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「夜を統べる者。その神名は――」
世界に安らかな朝と夜を授ける為に三百六十五日空に矢を射る者。神の御業を託された『巫の射手』。
大海原に浮かぶ大和と呼ばれる列島の国では、射手はこう呼ばれている。
朝を齎す者、『暁の射手』。
夜を齎す者、『黄昏の射手』と。
黎明二十一年五月、黄昏の射手・巫覡輝矢は囚われていた。目覚めたとき、そこは自分の部屋ではなかった。春夏秋冬の代行者達と同様に神に力を与えられた彼が、なぜ見知らぬ地に? 加えてなぜ、彼を守る従者・慧剣は傍にいない?
「輝矢様」
そして響く少女の声。それは現人神たちに降りかかる新たな苦難を告げるものだった――。
「春夏秋冬代行者 春の舞」
2026年3月~ TOKYO MXほか
声の出演:貫井柚佳、青山吉能、上坂すみれ
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
面白すぎて一気読みだった。
ハラハラさせられたり悲しくなったりする一方で、微笑ましい気持ちにもさせられる。
このシリーズを読むと感情が忙しくなる。
それにしても今回の事件、最年長現人神の巫覡輝矢じゃなければ収まらなかっただろう。
大人になってもままならない事は多い。
物分かりの良い振りをして自分の気持ちに蓋をしてしまう。
こういうの、誰しも共感できるんじゃないか。
そのうえで民に貴賤はないと言い切る輝矢って、ホント懐の深い神様だと思う。
だからこそ、ラストシーンが活きる。
何度も泣きそうになってその度にグッと堪えていたけど、最後の最後で涙腺崩壊した。
Posted by ブクログ
春、夏、暁、秋に続き、黄昏の現人神の物語
抱きしめられるように、心がしんみりするそんな黄昏の射手の物語は、昔誰しも持ち合わせていた幼い心が想起する
大人に振り回される子供たち
そして、幼心を忘れてしまった大人たち
いつから私たちは大人なんだろうか?
そんな風に問いかけられて、成人したら!働き始めたら!と各々の考えがあるとは思うけれど、結局は父母の前では誰しも子供になってしまうんだ
黄昏の射手である現人神である輝矢様
今代の現人神の中では最年長の神様で、今まで凄く大人な人である印象を持っていたし、実際に大人なんだと思う
だけど物語を通して幼い頃に蓋をしたものも多いこと、彼の心を窺い知ると彼も1人の子供であったのだと彼の言葉に全てが詰まっていた
見ないようにして、普通の人である日常を捨て、家族との思い出の日々に終止符を打った
それでも、心の奥底では大切な人を求めていたのだと彼の涙に胸が詰まるようなんだ
もう良い年齢であったとしても、別の大切な家族がいたとしても、良くも悪くも父や母という存在は子供にとっては本当に大きな存在なんだろう
だから、輝矢様と母との邂逅には凄く考えさせられるものがあった
そして暁佳奈先生の大人はそれほど大人じゃないという言葉にも心がギュッとする
子供とは言いきれない今の年齢だから感じる言葉なんだろうなって
そんな大人たちの感情に貫かれるようだ
今までの春夏秋冬代行者とは違う気持ちにさせられる
今作で出てきた天音一鶴ちゃん、最初は正直好きになれなかった
けれど輝矢様を通して彼女の事を知ると、彼女だけが悪とは言えない
彼女の周囲の環境は特殊過ぎて、それは一種の虐待のようなものだ
頑張ってきた彼女の寂しさや辛さを考えると、私は一鶴ちゃんを責めることは出来ないなって
彼女は加害者ではあるけれど、被害者でもあるから、だからこそ彼女の未来が幸せなものでありますようにと願っている
そして彼女の傍に、一人だとしても味方が居てくれて良かったなって
大河くんも絶対良い子よ…2人を見ているとロミオとジュリエットのように感じられる
そして黄昏の射手の従者である慧剣くんは、今作一番の癒しかなっていうぐらい可愛らしい、好き
推しキャラグッズ集めてるのも可愛いし、大好きな輝矢様に懐いてる姿が可愛らしい
彼の愛の溢れる一挙手一投足が可愛すぎた
終章の狼星様と撫子ちゃんの絡みも尊くて、挿絵がないのが泣きそう
挿絵があったら絶対神絵になると思う
春夏秋冬代行者、本当にどの神の話も素敵で、宝物の物語だ
Posted by ブクログ
ラノベシリーズで紹介を続けましょう。
『春夏秋冬代行者』
…ん?なにそれ?萌えないタイトルだな…?
と思ったあなた!正しいけど正しくない!
今や私は、このタイトル見ただけで代行者の面々を思い浮かべて胸キュンになります。
─まず世界に冬があった。冬は孤独に耐えかねて生命を削り春を創った。やがて大地の願いにより夏と秋も誕生し、四季が完成した。この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たす者は“四季の代行者”と呼ばれた─。
というのがこの世界。舞台は「大和」、時代は現代。
四季の代行者は国を巡り四季を顕現させる現人神。さらに、四季の巡りとは別に、朝と夜の巡りには、暁の射手と黄昏の射手という代行者がいる。彼らにはそれぞれに個性があり、人としての生活を送っている。
代行者にはそれぞれ護衛として従者がついているのだけどね。代行者と護衛官の関係が、どれもこれもいいんです。
春編の上あたりは世界観の独特さと話の展開の暗さに挫折しかけたんだけど、だんだんとのめり込んでいきまして…。今や、推しの主従は?と聞かれたら、それぞれに好きすぎてめっちゃ悩む。
可愛い春の少女主従。
明るい夏の姉妹主従。夏の二人は夏編で大きく動きます。
最年少の秋の代行者と騎士のような護衛官の秋主従。
そして凍てつく冬の青年主従。
みんなイケメンで区別がつきづらいのがたまにキズ。
夏編あたりからは恋愛要素も増えるのだが、本編ストーリーは毎回かなりヘビーである。代行者達は現人神でありながら、里の既得権益を握ったじいさん連中から監視され自由はない。死んだら超自然的に次の代行者が選ばれる仕組みのもとでは、代行者の命は軽い。賊から命を狙われることも多い。
代行者はそれぞれに孤独で辛い立場にあるのだけど、春編では四季の共同戦線が張られ、これが巻を追うごとに強固な絆となっていくのです。我が国の四季、尊い。
黄昏の射手編は、大好きな輝夜さまー!キター!と発売日に買ってきて読んじゃった。
それにしても輝夜様、前から知っていたけれど人徳者すぎますね…。今回はあまり戦闘はなく、「我が国の夜、尊い」を再確認する話でしたね。
Posted by ブクログ
春夏秋冬代行者シリーズは毎巻大ボリュームで面白いですが、今巻もとっても良かったです!!
今回の焦点は黄昏の射手、輝矢様。
喬国事件が落ち着いたと思ったら今度は輝矢様誘拐事件。。。冒頭から何事だ...?!とページをめくる手が止まりませんでした...!!
闇狼事件以降ちょっぴり大人になって誰かを頼ることを覚えた慧剣くんの忠犬っぷりが健気で可愛いです。今回は家族について考えさせられるお話でした。狭い世界で生きる無知な子供にとって親は全てであり、どんな親であっても最初は甘えていい存在で後をついてまわる、大好きな存在であったはず......それがいつしか確執や周りの環境に左右され非難を浴びることで1番守って欲しい、1番頼りたい親に突き放されることで子供が感じる孤独というものは計り知れません。
自分のことに必死で愛すべき子供に目を向けてやれなかったことが大きな事件を引き起こすきっかけになってしまうという悲しい事件でしたが、慧剣くんのお灸もだいぶ効いたみたいですしこれからまた少しずつ溝を埋めて彼女たちらしい家族の形を作っていって欲しいなと思います(•ᵕᴗᵕ•)
輝矢様と月燈さんのもどかしくじれったい大人の恋も慧剣くんと輝矢様の少し不器用だけど共依存の温かな家族の形もとても素敵でほっこりしました(ღ*ˇ ˇ*)。o♡
難しい大人の気持ちと大人になりきれない子供のような部分を見せる大人たちの様子とは対照的に描かれた冬と秋の子どもなのに大人びた考え方をする恋愛相談がなんともいじらしくて応援したくて、そちらもとても微笑ましくて良かったです( ´艸`)
アニメイト限定特典小冊子もわちゃわちゃと楽しくてこんな平和な日々が続けばいいのになとほっこり癒されました(* ´ ` *)ᐝ
「春夏秋冬代行者 春の舞」
2026年3月~ TOKYO MXほか
声の出演:貫井柚佳、青山吉能、上坂すみれ
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