とかげのしっぽさんのレビュー一覧
レビュアー
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なにこの可愛さの破壊力たち
フリーレン、フェルンの猫耳。
・・・・・・ありだな。
そして、ユーベルとラントのタッグ。
・・・・・・さらに、ありだ!!
ユーベル可愛いな!!ラントをゲシゲシ蹴ってるし。
ピンチの中にいた勇者一行たち。
ヒンメルの強さの一端が垣間見れた闘いだったなぁ。
なんだかんだ今までの話からはヒンメルは強いのだろうというイメージでしかなかったから、この話は貴重だった。
勇者たちは後世に語られるために勇者やっていた訳じゃないよ!って分かるエピソードも良かった。
たとえ実際とは異なる尾ヒレがついた話だって、平和を讃える、勇者一行に感謝するその目的に変わりないのであればそれで良いじゃないか。
その考え方は達...続きを読む -
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魔女バトル開始!?
ほのぼのな感じがやっぱり堪らない!
絵のタッチは少し変わったかな?
相変わらずの癒しをいつもありがとうございます。
嘔吐の魔女は笑ったなぁ。
流石にその二つ名は茜でも嫌か(笑)
でもケニーさんがそんな名前でも茜は茜でしょ!的なことを言ってたことにほっこりした!
SNS怖っ!(笑)
けど、アカンのアップしたらスマホ爆発するくらいが今の世の中ちょうどいいのやもしれん・・・。やっぱり皆さんも友達がフォロワー数多いと気になっちゃったりするんですかね?
昔はネットリテラシーとか強く言われてたから最近の投稿は、「それ大丈夫!?」ってめちゃ気になってしまうお年頃なのですよ。
季節の運び屋さんはふらいん...続きを読む -
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続・夏のタイムマシン物語
森見さんの大学生物語を読むと、なんだか分からない親しみ?懐かしさを感じる。
こんな大学生活を送った訳でもないのだが、あまりにも感情移入してしまうのは何故なんだろう?
そういったこともまるッとひっくるめて読んでいて楽しい。
この物語は続編である。
ただ、前作「四畳半神話大系」を読んでいなくても今作は全く新しいものとして読むことができる。
登場人物が同じという、前作を読んだ方からしてみれば親しみを感じる程度だ。
あとがきを読むとこの物語がどうして作られたのかが分かる。
タイトルから想像出来るが、「時間旅行」「タイムマシン」が主軸の物語となっている。
物語の中でも語られていたが、「タイムパラドク...続きを読む -
アイデンティティを揺がす一作
「ある男」というタイトルは不確かな人物を指す筈だ。そんな曖昧で内容がなかなか見えてこないタイトルが故に「ある男」とはどんな奴だ?と気になり、さらには映画化も決まっているということで手にとってみた。
「ある男」というのは奴のことを差しているのだと思うが、正直なところ、その「ある男」は特別何か光って見えるとかそんなものではなく、日常のどこかに溶け込んでいるような平凡な人物であったなぁというのが私の受けた印象。
ではなぜ奴を「ある男」と呼んでいるかというと、名前を偽って生きてきていたからだ。
奴がしていたように、もし私の妻が名前を偽って、さらには戸籍を他人と交換して生きてきたのだとしたら私はどう思う...続きを読む -
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春夏秋冬の趣きと戦う意志
四季の訪れを神代行者である人が管理するファンタジー小説。
最近、春とか秋がなんだか曖昧になっているなぁと感じていた私だったので、春夏秋冬を明確に意識できて、またそれぞれが趣きのあるものだなぁと感じれたのが良かった。
神の力を持つ人っていうのは特別扱いされるだろうし、沢山の人達の生活にも大きな影響を与える訳で色々な反発や敵を作ってしまうのは想像に難くない。そんな敵達と戦う意志を力強く感じることが出来る作品であった。可憐なイメージのある春からそんな力強い意志を感じたというギャップも良かったのだと思う。
物語としては下巻に移っていく訳だが、そんな力強い意志を感じ取れただけに上巻の終盤での引きが強く、...続きを読む -
奥静の癒し感半端ない!
コロナ禍の影響もあってか近年キャンプが再び流行りつつある中、この作品はキャンプをやってみようかな!って気にさせてくれる良作。
奥静は難易度高いような気もするけど、キャンプだけでなくって吊り橋やらなんやらの名所とか名産を教えてくれるのがありがたい。
あとキャンプの楽しみ方も色々ありますよって感じで描いてくれているのが嬉しい。
なでしこみたいに電車で行って一人ご飯を楽しみつつも、キャンプ場ではみんなの為に料理を作る外飯派的な楽しみ方。
リンちゃんのようにバイク(原付)ツーリングで各名所を堪能しつつ、疲れ冷え切った身体を温泉で癒す楽しみ方もこれまた一つの楽しみ方。
自分がキャンプするとしたらどん...続きを読む -
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家族の在り方。未来へのバトン。
読み始めてまずは不安な気持ちになった。
「バトンとはなんだろう?主人公?子供?」
子供だとしたらなんだか背筋が寒くなるような物語なのだろうか?と。
理由は人それぞれあると思うが、親が変わるというのは子供からしたら信じていた人がいなくなる、納得出来ないようなことだと思う。
彼女は自分の境遇に適応していく強さを持った子なんだと感じた。
周りの何人かの親達は優しく、確かな愛情を持って彼女を育て、そこには笑顔があったり、また裕福な家庭だったりと、読み始めて感じた不安は一切無くなっていった。後先考えずに今を楽しむ生き方をする母親には正直共感出来なかったが。
でも、そこで「じゃあ、家族の在り方とはなんだ...続きを読む -
魔王を倒した後のお話
魔王を倒した勇者達。
これから平和な世界が訪れるのであった。
・・・ここから始まる物語!
勇者達の仲間の一人であるエルフ「フリーレン」。
彼女は人間よりも長生きなエルフ。
魔王を倒した勇者達の生活はこれからも続いていくわけで、長生きな彼女にとっては勇者達と過ごした10年は長い人生のほんの一部。
老いていく仲間を見て彼女は
「もっと人間のことを知ろうとすれば良かった」
と後悔する。
それでも人間の時間は待ってくれない・・・。
長生きなエルフと人間の価値観の違いを的にした物語。
フリーレンの旅はなんだかほのぼのしていて和む。
そんな旅の中にも仲間達との別れや、後悔、約束など色々な出来事があって...続きを読む -
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お気に入りの場所でこの一冊を!
あなたにとってホッと落ち着ける場所はありますか?
私は寝室に作った一畳程の読書スペースでコーヒーorお酒を飲みながら本を読むことが気に入っています。
木曜日の午後3時。
決まった時間に喫茶店へやって来て決まった席で毎度ホットココアを注文する女性。
そんな彼女に恋心を抱く男性店員。
でもある日、そのいつもの場所には別の女性が座っていて・・・。
人と人は知らないところでどこか繋がっている。そんなことを気づかせてくれる。
何気ない日常を描きながらも、ちょっとした幸せがこの物語の中にはある。
『好きなところにいるだけで、元気になることもあると思います』
あぁ、本当にその通りだなぁ。とほのぼのとしな...続きを読む -
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2人の関係が急展開!?
修学旅行って学生にとってビックイベントですよね。
特に恋が実ったりとか、「みんなで旅行」という普段とは違うシチュエーションが2人の仲を深めたりとか。
今までこの作品を読んでいて「この二人もう付き合っちゃえよ!」とか何度も何度も思ってきましたが、「うおっ!?マジで告白しよった!?」というのが正直な印象。
最後まで仲の良いコンビのままで終わるのかなぁとか勝手に思っていました。
エイちゃん漢気溢れてたなあ。
普段は鈍感でシャバいのがダメとか言ってるけれども、本当はもっと前から覚悟を決めてたんだね!
ナナコもまさかの返答でしたから、二人とも心からの「言葉」なんだろうなぁ。
さて2人が結ばれたこと...続きを読む -
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とかげのしっぽ
キャラクターの可愛さが高い分、お酒の飲みっぷりがなかなかのオヤジっぷりで脳がバグる。
大学生で初のお酒っていうのはこんな感じに「お酒美味しい」とはなかなかならないというのが私見です。しかもかなりコアなお酒を飲んでいるし・・・。そういった意味で現実とのギャップがありすぎる感はあったなぁ。
でもタイトルからも分かると思いますが、百合感は良かった!
お酒が好きな私はこの作品とても気に入った。お酒の紹介にもなるし、各キャラクターの飲み方も良いなぁと感じた。
そして何よりキャラクターそれぞれが可愛い。
それぞれの性格を服で表現してたり、ちょっと嫉妬して拗ねてたりとか可愛いがすぎた。
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