新装完全版 大国政治の悲劇

新装完全版 大国政治の悲劇

作者名 :
通常価格 5,500円 (5,000円+税)
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作品内容

今、最も注目すべき国際政治学者ミアシャイマーの主著。
原著オリジナル版に書き下ろし「日本語版に寄せて」を加え、
2014年改訂版ヴァージョンの最終章「中国は平和的に台頭できるか?」も収載。
訳者奥山真司による解説も充実。

米中の衝突を確実視し、世界各国の外交戦略を揺るがす、“攻撃的現実主義(オフェンシヴ・リアリズム)”とは!?
過去200年間の世界史的事実の検証から、きわめて明晰、冷徹、論理的に国際システムの構造を分析、北東アジアの危機と日本の運命も的確に予測する。

ミアシャイマーによる北東アジアの将来の見通しはあまり華やかなものではなく、むしろ彼自身が認めているように「悲劇的」なのだ。そしてこの「悲劇」は、モーゲンソーの言うような「人間の愚かさ」にあるのではなく、国際社会(国際システム)の構造による、人間の意志ではコントロールできないところで引き起こされるものだ。......本書のタイトルが『大国政治の“悲劇”』である理由は、まさにここにある。(「訳者解説」より)

新装完全版 大国政治の悲劇 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年09月11日

    3
    執筆にとりかかったのは1991年末
    ソ連が崩壊した直後
    終えたのは、ほぼ10年後だった

    冷戦の終わりは、大国間戦争が存在せず、バランス・オブ・パワーのような概念が意味を失う新しい時代の始まりだと広く信じられていたから

    リアリズムは世界の動きについて、今後も重要な示唆を与え続けるものであること...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月31日

    安全保障が単純な経済力で決まるわけでもないことや、倫理的、政治的な正しさに基づくわけでもないリアルを示しており、非常に示唆に富む。なぜ侵略する大国が存在するのかを、過去の歴史や地政学的な合理性から分かりやすく示してくれている。

    0

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