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4.6ハタチの記念に、スペインのアンダルシア地方で撮り下ろした10代最後の“まりえってぃ”を詰め込みました。貴重な水着カット、人生初の下着カットなど、最初で最後の最大露出も見どころのひとつ。男性目線、女性目線の2部構成で見せるまったく違う世界観にも注目!! さらにデジタル限定特典として、オリジナルカット付き!
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4.4著者はかつて、当局にイスラム過激派と疑われたために職も婚約者も失ったと訴える、ムスリムの青年を取材したことがあった。クウェート難民としてロンドンで育ち、大学でITを学んだ礼儀正しい青年、ムハメド・エムワジは数年後、イスラム国の黒覆面の処刑人「ジハーディ・ジョン」となり、湯川遥菜さんや後藤健二さんらを斬首することになる。エムワジはなぜ、凶悪なテロリストになったのか。「ジョン」と会った唯一のジャーナリストによる決定的評伝。 彼の足跡を辿ると、欧米社会で育ったムスリムの若者たちが偏見や差別にさらされ、将来に絶望する日々のなかで過激思想に染まっていく状況が見えてくる。テロ対策の名のもとにイスラム社会に行っている、抑圧や監視が若者たちの先鋭化につながり、ジハード戦士を生み出す土壌になっている、と著者は指摘する。ジハーディ・ジョンの替えは、いくらでもいるのだ。「クローズアップ現代」でキャスターを務めた、国谷裕子氏の渾身の解説も必読! 【目次】 序章 わたしは「ジョン」と会っていた 第一章 クウェートから来た少年 第二章 イスラム過激派のネットワーク 第三章 MI5とアフリカの角 第四章 素顔のエムワジ 第五章 監視対象 第六章 シリアへの道 第七章 世界を震撼させた斬首 第八章 テロリストの逆流 最終章 「ゼロ・トレランス」の罠 解説 『ジハーディ・ジョンの生涯』を読み、後藤健二さんを想う (国谷裕子)
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 きたみりゅうじ氏による情報処理技術者試験本「キタミ式イラストIT 塾」のITパスポート試験本です。すべての解説をイラストベースで行っているため,とてもわかりやすい解説となっており,出題範囲が広範囲にわたるITパスポート試験にとって,まず大切となる「解説書を一冊完読して,用語や計算に慣れること」ができる書籍となっています。またIT関連の書籍で定評のある金子則彦氏による過去問を抜粋した練習問題と解説も収録しています。
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3.8★累計5万部! ITの常識をあなたのビジネスの武器にする 「技術の背景や価値、そのつながりまで体系だって理解できる」と大好評の『ITトレンド』が、5万部を超えアップデート! 「デジタル・トランスフォーメーション」「注目すべきテクノロジー」の章、「MaaS」「ニューラル・ネットワーク」の話題などを新たに追加。 ITの「時流」も、そこから一歩先んじるための「本質」も、コレ1冊でかんたん総づかみ! 【特典】掲載の図版はすべてPowerPointデータでダウンロード、ロイヤリティフリーで利用可能! 研修教材や提案書など、学んだ知識をビジネスに活用する際にご使用ください。
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3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 基本情報技術者試験、午後問題を完全対策! 本書は、基本情報技術者試験のうち、「午後問題」に的を絞ったテーマ別頻出問題集です。 令和02年試験からの出題数/配点変更にともない、より重要となったテーマの問題数をアップ。 手厚く対策でき、合格へと着実に近づくことができます!
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版にはDVD-ROM付録コンテンツは収録しておりません。ただしDVD-ROMに収録したコンテンツの一部(記事で利用したプログラムなど)は読者限定サイトからダウンロードしてご利用いただけます。 「サポート切れが迫っているWindows 7の代わりとして使いたい」 「AIやIoTなど最先端テクノロジーに関わる仕事がしたい」――。 本書は、これからLinuxを始めたいと考えているすべての世代を対象にした「Linuxスタートブック」です。 現在のLinuxは、Windowsの代わりとして十分に活用できるほど、使いやすく高機能になっています。 けれども、LinuxはまだまだWindowsほどメジャーなOSではありません。 それゆえに、始めようと思っても少しばかりハードルが高いのも事実です。 例えば、Linuxは自分でパソコンにインストールしないと、使えるようにはなりません。 インストール作業は一度経験すれは簡単ですが、最初はなかなか理解できずにつまづいてしまうでしょう。 無事インストールできても、OSのアップデートや無線LANへのつなぎ方、アプリケーションの導入や使い方、 それらのバージョン管理、プリンターやBluetoothヘッドフォンなど周辺機器との接続など、 知らなければ使いこなせないこともたくさんあります。 本書は、Linuxを初めて使う人が周囲に頼ることなく自分一人でインストールし、 使いこなせるように、図解を豊富に取り入れて分かりやすく解説しています。 さらに100本のフリーソフトのインストール方法や、 Windowsでは実現できない57個の使いこなしワザなどもまとめて掲載しました。 これ1冊あれば誰でも確実にLinuxを始められます!
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4.01巻2,068円 (税込)収益につながる顧客行動を促進させる「コンテンツマーケティング」が脚光を浴びる中,実際に記事やレポートを書き起こすWebライターの需要は,ますます大きくなっています。さらに,Webライターの仕事はWeb上でも完結できることから,主婦やサラリーマンの副業としても注目されています。そこで,本書では,これから始めたい人に向けて,過去300人超のWebライター志望者に指導してきた稼ぐためのノウハウやポイントを50個にまとめて解説します。また,Webライターが活躍するサイト運営者(8社)にも取材して,リアルな意見も掲載しています。
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4.0ボールドウィン生誕100年 代表作を記念復刊! LGBTQ文学の傑作 アメリカで再注目されている黒人文学作家であり、マルコムX、キング牧師らとともに60年代公民権運動の中心的役割を担った思想家でもあるボールドウィンの生誕100年を記念し、代表作を復刊する。 小説の舞台は50年代のパリ。パリに遊学中のアメリカ人青年デイヴィッドは、婚約者ヘラが長期旅行で不在の間に、バーで知り合ったイタリア人男性ジョヴァンニと恋愛関係になり、ジョヴァンニの部屋で二人は同棲生活を送るうちに、デイヴィッドは封印してきた過去がよみがえり、苦しみを募らせる。婚約者ヘラが戻ってくると、デイヴィッドは自分の気持ちを押し殺そうとするが……。 「内なる自分と出会ったときの恐怖、罪悪感、喪失感をこんなにも激しく魅力的に描くことのできる作家がほかにいるだろうか。――いま、われわれの作品として大きく呼吸を始める」(金原瑞人「解説」より)
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4.0何でもアリかよ!? そうだよ!! デッドプールが、パニシャーが、マーベルヒーローを殺して、殺して、殺しまくる! 震撼のダブル問題作、奇跡のカップリングが実現! 無数に存在する多次元世界。 その一つ一つに固有の物語が存在する数ある世界の中には、無敵のマーベルヒーローが無残な最期を迎えた世界も少なくない。 そして、ここにもそんな世界が二つ……。 一つは、デッドプールが己が存在の真の意味を見出した世界……。 そしてもう一つは、パニシャーがヒーロー達への復讐に駆られた世界……。 デッドプールとパニシャー、二人の怒りの前に、マーベルユニバースは崩壊の時を迎える……。 マーベルヒーローは皆殺しだ! コミックスの常識を遥かに超えた内容で大反響を呼び起こした二つの問題作が奇跡のカップリング! 『デッドプール・キルズ・マーベルユニバース』 邪悪なサイコマンとの出会いに、"ある事実"に気づいてしまったデッドプールは、突如としてマーベルヒーローを殺し始める。もともとイカれた彼を凶行に走らせた"ある事実"とは何なのか!? 『パニシャー・キルズ・マーベルユニバース』 愛する家族を奪われた男は、非情の私刑執行人へと変貌した。処刑人パニシャーとなった彼の標的は……マーベルヒーローズ!? カバーは表面が「デッドプール」、裏面が「パニシャー」のリバーシブルカバー! 収録作品 DEADPOOL KILLS THE MARVEL UNIVERSE #1-4 + PUNISHER KILLS THE MARVEL UNIVERSE
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3.9社会派ミステリの名手によるクライム巨編! 後味最凶の作家デビュー20周年記念作品! 2020年5月、大学生の芹沢涼風はコロナ禍の影響で息が詰まりそうになる毎日を過ごしていた。ある日、彼女が池袋の公園を訪れると、そこには同じように孤独に苛まれ、行き場をなくした者たちがいた。 血がつながっていなくても、戸籍上は同じ家族でなくても、強い絆で結ばれた「本物の家族」を作りたい――。涼風は親しくなった者たちと「こうふくろう」を立ち上げる。 しかし、いつしか想像を超えて巨大になった集団の内部では、日常的に犯罪行為が繰り返されるようになっていく。 不穏な日常、酷薄な悪い奴ら、鳥肌必至のラストシーン……これはあなたのすぐ隣にある物語。 人々の心に巣くい、世に蔓延る「闇」の根源を炙り出す、戦慄のクライム巨編! 「今までで一番ダークな作品になったかもしれません」(著者) (底本 2025年6月発売作品)
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4.0北朝鮮の市井の人々が描かれた文学を読む。 北朝鮮の市井の人々を描いた作品。 1988年に北朝鮮で刊行され、後に韓国で出版。さらにフランス、アメリカでも翻訳出版された。 アメリカの「ライブラリー・ジャーナル」で、2020年のBest Books翻訳文学部門の10冊に選出。 離婚を望む歌手である妻と、寡黙な技術者の夫。そして、その離婚の審議に当たる判事と、野菜の研究者として生きる妻。二組の夫婦の姿を軸に、地方都市の情景や、そこに生きる人々の心情を描く。 「北朝鮮の人が読む北朝鮮の文学とは何か? 1988年に出版されたペク・ナムリョンの小説『友』は、“北朝鮮”という言葉から思い浮かべるロケット弾や軍事パレードではなく、日常を呈している。〈中略〉 小説は、投機的なニュースよりも恒久的な事実を提供するかもしれない」 ――― New York Times Book Reviewより
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4.0ピーター・パーカー×マイルズ・モラレス! 異なる次元のスパイダーマンたちが邂逅する! N.Y.の”親愛なる隣人”ことスパイダーマンは、今日も今日とて、犯罪と戦っていた。不気味な科学技術を駆使するヴィラン、ミステリオとの乱闘の果てに、ピーター・パーカーはアルティメット・ユニバースへ飛ばされてしまう。そこで彼が出会ったのは、別次元のヒーローチーム、アルティメッツともう一人のスパイダーマン、マイルズ・モラレスだった! 彼らの協力を得つつ、ミステリオの次元を超えた攻撃を迎え撃つピーターだが……はたして彼は、邪悪なヴィランを撃退し、元の次元に戻ることができるのか? ●収録作品● 『SPIDER-MEN』#1-5 ©2021 MARVEL
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4.3◆各メディアで掲載! ★読売新聞 大森静佳さん書評(2025年10月12日掲載) ★毎日新聞 鴻巣友季子さん書評(2025年10月18日掲載) ★週刊読書人 かげはら史帆さん書評(2025年10月24日号) ★『Meets Regional』永江朗さん書評(2025年10月号) 「こんな授業があったら、もっと勉強が好きになっていただろう。こんな先生がいたら、もっと学校に行くのが楽しかっただろう。 この本を読んでぼくのシェイクスピア観が変わった」 ★毎日新聞「2025年 この3冊」永江朗さん選(2025年12月20日) ★NHKラジオ「著者からの手紙」(2025年11月23日) ★J-WAVE『ACROSS THE SKY』(2025年12月21日) 16世紀末から現代までをタイムトラベル! 舞台芸術史研究者で不真面目な批評家・北村紗衣×男子高校生の5日間の講義録。 シェイクスピアに興味のなかった高校生たちが、「読むのが面白くなってきました」「シェイクスピアに近づけた気がする」と。そう感じた理由は? シェイクスピアと友達になれる6つのポイント 1.「無限の多様性」。暴力的な残酷描写や下ネタ満載。悲劇でもギャグやドタバタ満載。面白おかしいところと悲しいところが混在、緩急のメリハリがある作品群。 2.喜劇、悲劇、史劇、問題劇……、意外に多いロマンティック・コメディの恋愛ものなど、作品の全容がわかる! 3.良い人なのか悪人なのかもわからない。みんなシャレが好き。おしゃべりだけれど、観客が本当に知りたい物語の肝は絶対教えてくれない。登場人物たちの魅力と謎。 4.「巨匠」だからっておじけづかなくて大丈夫。シェイクスピアにも遠慮せず突っ込み、とことん楽しもう! 流通、経済効果、帝国主義――周辺をどこまでも探る。 5.シェイクスピアは「今の私たち」のために芝居を書いた! 政治の駆け引き、抑圧と差別、人種、ジェンダー……どの時代の、どの地域の人とも一緒に生きるシェイクスピア! 6.イラスト多数。登場人物が、役者たちや舞台が目に浮かぶ! 16世紀の舞台を、当時の人たちと一緒に見に行っているような気持ちを味わう。 シェイクスピアは、世の中とつながり、楽しいことを見つけ、人生を面白くするための「突破口」です。 ----------------------------------------- 本書ではシェイクスピアをそれだけで完結するものとして考えるのではなく、作品から広がるいろいろな世界を探求します。いわゆる「シェイクスピア入門」的な知識紹介もありますが、観光とか流通とかジェンダーとか人種とか批評理論とか、いったいシェイクスピアと何の関係が……と思うようなこともたくさん出てきます。読んでいただければわかるように、実は全部シェイクスピアからつながって出てくる話です。私にとって、シェイクスピアは世の中とつながり、楽しいことを見つけ、人生を面白くするための便利な窓のようなものです。(プロローグより) ----------------------------------------- 【目次】 プロローグ 序幕 授業の前に シェイクスピアを「批判的に楽しむ」授業を男子校でやる理由 第一幕 第一場 生涯 シェイクスピアは学のない劇作家だった? 第二場 作品 暴力的で下ネタ満載。良い人か悪い人かもわからない インタールード 研究室へようこそ! 参考文献を紹介します 第二幕 第一場 登場人物から作品を知る 十代の男の子が演じた女性登場人物たち インタールード 調べものにウィキペディアを使うのは是か非か 第二場 英語 リズムの乱れは心の乱れ! 第三場 『ロミオ+ジュリエット』を見る うっかりミスや手違いで、若者たちが非業の死を遂げるのはなぜ? 第三幕 第一場 戯曲は設計図 頭の中に演出家を住まわせてみよう 第二場 舞台 大砲で火事に! 現在とは大違いのステージ 第四幕 第一場 『オセロー』を人種とジェンダーから読む 妻が本当に不倫していたら、オセローは何をするべき? 第二場 映画『O』を見る 舞台は二〇〇〇年頃のアメリカの高校。現代化する時の面白さと難しさ 第三場 批評とは 褒めるのもけなすのも証拠を挙げて インタールード 三コママンガを描いて、自分の着目点を知ろう 第五幕 第一場 批評の講評 書きたいことを書けない時は 第二場 出版と読者 一冊一〇億円、ファースト・フォリオを探せ! 第三場 観客 シェイクスピアを未来に残していくのは私たちだ エピローグ
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3.82022年7月8日、安倍晋三元首相が選挙演説のさなかに山上徹也によって銃撃された。 凶弾を放った山上の「絶望と危機感」の正体とは何か。 なぜ、山上はここまで追い詰められたのか。 戦後初めて、首相経験者が殺害された悲劇は、社会の何を炙り出したのか。 事件当日から判決までの1294日間、山上を追い続けた読売新聞大阪本社記者による渾身のルポルタージュ。
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3.0大学入試のためにソウルに転居した女子高生のアンナ。古びた下宿で暮らしながら、大人になる前の通過儀礼ともよべる、切ないクリスマスを体験する――「ほかのすべての雪片ととてもよく似た、たったひとつの雪片」 ユリとマリは、美しいながらも性格が真逆な姉妹だった。波瀾万丈の人生を送ってきたマリは、完璧で順風満帆に見えたユリが76歳で自殺したことを知る。2014年黄順元文学賞受賞作――「金星女(クムソンニョ)」 小さな星々はみな宇宙でたったひとりだけれど、その光は星座となって夜空に瞬きあう。韓国を代表する作家のひとりウン・ヒギョンが、生きる孤独と哀しみ、そして人と人の一瞬の邂逅を描く、6篇の珠玉の短編集。 【著者プロフィール】 ウン・ヒギョン(殷煕耕)1995年に中編「二重奏」でデビューする。同年発表した初の長編小説『鳥のおくりもの』で第1回文学トンネ小説賞、1998年に短編「妻の箱」で第22回李箱文学賞を受賞。その後韓国小説文学賞、韓国日報文学賞、怡山文学賞、東仁文学賞など多くの賞を受けた。本書収録の短編「金星女」は2014年に黄順元文学賞を受賞。既訳に『美しさが僕をさげすむ』(呉永雅訳/クオン)、『鳥のおくりもの』(橋本智保訳/段々社)など。 【訳者プロフィール】 オ・ヨンア(呉永雅)2007年に第7回韓国文学翻訳新人賞、2023年にチョ・ヘジン著『かけがえのない心』(亜紀書房)で韓国文学翻訳大賞を受賞。訳書にウン・ヒギョン著『美しさが僕をさげすむ』、キム・ヨンス著『世界の果て、彼女』(以上クオン)、イ・ラン著『悲しくてかっこいい人』(リトルモア)、パク・サンヨン著『大都会の愛し方』(亜紀書房)、ファン・ジョンウン著『続けてみます』(晶文社)、『百の影』(亜紀書房)などがある。
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3.5おちえ、危うし―― 人気時代シリーズ第4弾! 深川の縫箔(刺繍)屋・丸仙の娘、おちえが、不吉な模様の小袖を大店「出雲屋」別邸に届けると、邸内で突然五人の男に襲撃される。 同行した丸仙の職人・一居となんとか応戦するが、ふたりの前に老女が現れて――。 「出雲屋」の過去と、おちえにはどんなかかわりがあるのか。剣を愛するおちえと、武家の家を捨て刺繍の道を志す一居が真相に迫る。 『風を繍う』『風を結う』『風を紡ぐ』に続く、大好評〈針と剣 縫箔屋事件帖〉シリーズ、緊迫の第4弾! 〈目次〉 一 風花飛鳥模様 二 紅牡丹火車模様 三 白菊残陽模様 四 再びの花折枝模様 五 白無地 六 井桁模様 七 藤花下飛燕模様 八 青海波模様 装画/田尻真弓
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3.5記憶なんかは幻なんやから、自分の好きな角度速度で眺めたらよろしい。 自然を許すとはどういうことか。 されたことは消えないし、許していかないと自分の心に害が及ぶ。 でも、許すことは、考えないこと、忘れることとは違って――。 ☆☆☆☆☆ 『ここはとても速い川』で野間文芸新人賞、『この世の喜びよ』で芥川賞、『無形』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞! 早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞も受賞した純文学界のニュースター、待望の最新長編! ☆☆☆☆☆ 1995年、その時、まず驚きだけがあった。母と娘の厚美と三人で暮らす銅子を襲った地震。開けた場所に皆で布団にくるまって感じた恐怖、倒れたミシン、昨日とは違う景色、避難所の体育館、シャワーを浴びにいった梅田……。震災から幾年月、銅子と厚美の日常は続いていくが、あの経験を忘れるということはなく――。 芥川賞作家の静謐な筆致が紡ぎ出す、昭和から令和、母娘三代に流れる「時間」と震災の「記憶」の物語。
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3.0出会ったころは掌に載るほど小さかった子猫は、二十年近い歳月を経て死が近い。老いと病で苦しむ猫を懸命に介護する「私」。 猫との日々を思い、係累や友人の死に様が脳裏をよぎることもある。夫と別れ、懸命に仕事をしながら住処を転々と移っても猫は一緒だった。 猫と暮らしつづけるため、東京中を歩き回って見つけた都心に近いマンションの一室を購入して数年後、猫の老いが始まっていた。 檻のなかに籠もるような「私」と猫の住む部屋に男友達が訪ねてくることもあったが、やがて離れていった。「私」はいつしか猫を殺してしまいたいほどの愛着を抱いていた。 休暇を取り、猫と冬の海に赴いた「私」。猫はキャリーバッグから這い出て、残りすくない生命力をふりしぼって岩場でマーキングをする。「私」は自分が大地の一部になったような快感に浸る――。 生命のリアルと根源をリリカルに描く傑作連作小説。
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3.7中日新聞、東京新聞など連載で感動を呼んだ話題作! 痛みよ、希望よ、届け 「能登は遅れている」――いわれなき非難に押し込められる小さな声。 「比べたら、あかん」教師・小野寺は、被災地の小学校で子どもたちやその親たちが抱える、苦悩と希望に向き合い続ける。 2024年1月1日16時10分――。巨大地震が能登半島を襲った。 その時、元教師・小野寺徹平は、かつての教え子が女将をつとめる旅館に滞在していた。おとそ気分は吹き飛び、恐怖と不安の中で迎えた「最初の夜」、小野寺はこれから始まる被災地の日々を思い、心が沈んだ。 阪神・淡路大震災で家族を失い、東日本大震災で応援教師として被災地の子どもたちを励ましてきた小野寺には、能登半島で被災した人々の長い苦悩の道が痛いほど分かったからだ。 つらく苦しい非日常との闘いが始まる一方で、社会からの関心は徐々に希薄になり、過去の震災の被災地と比べられ、「復興が遅い」「無気力」と責める声すら上がる。 小野寺は再び被災地で、子どもたちと向き合う決意をする。
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5.0もう、気分は最高だ! 子どもが翼をつけて生まれ(「ウエハース君」)、宝石でできた蚊が人間の血と一緒に楽しかった記憶を吸い込み(「ジュエリーモスキート」)、結婚していない私が結婚した私を訪ね(「アナザーストーリー」)、健康な異性愛者だけを選別し、それ以外にはキノコになる液体が配られる(「キノコの国で」)……。 イ・ユリが描く14の世界を一つずつ通過すると、苛立ちや悩みはしばし遠くに追いやられ、私たちの手元から離れていた日常は鮮明になる。唯一無二のSFワールドに魅了される、韓国の大人気作家の傑作短編集。 大好評「I am I am I am」シリーズ、第4弾!
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4.0すべての香りに物語がある。時代も距離も超えて辿る、美しく哀しい記憶の旅。香りと人と時間が奏でるショートストーリー。フランスで刊行され高く評価された作品を、著者自ら邦訳した幻想的な一冊。 ************************** 悲しみの匂いとはどんなものだろう。人の気配を匂いから感じることがあるが、不在の匂いとはどんなものだろうか。 誰かが死ぬとき、この世界の秘密の一部は永遠に失われてしまう。 人はみずからの秘密を抱えてあの世に旅立つ。残されたものにできることは、物語を語ることだけ。それが真実か否かは一生わからないまま。 秘密はどのような匂いをさせているのだろう。〈本文「ニューヨークで」より〉
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3.9人類は、もしかしたら一度滅んでいるのかもしれない。 月面の居住施設「ルナアーク」。 奇妙な社会性生物と人間が共存する町「ドゥマレ」。 2つの世界が交差する、スチームパンク×SF小説! 生き延びて欲しいの。 今のあなたとは違う形になったとしても。 時は2131年。13歳のアリサは「ルナアーク」と呼ばれる、月面の居住施設に住んでいた。アリサが5歳の頃、両親とともに地球から移住してきたのだ。地球からの転校生、ケンジと仲良くなるが、その矢先、とんでもない事件が起こり――。 一方、教会暦918年。ドゥマレの町では「アッザ」と呼ばれる、奇妙な社会性生物と人間が共存していた。この町に住む13歳の少女メルはアッザの捨てたゴミの山から発見された捨て子だった。 アリサとメル、ルナアークとドゥマレ――交わるはずのない2人と2つの世界が交錯したとき、戦慄する事実が明らかに……。
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4.0【これは、他人事ではない。緊迫の医療サスペンス小説】 心臓病の専門病院で、適切な臓器の斡旋を行う臓器移植コーディネーターとして働く立花真知。 彼女は、五輪金メダリスト候補として注目を集めるフィギュアスケーター・池端麗を担当することになる。 麗はスケートの練習中に倒れ、拡張型心筋症と診断されていた。 副院長の一ノ瀬や主治医の市田の治療を受けながらドナーの心臓を待っているが、麗の血液は珍しく、大多数の心臓を移植することができない。 しかし、くも膜下出血で倒れ脳死判定を受けた男性ドナーの心臓が、麗に奇跡的に合致すると連絡が入る。 真知らは早速臓器の提供に向けて動き出すが、ドナーの母親が臓器提供に納得していないことが判明。真知は「禁断の方法」に手を出そうとする――。 ドナーとレシピエント、互いの思いが複雑に混じり合ってできた大きな渦は、とある男の登場によって社会問題へと発展し始める。 医師であり、これまでにも医療の現状にメスを入れてきた著者が描く「日本の心臓移植」の現実と未来。 【著者略歴】 久坂部 羊(くさかべ・よう) 1955年大阪府生まれ。医師・作家。大阪大学医学部卒業。 2003年『廃用身』で作家デビュー。2014年『悪医』で第3回日本医療小説大賞、2015年「移植屋さん」で第8回上方落語台本優秀賞を受賞。ドラマ化されベストセラーとなった『破裂』『無痛』『神の手』の他、小説に『テロリストの処方』『介護士K』『芥川症』『悪い患者』『絵馬と脅迫状』など、新書に『日本人の死に時』『人間の死に方』『寿命が尽きる2年前』『人はどう死ぬのか』『人はどう老いるのか』『人はどう悩むのか』など、著書多数。
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4.2〇「滑稽でもあり哀れでもある主人公が、実在の人物に思えるほど描写が自然で的確」(冲方丁/選評) 〇「名作が名作として読者の心に届く瞬間を目の当たりにできた思いで胸が熱くなった。」(辻村深月/選評) 〇「選評を書いているいまも、得がたい余韻がつづいている。」(道尾秀介/選評) 〇「淡々とした、ときにはユーモラスな語り口ながら、最後の一行まで緊張感が失われないのは、主人公の根源的な戦いを、緻密に、正確に、描いているからだ。感銘を受けた。」(森見登美彦/選評) 〇「こういう人の、こういう日々こそを、青春と呼びたい。いや、呼ばせてください。」(尾崎世界観) 心身ともに疲弊して仕事を辞めた30歳の宮田は、唯一の友人である浜野から、期間工は人と接することの少ない「人間だとは思われない、ほとんど透明」な仕事だと聞き、浜野と共に工場で働くことに。 絶え間なく人間性を削り取られるような境遇の中、気付けば人間らしい営みを求めるようになっていく宮田だったが、実はある秘密を抱えており――。 選考委員の胸を打った、第16回小説野性時代新人賞受賞作!
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3.3「姫野さんの顔面批評、最高です! 読むと絶対あの映画が見たくなります。」――文芸評論家・三宅香帆氏 昭和、平成、令和と私たちは何を見て、何を見逃してきたのか? 古今東西の作品に表れたさまざまな「顔」が浮き彫りにする時代の欲望と心理とは――。 人の「顔色」を窺い、「顔」を窺い続けてきた、「顔見道(がんみどう)」60年の作家・姫野カオルコが、《いまだに人の顔色を窺って窺って暮らしている》からこそ見える「顔」と、顔を通して見える時代、社会、人間のありようを、鋭く、可笑しく、愛を込めて綴る。 確かな観察眼と独自の美意識あふれる、顔×映画・ロボット・漫画・etc.の随筆集。 ・幾度も映像化された『伊豆の踊子』の最高傑作バージョンが友和・百恵版ではなく、国民的「あの人」版である深い理由 ・女優のいわゆる「お色気」の正体とは? ・パルム・ドッグ賞がふさわしいのは、メッシよりも、ヒギンズとその娘 ・アラン・ドロンをスターにした「陰」 ・『エマニュエル夫人』はなぜ「衝撃的」と誤解されたのか ――などなど「顔見道」を究めた著者による目からウロコの13章。 【本書に登場する主な著名人】 吉永小百合、山口百恵、高峰三枝子、高峰秀子、阿部定、水道橋博士、東出昌大、井浦新、津川雅彦、大谷翔平、シェーン、役所広司、緒形拳、京マチコ、斎藤工、田中絹代、アラン・ドロン、岡田眞澄、シルビア・クリステルほか
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4.0鳩レースは、麻薬。 巨額飛び交う違法ギャンブル。 元締めのマフィアが闇ビジネスを拡大させる、真の狙いとは――? 賭け続けるしか、勝ちはない。 仁義なき賭博小説! 男のメンツと意地を賭けた、桁外れの闇賭博。 その日暮らしのしがない中年・上田安治は、テキ屋の元締めだった亡父・松吉から、違法賭博用の「レース鳩」を相続する。 松吉のコンサルタントを名乗る堂上によれば、鳩は名鳩ぞろい。プライベートクラブのレースに参加しないのならば、台湾人の楊志偉に売却してはと提案される。 博打よりも堅実な生活を求める安治は、勧められるままに鳩を売り、自らはクラブの鳩の世話をする鳩務員の職を得て、手堅く暮らしはじめる。 ところが楊の入会をきっかけに、クラブには台湾人が激増。彼らがマフィアだと知った安治は、日本人メンバーらの不審死と退会ににわかに恐怖を覚える。 だが新たな胴元による鳩レースは、開催間近にせまっていた……。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まったり、しっとり、ゆったり。 さぁ、旅に出よう。 長い歴史のある温泉宿、 山中の情緒深い湯治場、 かつて遊廓だった旅館。 北海道から九州まで、40軒を厳選して紹介。 いい場所、いい風呂、いいお宿。 あぁ⋯⋯心が求めていた旅は、まさにこれだった―― 日本各地に点在する「鄙びた」雰囲気の残る宿に実際に泊まり、旅の記録と、宿の雰囲気を伝える大人の旅ガイド。 日本の風情が息づく、静かな時間。鄙びの宿で心をほどく―― 《北海道·東北》 光栄旅馆 濁川温泉 新栄館 賢治ゆかりの自炊部 湯治屋 温湯温泉 後藤温泉客舎 岡崎旅館 強首温泉 樅峰苑 鉛温泉 藤三旅館 飯坂温泉 なかむらや旅館 黒湯の高友旅館 旅館 十一塩屋 《関東·中部》 法師温泉 長寿館 四万温泉 積善館 信州渋温泉 歴史の宿 金具屋 旅館 萬集閣 崖の湯温泉 山上旅館 花舞 竹の庄 地獄谷温泉 後楽館 竜宮閣 恵那はなれの宿 《近畿·中国》 海洋楼 伊勢河崎の町宿 星出館 二見浦 麻野館 福寿旅館 御旅宿 月屋 洞川温泉郷 桝源旅館 旅館 橋本の香 一楽旅館 旅館たえだ GUESTHOUSE 醫 湯抱温泉 中村旅館 旅館 お多福 旅館みくにや いろは家族館 《四国·九州》 旅館さくらき 岬観光ホテル 川又屋旅館 Chez利太郎 割烹旅館 海喜荘 球磨川温泉 鶴之湯旅館 旅館 山城屋
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3.9あなたと私は違う。だから、一緒にいよう――。 『ふがいない僕は空を見た』『夜に星を放つ』の著者が、今を生きる人々に贈る感動作。 【各界からの反響続々!】 なんて誠実な小説なのだろう。今、この時代に、この本と出会えてよかった。――武田綾乃(作家) 白か黒かでしか断じない、この時代に絶対に有効な“あわい”の物語。――早見和真(作家) 何度も胸が潰されそうに痛かった。彼らの日々に、どうか幾重にも虹がかかりますように。――町田そのこ(作家) その人の涙のわけを知らない。分からない。けど私たちは何かを思うことが出来るから見つめながら目を逸らさずに、あなたの話を聞きたい。――山本奈衣瑠(俳優) 【あらすじ】 中学二年生の桐乃は、団地での暮らしに憂いていた。 郊外にある古い団地群には、様々な国にルーツを持つ人が生活している。そのせいか桐乃のクラスは衝突が絶えず、ベトナム人のクラスメイト・ヒュウがいじめの標的になっていたのだ。 家に帰っても、母の里穂は団地に住む人々を国籍問わず日夜助けており、「娘の私より、他人を優先するんだ」という思いがどうしても消えない。この場所で生活することに対する桐乃の嫌悪感は、日々強まっていく。 そんな中、中学校で起きたとある出来事をきっかけに、桐乃はヒュウと話すようになる。ヒュウは、理由は違えども、桐乃と全く同じことを望んでいた。 「この団地から出て、遠くに行きたい」と。 はじめてできた友達、母とのすれ違い――。 桐乃・ヒュウ・里穂のそれぞれの視点から、社会に蔓延る様々な分断に翻弄される2人の“こども”が少しずつ“おとな”になるひと夏を描いた、ほろ苦くも大きな感動を呼ぶ、ある青春の逃避行。 【著者略歴】 窪 美澄(くぼ・みすみ) 1965年東京都生まれ。2009年「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』が、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞第2位に選ばれる。また、同年に同作で山本周五郎賞を受賞。12年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞を受賞、19年『トリニティ』で織田作之助賞、22年『夜に星を放つ』で直木賞を受賞。他の著書に『夏日狂想』『タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース』『夜空に浮かぶ欠けた月たち』『ルミネッセンス』『ぼくは青くて透明で』などがある。
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3.5人生の曲がり角は、真夏のパリの晩餐にあった。 ジゼル・アリミ賞を受賞した「反逆へ向かう女性たちを描く、一触即発の密室劇」 8月の暑い夜。パリのラスパイユ大通りにある高級アパルトマンを1組の夫婦が訪れた。エティエンヌが旧友のレミと、レミの妻のジョアルを招いたのだ。エティエンヌの妻のクローディアを交えて、4人でディナーを囲む。弁護士で自信に満ちたエティエンヌ。運動療法士で内気なクローディア。経済学の教師で社交的なレミ。IT業界で成功を収める思慮深いジョアル。それぞれの胸に秘めた思いを抱えながら、ディナーは進行していくがーー。 踏み出してみれば、なんてことのない一歩だった。
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4.4母さんを殺したのは、俺だ――。 許せなかった。自分自身も、父の再婚も、大好きだった音楽も。 高校2年生の羽山陽介は母を亡くした幼少期の記憶に今も囚われていた。 男手一つで育ててくれた父と、突然紹介された父の恋人に懐く無邪気な妹。 あの人が家に来るたび作ってくれるカレーは、母の得意料理だった。 「俺、絶対認めないから」。 気持ちの整理がつかない日々の中、学校で不可解な事件が起こる。 切り刻まれた幼馴染のイヤホン、階段から突き落とされた友達。 突然部活を辞めたエース、誰とも長続きしない人気者、善意の押し売りに苦しむクラスメイト――。 それぞれの無言の叫びは渦となり、やがて溢れ出していく。 本当は誰かに叱ってほしい。お前を許すと言ってほしい。 誰も本当の意味では分かり合えない、それでも分かり合いたい。 僕たちは、必死にもがいて手を伸ばしている。 デビュー作で青春の「痛み」を暴いた若き才能が掬い上げるのは、 「痛み」の先にある一筋の「救い」。
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5.0【一市民の運動から始まった30年の活動が、まちを変容させた】 回収した古着のリサイクル率はなんと90%近くに達し(全国平均は34.1%)、いまや「古着を燃やさないまち」として有名な福島県いわき市。この変容を推し進めたのが、1990年創設の老舗NPOザ・ピープル。まだボランティアやNPOという言葉が世の中に定着するはるか以前から、ゴミの問題に対して市民としてなにかできないかという観点で活動を開始し、さまざまなセクターを巻き込み、30年以上をかけて、まちとそこで暮らす人の意識を変えたのです。 ザ・ピープルで2代目理事長として活躍し、ゴミ問題への取り組みだけでなく、青少年の育成からフードバンク、さらには震災からの復興・コミュニティ再生までに携わってきたのが、吉田恵美子さん。いわきというひとつの地域で、地域の課題に33年間向き合い、「住民主体のまちづくり」を推進してきた立役者です。 【地域に根を張るイノベーターが生み出した「地味だけどすごい解決策」】 吉田さんを語るうえで、ザ・ピープルとともに欠かせないのが、「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」。東日本大震災で、地震・津波という自然災害と、原発事故という人為的災害の両面に見舞われたいわきは、発災直後の混乱もさることながら、放射線への不安から発生した耕作放棄地、被災者と避難民との齟齬によるコミュニティの分断など、長期的な課題を抱えることになります。 分断を埋めようと奔走する吉田さんは、耕作放棄地でオーガニックコットンの栽培→製品化・ブランド化して販売という道にたどり着きます。この取り組みは、結果的に地域内外の人たちの交流の場になるという副産物を生み、コミュニティの再生へとつながっていきます。そして、コットン畑に通っていた新しい世代が地域のために立ち上がるなど、吉田さんの意志が受け継がれていっているのです。 【想いを次の世代につなぎたい】 上記の取り組みは、今見ると驚きは少なく、「地味」に見えるかもしれません。しかし、時は1990年。家父長制の意識の残る日本の「地域」、ボランティアやNPOへの理解もない「時代」(ボランティアがある程度認められるようになったのは阪神大震災後、NPOが日本である程度地位を認められるようになったのは2000年代)で、当初ひとりの専業主婦だった吉田さんが「気づいてしまった問題」に向き合い、多くの人の助けを得ながら、地域に、社会に向き合う姿には、思わず背筋が伸びます。積み重ねてきた33年の厚みが、小さな一歩の数々に説得力を生んでいます。 本書は、今、なにか違和感に気づいてしまった人、これからどうやって一歩を踏み出したらいいのか悩む人に対し、吉田さんの半生と、次世代へのメッセージを添えて届けるものです。
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3.8「人を轢いたかもしれない」 厳格な父親からの一本の電話。それが悪夢の始まりだった―― 80歳目前の武は、教職退任後、市民講座で教える地元の名士。父の武と同じ教職に就く敏明は、妻の香苗と反抗期の息子・幹人との平凡な生活を送っていた。 このところ父の愛車に傷が増え、危険運転が目に余るようになってきたため、敏明は免許返納を勧めるが武は固く拒絶する。 さらに、市民講座の生徒である西尾千代子と武との親密な関係を怪しむ噂が広がり、敏明は悩みを深めていた。 そんなある日、近隣で悪質な轢き逃げ事件が発生。 「あれって――まさか」 疑念に駆られ、事件の真相を探る敏明が辿り着いた“おぞましい真実”とは? 『悪寒』『不審者』『朽ちゆく庭』に続く、不穏で危険な家族崩壊サスペンス!
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4.0あしたはクリスマスです.でもパパは仕事で大いそがしで,ソフィーはひとりぼっち.翌朝,すてきなことを探しにでかけると,吹雪の中でやさしいヘラジカに出会い,大きな森へたどりつきます.青く凍った湖のほとりにぽつんと立つ,小さなもみの木を見つけたソフィーは,いいことを思いつきます.オーロラきらめく北欧の心温まるお話.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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4.1※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最後まで読んでください。人生を変える物語がきっと見つかります。 広告のボディコピーには、ただ通り過ぎてしまうにはあまりに惜しい、人生を変えてしまうほどの名言で溢れています。本書では、読み手が共感し心動かされる広告コピーに焦点を当て、「わくわく」「うるっと」「どきどき」「はっと」などの感情別に作品を紹介。あなたのための物語が、きっと見つかる1冊です。 ※電子版は紙版の一部の作品が含まれておりませんが、予めご了承ください。 作品選者:岩崎亜矢 / 安藤隆(サン・アド)
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4.5著者のライシュがこれまで展開してきた「新しい資本主義」(政府か市場かの二者択一ではなく、市場メカニズムの根幹となる市場のルールそのものを見直してサテナブルな資本主義を構築する)から一歩進んで、「よき市民社会をつくるためには、何が必要か」に焦点を当てた本。 50年ほど前から、富と権力をもつ一握りの人々が、さらに多くの富と権力を手中に得ようと、社会に広がる「信頼」を搾取し始め、かつてはコモングッドと定義され、履行されてきた暗黙のルールが浸食されることになった。「私はどんな手段を使ってでも可能な限りの富と権力を手中に集める。慎み深く責任を持つなんていうのは負け犬がすることだ」と。 本書は、同じ社会を生きる一員として、人々はそもそもお互いにどんな義務を負っているのかについて再考し、どんな「理想」を共有すべきかについて考える。今よりもはるかに機能する社会、よい社会を取り戻したいのであれば、今は失われてしまった人々の間にあった共通の善、つまりコモングッド(良識)を取り戻さなければならない。 本書はアメリカ社会の話をしているが、アメリカに限定した話ではない。互いにつながっているという感覚を失い、お互いの共通認識としての「理想」をも失っている現代のすべての市民社会において、共通して考えなければならない問題である。そしてコモングッドを取り戻すため、市民として互いに負う義務を学ぶ市民教育を徹底できるか、と著者は訴える。われわれのよりよい社会の将来は、自分の実入りをよくするための「私的投資」としての教育に終わらず、よりよい市民社会を支える公的投資、「みんなのための市民教育」ができるか、にかかっているのである。
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4.5動物の言葉が分かる美苑は、植物学者で大学教授の父と、厳格な華道師範である母親と住む家の中庭やアトリエで、生き物たちの言葉に耳を傾けるのが日課だった。一方、学校では人付き合いが苦手で「空気が読めない」子として回りから距離を取られていた。ある日、目覚めると、前日まで元気だった父が急逝した事実を知らされる。そんな美苑に声を掛けたのは、父の同僚である児玉先生。大学の植物園で飼育されている子供のグリーンイグアナを育てないかと美苑に提案する。そして14年間、「ソノ」と名付けられたイグアナと共にアトリエで暮らし、充分満たされた生活を送っていたのだが、突然母から呼び出され、驚愕の通告を受ける。母の体に癌が見つかり余命は恐らく半年。その半年の間に結婚せよと言われ……。
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3.7茨城県の住宅で顔面に劇薬をかけられ滅多刺しにされた男女の死体が発見される。 現場には犯人の下足痕・指紋・DNAまでもが残されていた。 関係者を洗う敷鑑班に割り振られた捜査一課の和井田は、被害者たちがジュニアアイドル事務所を経営し、12歳以下の幼い少年少女にきわどい仕事をさせていたとの情報を掴む。 多方面から恨みを買っていたと確信する和井田のもとへ指紋鑑定の結果が。 指紋は椎野千草という女性のデータと一致し、彼女はかつて起こった一家心中事件の生き残りで、和井田の親友・白石が家裁調査官として担当した少女だった。 和井田は千草の話を聞くために白石を訪れるが、白石は「彼女に人は殺せない」と主張。 それには千草の父親が起こした一家心中事件が深くかかわっていた。
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4.7ユードラ・ハニーセットはひとり暮らし。楽しみといえばラジオとクロスワードパズル、そしてプールで泳ぐことくらいで、人づきあいもせず、単調な日々を送っている。周囲に向ける視線も態度も辛辣で、厭世家という言葉がぴったりの老人だ。 ある日、ユードラは安楽死を求めてスイスのクリニックに電話をかける。日々思うように動かなくなる自分の体。このままだといずれ病院のベッドに寝かされ、死を待つしかなくなる。それなら自分の意志で人生を終わらせたい、尊厳を持って死を迎えたいと考えてのことだった。 そんなユードラの隣に、ある一家が越してくる……。
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4.3「その人オリジナルの仕事をつくり上げている人たちですから、話には自然と思想や哲学のようなものが含まれます。だからわたしはこの本で、彼らの声を一本の糸のように縒り合わせるだけでよかった」 荻窪に新刊書店「Title」を開いて8年。ふと自分の仕事がわからなくなり、全国にいる仲間のもとを訪ねると、消費されず、健やかに生きるヒントが見えてきた――。 読み終えるころにはきっと元気がでる、少し偏屈、でも愛すべき本屋を訪ねる旅。 「いまは、都会も田舎もそうなんだけど、コミュニケーションを欲している人たちに溢れている。本屋はそういう人たちの受け皿になれるんじゃないかなという思いでやっています」……高久書店 高木久直さん 「合理的であるほどスマートでカッコいいというイメージをみんなが持っている。しかしそれによって自分が職を失ったり、仕事からやりがいがなくなるということについてはみな無自覚ですよね」……誠光社 堀部篤史さん 「俺は“東京に色目を使う新潟”というのがよくわからなくて、あるときから東京の反対を向いたんです」……北書店 佐藤雄一さん 【目次】 はじめに 1 気がつけば、自分の仕事がわからなくなっていた 2 もう生活そのものがどっぷりと本屋/走る本屋さん 高久書店・高木久直さん 3 自分の椅子を見つけた人/市場の古本屋ウララ・宇田智子さん 4 ほっとけないみのるさん/長谷川書店・長谷川 稔さん コラム・旅の合間に1 5 「あまのじゃく」の真意/誠光社・堀部篤史さん 6 ふたりの、独立という旗/ON READING・黒田義隆さん、杏子さん 7 本の未来が長野にあった?/ブック・コーディネーター・内沼晋太郎さん コラム・旅の合間に2 8 「鈍」で「素人」な四十三年/定有堂書店・奈良敏行さん コラム・旅の合間に3 9 生きるかなしみ―そしてよろこび/北書店・佐藤雄一さん おわりに
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3.7『七夜物語』の世界を冒険した少女と少年、それぞれの子どもたち──鳴海絵と仄田りらの日常を描く。2010年から2011年を舞台に、10歳から11歳へと成長する2人の変化の兆しと、子どもたちを取りまく世界を鮮やかに捉えながら、ささやかな人の営みと、そのきらめきを届ける物語。
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3.3ITベンチャーを起業し、M&Aを繰り返して、企業を急拡大させた「男」が、投資案件を物色中のフィリピンで、突然命を狙われる。九死に一生を得たものの、なぜか現地の刑務所に収監され、十数年にわたり屈辱の日々を送る。そして、ついに解放された男は、日本へ帰ってきた、あの頃とは、まったく違う姿で――。 物語は、「男」の恋人だった心臓カテーテル手術の名医と、その勤務先である大病院をも巻き込み、予想だにしない展開へ。金と権力への欲にまみれた世界で繰り広げられる復讐劇はどこへ向かうのか。2020年6月より公明新聞に連載された、サスペンスタッチの小説が待望の書籍化。 東京、フィリピン、北海道。IT業界、医療界、そして劣悪な環境の刑務所。時間と空間を超えた壮大なスケールのエンターテインメント大作が誕生した。
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4.0【内容紹介】 総務部は、日本の企業・団体のほとんどに設置されている部署です。それにもかかわらず、「総務部とはどんな役割や仕事があるのか?」と問われると、実際に総務部に在籍している人ですら満足に説明できないことが多いと感じます。それは、総務部の業務分掌があまりに広範囲に及んでいるからであり、「他に属さない事項」すべてがその分掌に含まれているのが一般的だからだと思うのです。 そこで本書では、総務部員として最低限知っておきたい基本項目(役割、機能、業務、必要な知識)を抽出し、新しく総務部に配属された人はもちろん、現在総務部に在籍している人の業務の再確認をも視野に入れて、日常的な総務部の実務に対応するための行動指針を解説します。 それと同時に、一般に総務部の役割ともいえる、「他部門のサービススタッフ」「全社的コミュニケーションの管理」「トップの参謀役」「全社的活動の推進」等々の要件を実務に絡めて解説し、これ1冊を読めば、総務部の全体像が把握できるようになります。 【目次】 第1章 総務部の役割・機能 第2章 総務部の年間活動スケジュール 第3章 対社内・対社外の総務の仕事 第4章 総務部に必要な業務知識と法的知識 第5章 総務部員としての心構え
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3.5『痣』の名コンビ宮下刑事&真壁刑事が帰ってきた! 【著者からのコメント】 真壁、宮下という〝無茶〟な刑事コンビが初登場した作品が『痣』(徳間文庫)でした。 その後、この2人に人気が出て、わたしの作としてはめずらしくキャラがひとり歩きし、版元をまたいであちこちの作品に登場することとなりました。(少しでも顔を出している作品の総部数は80万部を超えます) あの二人組が、本作『水脈』で、堂々〝主役〟として戻ってきます。 そして、シリーズものを書かないわたしとしては、初の「続編」チャレンジになります。 今回は、エリート血統の帰国子女という「お荷物」のお守りをしながら、未知の闇に挑みます。 事件を解決するのか、ぶち壊すのか。最後まで流れゆく先がわからない『水脈』をご堪能いただければと思います。 【あらすじ】 神田川の護岸に設けられた排水口から、遺体が発見された。 台風の雨で増水した影響で、遺体は地下水路の「暗渠」を通って流れ着いたようだ。死後数日経過しており、猛暑で一部は腐敗も始まっていた。 和泉署に合同捜査本部が立てられ、宮下は久しぶりに真壁と組むことになるのだが、そこには“お客様”も加わることになった。 暗渠に妙に詳しいその客は謎に包まれていた――。 この事件は濁流のひとつにすぎない。 地底には、見えない「水路」が無数に広がっている―― 【主な登場人物】 ・宮下真人 警視庁高円寺北署、刑事課所属。奥多摩分署時代、真壁と組んでいた。 ・真壁修 奥多摩分署から警視庁捜査一課へ引き抜かれる。現在は特務班所属。
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3.5いまプーチンが、最も世界に読まれてほしくない本! アンナ・ポリトコフスカヤ。彼女が殺されたのはプーチンの誕生日だった。 娘は語る。「わたしの母は、ロシア当局にとってのみならず、一般の人たちにとっても、つねに居心地の悪さを感じさせる人だった。兵士や犯罪組織、そして戦争という『肉挽き機』に巻きこまれた一般市民について、残酷な真実をありのままに報じ、苦悩や流血、死、ばらばらになった肉体、打ち砕かれた希望を文字にした」 ロシアを代表するリベラル紙「ノーヴァヤ・ガゼータ」の記者アンナ・ポリトコフスカヤは、死の間際まで、第二次チェチェン戦争や、プーチン政権下のロシアにおける汚職や犯罪、「沈黙の掟」についてペンを執りつづけた。2006年10月7日、アンナがモスクワの中心部にある自宅アパートで殺害されると、その姿はたちまち言論の自由の象徴となった。 当時二十六歳だった娘のヴェーラは、その日以降、兄のイリヤーとともに、正義のために戦ってきた。そして、ロシアの司法機関の緩慢や杜撰、矛盾する情報やあまりに理不尽な憶測といった問題を、身をもって経験してきた。それでも彼女は、母アンナの遺した教訓を人々の記憶にとどめるために戦いつづけてきた。「勇敢でありなさい。そしてすべての物事を然るべき名前で呼ぶのです。独裁者は独裁者と」 ロシアによるウクライナ侵攻が始まると、ポリトコフスカヤという名字はふたたび殺害の脅迫の対象となり、ヴェーラは家族とともに、行先を伏せて国外へ移り住むことを余儀なくされた。彼女が本書の執筆を決意したのは、母アンナがその腕に抱くことの叶わなかった孫である自身の娘、そして全世界の人びとの記憶に、母の物語を刻みたかったからだ。ウラジーミル・プーチンの政治を歯に衣着せずに批判し、人々を脅かす「大ロシア帝国」構想の立役者となった元KGB将校によってロシアでおこなわれてきた人権侵害を怯むことなく告発した、ひとりの女性の唯一無二の物語を。 【内容】 プロローグ 哀惜の響き 第一章 「眠らない目」 第二章 父 第三章 クーデター 第四章 プーチンの王国 第五章 報道と検閲 第六章 母なら「戦争」と呼んだだろう 第七章 貧しき者たちの戦争 第八章 脱出 第九章 約束 第十章 「こんなこと二度とごめんだわ」 第十一章 モスクワの錯乱者 第十二章 わたしだったかもしれない 第十三章 兄妹、記憶をたぐりよせて 第十四章 プーチンの毒薬 第十五章 幸せはココナッツチョコレート 第十六章 マーティンとファン・ゴッホ 第十七章 襲撃 第十八章 徒労 第十九章 最後の取材 第二十章 自由の国の亡霊 第二十一章 家が燃え、橋が焼け落ちる
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4.2●あらすじ 児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。ここは言葉巧みに女性を騙し惚れさせ、金を使わせて借金まみれにしたのち、風俗に落とすことが目的の半グレが経営する店だった。〈マニュアル〉に沿って女たちを騙していく翔太に有名私大に通いながら〈学び〉のためにカタラで働く海斗が声をかける。「俺たち一緒にやらないか……」。二人の若者を通した日本社会の歪み、そして「本当の悪とは」を描く社会派小説。 ●担当者より 本作の主人公は二人の青年です。一方は施設育ちで貧困の連鎖の中にいます。いくら努力しても、彼の出自、彼の過去が彼自身を縛りつけていきます。もう一人は何不自由なく育ち、それでも上を目指して日々〈学び〉を怠らないよう努力をしています。努力をしている、という点は二人とも共通ですが、この二人を「日本社会」という入れ物に入れたとき、理不尽な現実が襲い掛かってきます。同じ半グレのもとで出会った二人がどんな人生を歩んでいくのか――著者である月村了衛さんが脱稿後「格別の手ごたえがあります」とおっしゃった力作、ぜひご一読ください。
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3.0朝鮮戦争での原爆投下を阻止せよ!トルーマン、マッカーサー、李承晩らの謀略とは?その狂気を粉砕すべく飛び立った日本人パイロットの決死行!朝鮮半島を第三の被爆地にしてはならない――昭和二十年、日本は連合国に敗戦を喫し、飛行機の操縦、航行、製造など、航空機に関するあらゆることを禁止されていた。五年後、旧日本軍でも卓越したパイロットだった堀江功は米軍関係者と思しき人物に声をかけられ、高給を条件に、GHQにも極秘の飛行訓練を開始する。その頃、朝鮮半島では新しい戦争が勃発し、北朝鮮の背後に中国人民解放軍やソ連軍の影がちらつき始めた。一方、マッカーサーの独断に怒り狂うアメリカ大統領のトルーマンは、彼の解任を考え、さらに共産主義の拡大を防ぐため、原爆による決着をつけようと動き出す。やがて、計画を知った堀江たちは、原爆の投下を阻止しようと決死の作戦に挑むが……。
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5.0エノケン・ロッパ・金語楼からサンドウィッチマン、ナイツまで! 放送作家の高田文夫が文を書き、 イラストレーターの峰岸達が絵を描き、 リスペクトする“笑いの芸人”31人(組)を紹介。 二人の貴重な「体験的記憶」のエピソード満載。笑いの歴史、笑いの今がわかる一冊。 ――高田文夫「まえがき」より 極上の一冊ができたと思う。私の大好きな“笑芸”の人達が次から次。お笑い道楽にとってはたまらない一冊である。 ことの発端はこうである。イラスト界では超有名で、少し偉い峰岸達画伯から声を掛けられた。 「私と一緒に本を作りませんか? 画文集という形で私が画、高田さんが文を書くのです。ただひたすら大好きな芸人・喜劇人(コメディアン)を描いて書くのです」 評論集でも喜劇史でもなく、ただ愛すべき笑芸人達のことをかく、それだけが決まりです。
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4.0基本から応用まで ドイツ語の“鬼門”をおさえる練習問題集 解いた数だけ忘れない! ドイツ語の鬼門とされる「冠詞」と「格変化」だけに絞った文法問題集。弱変化、強変化、混合変化、男性弱変化、冠飾句…などさまざまなテーマごとに、基本から応用まで3段階の練習問題を解くことでしっかり知識の定着をはかることができます。 「冠詞」「格変化」は初級文法で扱う定番でありながら、冠詞の種類や形容詞、前置詞との組み合わせが多く奥深い分野です。煩雑ながらルールはしっかりしているので、集中的にしくみを理解して、問題を多く解くことで比較的身につけやすいともいえます。問題数をこなして「冠詞」「格変化」を体が覚えるまでトレーニングでき、「話す」「書く」場面でも自信が持てるようになります。
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5.02021年2月の国軍によるクーデター以降、多くの市民に甚大な被害が出ているビルマ(ミャンマー)。国軍と闘い続ける市民による新しい民主的ビルマは実現するのか。ビルマ近現代史研究者として40年以上この国を見つめ関わってきた著者が、素朴で豊かな人々の日常や文化を心温まるエッセイで描きながら(第Ⅰ部)、現在に至るまでビルマが抱え続けている負の歴史と現実を伝え、日本をはじめとする国際社会の役割を問う(第Ⅱ部)。 【目次】 第Ⅰ部 ヤンゴン大学教員寮にて 第Ⅱ部 ビルマの民主化とわたしたち ・アウンサンスーチーの生き方 ・ビルマ 民主化への道のり ・ビルマ民主化の行方 ・熾烈な持久戦が続くミャンマー ・危機のなかのミャンマー ・クーデター後のミャンマー ・「絶望」的状況の中の「希望」 ・ミャンマーと香港の民主化運動 ・隣人としての在日ビルマ難民 エピローグ……学生・市民へのメッセージ
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3.6金出づる国、燦という大国が支配する世界。貧しい土地で育ち、産んだばかりの子を奪われた環璃(ワリ)は、ひとり輿に乗せられ運ばれていた。「皇后星」に選ばれた環璃は、次の燦帝候補である四人の藩王のもとを巡って閨をともにすることになる。その道中で山賊に襲われたところを助けたのは、触れた男を一瞬で塵にする不思議な力を持った女性・チユギだった。その力に憧れながらも、帝までたどり着いて成し遂げるべきことを決意した環璃。運命に抗い、死と隣り合わせの旅を生き抜こうとするが――。彼女がたどり着いた、女が産み、男が支配する世界を変える「忘れられた物語」とは?
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4.3まだ見ぬ人、土地、そして歴史を追って―― あてもなく無銭旅行を繰り返した若かりし頃から、雑誌社に飛び込み、取材記者を目指した時、出版社を立ち上げるまで。 雑誌「旅と鉄道」の編集長を務め、鉄道ブームを牽引してきた著者が描く、「旅に生き、旅を書く」とは? 旅を職業としてすでに40年になる。旅から旅への暮らしだったが、大学卒業後以来半世紀を暮らした東京に私はなぜかアイデンティティーを覚えない。生まれ育ったところではないからだろう。三重、名古屋、京都、札幌、神戸と、生まれながらにデラシネのように転がりながら、いつしか私の足は辺境へと向かっていた。人は生まれた土の匂いを背負い続けてゆくのだろう。(略)歴史や風土、民俗に触れることにより、旅人の視野は広がる。そうした無形の遺産を後世に残すことが、旅を書く私の仕事の最終的な意義だと思っている。(本文より) ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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4.1『人間の証明』、『セーラー服と機関銃』…活字と映像を交錯させて、表現の力で社会を揺り動かした戦後最大の出版人、その魂の軌跡。幾多の受難から立ち上がった角川春樹、新たな闘争が始まる。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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3.7似ているが……ここは私の世界じゃない―― 作品初出は、コロナ禍で行動制限中の日経新聞夕刊 主人公が迷い込んだ異世界が現実を先取り? ある朝、通勤と反対方向の電車に、魔が差して乗ってしまった。山の中をさまよい、戻ってくると、誰もマスクをしていない! 今朝の会議はユーツ。こんな生活、いつまで続けるんだ……ぐだぐだ考えているうちに出てしまった下り電車は「急行」。次々と通過していく駅を見ながら40歳の野崎修作は「ろくでもない毎日からの脱出」とサボりを決める。スーツで山に登り、「日常」に戻ると……ん? 何かおかしい、街も家も会社も。どこかで聞いたような疫病が世界を分断していた。新宗教の持つ票があらゆる選挙を左右するらしい。「正義」に縛られた人たちはネット上で……ここは私のいるべき場所じゃない。私の世界へ帰るのだ。
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3.7私の目を引いたのは、沖縄から届く封筒に貼られた美しい切手でした。 「琉球郵便」の文字、額面はセントで表示されている切手の図柄は多彩でした。見たことのない南国の植物、鮮やかな色をした魚、紅びん型がた紋様、琉球舞踊、文化財や工芸品……。いつも異なる図柄の切手だったので、手紙が届くとまっさきに確かめるようになりました。いきいきと描かれている動植物はとてもきれいで、友だちに「沖縄のお魚は青いの」と言っても信じてもらえなかったのですが。琉球舞踊の切手には県人会で見た演目が描かれていてうれしくなりました。 ふだん目にする日本の切手とはまったく違うそれらの切手は「琉球切手」と呼ばれるもので、沖縄で作られているということでした。 米軍施政下に置かれたのち一九四八年七月から七二年四月まで、普通切手・記念切手・航空切手など二百五十九種(再刷含む)の琉球切手が発行されていたと知るのはのちのことです。(第1章より) …………………… 琉球切手はいまも沖縄の家に多数残っているという話を耳にします。切手としては使えないけれど、手放したくないという人や、ブームのさなかに買い、売りそびれてしまったという人。どこかの家の古い箱に忘れられたまま、ひっそりと眠っている切手もあるでしょう。 そんな琉球切手は、こんなふうにつぶやいているのかもしれません。沖縄が米軍施政下だったころ、私たちは「言葉」を運んで、旅をしたのだよ、と。 「Final Issue」の切手が発行されてから五十年。けれどいまも沖縄には米軍基地が広がり、米軍統治時代の終止符が打たれたとはいえない状況です。そんな沖縄からの「言葉」は、本土に届いているのでしょうか。(第十章より)
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4.0なぜ、文豪たちは「おばけ」が好きなのか!? 文豪たちが遭遇したリアルな怪異エピソード×アンソロジー×評伝・読書ガイドのトリプル構成で迫る、誰も知らない、文豪の世界。 史上名高い文豪たちは、何故かそろって「おばけずき」だった! 怪奇譚の側面から文豪の生涯・著作を紐解いた画期的文豪案内。 文豪の人生そのものと「怪奇」との関わりを追求した、メイン本文パートである評論エッセイ(文豪たちが遭遇したリアルな怪異エピソード多数!)、かれら自身の言葉で「怪奇」の世界、著作のエッセンスを堪能できるミニ・アンソロジー(懇切丁寧な書き下ろし解題付き)、更に世界を深め読み手の世界を広げる評伝・読書案内で、各文豪の魅力に迫る! 図版も多数掲載。 【収録文豪】泉鏡花、芥川龍之介、夏目漱石、小泉八雲、小川未明、岡本綺堂、佐藤春夫、林芙美子、太宰治、澁澤龍彦 『怪と幽』連載「文豪たちの幽と怪」に大きく加筆修正を加え書籍化。 装画・本文扉絵 =北村紗希(型染・切り絵作家) 【電子版特典】岡本綺堂「幽霊物語」+解題(東雅夫) 岡本綺堂の単行本未収録の雑誌掲載エッセイに、東雅夫による「解題」を添えて特典といたします。
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4.9全寮制の高校に通う矢野久哉の悩みの種は同室で学校一の問題児、小田島苑だった。 門限を守らず、男子寮に女子生徒を連れ込み性行為に耽る姿を目撃し初めて見る男女の生々しい営みに混乱と欲情を感じてしまった矢野に半ば強引に自己処理の手伝いを行う。 「生真面目な優等生」を揶揄う小田島、かと思いきや、そこには誰にも言えない恋愛感情とトラウマが混在していてーー。 特別描き下ろしを含んだ電子限定合冊版。 ※本合冊版はピットスポルム一葉、二葉を収録しています。
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4.0韓国文学の新シリーズ〈キム・エランの本〉刊行スタート! 《第一弾は、BTSのRMさんも愛読、韓国で17万部の大ベストセラー小説集》 -------------------------------------- タクシー運転手のヨンデは、車内で、中国語のテープを聴いている。 数ヶ国語を話せた、死んだ妻が吹き込んでくれたものだ。 何をしても長続きせず、「家族の恥」と周囲に疎まれ、三十六歳で逃げるように上京した彼は、中国の地方から出稼ぎに来ていた親切な女ミンファと出会い、結婚し、貧しいながらも肩を寄せ合うように暮らしていた。 だが、やがて彼女はがんを患って……(「かの地に夜、ここに歌」)。 裏切り。罪。喪失。悲しみ。 韓国文学の旗手が贈る、哀切な8つの物語。 ——この空の向こうに、幸せはきっとある。 -------------------------------------- 【目次】 ■日本の読者の皆さんへ ■そっちの夏はどう? ■虫 ■水中のゴリアテ ■かの地に夜、ここに歌 ■一日の軸 ■キューティクル ■ホテル ネアックター ■三十歳 ■あとがき ■訳者あとがき
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4.0――わたしはどこにも属していないし、属すためのやりかたを買うお金もない。 カリブ海生まれのジーン・リースは、ヨーロッパでは居場所を見出せない、疎外された人であった。しかも女性である。 自身の波乱に富んだ人生を下敷きにした、モデル、老女、放浪者などの主人公たちは、困窮、飲酒、刑務所暮らし、戦争と数々の困難を生きる。 だが彼女らはけっして下を向かない。 慣習と怠惰と固定観念をあざ笑うように、したたかに生きる。 《いま新たな光を浴びる、反逆者リースの本邦初、珠玉の作品集》 -------------------------------------- 【目次】 ■あの人たちが本を焼いた日……The Day They Burned the Books ■あいつらにはジャズって呼ばせておけ……Let Them Call It Jazz ■心霊信奉者……A Spiritualist ■マヌカン……Mannequin ■フランスの刑務所にて……From a French Prison ■母であることを学ぶ……Learning to Be a Mother ■シディ……The Sidi ■飢え……Hunger ■金色荘にて……At the Villa d'Or ■ロータス……The Lotus ■ではまた九月に、ペトロネラ……Till September Petronella ■よそ者を探る……I Spy a Stranger ■堅固な家……A Soild House ■機械の外側で……Outside the Machine ■「ジーン・リース」へのピクニック……西崎憲 --------------------------------------
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4.5愁里愛(じゅりえ)は源氏、瑯壬生(ろうみお)は平家。争い合う一族の運命をボヘミアン・ラプソディが奏でる、QUEEN全面音楽協力/野田版「ロミオ&ジュリエット」。森の闇から聞こえる匣(はこ)の音――ニセモノな現代(いま)に盗まれた真実のコトバが、恐山のイタコによって召喚される1985年の「神様の声」。沙翁(シェイクスピア)悲劇のレガシーを更新する世紀の戯曲集!
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4.0吉野作造賞受賞作 「亡国の再生」に挑んだ5人の首相たち 敗戦2日後に誕生した東久邇内閣を皮切りとして、7年後の占領統治の終焉までに、幣原、吉田、片山、芦田、再び吉田と5人の首相、6代の内閣が生まれた。眼前には、非軍事化、民主化、食糧難、新憲法制定等、難問が山積する。占領という未曾有の難局、苛烈をきわめるGHQの指令のもとで、日本再生の重責を担った歴代首相たちの事績と人間像に迫る。 本書は占領下で重い荷を負った「首相たちの新日本」を再現せんとする試みである。戦後日本の再生のドラマを、通史的に描くのではなく、5人・6代の首相たち(吉田のみ再度、政権についた)が、何を想い、何を資源として、この地に堕ちた国を支え上げようとしたか。そして何に成功し、何に行き詰まったか。「人とその時代」を6つ重ね合わせるスタイルで描こうとの試みである。――<本書「まえがき」より> ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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3.4※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸の暮らしは、どのようなものだったでしょうか。江戸時代の当時の資料は火災などでほとんど失われているため、はっきりとはわかりません。本書は、残された数少ない資料にあたり、当時の住居や暮らしについて絵と文で表したものです。 進行はフィクション仕立て。町人の家へは江戸へ三味線を教えにきた若い女性が、武士の家へは参勤中の殿のお供で江戸に来た若い武士が、それぞれ見て回るという設定になっています。フィクションですが、内容は参考文献に基づき、できるだけ事実に近づけようとしています。 江戸の町家と武家の人々と、間取りの本です。あなたはどの家に住みたいですか? 第一章 町人 江戸へ、菊香深川に着く 一 裏長屋 二 裏長屋の住人 職人 三 裏長屋の住人 商家 四 裏長屋の住人 自由人 五 江戸の女たち 六 裏店住まいの女 七 表店 商家 八 大店と越後屋 九 上商家と暮らし 十 町と大家 十一 貸店いろいろ 第二章 武家 真二郎、江戸参勤 一 直参と拝領屋敷 二 下級武士の組屋敷 三 旗本の中級武士の家 四 武家屋敷の特色 座敷 五 武家屋敷の特色 夫人棟と水回り 六 書院と床の間 七 数寄屋 八 上級武家屋敷 九 大名、殿様の屋敷 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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3.0いつまでも終わらない物語のはじまり 世界を旅してきた写真家が十年の時をまたぎ、 フォークランドと広東省で経験した驚くべき偶然とは…… (「スルメと空豆ご飯」) 職を失ったホステスとバンドマンがバーで出会い、 店長の話をきっかけに、町に団子屋を復活させようと動き出す…… (「これでいくほかないのよ」) ふとした会話と、少しのつながりから生まれる八編。 今なお斬新、最新短編集。 -------------------------------------- 【目次】 ■六十四年インパラ ■人生は野菜スープ ■スルメと空豆ご飯 ■「今日は三月十二日です」 ■エスプレッソ ■銀座化粧 ■夜景が見えます ■これでいくほかないのよ ■あとがき --------------------------------------
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