作品一覧

  • 春夏秋冬代行者 春の舞 1巻
    4.3
    1~4巻528円 (税込)
    大人気ライトノベル『春夏秋冬代行者 春の舞』待望のコミカライズ!世界には冬しか季節がなく、冬は孤独に耐えかねて生命を削り春を創った。やがて大地の願いにより夏と秋も誕生し、四季が完成した。この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たす者は“四季の代行者”と呼ばれた――。春を司る代行者・花葉雛菊は護衛官・姫鷹さくらとともに、十年ぶりの春の顕現を果たすため、『大和』の地を巡り始めるが…?季節を世に顕現する役割を持つ現人神達とその護衛官達の切なくも美しい『春を巡る』物語、此処に開幕。
  • 春夏秋冬代行者 百歌百葉1
    5.0
    1巻759円 (税込)
    季節は如何にして巡るか――「春夏秋冬は四季の代行者が巡らせる」。神より力を賜った現人神「四季の代行者」が季節を世に授け、「暁の射手と黄昏の射手」が空に矢を放つことで朝と夜が齎される。彼らは日々、傷つけられ命すら脅かされる過酷な環境の中で戦い、季節を巡らせている。これはそんな「代行者」たちと、彼らに寄り添う「護衛官」たちのひとときを綴る四季折々の物語集。 『春夏秋冬代行者』本編では描かれていなかった代行者と彼らの護衛官たちによる、サイドストーリーを美麗にコミカライズ化。激動の事件の裏側で繰り広げられた彼らの交流が明らかに――! 巻末には暁佳奈書き下ろし掌編「恋に師匠なし」を収録!
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上
    4.3
    1~7巻759~880円 (税込)
    「春は――無事、此処に、います」  世界には冬しか季節がなく、冬は孤独に耐えかねて生命を削り春を創った。やがて大地の願いにより夏と秋も誕生し、四季が完成した。この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たす者は“四季の代行者”と呼ばれた――。  いま一人の少女神が胸に使命感を抱き、立ち上がろうとしている。四季の神より賜った季節は『春』。母より授かりし名は「雛菊」。十年前消えたこの国の春だ。雛菊は苦難を乗り越え現人神として復帰した。我が身を拐かし長きに亘り屈辱を与えた者達と戦うべく従者の少女と共に歩き出す。彼女の心の奥底には、神話の如く、冬への恋慕が存在していた。  暁 佳奈が贈る、季節を世に顕現する役割を持つ現人神達の物語。此処に開幕。
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 上

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    春の現人神、雛菊ちゃんに負けず劣らず優しすぎる撫子ちゃん。八歳の女の子が背負うにはあまりにも辛く苦しい重荷に、涙が出ました。
    自分の不幸や理不尽には耐え忍び、他人の不幸や理不尽には嘆き悲しみ涙を流す撫子ちゃんが健気で彼女を取り巻く大人達に対して竜胆が抱いたものと近しい怒りを私自身も感じます。
    ようやく手に入れた束の間の幸せと平穏が、外交問題により大きく揺らいでしまいました。
    どうかこれ以上、撫子ちゃんの宝物が減りませんように。
    緊張しつつ、下巻と向き合いたいと思います。

    0
    2024年10月12日
  • 春夏秋冬代行者 暁の射手

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    春夏秋冬代行者シリーズの中で一番涙が止まらなくなったお話でした。
    今までは代行者と護衛官を取り巻く環境はあまり良いと呼べるものではなく、家族仲もさほど良いイメージを持っていませんでした。ご両親に良い印象を抱いていたのは、葉桜姉妹くらいでしょうか。
    ただ今回は花矢ちゃんのご両親、弓弦くんのご両親、どちらも素敵な優しい方だからこそ苦しくてたまりませんでした。
    弓弦くんのお母様の気持ちも想像しただけで胸が痛くなりますし、花矢ちゃんのご両親の気持ちも分かります。
    世界や運命への不条理に、懸命に、泥臭く足掻きながらたったひとりの大事な人のために命すら差し出せる覚悟を見せる花矢ちゃん。とても立派でした。

    0
    2024年09月17日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    みんなが幸せになれて良かったと、心の底から思います。
    たったひとりの好いた女の子のために、全てを擲つ男達。本当にかっこよかったです。内容は和風ファンタジーですが、必ずしも私と無関係ではない部分があって置いてけぼりになることもなく楽しめました。
    連理くんとあやめちゃんがちゃんと両思いになってくれて嬉しかったです。凍蝶にももっと頑張っていただいてですね、さくらちゃんを幸せにしてあげてほしいなと思います。
    この残暑が続く毎日に辟易していましたが、私は今初めて夏を少し愛せた気がします。

    0
    2024年09月16日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どうか葉桜姉妹が幸せになれますように、と願わずにはいられませんでした。
    連理さんとあやめちゃんの関係があまりにも切なくて、もどかしくて、こんなにお互いを想いあっているのにどうしてそれを一番最初に知るのが読み手の自分なんだとあまりの悔しさに地団駄を踏みたくなるほどです。
    葉桜姉妹を竜宮へ呼び寄せたのは誰なのか、下巻も楽しみです。

    0
    2024年09月16日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上

    Posted by ブクログ

    分厚さを感じさせないほどあっという間に読み終わってしまいました。
    雛菊様とさくらちゃんの抱えているトラウマと共依存とも呼べる愛が、苦しくて愛おしいのです。
    全ての登場人物に影があって、だけど優しさがあります。どこまでも美しい代行者と従者達、だけど彼らも"ひと"なのだと思うと泣きそうになりました。
    暁佳奈先生のあとがきも優しくて、落ち込む心に寄り添ってくれる言葉たち。
    こんなにも文字に温度が宿るのかと驚きました。

    0
    2024年09月13日

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