てぃーもさんのレビュー一覧
レビュアー
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終末でも怨嗟の連鎖は続くのか…
あれから5年の月日が過ぎて、クトリもヴィレムも本当に居ない世界なんですね。
前作最終章に登場したリィエルと謎の青年、本作に繋がっている訳では今のところ無い様な…?
前作初登場時にはヴィレムを不審人物として討伐しようとしたパニバル、前作最終巻では適応する聖剣が判明したばかりだった(?)ティアット、前作最終巻で成体妖精となったラキシュ、前作の時点では幼体だった(?)コロン、彼女らが戦力化されていると言う事はラーントルクとアイセアも既に居なくなってしまってるんですかね…
この世界観の中では当然の事とは判りつつも…
11番浮遊島のコリナディルーチェ市で起きた事件、13番浮遊島と39番浮遊島でも別種 -
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脅威がなくなる事で平和は遠のき
2巻で奇跡の復活をしていたクトリだけに、4巻冒頭での遺体回収も何か奇跡のフラグではないかと思いたかったんですが、……。
浮遊島郡から魂が溢れ落ちる事は無いみたいなので…、と思いつつ読み始め…
直近の獣の脅威が遠ざかる事で平和になる筈との希望も空しく、新たな火種を抱えてしまうのはやるせないです。
その影響が、妖精倉庫の解体計画や、命を賭けて戦ってきた妖精たちの自由を更に奪い巨人兵器に縫い付けて組込む事だなんて…
この物語は完結し最悪の結末は避けられたものの、終焉の近いこの世界での日常はどうなるんでしょうね?
あと、気になるところ…
ネフレンのその後はどうなったのか?
リィエルという名の -
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500年間、死してはなかった?
死の際には肉体も消滅する黄金妖精だったのに、原形を留めない程に損傷しつつも遺体を残したクトリ。
妖精ではなくなっていたとナイグラートに診察されていたとはいえ、他に何か要因があったのかもと…?
クトリが地下で出会った氷棺姫が何者だったのか?
当初本巻を読み始めた際には、『悪魔による夢の中』というヴィレムの仮定が間違いで、クトリの魂と共にタイムリープしたのかとも想像していましたが、違いました。
アニメ版では描かれなかったパートなので、話の繋がりに少し混乱してしまい…
『ノフトが選ばれた聖剣・デスペラティオ』と『穿ち貫く二番目の獣(アウローラ)』
『緋色の髪の少女』と『地下で出会った氷棺姫』 -
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「気づいちゃった」で納得は……
粉末純化銀の反応が陰性となったクトリ、黄金妖精ではなくなった可能性が高く、遺跡兵装である聖剣に直接触れることを止められる状況となり…
妖精兵として立場を失いながらも…、己の人格と記憶を徐々に失いながらも…、(愛人嫌疑の掛かる)秘書官として地上への救出作戦にヴィレムと同行することになるクトリ。
武勲を立てたい指揮官の不用意な行動で起こる危機、少なくない犠牲を払いながら『六番目の獣』を振り切り上昇しようとするプランタギネスタ、そんな中で地上に落ちていくネフレン・ヴィレム・クトリ達は…
地下で出会った氷棺姫がクトリに与えた影響は何だったのか…?
人格を失ったクトリはどうなるのか…?
アルマリアって -
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課せられた戦に正義も存命も無く
出撃したクトリ達を妖精倉庫で待つヴィレム。
帰る側から待つ側に変わって遣り切れない気持ちで…、そんな中を職務で訪れる事となった場所で偶然にも「敗北」の一報を断片的に聞く事になるヴィレム。
15番浮遊島を失うも、クトリ、アイセア、ネフレンの3人は戻って来れた事に一先ずは安堵しつつ、500年前からの出来事に触れる事になるヴィレム。
既に戦う理由を見出せないヴィレムにとって、旧知の者達から提言は受入れられる訳も無く。
そんな中でのクトリの人格破壊の報、受け止めきれない想いの先に… -
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9年前に発刊の本作を今更初めて
何年か前にアニメをイッキ見した後に、マトメ買いしたまま読めていなかった本作。
世に公表されてから大分経ってからの読了ですが、読んでみた感想を…
物語序盤、ヴィレムは500年前の事を思い出せないのかと勘違い読み進めましたが、敢えて思い出さない様に行動していたんですね。
リーリァ、スウォン、エミ、師匠、アルマリアとは?
今後回想で出て来るのか気になりつつ、石化から解放された余生も長く有る様に思えず、クトリ達との関係性の方が重要になるんでしょうかね?
道具として使い捨てられる事が前提のクトリら黄金妖精族、徴用されている(武器扱いだから表現が違うのか…)数名は成体になっているとの事ですが、彼女らが -
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一番成長したのは沙優だったのか
「自分の思い描いた人生を掴み取る事」と「他人の人生に影響を与えない様に生きる事」とは両立する事が困難な状況も多々有る筈なのに、吉田も後藤も何だか自分の中で描いた理想に自ら縛られてて、不自由な生き方しか出来ない二人を最後に後押ししたのは子供扱いしていた沙優だったのはシュールだったのかな…
思い返せば吉田の失恋から始まった物語、そこに特異点として現れた沙優、様々な騒動で変化していく人間関係、沙優の恋心が成就して欲しい感もありましたが、沙優は吉田と後藤とを結ぶ傷だらけのキューピットだったのかもと…
あとがきでしめさば先生が書かれている様にひげひろの物語はこれにて完結になりそうですが、沙優とあさみが -
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後藤も吉田も面倒臭い二人だね…
柚葉編がほぼ完全に後日譚だったので、同時期の後藤視点かと思って読み始めたら、後藤の高校・大学時代から振返っての視点となるとは…
前巻で神田と一緒に柚葉と吉田を二人きりにした事に、あんな裏話があったなんて。
また、少し強引な神田の後押しで京都旅行を決行するも、後藤だけで無く吉田もやっぱり面倒臭い男だったと。
そんな二人だからこそ惹かれあったのかも知れないけど、その上で平行線で交わらない可能性があった二人にとっての特異点、沙優との関係は決着を点けない訳にはいかないのかな… -
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三島柚葉は必要不可欠な脇役と…
Anothe side story とあるので、本編の別視点かと思い読み始めましたが、沙優が北海道に帰った後の後日譚でもあったんですね。
他人の物語を俯瞰する様に、自らを人生の主人公とはしてこなかった柚葉。
でも、沙優にとっても、吉田にとっても転機を与えていたのは確かであって、しかし柚葉の吉田への想いは…
或る「秘密」を共有する事になって、柚葉も自分の人生の主人公になれるのでしょうか…
三島柚葉は私にとって一番好きなキャラだったので、本編ではモヤモヤとなりましたが、しっかりフィナーレを迎えてくれて良かった。 -
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殺戮のクリパに及ばず僥倖なれど
心中で思うところはあれど、あまりの怒濤の状況に心の整理も付けられぬまま、態度を保留し続ける春太。
短期居候する事になった霜月透子にそんな中でも町の案内をしたり、元カノ(?)の氷川(姉の方)とも…。
一線は越えていないのでギリギリ踏み留まっていると男視点なら思えるけど、男は春太・松風・マスターの3人しかおらず残る女性陣は春太の(色々な)関係者多数のクリスマスパーティーって、一歩間違えれば血のクリスマスになるんじゃ無いかと…。
秋葉の突然の訃報と、同じ不安を晶穂の身体は抱えてるとの報せは、色々とドロドロなこの物語でも、引きとしては少しきつく感じてしまいます。
晶穂が春太を呼ぶ際の言い方「ハル」、 -
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春太の理性が試されている?
春太と雪季と晶穂の現実的には起こり得ない様な三角関係
カノジョとして一線を越えた後に、実は兄妹である事を明かしてきた晶穂。
唯一無二の存在なれど、妹だと思い最後の一線は超えなかったが、血縁の無かった雪季。
そこに雪季の友人の冷泉素子に言い寄られ、また雪季に精神的苦痛を与え快く思っていなかった霜月透子からの突然の行動と忘れていた幼少からの縁。
ついでに美波先輩にも…。
皆に態度を明確に出来ず、傍目から見たら下衆野郎と呼ばれても否定しきれない状況で、何とか踏み留まり続ける春太。
そんな微妙な関係性が崩れる事は自明な筈で、大きく動き出しそうな次巻でしょうか…? -
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次巻を含めて一編の物語の前半?
試し読みの範囲ではブラコンの妹とシスコンの兄とのカナーリ禁忌に触れる様な内容かと思って本編を読み始めましたが、最終章でまさかの展開で唖然としてしまいました。
雪季と春太は仲良し兄妹の限度を軽く飛び越した二人、その実態は二人が幼い頃に父母同士の再婚により血の繋がらない義兄弟となった縁なれど、二人の中が一線を越えてしまう前にと両親に引き裂かれてしまう程の異常さ。
互いに受入れられない状況なれど、春太は晶穂や周囲の支えで表面上は持ち直しつつも…、そんな中で雪季の状況に気付いてしまった春太の行動は…。
カノジョの様な存在になっていた晶穂とは一線を越えていた春太にとって、父・真太郎と晶穂との会話の衝撃 -
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今回は食べ物じゃなくって、…
前巻は食べ物関連が多かった気がしますが、今回はファッション関係でしょうか…
勿論、吉田にとっては直接的に言葉で求められなければ何の反応も無い様な展開ですが、今回は沙優との距離が少しは縮まっていますね。
あと、今巻は短編集というより、中編集的な短か過ぎず且つ本編とも微妙にリンクしている様な感じは面白かったです。
神田先輩成分が僅かに多かった感じなのも、また良しって感じですね。高校時代の失恋にお互いに得心のいく終止符を打てた事も。
アサミと後藤さんに三島も、当然ながら沙優もふんだんに描かれていますが…
本編と違う漫画家さんの執筆とは判りつつも、なんだか今巻の絵面は、本編との雰囲気の違いに前巻以 -
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アマイモノと目玉焼きと味噌汁と
ショートストーリーが10本の構成で、食事絡みが過半数を占めるっていうのは、元々の各キャラと各々の関係性故ですかね…。
描かれている漫画家さんが違う故なのか、胸が何か強調されている気がするのは好みの分かれるところかも知れません。 -
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今更だけど致命的作画構図ミス?
結子との屋上でのシーン、ネタバレになってしまいますが、あのフェンスをこの時点で描いてしまっては拙いでしょうに…。
既刊でも同じ構図がありましたが、結子の最後の日に簡単にフェンス外に出られてしまうのは設定上有り得ないです。
尚且つ、次巻以降で高校を再訪した際に、フェンスが越えられない形状に変わっている事をどう表現するんでしょう。
と、本筋に関係ない事を書いてしまいましたが、沙優の痛みを理解し分け合えるのが家族ではなく、吉田並びに彼を介して出会った人達だけというのが、何とも切なくなってしまいます。 -
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理不尽な過去と向き合う為に
突然のタイムアップは、沙優を思う兄の計らいで猶予期間が設けられるも、長い逃避行を要した心はそう簡単に整理出来るモノではなく…
兄は別としても、両親、学校には相当問題が有る様で、過去に向き合い前を向けるのか? -
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神田蒼も、三島柚葉も切ないね…
高校時代の吉田は、告白を受けた事はなくても、女子生徒からそれに近い視線を受けていたんだろうね。
吉田フィルターに掛かると見えなくなって、認識される事は無かったんでしょうが…
相手の気持ちを理解する事は簡単じゃないけど、吉田に想いを寄せた上での失恋は、認識すらされないから切ない様な…
「伏線」や「きっかけ」を作ろうと藻掻いても、事実はそんな事とは関係無しに進んであぶれた側になると。
カウントダウンなく、突然ゴングは鳴らされてしまいましたね。 -
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この逃避行の果てには何がある?
強制終了の影が見え始めて、ようやく吉田と沙優との関係性にお互いが踏み込める様になるなんて、何とも皮肉ですが仕方がない事かも知れませんね。
夏祭りが最後の想い出に…?
その先も茨の道でしょうし。
三島は当初から負けヒロインキャラ的な描き方が見えていましたが、告白シチュぐらいはきっと望みがあったでしょうに…
神田先輩とのエピソード、アニメ版では削られてしまいましたが、OVAででも出して欲しかったです。
吉田フィルターを直接的に表現されていたキャラだっただけに残念。
その分は、コミック版・原作小説で補充してはいますが… -
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猫なの、犬なの、狐なの?
お呪いって、中途半端な知識で行ってはいけないって戒めですかね…
5歳児と思えないおませな七香ちゃんも、喋れないと意思疎通に途惑ってしまい、そんな状況でのあの展開って大丈夫…?
次巻でいよいよ大きく動き出すんでしょうかね。 -
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白猫の祟りかと思っていましたが
まさか真史に憑いているのって犬の怨霊?
でも、だとすると猫の寅ノ助に懐かれていたのも納得がいかないし、何か他の因縁があるんでしょうかね?
それはさておき、七香ちゃんの行動力、5歳児とは思えないです。
あと、早く祓わないと、取返しが付かなくなりそうな気がして…、次巻どうなるんでしょう。 -
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まぁ、そう疑われますよね…
軽い脱水症状があっただけで意識があり「赤の他人です」とアヤが証言したから釈放され、真史の拉致監禁容疑が晴れて良かったけれど、二人の間には何か繋がりが未だ残ってるんですかね?
だとすると、七香ちゃんを送った後、再会しちゃうのは心配になってしまいます… -
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1週間も経ってないんだよね…?
七海がゲームで負けた翌日(水曜日?)に罰ゲームの告白、付き合い始めた翌日(木曜日?)なのにバスケ部主将からの七海略奪宣言、翌日(金曜日?)にも更にひと悶着、週末土曜日には七海達の危機に偶々居合わせて…、更に翌日の日曜日のデートの終りには……、まだ1週間も経っていないのに次から次へとイベントが発生しますね。
もう二人を盛り上げる為に強制的にイベントが発生しているとしか…
最後は定番なれど、未だ顔を会わすには心の準備が二人とも整っていなかったでしょうが…
次巻に乞うご期待。
ところで、七海さんの服装、ギャル系だけじゃなく、両刀遣いだったとは。 -
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前作未読ですが、はたして…?
前作主人公の5才の娘と弟(娘から見たら叔父?)との物語になるのでしょうか?
何か曰く付きと思われる偏頭痛を抱えた叔父と、他の人には見えないモノが視えてしまう幼女の物語?
(娘から見たら父)(叔父から見たら兄)は民俗学教授って事は、何かそういった展開になるのか…
前作未読でも理解出来るのか否か、取り敢えず読み進めてみたいとは思える内容ですね。 -
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男耐性が無い筈なのに、何故…?
タイトル通りの内容は一先ず脇に置いておいて、何故に男性視線を受け易いファッションを選んでしまうんですかね?
「異性の都合など関係ない」や「好きなものを着て何が悪い」的な事を想像してしまいますが、そこを否定するとタイトル自体を否定する事になってしまうので、これ以上の言及は…
罰ゲームとは言え、七海が簾舞への告白&1ヶ月のお付合いする事を了承するって、初美と歩は薄々感じ取っていたのかと思ってしまいます。
そもそも陰キャでクラスでの存在感の無い簾舞陽信の事を、3人共にフルネームで覚えていたって、簾舞が自身で思っているより周囲の評価は高かったって事?
ただ最初は、「好き」ではなく、「嫌いじゃない」程 -
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松永部長に巻き込まれたんですね
久し振りに初巻から読返してみたら、結構忘れていた設定が…
茉里さんって27才だったんですね、絵柄から考えて3~4才ぐらい若いかと思っていました。
あと最初から茉里がグイグイ行っていた印象でしたが、改めて読返してみて松永部長の痴話喧嘩に巻き込まれたんでした。
茉里の恋愛ハウツー本、あれ程の多量の付箋紙を貼付けるって、同じ本を何度読返したのやら…
真面目な性格の茉里としては、慎重かつ誠実に恋愛に向き合おうとしていたのでしょうが、根を詰めすぎると人間あらぬ方向に行ってしまうもので。
現実ならまず上手くいかない導入へと至ってしまいましたね…。 -
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小イベント多数も何とも平坦な…
もっと内容を膨らませる事が出来そうなイベントが次から次へと多数発生するも、微妙に芯を外した惚気話を延々と聞かされている様な単調な印象を途中まで感じてしまいましたが、巻末まで読み切れば一線を越えない二人の激甘模様を描くにはしょうがないのかと納得しつつも…
いっその事、二人きりの時はより踏み込んだ関係になりつつも、周囲や親に対しては変わりない清い関係を続けている事を装い、その羞恥心でより燃え上がってしまう二人を見たいかも。官能小説ではないので、あくまで情事の回想は導入だけで…
などと考えてしまいましたが、今巻はギリギリ一線を越えずに甘え合う二人で良かったのかも。 -
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過剰な激甘ですが短編としては有
平々凡々な高校二年生の傘井夏彦と、数年越しの会えなかった期間を挟みつつ同じ高校に入学してきた神崎未仔との激甘ラブコメ。
あまりにも過剰な糖分で物語中盤で脱落しそうになってしまいそうでしたが、一冊で完結のストーリーとしてならギリギリ有りなのかもと思ってしまいました。
物語を締めるのに必要な未仔父との対峙の結末、まさかあれでは交際を認められて大団円の真逆に行かざるを得ないと思いますが、夏彦・未仔・未仔母ともに狂っています。まぁ激甘コメディと考えれば…有なのか?
一応1巻で完結している話ですが、続巻も数冊出ている様で、そこまで追い掛けるかどうかは迷ってしまったので星一つ引いて☆×4とさせて頂きま
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