作品一覧

  • 春夏秋冬代行者 百歌百葉1
    続巻入荷
    5.0
    1~2巻759円 (税込)
    季節は如何にして巡るか――「春夏秋冬は四季の代行者が巡らせる」。神より力を賜った現人神「四季の代行者」が季節を世に授け、「暁の射手と黄昏の射手」が空に矢を放つことで朝と夜が齎される。彼らは日々、傷つけられ命すら脅かされる過酷な環境の中で戦い、季節を巡らせている。これはそんな「代行者」たちと、彼らに寄り添う「護衛官」たちのひとときを綴る四季折々の物語集。 『春夏秋冬代行者』本編では描かれていなかった代行者と彼らの護衛官たちによる、サイドストーリーを美麗にコミカライズ化。激動の事件の裏側で繰り広げられた彼らの交流が明らかに――! 巻末には暁佳奈書き下ろし掌編「恋に師匠なし」を収録!
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上
    続巻入荷
    4.3
    1~8巻759~880円 (税込)
    「春は――無事、此処に、います」  世界には冬しか季節がなく、冬は孤独に耐えかねて生命を削り春を創った。やがて大地の願いにより夏と秋も誕生し、四季が完成した。この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たす者は“四季の代行者”と呼ばれた――。  いま一人の少女神が胸に使命感を抱き、立ち上がろうとしている。四季の神より賜った季節は『春』。母より授かりし名は「雛菊」。十年前消えたこの国の春だ。雛菊は苦難を乗り越え現人神として復帰した。我が身を拐かし長きに亘り屈辱を与えた者達と戦うべく従者の少女と共に歩き出す。彼女の心の奥底には、神話の如く、冬への恋慕が存在していた。  暁 佳奈が贈る、季節を世に顕現する役割を持つ現人神達の物語。此処に開幕。
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 1巻
    4.0
    1~4巻528円 (税込)
    大人気ライトノベル『春夏秋冬代行者 春の舞』待望のコミカライズ!世界には冬しか季節がなく、冬は孤独に耐えかねて生命を削り春を創った。やがて大地の願いにより夏と秋も誕生し、四季が完成した。この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たす者は“四季の代行者”と呼ばれた――。春を司る代行者・花葉雛菊は護衛官・姫鷹さくらとともに、十年ぶりの春の顕現を果たすため、『大和』の地を巡り始めるが…?季節を世に顕現する役割を持つ現人神達とその護衛官達の切なくも美しい『春を巡る』物語、此処に開幕。
  • 春夏秋冬代行者 黄昏の射手

    Posted by ブクログ

    黄昏の射手の輝矢さんの回。
    自分は「かつて差別があったとしても、それを今まで持ち越さなくてもよいのでは?」と思うが、被差別された側の本当の辛さも分からないだろうし、そう簡単に割り切れるものでもないのかもしれないと思ったりもしている。今でもくすぶり的なのを垣間見ることもあるので。輝矢さんみたく俯瞰して見たり、フラットに見られる人も中にいなかったのかもしれない。そういう意味で若い二人は犠牲者でもある。輝矢さんはしごく冷静に見ていて、終盤懐のでかさも改めて見られるが、ラストの数ページにも持っていかれる…。

    割とオールスターな感じで、代行者や射手のやりとりもほっこりしたりする。春と秋や、冬と暁とか、

    0
    2024年12月21日
  • 春夏秋冬代行者 黄昏の射手

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    輝矢が本当に優しくて、幼い頃の彼を想像するだけで涙が出ました。
    序盤の暁主従のカーチェイス、冬主従の安定感に笑顔をもらいつつ、後半は涙無しでは読めずテッシュを大量消費してしまいました。
    ラスト一鶴ちゃんと慧剣くんを見ていると様々な事件を経て慧剣くんの成長を垣間見れたような気がして引っ込みつつあった涙が再来。
    そして輝矢本当、本当頑張ったねって…いやもう、上手く言語化できないので是非読んでいただければと…
    大人だけど、大人すぎなくていいんだよって輝矢の背中をさすりたくなりました。

    0
    2024年12月13日
  • 春夏秋冬代行者 黄昏の射手

    Posted by ブクログ

     輝矢メインのお話。外伝認識してる人がいるらしいけど、ちゃんと本編です。
     ネタバレギリギリを攻めつつ今回の魅力を伝えるならば、怪盗王子シマエナガが可愛く、ドキドキカーチェイスに護衛官の剣舞だろう。
     まずこの怪盗王子シマエナガ。大和で人気の作品で、シマエナガとエニシ鹿が出る物語。扉絵にイラスト付きで紹介されていた。度々出る。
     ドキドキカーチェイス……と言ったが、決して楽しいものではない。ガチなカーチェイスである。ドキドキをつけたのは私の心臓がバックンバックンしたため。恐怖の体験だった……。
     そして最後に護衛官の剣舞。これはそのままの意味で、剣(模擬刀)を持って舞う。さくらと凍蝶と竜胆と雷

    0
    2024年12月11日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 上

    Posted by ブクログ

    春の現人神、雛菊ちゃんに負けず劣らず優しすぎる撫子ちゃん。八歳の女の子が背負うにはあまりにも辛く苦しい重荷に、涙が出ました。
    自分の不幸や理不尽には耐え忍び、他人の不幸や理不尽には嘆き悲しみ涙を流す撫子ちゃんが健気で彼女を取り巻く大人達に対して竜胆が抱いたものと近しい怒りを私自身も感じます。
    ようやく手に入れた束の間の幸せと平穏が、外交問題により大きく揺らいでしまいました。
    どうかこれ以上、撫子ちゃんの宝物が減りませんように。
    緊張しつつ、下巻と向き合いたいと思います。

    0
    2024年10月12日
  • 春夏秋冬代行者 暁の射手

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    春夏秋冬代行者シリーズの中で一番涙が止まらなくなったお話でした。
    今までは代行者と護衛官を取り巻く環境はあまり良いと呼べるものではなく、家族仲もさほど良いイメージを持っていませんでした。ご両親に良い印象を抱いていたのは、葉桜姉妹くらいでしょうか。
    ただ今回は花矢ちゃんのご両親、弓弦くんのご両親、どちらも素敵な優しい方だからこそ苦しくてたまりませんでした。
    弓弦くんのお母様の気持ちも想像しただけで胸が痛くなりますし、花矢ちゃんのご両親の気持ちも分かります。
    世界や運命への不条理に、懸命に、泥臭く足掻きながらたったひとりの大事な人のために命すら差し出せる覚悟を見せる花矢ちゃん。とても立派でした。

    0
    2024年09月17日

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