラリスは恋をした。相手はニール・ケインズ伯爵。文官という花形とはいえない役職についているせいか、あまり目立たないが、彼は唯一クラリスを容姿で判断しなかった。「どうせ結婚するならニールがいい!」 狙いを定めたクラリスは行動を起こす。ニールが仕えている王太子・エイベルはクラリスにとっては兄にも等しい幼なじみだ。クラリスは王太子エイベルの協力のもと、ニールと偽装婚約を交わすことに成功する。偽装婚約の期限は姉の結婚式まで。それまでにクラリスは、ニールのハートを射止めることができるのか。
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3.0伯爵令嬢でありながら、騎士として職務についているリリーベルは21歳。完全に結婚適齢期を逃していた。そんな彼女だが、最近は遅い初恋に胸をときめかせてもいる。相手は魔法師部隊に所属する、公爵子息のグラン。二人は魔力相性が良く、ペアとなって任務にあたることが多かった。けれどグランには婚約者がいるという噂があり、リリーベルは想いを告げる前から諦めてもいるのだった。いつもと同じようにグランと二人、魔物退治の任務を終えたある日、リリーベルはグランに食事に誘われる。グランと二人きりの食事は嬉しかったが、グランの口振りから、リリーベルはグランと幼なじみのグリマーとが付き合っているという確証を得る。失恋が確定したことを悟ったリリーベルはヤケ酒を煽り、そこで意識を失ってしまう。翌朝、目が覚めてみるとリリーベルはグランと共にベッドにいた。しかもリリーベルの身体には昨夜の情事の証拠がまざまざと残っていて……。
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4.4ジュエリーデザイン会社社長・遼太郎の秘書として働いている千鶴は、長年付き合っていた彼氏に突然フラレてしまう。しかも理由は、浮気相手に本気になってしまったから、というひどいものだった。あまりのショックにひとり、バーでやけ酒を呑んでいると偶然にも遼太郎と遭遇。仕方なしに事情を説明すると遼太郎は「忌ま忌ましい失恋を忘れたくはないか?」と千鶴をホテルに誘ってくる。千鶴は酔いの勢いもあって一夜を共にしてしまう。そんなことがあった後も、遼太郎の千鶴への態度は変わらない。「あれは一夜の過ち。慰めてくれただけ」と思っていた千鶴に、遼太郎は「俺を恋人にして見返してやればいい」と、またしても信じられない提案をしてきて……。
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3.0『紅バラのアイシャ』と呼ばれるアイシャ・ルーベンス。 彼女はランウッド皇国屈指の権力と財力を持つルーベンス公爵家のひとり娘で、華やかな容姿、高貴なオーラ、そして皇太子の婚約者という、まさに貴族女性達の憧れの的だ。 そんなアイシャだったが、皇太子に池に落とされ命の危機にさらされたことをきっかけに、婚約破棄を決意! 彼女を守り助けてくれるのはいつだって幼馴染の護衛騎士であるセオドリックだった。 何度催促しても婚約が破棄されないことにモヤモヤしていたある日、参加したパーティで皇太子に媚薬を盛られ襲われてしまったアイシャ。 絶体絶命の瞬間、再びセオドリックが駆けつけてくれたのだが、媚薬に侵されたアイシャは思わず彼に助けを求めてしまい……? 「俺の大事なお嬢様……アイシャの望むままに」 自分を助けるために抱いているに過ぎないはずなのに、セオドリックがアイシャ見つめる眼差しは、あまりにも情熱的で――……。
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5.0中小企業の営業部に務める大野灯里は、ある日、同僚に騙されて合コンへ参加することに。そこで同じく騙し討ちのように参加させられていた古森翔真と出会ったのだが――? 合コン参加者たちのセクハラまがいな雰囲気に耐えられず、なんとか店を出た灯里。そのとき、彼女は自身の身体が異常なほど火照っていることに気がつく。そんな灯里の前に翔真が現れて――? 意識が曖昧な中、彼から聞かされたのは、灯里の身に起きた症状の原因が“媚薬”かもしれないという話で……!? 紳士に家へと帰そうとしてくれる翔真だったが、身体の熱に恐怖心を抱いた灯里は彼に助けを求める……。熱を鎮めるため、翔真に優しくも淫らな愛撫を与えてもらい――? その日以降、翔真との極上な夜を忘れられない灯里。同僚への人間不信から転職をしたのだが、そこで再会したのは古森グループの御曹司だった翔真で――!?
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4.5過去の結婚にトラウマを持つ雪名は独り身の現状に満足していた。ある日、新しい専務として元夫の伊織が職場に現れて……!? だが、再会した伊織には結婚当時の冷徹な雰囲気は一切なく、困惑する雪名。伊織の歓迎会で、当時は伝えられなかった互いの本心と弱音を伝え合った二人は一つの約束を交わすことに。それは、伊織の自信喪失の原因になったかつての結婚生活をいい思い出に変えること――。約束を実行するため、焦らすような優しいキスを何度も何度も雪名に与える伊織……。 「すごく可愛い、綺麗だ」 甘く滾る夜が明けた翌日、なぜか伊織は雪名の家に転がり込んできて……!? 一ヶ月間だけという条件で伊織との同居生活が始まり、冷徹だった元夫とは思えないくらいの尽くしっぷりに雪名も次第に心を絆されていくのだが――?
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4.2リリーには婚約者がいた。隣国の伯爵家の子息ビリード。親が決めた婚姻。まだ会ったこともないビリードではあったが、リリーは心の底から彼を愛していた。五年の間に交わした手紙から、互いを思いやり、互いの人柄を慈しみ、互いに結婚を望んでいることを確信していた。そんなリリーに悲劇が襲う。両親と兄が事故で亡くなり、リリーが侯爵家を継がねばならなくなる。祖父は縁談を破棄し、国内から婿を得ることを命じる。決まったのは騎士のブレッド。騎士職を捨ててリリーの夫になる道を選んだという。献身的に尽くしてくれるブレッドに、少しずつ心を開いていくリリー。ある日、王都で行われる舞踏会に出席したリリーは、偶然にも元婚約者のビリードに出会ってしまい……。
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4.2リーリアの結婚相手は大帝国の皇子で元帥! 普段は冷静で優雅。端正な美貌のレオンだけど、軍人として勇ましく戦う姿は荒々しく野性的!「お前を誰にも渡さない」束縛の言葉から感じる熱情。夜は鍛え抜かれた躰で何度も激しく抱いてきて……。巧みな愛撫と逞しい彼に貫かれ、注がれる熱い飛沫。大きくなる快感で身も心もレオンの虜に。蜜月な日々の中、陰謀で彼との別れが――!?
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4.5希少な空間魔法を使用し、港の交易品の運び屋として生計を立てているエーナ。 ある夜、帰路についていた彼女の耳に、男性のうめき声が聞こえてきて――? 急ぎ足で向かうと、司祭服を纏った男性が木にもたれかかるように座っている。 どうやら意識が朦朧としており、頭に傷があるようだ。 このままにはしておけないと、エーナは訳ありらしき司祭を魔法空間に収納し帰宅することに。 ギルテスと名乗った司祭は、意識を取り戻すとエーナを巻き込まないようすぐに家から出ていこうとした。 しかし、空間魔法を人間に使用した際の副作用としてエーナの中にギルテスの何かが引き継がれてしまっているとのことで――。 受け取ったものが判明するまでの間、他愛もない会話をする二人だったが……。 刹那、身体に稲妻が走るような感覚と共にエーナはその場にしゃがみこんでしまう……! なんと、ギルテスがエーナに落としたのは“強すぎる性欲”だった――!? エーナは性欲を返すためギルテスの唇を奪うのだが、彼から与えられる深く淫らな快楽に呑まれてしまい――。
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2.0キッケルト男爵令嬢ヘンリエッタは、ある日、婚約者から婚約解消を言い渡されてしまう。 婚約者からの無礼な態度に腹を立てた彼女は酒場でやけ酒を飲み、一人の男性に絡んでいた。 その夜、ヘンリエッタは美形の青年と一夜を共にする淫らな夢を見るのだが、それはやけにリアルな夢でーー? 「ふ……、君のほうがずっと綺麗だ」 翌朝、目覚めたヘンリエッタの前にいたのは夢に出てきた青年だった!? バーレント・スフレイヴェルと名乗った彼は、なんと貴族令嬢たちの憧れのムノグ辺境伯でーー!! しかも、バーレントはヘンリエッタに結婚を申し込んできて……!?
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3.0ロキア帝国の皇女・ルドミラは、父皇帝の命により、隣国オケアノスの辺境伯で海軍提督のエルネストへ嫁ぐことになった。外界を知らぬ16歳ながら国と国の架け橋となることを誓う彼女だったが、初対面の夫から告げられたのは「これは白い結婚だ。いずれ好きな男と結ばれるといい」――。戸惑いながらも、持ち前の明るさと聡明さで新たな環境に馴染んでいくルドミラ。しかし、夫婦としての絆は深まらぬまま時は過ぎた。6年後、22歳になったルドミラは、輝く美しさをまとい、領土の発展に尽力する。そんな彼女を見つめるエルネストは、かつて放った自らの言葉を悔やんでいた。やがて、祖国ロキアから届いたのは、父皇帝の崩御の報と、第一皇子で異母兄のアレクサンドルの皇帝就任式への招待。しかしアレクサンドルの真の目的は、ルドミラを愛人にすることだった! エルネストから引き離そうとするばかりか、さらなる非道を企む新皇帝に、エルネストは……。
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4.0ああ、この人を愛さないなんて、私にはできない 侯爵令嬢レティーシャは復讐を誓っていた。 転生する前に本当の名前も告げずに自分を捨てたファルークに。 今世こそ彼の正体を暴いていくが……? 侯爵令嬢レティーシャの父は王を傀儡として国を牛耳っている。不遇な幼少時代を過ごしたレティーシャもまた悪女とされるも、偶然を装って出会ったファルークによって愛されていた。しかしそれは偽りで、やがて彼女は家族もろとも毒殺されてしまう。するとなんの因果かレティーシャは転生し、八歳に戻っていた。それから彼女はかつての未来を変えようと奮闘することになる。今度こそファルークに復讐を誓って――!? 瀬澤ゆうこ・装画
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4.4モラン王国・第三王女のパトリシアは、愛情深く活発な少女。城を抜け出しては、王都の修道院で負傷兵のお世話をしている。モラン王国は隣国サイード王国と長きにわたり戦を続けており、パトリシアは国のために兵が血を流すことに胸を痛めていた。父の在位十周年を記念した晩餐会を数日後に控えたある日、二国の間に同盟話が浮上する。サイード王国の出した条件は、サイード王国の王兄であり、冷酷な男として有名なルドルフとパトリシアとの婚姻。国のため、民のため役に立ちたいと思う反面、敵国に人質のような形で嫁ぐことへパトリシアは不安を覚える。ルドルフとの婚姻に対する答えを出せず、憂鬱な気持ちのまま出席した晩餐会で、パトリシアはサックと名乗る傭兵と出会う。「敵国へ嫁ぐのか」というサックの問いにパトリシアは、見知らぬ相手への気安さか、ついぽろりと「恋くらいはしたかった」と本音をこぼしてしまう。するとサックは「では、私と恋をしませんか?」とパトリシアへ囁きかけてくる。素性も知らぬ傭兵の誘いに、パトリシアは……。
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3.3ジュエリー会社で販売員として働いているひかりは、副社長の瑞輝とは幼馴染み。幼い頃からずっと一緒に育ってきた二人の関係は、大人になった今、少し微妙になっていた。恋人のような濃厚なキスは交わすものの、付き合っているわけではない。……と、ひかりは思っている。告白をされた覚えはないし、二人の間に流れる空気は恋人としての甘いものでもない。ただ、たまにお互いの家を行き来して夕食をともにするだけの家族のような関係だと、ひかりはそう思っていた。しかしそんなある日、ひかりは瑞輝が婚約をしたという噂を聞いてしまう。相手はひかりも知っている、本店の美人マネージャー。瑞輝の隣に自分以外の女性が立つ。そんな未来を想像し、ひかりはようやく瑞輝への思いを自覚して……。
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4.0高校三年生の糸島小唄は、貧血持ちで保健室の常連。今日も眩暈がして保健室で寝ていたけれど、人の気配を感じてうっすら目をあけると、そこには副担任で体育教師の市野が立っていた。倒れた生徒とそれを心配した教師…のはずだったが、目覚めた時、最初に見えたのは市野の真っ赤な舌だった。「キスしようとした?」。市野は「ふたりは付き合っていた」と言うが、小唄にはそんな記憶はない。小唄にふたりの関係を思い出させようと、市野は車の中、体育準備室と、所構わず執拗に迫ってくる。市野の妄想か? それとも本当に小唄は記憶を失ってしまったのか? 『才川夫妻の恋愛事情』の著者が挑む、欲情×溺愛ラブストーリー。
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4.3神崎製菓のマーケティング部で働く津久井笑子には、唯一苦手とする同僚・橘怜司がいた。人当たりもよく社内随一のエリート社員である怜司は、仕事一筋に頑張る笑子のライバルであるだけでなく、なぜか事ある毎に彼女を口説いてくるのだ。怜司の言動に心が乱されるのは、それだけ彼のことを意識しているから。そうと分かっていても、笑子は過去の恋愛のトラウマからどうしても怜司の言葉を信じることができないでいた――。そんなある日、合コンでトラウマの元凶となった元彼と再会する笑子。元彼からの言葉に再び傷つけられた彼女のもとに、怜司がやってきて――? 彼の胸に抱き寄せられながら、笑子は10年ぶりに涙を流すのだった……。怜司の前でこれまで溜まっていた元彼への思いを零した笑子に、彼はあることを提案する。それは、三ヶ月間怜司の恋人になり男性不信を改善する、というもので――!? 「忘れたいなら、俺を利用すればいい」 どこまでも優しく淫らで、それでいて彼の一途な愛情に笑子は身も心もほだされていく……。次第に恋愛に対する笑子の気持ちも変化していくのだが――?
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3.6ホテルの企画営業部で働く瀬野詩緒里は、大学時代の恋をいまだに引きずっていた。恋の相手は2学年上の坂槙栄介。大企業の御曹司である彼に資産家令嬢との婚約話が浮上したことをキッカケに、なんとなく疎遠になりそのまま離れてしまった。そんなある日、詩緒里の元に栄介の弟であり詩緒里の同級生だった宗市から、ホテルのバンケットを貸してほしいと連絡が入る。打ち合わせに向かった詩緒里は、栄介と再会する。栄介は昔のように優しく詩緒里に接し、言葉の端々で詩緒里への恋心は未だに変わらないと訴えてくる。しかし詩緒里は、大企業の副社長に就任し、すっかり住む世界の違う人となってしまった栄介の想いに、どう答えて良いのかが分からない。「もう一度、栄介の隣に並びたい……」、そう想い始めた詩緒里だったが、栄介の側には未だ、資産家令嬢が寄り添っていて……。
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3.0ストラティア王国で、奇跡の聖女と呼ばれたミア=ラルハイラ。彼女の手は、あらゆる病を、そしてすべての傷を癒やす奇跡の光を宿していた。長く続く領地を巡る戦の中で、その力は人々を救い、支え、希望そのものになった。しかし、救えど救えど、争いは終わらず。いつしか、聖女を手にした者こそがこの世界の真の王となるという噂が、まことしやかに囁かれはじめた。終わりの見えない戦いに心を痛めた聖女は、自らの生命に変えても、この国に生きるものすべてを癒すことを誓い、医療軍事団長として戦に参加。そしてその命を散らした。彼女の死によって戦は終わり、ストラティアに平和が訪れた。——と、いうことになっているが……。自分の命と引き換えにすべてを終わらせるべく、宿敵であるリーデンバルトの国王マーカスと対峙したあの日から、ミアの運命はおかしな方向に転がり始めて……!?
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3.5『華岡造園』社長令嬢・華岡小町は父のため幼い頃からの初恋を封印し、お見合い結婚をしていた。だが、相手の浮気相手が乗り込んできたことがきっかけで離婚となり、半年もせずに出戻ることに。小町は、初恋相手である小野真尋の部下として『華岡造園』で働き始めるのたが……? 真尋への信頼や力強い温かさを思い出し、再び自身の恋心を自覚してしまう小町。出戻りの身を鑑みて、せめて一緒に働く部下として認めてもらえるよう頑張ることを決意した。そんなひたむきな彼女の前に、狂気じみた表情の元夫が現れた――!? 小町を守るため、一緒にいた真尋が元夫に向かって駆けていくが、元夫の手元にナイフが見えて……!? 大切な人を失いたくないと、小町は真尋を守ろうと飛び出したが――? 病院で目が覚めた小町は、心配してくれていた父に覚悟を決めて自分の本心を告げた。父に言われ真尋の病室へいくと、彼から真っすぐな熱いプロポーズを受けて……?
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-『月志野の人間として』の教育を幼い頃から受けてきた月志野咲奈。そんな彼女に父から縁談の話が伝えられる。相手は月志野玩具株式会社の筆頭株主である城田コーポレーションの御曹司・城田蒼史であった。だが、結婚後も蒼史から夜のお誘いがないばかりか、ろくな会話すら交わされない日々が続く。政略結婚に恋愛感情など必要ないと頭で理解していても、咲奈の心のうちは寂しさが増してしまい――? ある日、勇気を出して、蒼史に自分の考えをもっと伝えてほしいと告げた咲奈。彼の感情が分かり始めたのも束の間、実家から離縁を求められてしまう。月志野の娘として、蒼史に離婚を申し出る咲奈だったが、返ってきたのは彼からの熱烈な愛の感情で――!? 「それなら、もっと気持ちいいことをしよう」 蒼史だけの淫らで純粋な愛情を注ぎ込まれてしまった咲奈は……!?
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2.8王立図書館で司書をしているリズリーンは、チャラ騎士・ヘルムートに辟易としていた。彼は女性から注目を集める美青年だというのに、いたって平凡な女性でしかないリズリーンに、なぜかしつこく言い寄ってくるのだ。しかし戦争が起こり、ヘルムートも従軍。一年の後に戻ってきた彼は、顔に負った傷を隠すため仮面をつけ、別人のような陰キャに変貌していた。リズリーンはそんなヘルムートを憐れに思いつつもキュンとしてしまう。実はリズリーンは、陰のある美青年が大好きなのだ。人の不幸にトキメキを覚えるなんて、と罪悪感を覚えつつもヘルムートにどんどん惹かれていくリズリーン。けれどヘルムートは顔に残る傷跡を気にするあまり、リズリーンとは距離を置くようになる。そんな中、図書館内でリズリーンが何者かに襲われる事件が発生する。犯人は逃亡し、またいつ襲われるともわからないリズリーンには、護衛としてヘルムートがつくこととなり……。
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4.0酒井梨花は格安で売りに出されていた高級タワーマンションに幼い頃に引っ越してきてからずっと、6歳年上のお隣さん、伊吹冬也に恋をしている。冬也は大企業の御曹司でありながら気さくに梨花に接してくれはするが、6歳という年齢差が邪魔をして、いくつになっても梨花のことを良き妹としてしか見てくれなかった。そんなある日、梨花は冬也がお見合いをするという噂を耳にする。「そのお見合い、ちょっと待った!」 心の中ではそう思うけれど、自分には止める権利がない。どうしようもない年の差と身分差に涙する梨花……。しかし冬也のお見合い当日、なぜか冬也は梨花の前に姿を現す。そして冬也は「これからは、自分の気持ちに正直に生きるよ」と言って、梨花にいきなりキスをしてきて……。
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-「誰にも見せない顔を、俺だけに見せてよ」 大手商社に勤める櫻井凛は営業成績に悩みもやもやしているなか、ロンドン支社から赴任してきたエリート後輩・葉月健斗の指導役を任される。 自信が持てず不安な凛に真摯で飾らない優しさを向ける健斗。恋に奥手な凛も急速に惹かれていく。仕事帰りに健斗とふたりで飲みに出かけた夜、トラブルで家に帰れなくなった凛は彼の自宅に誘われた。少し強引なアプローチに凛はうなずいて……。 「凛ちゃん……。もう俺、欲望が止められない」 ひとときも離れたくないふたりはタワマン最上階での同居生活をスタート。 甘々に愛されて幸せ──だけど、職場では健斗の幼なじみ女子にライバル心を露わにされて!?
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4.1香月グループのお嬢様として育ち、フラワーデザイナーになる夢に向かって花屋で働く和花菜は、毎朝見かける英国紳士に秘かな憧れを抱いていた。そんなある日、兄の投資取引の失敗によって和花菜は知らぬ間にダーク・マーケットのオークションに出品されてしまう。兄に売られた事実を知り、焦燥感に駆られる和花菜の前に現れたのは、憧れていた英国紳士であるレオンで……!? 「――セックス、だよ。そのために君を落札したのだから」 オークションで自分を買った目的が分からずに狼狽える和花菜を囚えるように甘く、誘惑するようにレオンはそう囁く。そこからじっくりと深まる淫靡な時間に、無垢な和花菜の官能が花開いて――。
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-定食屋でアルバイトをしている河原美琴は、なぜか株式会社テラーズ代表取締役社長・小野寺泰晴とお見合いをしていた――。 きっかけは、ある日、定食屋の前で具合が悪そうにしていた小柄な老婦人を助けたこと。 美琴が助けた人こそ泰晴の祖母であり、そのことを知った祖父が孫とのお見合い話を持ちかけてきたのだ。 とある事情を抱えた美琴は、最初からお見合い話を断るつもりでやって来ていたのだが――? 紳士で誠実な泰晴との時間は心地よく、また離れがたいもので……。 一晩だけと求め、抱かれた夜はどこか切なくも溺れるほどに甘いものだった――……。 「声、聴きたい」 翌朝、バイト先の店長から理不尽な理由でクビを言い渡されてしまった美琴。 そんな彼女に泰晴が持ちかけてきたのは、時給三千円の偽妻としての仕事だった――!?
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3.6頭脳明晰で眉目秀麗、そして誰にでも分け隔てなく親切な、若き公爵エリオット。 そんな彼が、姿を見ただけで美しい顔を歪めるほど苦手な人物――それが彼の婚約者であり、本日妻となったアメリアである。 幼い頃は仲睦まじく過ごしてきた2人だったが、両親が亡くなり、養父に監禁されるという困難を乗り越えたアメリアがエリオットと再会する頃には、彼は彼女に冷たい瞳を向けるようになっていた。 親が決めた婚約だからと契約を破棄することなく今日を迎えてしまったエリオットを解放するため、アメリアは彼に離縁を申し出るも、エリオットはアメリアに無理やりキスをし身体を暴こうとしてきて!? 必死に抵抗するアメリア。しかし、次に口を開いたエリオットは、まるでかつての、アメリアを慈しむ優しいエリオットそのもので……? 「アメリア、ごめん。こんなに君に嫌われているのに。俺は今、ようやく君に触れられたことを喜んでいる」 呆然とするアメリアに、態度が急変した彼が語った出来事は、アメリアをさらに困惑させるものだった――。
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4.0
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3.9藍莉の職場であり両親が経営する会社、汐見建設は経営不調に陥っている。ある日大手ゼネコン・小早川コーポレーションの社長息子で、昔から想いを寄せる幼なじみの誠ちゃん――誠治に食事に誘われ、そこで小早川コーポレーションが汐見建設と資本提携することを教えられる。しかしそれは、藍莉が誠治と結婚することが条件だった! 思わぬ形で想い人と結ばれた藍莉だったが、誠治がこの結婚をどう思っているのかわらず不安に思っていたが、彼は「これからは夫婦らしい付き合い方に変えていこう」と言い出して……。「――難しく考えなくていい。ただ俺に委ねてくれていればいいよ。藍莉、もっと君を知りたい」。ずっと誠治だけを見続けてきた藍莉は異性と触れ合うのも初めて。しかし彼の優しく甘い愛撫に次第に蕩かされていって――。
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-「ひとつずつ君の仮面を剥がすのも一興だな」仕事帰り、ひょんなことから異世界トリップした織奈。そこで出会ったのは目も覚めるような美貌の王子! 何と彼は最も自分と相性のいい『運命の花嫁』を得られる魔法を使い彼女を召喚したという。けれど織奈は25歳、そんな夢物語に乗れる年ではない。何とか穏便に断ろうと、45歳既婚(超若作り設定)と嘘を吐き何かの間違いと言い張るものの、王子――エミールはとってもいい笑顔で、間違いか否か見定めるまで異世界にいるよう要求してきて――。やむなく“異世界から来た聖女”という体で滞在するも、真実を見抜こうとする俺様王子との腹の探り合いで心が休まらない。やがて焦れたエミールは、とんでもない手段で織奈の心と身体に訴えてきて――!? ※全1~6話のお得なセット版もご用意しております。是非そちらもご確認ください。
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4.1「あなたは罪深い。貞潔堅固といわれた私を、やすやすと欲望の渦に陥れる。……こんなに女の身体を貪りたいと思ったのは初めてだ」 ■バートリア帝国皇帝であり、知的かつ勇猛果敢な皇帝として名高いアベルに妃として求められたのは、小国ウィンブルクの末姫ペトラ。「野の王女」と称されるほどお転婆姫である自らには荷が重く、辞退を申し出るつもりが、アベルは彼女を「妖精」と称して魅力を説き、しなやかな肢体に手を伸ばすと秘められた女の秘所を開らいて未開の花園を愛でようとする。性の知識に疎く、初心なペトラは羞恥と未知の刺激に耐え、身のうちを震わせる。強引かつ一途にペトラに愛を向けてくるアベルに戸惑いながらも次第に気持ちは変わっていく……。王としての地位と責任を担う厳粛な相貌とペトラに愛を紡ぐときの柔らかく熱を帯びた眼差し。ペトラの艶やかな髪や肌に愛おしげに触れてくるアベルにペトラの胸の鼓動は収まらなくって……。やがて、アベルの抱える葛藤を知ることで、ふたりの物語はさらに動き出す。普段は冷静沈着な賢王アベルが暴走しがちな過剰な愛を無垢な王女ペトラにひたすら注ぐ!年の差二十六歳の王宮溺愛ロマンス!(ヴァニラ文庫うふ)※本作品にはイラストが収録されていません。
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2.5「極上の快楽を、ともに学ぼう」──頭脳明晰、成績優秀、王立学術院で生徒会長を務める公爵令嬢エステル。完璧さゆえ〝無慈悲な氷の令嬢〟と噂される彼女は、第一王子の婚約者筆頭候補とみられていた。しかし剣術大会で王子を破り優勝、当然のように王子との婚約話は消え、代わりに結婚を命じられたのは〝炎の騎士〟と呼ばれる勇猛果敢なレナウド! 戸惑いつつ二人の生活が始まれば、「君は感じているだけでいい」じっくり愛され媚薬を塗り込まれ、エステルは身体の芯まで疼き昂らせる日々で──。愛の重たい騎士様と美しく気高き優等生令嬢、『王国〝最強〟夫婦』の新婚生活は、意外に蕩けるほど極甘で刺激的!?
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-舞踏会で出会ったアードラ公爵令息から、「従兄妹である王女との面会のため、偽の婚約者になって助けて欲しい」と頼まれた貧乏男爵家の令嬢ヴィオレ。最初はただの契約で、お役に立てるならと引き受けたものの、彼の冷徹な噂とは裏腹の、優しさと甘い微笑みが次第に心を揺さぶる。なぜか王女からも信頼を得て充実した日々を過ごし、アードラ公爵令息からも本当に愛されているのでは、と誤解しそうになるヴィオレ。しかし突然、仮初めの婚約は終わりを告げられて!? 覆い被さるように押し倒され、ヴィオレの純潔を散らされる――。クールな公爵令息と貧乏男爵家令嬢の溺愛ラブ! ※全1~6話のお得なセット版もご用意しております。是非そちらもご確認ください。
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4.0男爵令嬢リリアベル・ハートネットは、五歳で王子エルヴィン・ブライティに一目惚れをして以来、身分違いの恋と知りつつも遠くから彼を見つめ続けてきた。努力の末に王侯貴族ご用達の王立学園へ入学し、彼と挨拶を交わせる関係にまではなったものの、恋心を伝えることはできないまま切ない日々が過ぎていく。しかし、高等部二年生に進級したまさにその日、リリアベルは自身が乙女ゲーム「ルミナリアの学徒」のモブキャラであり、エルヴィンが攻略対象のヒーローの一人であることに気づいてしまう。いわゆるモブ転生……しかも、ゲームはバグだらけのまま三ヶ月でサービス終了したいわく付きである。ヒロインがバッドエンドを迎えると、リリアベルもその悲劇に巻き込まれ無残な最期を迎えてしまう。生き延びるため、転生前の記憶を駆使して早速行動を始めるリリアベルだったが、怪我をした白猫にいきなりキスされたことから物語は大きく動き出す。猫の正体はエルヴィンだった。古から遺る王家への呪いによって獣化しており、異性との接吻で一時的に呪いが解ける……と告げられる。エルヴィン攻略ルートが解放される前にあえなくゲームがサ終してしまったため、この先どのようなストーリーが展開されるか全く読めない。戸惑うリリアベルだったが、獣化の呪いは接吻だけでは解決しないとエルヴィンに押し倒されてしまい……!? 品行方正もとい絶倫ドSな王子×転生モブヒロインのバグから始まるラブストーリー!
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4.4七里美佐が、大聖女ミサとして異世界に召喚されて一年が過ぎた。この世界に突然降りかかった災厄、「黒蝕」を払うため仲間たちと世界中を奔走し、ようやく、アルヴェイト王国に帰ることができた。その凱旋の記念すべき夜。旅を共にし、密かに思いを寄せていた王太子レオンハルトから、伝えたいことがあると言われ、ミサの心は高鳴っていた。元の世界には帰らなければならない。でも、もし彼がミサに好きだとハッキリと言ってくれたら…?しかし、そんなミサを待っていたのは、貴族令嬢クリスティーネとレオンハルトが寄り添う姿と、クリスティーネの口から囁かれた「婚約者同士」の言葉。さっきまでの夢が、勝手な願望でしかなかったことを突きつけられ、失意のあまりミサは元の世界に帰ってしまう。だが、結局世界を跨いでも、一年もの間、レオンハルトへの想いは消えなかった。…そんなある日。ミサは再召喚されてしまう。しかし、以前レオンハルトがいた場所に立っていたのは救世王と呼ばれる人物。彼に「ミサか?」どこか懐かしいような、誰かと重なる声で名前を呼ばれ、まさかと思うも、ミサはその考えを自ら否定したのだが……!?
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2.0営業課で働く雪乃の恋人は、仕事も優秀で振る舞いも洗練された美男子として名高い氷室鷹瑛。上司でもある彼と付き合い始めて数ヶ月経つが鷹瑛はいつも完璧で、自分に自信のない雪乃には不釣り合いな関係のように感じていた。一方で鷹瑛も、そんな彼女との距離を測りかね、二人の間には見えない壁が存在していた。想い合う恋人同士でありながらも、本当の意味で心の内を見せ合うことのできない関係が続く日々。ところが雪乃が後輩の男性社員と食事をした日、何事にもスマートな鷹瑛が荒々しく身体を求めてきて……。いつにない激しい愛撫と強引な態度に雪乃は――。《第5回ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞銀賞受賞作》 ※全1~6話のお得なセット版もご用意しております。是非そちらもご確認ください。
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4.1「欲望こそが全て」と公言する肉食系の社長。 彼の家で住み込みペットシッターをしてる私。 同居してるけどHなことは絶対禁止の契約 ……のハズがなし崩し的に小動物あつかい? イチャイチャしているうちに濃厚キス!? 大人の余裕でじっくりたっぷりの愛撫まで。 弄ぶなんてひどい! もう出て行きます! 追ってきた彼は、本気で私との結婚を!? 傲慢さは不器用だから? 実は純情な人でした☆ 圧倒的な大人力に溺愛されまくる年の差☆きゅん恋 ☆電子書籍版特典短編は『妻の実家にご挨拶』。実家に「お嬢さんをください!」と言いに行く道中にて!?☆
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4.0勉強一筋で生きてきた織部千歩は、大学でしつこいサークル勧誘を受けてたところを夕弦に助けられ、初めての恋に落ちた。 それから同じサークルに入ったことでよく話すようになり、いつしか心を通い合わせ、交際がはじまり、そして今日――2人は晴れて夫婦となった。 初心な千歩に合わせて手を出さずにいてくれた彼との新婚初夜を迎え、彼女は覚悟を決めたものの、緊張から怖気づいてしまう。 いつもなら引いてくれる夕弦だが、今日は何だか様子が違っていて……。 「千歩は全然分かってない。俺がどれだけ、君を望んでたか。今さら嫌だって言っても、絶対に聞いてあげないから」 交際を始める前、珍しく酔った彼は千歩に「強い束縛は信用されてないように感じてしまい冷める」とこぼしたことがあった。 しかし、千歩と出会い彼女を愛するようになった夕弦は、彼女を束縛したいと思っている自分に気づいてしまい……。 自らの独占欲を打ち明けた夕弦を受け入れた千歩は、彼の過剰な愛情に心も身体も満たされていき――!?
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-叔父が経営する工場で事務として働く膳場和香。 赤字工場を自分一人でなんとかしようと極限まで頑張ってやりくりしていたのだが、どうにもうまくいかない日々が続いていた。 覚悟を決めた和香の前に現れたのは、中学生時代の親友である朝比奈宏輝だったーー!! 彼はなんと朝比奈コーポレーション専務になっていて……? しかも、中学生時代に交わした『三十歳になったとき、お互いに独身だったら結婚しようね』という約束を覚えていた! 約束を持ち出され、融資と引き換えに契約結婚することになった和香だったがーー。 「悪いけど、寝かせてあげない」 結婚の条件には、夜を共にすることも含まれていてーー!?
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4.0恋人に裏切られ亡くなった野本翠。目覚めれば異世界。聖女として私はこの先の人生を奪われたんだ。 いるだけで魔界との繋がりを断ち切れる聖女にあてがわれる王族との結婚。 ならば、私は――私をぜったいに裏切らない男を希望するわ。 「うおっ! 聖女様ってマジかー! めっちゃ 美人じゃんっ」現れたのは秒で裏切りそうなチャラい狼王子。 女慣れしてそうなジルヴォルフの、妙に一途な《番》宣言に戸惑いながら心惹かれていく。 「ねえ、お願い、噛んで私を番にして」ジルヴォルフの純情を知ったとき、聖女は狼の愛に心から溺れる。 ムーンライトノベルズ、屈指の名作、期待を裏切らない大型加筆でここに登場!
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3.5兎田夏花。アイドルグループ『ハリアー』の追っかけ。巡業資金を稼ぐために、会社には内緒で土日祝日は遊園地でアルバイトに勤しむ日々。プロポーションにも気をつかって身体磨きにも余念がない。今日もうさぎのコスチュームで子どもたちに風船を手渡ししていると、聞きなれた声、聞きなれた口調が……。いや、まさか、そんなはずは……。でもやっぱり、安斎主任!? 俳優ばりなイケメンで女性ファンが多い反面、敏腕で堅物で、手厳しい指導で知られる彼が、なぜ子連れでこんなところへ? いや、そんなことより、ウチの会社、副業禁止! よりにもよって、あの“鬼の安斎主任”に知られるなんて。休み明けに出社すると、さっそくのお呼び出し。そして黙認と引き換えに提示された条件は……。それって、同棲ですよね???
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3.0早くに両親を亡くし、育ての親である祖父母も他界してしまった樋口美羽は天涯孤独の身。寂しい思いを抱えつつも、家事代行サービスの仕事を通じて出会った人々との交流を心の支えに、日々慎ましやかに生きていた。そんなある日、美羽は家事代行サービスの利用者である老婦人、巽から孫の颯太を紹介される。若くしてゲームアプリ開発会社を立ち上げ、社長として忙しく働く颯太は驚くほどのイケメンだけど、実は生活能力ゼロ。巽の提案により、美羽は颯太の自宅の家事も担当することに。恋など無縁の人生を歩んできた美羽にとっては、独身男性の部屋というだけでも緊張してしまうのに、成り行きで颯太の部屋に住み込みで働くことになってしまい……。
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3.5「お前のモチベーションになるなら、俺はお前にどんなに嫌われたっていいよ」──雑貨や文具を企画・開発する会社で働く由恵。自ら志願して商品企画部に異動したものの、企画が採用されたのはたった一度だけ。一方、同期の保志は何度も採用されている。彼は仕事ができるだけでなく、人当たりがよく上司からの信頼も厚い。もちろん同期の活躍はいいことだけど、彼を目の前にすると自分のダメな部分ばかりが見えてしまい、由恵は保志を勝手にライバル視して冷たく接していた。あるとき由恵は取引先の男性からアプローチされ、久々に恋愛について考えるようになる。するとなぜか保志のことを恋愛対象として意識するようになってしまい……?
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-サフィーナは胸に醜い痣を持って生まれた。母はサフィーナを恐れ自ら命を絶ってしまい、それがためサフィーナは物心つく前から「人を不幸にする呪われ令嬢」と囁かれることになる。実の父と義母、義妹から虐げられ、使用人同然の生活を送っていたサフィーナは、18歳になると父に命じられるまま「死神伯爵」と呼ばれるガルシア・ランフォーネ伯爵のもとへ嫁ぐことに。しかし屋敷に着いたサフィーナは歓迎されるどころかガルシア本人から「帰れ」と拒絶されてしまう。困惑するサフィーナに、ガルシアは黒革の手袋を外し美しい手を差し出す。聞けばガルシアには手に触れたものの命を奪う呪いがかけられており、それがため「死神伯爵」として恐れられているという。「こんな呪われた男と本当に結婚できるか?」 サフィーナは小さく震える手でガルシアの手に触れた。こうしてサフィーナは自身の呪いを隠したまま、死神伯爵と共に生活をすることとなったのだが……。
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4.0王家御用達商家の娘であるライゼリンは、自分の店をもつという夢のため、実家で手伝い経験を積んでいた。そんなある日、ライゼリンは顔なじみの王太子から国軍団長・ベルガード伯爵との結婚を打診される。女主人となって、傾いた伯爵家の財政を立て直してほしいというのだ。「もしできたら起業する際に後ろ盾になるし、後々離縁しても構わない」という王太子からの提案もありライゼリンは渋々同意する。こうして伯爵家に嫁いだライゼリンだったが、現状を見てびっくり。「救国の英雄」と称賛されるベルガードは出征してばかりで屋敷を顧みず、使用人たちはろくな食事もできていない有様。見かねたライゼリンは持参したドレスや装飾品を売ってお金を作り、まずは使用人たちの生活から整えることに。こうして使用人たちの信頼を得たライゼリンは、伯爵家の財政がひっ迫した原因を探るとともに、当主としての責務を果たさないベルガードと向き合おうとするが……。
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4.7父の後任で大手外食企業の若き社長に就任した御子柴まなほは、仕事は有能だけれど、私生活は家事もおしゃれも苦手な25歳。そんなまなほのお目付け役は高校の同級生で秘書の紀一だ。父からも信頼が厚い彼は、公私ともに完璧にサポートしてくれていた。しかし、よき友で仕事仲間だった二人の関係は、まなほの見合い話がきっかけで大きく変化する。二人きりのときにキスをしてきたり、体に触れてくる紀一に戸惑うと同時に、男性として意識し出すまなほ。秘書課の新入社員・加奈子が紀一に熱を上げているのも気になる。やがてお互いの思いに気づいた二人だったが、周囲には不穏な動きがあって…。恋愛経験ゼロの女社長×本命一筋秘書のじれじれラブストーリー!
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