神狼と生贄の花嫁～甘い月夜に囚われて～

櫻みゅう / 森崎令子

森の神と人間の恋。甘く切なくエロティックな極上ファンタジーロマンス！
森の近くにある小さな村に住むカトリーヌは、来年の雨乞いの祭りには生贄になることが決まっていた。三年に一度、狼の姿をした森の神に生贄を捧げなければ、旱魃で村人が死んでしまう。カトリーヌは村を救うためだと自分に言い聞かせ、生贄となる運命を受け入れていた。
しかしある夜、前触れもなく村に来た『神の使い』は、カトリーヌを生贄ではなく『花嫁』として差し出せという。カトリーヌは、神官が止めるのも聞かず一人で森の奥へと足を踏み入れた。恐ろしい神に身を捧げるために。しかし、たどり着いたその場所には、赤い瞳をした美しい青年がいた。
彼はカトリーヌを見ると微笑み、愛おしげに抱きしめた。「もう一度お前に会いたかった」アルマンと名乗る彼から愛され、甘やかされる日々。カトリーヌはアルマンから与えられる優しさと快楽に溺れて、次第に時を忘れていくが……。

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: アンジェラ文庫
• シリーズ: アンジェラ文庫シリーズ
• 電子版発売日: 2016年01月22日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 7MB