てぃ~もさんのレビュー一覧
レビュアー
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混ざり合った雑多な想いたちが…
フェオドールに仕込まれた策謀により、英雄に祭り上げられるティアット。
大きな魔力は熾せないティアットに、モウルネンの適合条件とは?
38番浮遊島へと(ライエル市外から態々訪れて)英雄に反発する人々、護翼軍の戦いに横槍を入れる者たち。
理性とは懸け離れた行動、蹴りやすそうな背中を蹴り、事態を好転させるモノでは無く、それらの思いが渦巻けば…。
重傷で動けないマルグリットと、黄金妖精のゴシップ記事ネタを漁る自由記者…。
コードBの企てる破壊活動とは…。
塩漬けの樽の侵入者、目覚めたおばけとは?
四つん這いの黒瑪瑙?
三年前に(大賢者スウォンの幽閉場所)5番浮遊島を訪れていたオデット、封印倉庫には入れずも客人用書庫で<原始の獣群>についての知見を得て…。
そんな最中に傷だらけの幻翼、ぼろ布に包んだ大荷物で2番浮遊島から現れたネフレン。
浮遊大陸群の破滅を最も早期に知る事となった3人、ラーントルク、銀詰草、そして偶々居合わせたオデット・グンダカール。
堕鬼種の瞳の力で、ネフレンが伝えたかった内容を読み取り、独占する事となるオデット。
かつての地上世界の真界再想聖歌隊、獣を空に持ち込んだエルピスの残党たち、様々な思惑が錯綜して事態は何処に向かうのか?
護翼軍に、黄金妖精に破壊活動を仕掛けてくる灰色のローブの連中とは…
それに対峙する、黒い何か?
黒い髪と、黒い瞳って…
39番浮遊島の<十一番目の獣>の核へと挑むパニバルとコロンらに横槍を入れてくる者たち、崩れ去ろうとする黒一色の筈の戯聖堂…。
<十一番目の獣>への対処法の可能性、極限まで単純化された思想、全ての幸せを失う前に…。
そして零番機密倉庫ではコードBの亡骸を起点とした<十一番目の獣>、大量の灰色の砂だけが積み上がり…
各所で色々な思惑が蠢き破滅に進むしか無さそうだった浮遊大陸群、まだ時間は、方法は残されているのか?
ところで、
浮遊大陸群の素材となったのは、忘失物質(ハイイロ)を多く含んでいたフィスティラス大山脈ってのは、これからの何かを示唆しているのか。
本来の作戦シナリオなら、クトリの命と引き換えに、<六番目の獣>から二百十七番目の命と共に産まれようとしたもの<いずれ訪れる最後の獣(ヘリテイエ)>とは?
リィエルの長くなる睡眠時間、まだ成体になるには早過ぎる筈なのに、アルミタたちとの同じ兆候?
黒い人影は<十一番目の獣>とヴィレムだけではなく、フェオドールも…? -
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廃神社が荒らされた件ではなく…
原因に関連していると思われる尾が七本の白猫、「鍋島の化け猫」に類似点がある事までは判っても、何故?は残ってしまいますね。
元カノのアヤとの出会いに何か関わっている様ですが、廃神社が荒らされた件を後回しにして、外堀から攻めていて時間的に大丈夫なのか不安になってしまいます。
はてさて次巻はどうなるのでしょう。 -
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黄昏の光景に亡骸を遺す者たちは
赤灰色の聖剣
500年前、地神の一柱である翠釘候へ、準勇者ヘルヴァが濃密な呪詛をまとわりつかせ、黒い霧と共に無人の大地に遺された聖剣。
30年前、極秘作戦中のエルバとナサニアの二人が、互いを家族を浮遊大陸群を思う気持ちから対峙する事となり、その上の暴走で…。
現代、ラキシュを媒介(?)にしてコリナディルーチェ市に猛威を振るい…。
モウルネンって「能力を知った者を支配する」とは何か違うような気もするけど、そう捉えられる一面も持ってるんですかね?
ラキシュの現在の人格はエルバだったのは確定として、アイセアの現在の人格もナサニアである事は疑いようがないと思われ…。
エルバとナサリアとして言葉を交わす事無く、ラキシュ退場ってのは…。
次巻以降で何かあるのかな…?
『死せる黒瑪瑙』って、ヴィレムの記憶と人格を共有しつつも<最初の獣>がベースなんですかね?
何か違う気もするんですが…。
フェオドール退場で、果たしてどうなるのか?
エルピス事変のコリナディルーチェ市で起こった内容には、滅殺奉史騎士団なる組織が関わっていたけど、その残党が今後も影響するんでしょうか…?
マルグリット、オデットも、……。
自らの死体を遺したラキシュ、どの様に葬られたのかクトリ同様に不明のまま。
フェオドールの遺体は厳重に封印を施して護翼軍が保管。
物語から退場したと見せつつ、何か有りそうな予感…。
しかし、本巻最終章のラキシュ誕生時の逸話は、お別れの意味なのか…?
滑り落ちそうになった聖剣モウルネンを、咄嗟にわずかな魔力を熾して柄を握ったティアット。
淡い赤灰色の光が…って。まさか、ティアットも成体妖精兵に調整された枷が外れてきているのか…?
ところで38番浮遊島では、
<十一番目の獣>に対する決定打は無く、コロン、パニバル、リィエルらどうなるのか?
アイセアが感じたおばけらしきものとは? -
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終焉の迫る世界でも思惑は錯綜し
38番浮遊島、11番浮遊島に加えて、2番浮遊島でも既に事態は進行し…
ラキシュの人格を押し退けて、ラキシュに定着した新たな人格はエルバ・アフェ・ムルスムアウレア。
3巻『少しだけ、昔の話』で登場したナサニアとエルバ、エルバが振るおうとし、ナサリアが止めようとしていたのは、モウルネン…
遺跡兵装モウルネン「絆を強く結ぶ、剣」
飛空艇バエオスポラから強奪され、ビルルバルンホムロン家の別荘大金庫に隠されたそれは…、
「モウルネンの夜」とは、<輝き綴る十四番目の獣>の支配に依る過去の惨事?
そして現在、ラキシュの魔力に呼応し、新たな…?
ラーントルクは何処に居たのか描かれてこなかったが、それは2番浮遊島…
5年の間に起こった事は…『地神たちと大賢者はもういない、浮遊大陸群は、もって、あと二年…』
2番浮遊島で生きているかもと想像してたネフレンが、オデットを映す鏡に居るって事は…。
ネフレンは地神たちや大賢者と共に封じられている?
<十一番目の獣>への攻撃開始予定日が近付き、コロンやパニバルを気に掛けつつも、38番浮遊島に戻る手段もままならない状況。
物語の中盤にも差し掛かっていない筈ですが、ラキシュかフェオドールのどちらかが姿を消しそうな悪い予感…。
ラキシュはセニオリスに適合している事から未だ退場せずに苦しみは続きそうだけど…、という事はフェオドールの方にフラグが…
ところで、
粉末純化銀の反応が陰性になったクトリは、妖精であるという枷から完全に解き放たれていた可能性があったとの事。
それにより、人間種同様に資格さえあれば適合しない遺跡兵装も使えた可能性があった?
それって、ラキシュもだし、誰にも知られずに前人格を受け継いだアイセアにもその可能性があるのかな?
それと、クトリは遺体が残ったという事だったけど、どの様に弔われたのだろう?
まさか『死せる黒瑪瑙』と同じ様な扱いで、他の誰かの手にとかは…、ないよね? -
ネタバレ 購入済み
己より相手を想う事の行く末は…
舞台は38番浮遊島のライエル市を離れ、あの『エルピス事変』の始まりの地である11番浮遊島のコリナディルーチェ市へ。
ノフトも生きていたんですね。
でも、数年前に任務で妖精倉庫を出て行ってから、ティアットも会うのが久し振りって事は、68番浮遊島には戻ってないんですかね?
ラキシュの粉末純化銀の反応が陰性、クトリと同じ症状ってこと?
成体妖精兵とは、幼体で消滅する筈だった妖精を成体になれるようにし、且つ完全な成体にはならないように鍵を調整された呪蹟により…?
前世(?)の人格により隠されてしまったラキシュの幼少期の人格とは何なのでしょう…
星神エルクに何か繋がっているのか…
また、『浮遊大陸群を脅かす災厄の引き金』って?
あの巨漢の単眼鬼の医師が、ナイグラートは、今後どう動くのか…
ラキシュに流れ込んだ堕鬼種の瞳の力、フェオドールへも影響が…
フェオドールの鏡に映る姿、黒髪、黒瞳、徴無し…?
ヴィレムの何かが、フェオドールに流れ込んでる?
フェオドールの許嫁や実姉もどう動くのか?
十一番目の獣に侵食された39番浮遊島がライエル市へと接近する中、色々と間に合うのか?
ティアットとの擦れ違いもモヤモヤ、何だか今巻は盛り沢山過ぎて、色々と消化不良な…
ついでに、「モウルネンの夜」って??? -
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聖剣セニオリスを携えし三代の…
リーリァ、クトリ、ラキシュら、極位古聖剣セニオリスに因り得た力を振るい、因縁を宿命づけられた少女たちのサイドストーリー。
リーリァは素直な少女だった。無垢だった。聡明だった。
怪物に滅ぼされたディオネ騎士国の元姫君で、ヴィレムの妹弟子で、人間をやめる才能があり、星神エルク・ハンクステンを討伐する事を運命づけられ、讃光教会の定めた二十代目の正規勇者となった存在。
空洞だった、人間として大事なものが既に欠けてしまった存在だった。
その存在が、本音をこぼす事ができたのは、兄弟子であるところの…。
クトリは年長者としての存在を幼体の妖精たち示したいと背伸びしつつも、その行いそのものが子供だと言われつつ、名前のない感情に気付いてしまい、ヴィレムの事を意識せずにはいられず…。
出会いの日から間を置かずに帰れぬ戦いに赴く筈だったのに、還りたい思いを抱いてしまうクトリ。
妖精郷の門を開かずに力を使う方法を得る為の、ほんの僅かな、でも大切な時間の逸話。
ラキシュは、言葉は穏やかで、気質は和やかで、威厳に乏しい娘。
でも、セニオリスを「最悪の宿命を持った者にしか扱えない遺跡兵装」と言われれば、「優しくて厳しいけどチャンスをくれる剣」と返せる程には成長した彼女。
それなのに、セニオリスに選ばれし者の宿命は変えられないのか…?
ところで、
遺跡兵装・聖剣の構成要素なっている護符(クリスマン)、それが人間族が地上で栄えていた昔に、地下迷宮の奥深くで採れたという『忘失物質(通称ハイイロ)』を素材としているってのは、ティアットらのその後と何か関連してくるのかな…? -
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過去の繋がりは終末世界に何を…
フェオドールらを庇って意識喪失したラキシュ、単なる気絶ではなく人格が崩壊して「前世のかけら」とモザイクになったラキシュは既に異なる人格で、もう元の人格は発現しないのか…
ティアットらの事を思い出す事も無いのか…
この終末を迎える世界で未来を探る者達に、様々な思い・思惑もあり…、何とも言えず重いです。
また68番浮遊島の妖精倉庫では、成体になる際に見る夢を既に見てしまっている幼い妖精たち、調整をしなければ成体にはなれずに消滅してしまう状況…
そんな様々な状況の中、零番機密倉庫に運び込まれた『死せる黒碼瑙』、フェオドールが想像していた「月に嘆く最初の獣(シャントル)」の様相とは異なるって事と、手のひら二つ程の小窓、棺を想像させるものですが果たして…?
フェオドールが急に躱す為に使えた体術って、まさか…?
マルゴ・メディシスは幼い頃はリッタちゃんと呼ばれていたようで、やっぱり繋がってくるんですね… -
ネタバレ 購入済み
今この平和はどれ程の犠牲の上に
20歳程度のアイセアの老後と言っては失礼だけど、戦う事が出来なくなった妖精兵の余生があったのなら、クトリにも、もしかしらと…と。
ただ、クトリとヴィレムの動きがあったから、後輩妖精兵たちが戦いを課される頻度も減ったとも言え、それに依り黄金妖精自体の生存条件が危ぶまれるなんて…
ティアットの想いは判らんでも無いが、フェオドールの抱く大義・正義・未来とは相容れないものでしょうし…。
フェオドールの許嫁であるところのマルゴ・メディシス、お互いにエルピス事変を生き抜いた事を知らずに、現在に於いて関わりを知らないところで深い傷を負わす事に。
妖精郷の門を開いてしまったリンゴ、赤く髪色が変質し意識を落としたラキシュ、ラーントルクが考えてくれたリンゴとマシュマロの仮名ではない正式な名前、護られる形となってしまったフェオドールとしては受け容れがたく…。
生き残ったマシュマロの正式な名は『リィエル』という事は…
ところで、
アイセアとラーントルクは生きていたんですね…。
ネフレンは2番浮遊島で生きていたりするんだろうか?
幼体の妖精たちが、この世界の摂理に従い成体にならずに消滅するのか、これまで通りに調整を受け成体になり続けるのか…。
この状況の中『大賢者スウォン・カンデルの不在』と何か関係があるんだろうか? -
ネタバレ 購入済み
終末でも怨嗟の連鎖は続くのか…
あれから5年の月日が過ぎて、クトリもヴィレムも本当に居ない世界なんですね。
前作最終章に登場したリィエルと謎の青年、本作に繋がっている訳では今のところ無い様な…?
前作初登場時にはヴィレムを不審人物として討伐しようとしたパニバル、前作最終巻では適応する聖剣が判明したばかりだった(?)ティアット、前作最終巻で成体妖精となったラキシュ、前作の時点では幼体だった(?)コロン、彼女らが戦力化されていると言う事はラーントルクとアイセアも既に居なくなってしまってるんですかね…
この世界観の中では当然の事とは判りつつも…
11番浮遊島のコリナディルーチェ市で起きた事件、13番浮遊島と39番浮遊島でも別種の獣が放たれていたなんて…
エルピス国防軍軍団長の独断だったと政治的決着って事は、真実は他のところにあんだろうけど、それを引き摺っている人が随分と居るみたいで…
何だか前作の設定を受け継ぎつつ、より世界は終焉に近付いていて、黄金妖精たちの悲壮な決意が報われるのか…
クトリの使っていた聖剣セニオリス、それに選ばれる事となったラキシュ。
鏡に映る赤い瞳の少女、星神エルクや、勇者としての運命に翻弄される事になるのでしょうか? -
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脅威がなくなる事で平和は遠のき
2巻で奇跡の復活をしていたクトリだけに、4巻冒頭での遺体回収も何か奇跡のフラグではないかと思いたかったんですが、……。
浮遊島郡から魂が溢れ落ちる事は無いみたいなので…、と思いつつ読み始め…
直近の獣の脅威が遠ざかる事で平和になる筈との希望も空しく、新たな火種を抱えてしまうのはやるせないです。
その影響が、妖精倉庫の解体計画や、命を賭けて戦ってきた妖精たちの自由を更に奪い巨人兵器に縫い付けて組込む事だなんて…
この物語は完結し最悪の結末は避けられたものの、終焉の近いこの世界での日常はどうなるんでしょうね?
あと、気になるところ…
ネフレンのその後はどうなったのか?
リィエルという名の少女は、もしかして…?
そしてナイグラートたちの前に現れた青年とは…? -
ネタバレ 購入済み
500年間、死してはなかった?
死の際には肉体も消滅する黄金妖精だったのに、原形を留めない程に損傷しつつも遺体を残したクトリ。
妖精ではなくなっていたとナイグラートに診察されていたとはいえ、他に何か要因があったのかもと…?
クトリが地下で出会った氷棺姫が何者だったのか?
当初本巻を読み始めた際には、『悪魔による夢の中』というヴィレムの仮定が間違いで、クトリの魂と共にタイムリープしたのかとも想像していましたが、違いました。
アニメ版では描かれなかったパートなので、話の繋がりに少し混乱してしまい…
『ノフトが選ばれた聖剣・デスペラティオ』と『穿ち貫く二番目の獣(アウローラ)』
『緋色の髪の少女』と『地下で出会った氷棺姫』とクトリの関係とは?
『おかえり』を言わなかったアルマリア
『水晶像』の胸元の傷と、複雑な呪詛
『星神(ヴィジトルス)』とはそもそも何なのか?
謎が広がり…
アイセア、ノフト、ラーントルクは妖精倉庫に帰還する事は出来たみたいですが、ヴィレムは、そしてネフレンは?
クトリも肉体が消滅しなかった事に何か他の意味があるんじゃ?
頭の中を整理し直してから次巻を読まないと、混乱してしまいそうな予感… -
ネタバレ 購入済み
「気づいちゃった」で納得は……
粉末純化銀の反応が陰性となったクトリ、黄金妖精ではなくなった可能性が高く、遺跡兵装である聖剣に直接触れることを止められる状況となり…
妖精兵として立場を失いながらも…、己の人格と記憶を徐々に失いながらも…、(愛人嫌疑の掛かる)秘書官として地上への救出作戦にヴィレムと同行することになるクトリ。
武勲を立てたい指揮官の不用意な行動で起こる危機、少なくない犠牲を払いながら『六番目の獣』を振り切り上昇しようとするプランタギネスタ、そんな中で地上に落ちていくネフレン・ヴィレム・クトリ達は…
地下で出会った氷棺姫がクトリに与えた影響は何だったのか…?
人格を失ったクトリはどうなるのか…?
アルマリアって…?
次巻が非常に気になる終わり方でした。 -
ネタバレ 購入済み
課せられた戦に正義も存命も無く
出撃したクトリ達を妖精倉庫で待つヴィレム。
帰る側から待つ側に変わって遣り切れない気持ちで…、そんな中を職務で訪れる事となった場所で偶然にも「敗北」の一報を断片的に聞く事になるヴィレム。
15番浮遊島を失うも、クトリ、アイセア、ネフレンの3人は戻って来れた事に一先ずは安堵しつつ、500年前からの出来事に触れる事になるヴィレム。
既に戦う理由を見出せないヴィレムにとって、旧知の者達から提言は受入れられる訳も無く。
そんな中でのクトリの人格破壊の報、受け止めきれない想いの先に… -
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9年前に発刊の本作を今更初めて
何年か前にアニメをイッキ見した後に、マトメ買いしたまま読めていなかった本作。
世に公表されてから大分経ってからの読了ですが、読んでみた感想を…
物語序盤、ヴィレムは500年前の事を思い出せないのかと勘違い読み進めましたが、敢えて思い出さない様に行動していたんですね。
リーリァ、スウォン、エミ、師匠、アルマリアとは?
今後回想で出て来るのか気になりつつ、石化から解放された余生も長く有る様に思えず、クトリ達との関係性の方が重要になるんでしょうかね?
道具として使い捨てられる事が前提のクトリら黄金妖精族、徴用されている(武器扱いだから表現が違うのか…)数名は成体になっているとの事ですが、彼女らが成体まで成長する事は正常なんでしょうか…?
発生が人工的な死霊術なのか?、この世に居場所無く発生させられた黄金妖精…?
地上の獣の咆哮は、誰にも届かない筈なのに、ヴェノムには聞えているのか?
アニメ版を観たのも何年も前なので、今回読んだ第1巻と少し記憶が混同している部分があるかも知れませんが、読み進めればアニメ版で理解しきれなかった部分が判るのか…? -
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一番成長したのは沙優だったのか
「自分の思い描いた人生を掴み取る事」と「他人の人生に影響を与えない様に生きる事」とは両立する事が困難な状況も多々有る筈なのに、吉田も後藤も何だか自分の中で描いた理想に自ら縛られてて、不自由な生き方しか出来ない二人を最後に後押ししたのは子供扱いしていた沙優だったのはシュールだったのかな…
思い返せば吉田の失恋から始まった物語、そこに特異点として現れた沙優、様々な騒動で変化していく人間関係、沙優の恋心が成就して欲しい感もありましたが、沙優は吉田と後藤とを結ぶ傷だらけのキューピットだったのかもと…
あとがきでしめさば先生が書かれている様にひげひろの物語はこれにて完結になりそうですが、沙優とあさみが目標を掴み取れるのか、柚葉と神田のその後の恋模様とかも、あと1巻ぐらいアフターストーリーが欲しい気がしてしまいます。
ついでに書くと、Each stories と本編の神田先輩登場パートとを合わせてアニメ化して欲しいな~。まず不可能でしょうが。 -
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後藤も吉田も面倒臭い二人だね…
柚葉編がほぼ完全に後日譚だったので、同時期の後藤視点かと思って読み始めたら、後藤の高校・大学時代から振返っての視点となるとは…
前巻で神田と一緒に柚葉と吉田を二人きりにした事に、あんな裏話があったなんて。
また、少し強引な神田の後押しで京都旅行を決行するも、後藤だけで無く吉田もやっぱり面倒臭い男だったと。
そんな二人だからこそ惹かれあったのかも知れないけど、その上で平行線で交わらない可能性があった二人にとっての特異点、沙優との関係は決着を点けない訳にはいかないのかな… -
妹はカノジョにできないのに 4
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三島柚葉は必要不可欠な脇役と…
Anothe side story とあるので、本編の別視点かと思い読み始めましたが、沙優が北海道に帰った後の後日譚でもあったんですね。
他人の物語を俯瞰する様に、自らを人生の主人公とはしてこなかった柚葉。
でも、沙優にとっても、吉田にとっても転機を与えていたのは確かであって、しかし柚葉の吉田への想いは…
或る「秘密」を共有する事になって、柚葉も自分の人生の主人公になれるのでしょうか…
三島柚葉は私にとって一番好きなキャラだったので、本編ではモヤモヤとなりましたが、しっかりフィナーレを迎えてくれて良かった。 -
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殺戮のクリパに及ばず僥倖なれど
心中で思うところはあれど、あまりの怒濤の状況に心の整理も付けられぬまま、態度を保留し続ける春太。
短期居候する事になった霜月透子にそんな中でも町の案内をしたり、元カノ(?)の氷川(姉の方)とも…。
一線は越えていないのでギリギリ踏み留まっていると男視点なら思えるけど、男は春太・松風・マスターの3人しかおらず残る女性陣は春太の(色々な)関係者多数のクリスマスパーティーって、一歩間違えれば血のクリスマスになるんじゃ無いかと…。
秋葉の突然の訃報と、同じ不安を晶穂の身体は抱えてるとの報せは、色々とドロドロなこの物語でも、引きとしては少しきつく感じてしまいます。
晶穂が春太を呼ぶ際の言い方「ハル」、翠璃さんとのそんな関わりがあるなんて、次巻では更なる混沌に翻弄されるのか? -
妹はカノジョにできないのに 2
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ネタバレ 購入済み春太の理性が試されている?
春太と雪季と晶穂の現実的には起こり得ない様な三角関係
カノジョとして一線を越えた後に、実は兄妹である事を明かしてきた晶穂。
唯一無二の存在なれど、妹だと思い最後の一線は超えなかったが、血縁の無かった雪季。
そこに雪季の友人の冷泉素子に言い寄られ、また雪季に精神的苦痛を与え快く思っていなかった霜月透子からの突然の行動と忘れていた幼少からの縁。
ついでに美波先輩にも…。
皆に態度を明確に出来ず、傍目から見たら下衆野郎と呼ばれても否定しきれない状況で、何とか踏み留まり続ける春太。
そんな微妙な関係性が崩れる事は自明な筈で、大きく動き出しそうな次巻でしょうか…? -
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妹はカノジョにできないのに
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ネタバレ 購入済み次巻を含めて一編の物語の前半?
試し読みの範囲ではブラコンの妹とシスコンの兄とのカナーリ禁忌に触れる様な内容かと思って本編を読み始めましたが、最終章でまさかの展開で唖然としてしまいました。
雪季と春太は仲良し兄妹の限度を軽く飛び越した二人、その実態は二人が幼い頃に父母同士の再婚により血の繋がらない義兄弟となった縁なれど、二人の中が一線を越えてしまう前にと両親に引き裂かれてしまう程の異常さ。
互いに受入れられない状況なれど、春太は晶穂や周囲の支えで表面上は持ち直しつつも…、そんな中で雪季の状況に気付いてしまった春太の行動は…。
カノジョの様な存在になっていた晶穂とは一線を越えていた春太にとって、父・真太郎と晶穂との会話の衝撃は…
1話完結かと思い気楽に読み進めて終わってみれば、どうやら物語の中盤で切られてしまったみたいな
2巻も読まないとスッキリしないかな~ -
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ネタバレ 購入済み
今回は食べ物じゃなくって、…
前巻は食べ物関連が多かった気がしますが、今回はファッション関係でしょうか…
勿論、吉田にとっては直接的に言葉で求められなければ何の反応も無い様な展開ですが、今回は沙優との距離が少しは縮まっていますね。
あと、今巻は短編集というより、中編集的な短か過ぎず且つ本編とも微妙にリンクしている様な感じは面白かったです。
神田先輩成分が僅かに多かった感じなのも、また良しって感じですね。高校時代の失恋にお互いに得心のいく終止符を打てた事も。
アサミと後藤さんに三島も、当然ながら沙優もふんだんに描かれていますが…
本編と違う漫画家さんの執筆とは判りつつも、なんだか今巻の絵面は、本編との雰囲気の違いに前巻以上にモヤモヤしてしまったので、星一つ引いて☆×4とさせて頂きます。 -
ネタバレ 購入済み
アマイモノと目玉焼きと味噌汁と
ショートストーリーが10本の構成で、食事絡みが過半数を占めるっていうのは、元々の各キャラと各々の関係性故ですかね…。
描かれている漫画家さんが違う故なのか、胸が何か強調されている気がするのは好みの分かれるところかも知れません。 -
ネタバレ 購入済み
今更だけど致命的作画構図ミス?
結子との屋上でのシーン、ネタバレになってしまいますが、あのフェンスをこの時点で描いてしまっては拙いでしょうに…。
既刊でも同じ構図がありましたが、結子の最後の日に簡単にフェンス外に出られてしまうのは設定上有り得ないです。
尚且つ、次巻以降で高校を再訪した際に、フェンスが越えられない形状に変わっている事をどう表現するんでしょう。
と、本筋に関係ない事を書いてしまいましたが、沙優の痛みを理解し分け合えるのが家族ではなく、吉田並びに彼を介して出会った人達だけというのが、何とも切なくなってしまいます。 -
ネタバレ 購入済み
理不尽な過去と向き合う為に
突然のタイムアップは、沙優を思う兄の計らいで猶予期間が設けられるも、長い逃避行を要した心はそう簡単に整理出来るモノではなく…
兄は別としても、両親、学校には相当問題が有る様で、過去に向き合い前を向けるのか? -
ネタバレ 購入済み
神田蒼も、三島柚葉も切ないね…
高校時代の吉田は、告白を受けた事はなくても、女子生徒からそれに近い視線を受けていたんだろうね。
吉田フィルターに掛かると見えなくなって、認識される事は無かったんでしょうが…
相手の気持ちを理解する事は簡単じゃないけど、吉田に想いを寄せた上での失恋は、認識すらされないから切ない様な…
「伏線」や「きっかけ」を作ろうと藻掻いても、事実はそんな事とは関係無しに進んであぶれた側になると。
カウントダウンなく、突然ゴングは鳴らされてしまいましたね。 -
ネタバレ 購入済み
この逃避行の果てには何がある?
強制終了の影が見え始めて、ようやく吉田と沙優との関係性にお互いが踏み込める様になるなんて、何とも皮肉ですが仕方がない事かも知れませんね。
夏祭りが最後の想い出に…?
その先も茨の道でしょうし。
三島は当初から負けヒロインキャラ的な描き方が見えていましたが、告白シチュぐらいはきっと望みがあったでしょうに…
神田先輩とのエピソード、アニメ版では削られてしまいましたが、OVAででも出して欲しかったです。
吉田フィルターを直接的に表現されていたキャラだっただけに残念。
その分は、コミック版・原作小説で補充してはいますが… -
ネタバレ 購入済み
猫なの、犬なの、狐なの?
お呪いって、中途半端な知識で行ってはいけないって戒めですかね…
5歳児と思えないおませな七香ちゃんも、喋れないと意思疎通に途惑ってしまい、そんな状況でのあの展開って大丈夫…?
次巻でいよいよ大きく動き出すんでしょうかね。 -
ネタバレ 購入済み
白猫の祟りかと思っていましたが
まさか真史に憑いているのって犬の怨霊?
でも、だとすると猫の寅ノ助に懐かれていたのも納得がいかないし、何か他の因縁があるんでしょうかね?
それはさておき、七香ちゃんの行動力、5歳児とは思えないです。
あと、早く祓わないと、取返しが付かなくなりそうな気がして…、次巻どうなるんでしょう。 -
ネタバレ 購入済み
まぁ、そう疑われますよね…
軽い脱水症状があっただけで意識があり「赤の他人です」とアヤが証言したから釈放され、真史の拉致監禁容疑が晴れて良かったけれど、二人の間には何か繋がりが未だ残ってるんですかね?
だとすると、七香ちゃんを送った後、再会しちゃうのは心配になってしまいます…
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