てぃーもさんのレビュー一覧
レビュアー
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今巻の内容が、アニメ版の掲示板等で度々見掛けた「収穫祭」だったんですね。
手に汗握る展開で、何故にこのエピソードがアニメ化されていないのか疑問ですが…。
地母神へと捧げる演舞の女神官の戦装束が、あまりに扇情的だったからでしょうか?
ゴブリンスレイヤーが、攻め寄せるゴブリンたちの囮にその女神官を使う作戦を選んだからでしょうか?
銀等級のゴブリンスレイヤーらではなく、本来なら白金等級の勇者が対峙すべき相手を倒してしまうと、後の整合性に問題が生じる?
そもそも勇者らが魂だけになっているって…?
アニメ化が望まれる訳は納得。 -
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高校3年生の1学期も半分を過ぎた頃から夏休みの始まり頃まで、部活動に関わっている生徒たちは後輩達に後を託し、本格的に受験生へとなっていく頃。
部活動に入ってなかった二人には、バイト先で初めての後輩が出来。
両親の再婚1周年記念旅行に伴う、二人だけの夜。
高校最後の球技大会で、初めて団体競技に参加する二人。
悠太の友人・丸の最期の試合を応援する二人。
色々な事の変化を感じる二人。
諦念に負けて踏み留まりがちだった事に、今更気付かされる悠太。
真綾や丸らから、改めて気付かされる紗季。
夏休み、文化祭、ハロウィン、誕生日、クリスマス、お正月、受験と続いていく事になるのでしょうが、学校での二人の関 -
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数年前にアニメ1期を見てからの今回の通読。
前巻の内容がアニメ1期の殆ど総集編みたいな内容だったと書きましたが、そう言えば剣の乙女は未登場だったんですね。
と言うか、このエピソードが牧場防衛戦の後だった事に今更ながら納得。
小鬼をも攻撃対象としていた沼竜、水の都の都市地下の守護獣で、剣の乙女と感覚を共有する使徒だったとは、アニメでは理解出来ていなかった気が…。観たのが数年前で失念しただけか…。
それにしても今回命を落としそうになって一行が戦った原因、小鬼禍を画策した者たちを追ったりしないのは何とも本作らしいですが、キャラの立場に立つと何とも不条理に感じてしまいます。
この物語、意志あるNP -
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数年前にアニメ1期を見て以来気になってた作品。
手を付けない内にアニメ2期が放送開始&終了し、漸く原作第1巻を手に取ってみて吃驚。
殆どアニメ1期の総集編みたいな内容だったなんて…。
まぁ、小出しにされても理解し難かった可能性も高いですし、1巻は作品全体のアブストラクト的なものだったんですかね。
光と秩序と宿命の神々と、闇と混沌と偶然の神々との、サイコロ勝負の盤面だった事も驚きです。
RPGの様な世界感なのに、能力等は数値化されず、魔法や奇蹟があるのに蘇生魔法とかがない世界。
大きな力の下では無力でも懸命に生きる人達… -
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紗季にとっての太一、悠太にとっての亜季子、単なる親の再婚相手ではなく、家族として再認識した1月。
そして2月、バレンタインデーと修学旅行の物語ですか…。
修学旅行が2年生の冬って結構珍しい気もするけど、受験を理由に3年生ではなく2年生で実施し、且つ行く先が海外だったら日本の通常の観光シーズンとは関係無しに、また受験体制に入ってしまう前で級友たちとも親交が深まっている時期としては悪くないのかも…。
兄妹である事がバレても構わないと思い始めている二人。
兄妹である事を既に知っている丸と奈良坂には、お互いの思いは恋人関係と同等である事を見抜かれ…。
次巻以降、学校で「義兄妹」か「恋人」か、どちら -
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何ともアッサリとした冒険譚と呼んで良いのか迷う作品ですが、本作の主人公アシタにとっては紛れもない冒険の記録なのでしょう…。
ダンジョンの直ぐ傍の書店で、旅に出てしまった店長から店を任されているアシタ。
本が売れれば好かったのでしょうが、この世界の冒険者たちに読書家は居なかった様で…。
書籍を売るのは半ば諦めて、情報を売る事にしたアシタ。しかし、情報は人伝で共有され…。
古代エルフ文化史書という超貴重書籍を餌にされ、ダンジョンに新たな発見された謎空間の遺構へと付き合わされる事に。
読書とは、著者の残した感情・言葉・人生を受取る事。
これまで多くの書籍を読んできたアシタは、読む側ではなく伝える -
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今巻は変則的で、9月上旬と下旬と分割で合わせて1週間分。
紗季の悠太に対する兄さん呼びは、一度始めたら安易に揺るがない様で…。
自立するという事は、他人と断絶することではなく、協調する事の筈なれど…。
9月下旬、亜季子が二人共の三者面談に応対したいとの言動に、悠太は自らの思慮の浅さを痛感し。
オープンキャンパスで工藤准教授と出会った紗季は、視野の狭さは理性と知性の敵と諭され。
予備校で出会った藤波夏帆と回遊魚の様に夜の渋谷を彷徨った悠太は、己自身を騙す愚かさに絶句し。
「告白」ではなく「すりあわせ」を選ぶのが、何とも二人らしいのか。
互いの気持ちのタグは明記できないなりに…。 -
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本編を読み始める前に、あとがきの「作品を通して命の価値だとか愛の力だとかについて語ろうという気は、実をいうと、更々ないのです」という一文を先に読んでしまったからか、読了間際から何とも微妙な感覚に囚われてしまいました。
寿命・時間・健康の何れかを換金できる謎の設定、残寿命の30年を換金し余生が3ヶ月となる主人公クスノキ、その監視員として来る女性ミヤギは親の借金の為に10歳の時から30年分の時間を奪われ透明人間に…。
2ヶ月の時を過ごす中で、互いを大切に思うようになった末が、最期の三日間って…。
謎設定ではありつつも、この物語の中では拘束力がありそうで、三日間を過ごしたら本当に設定通りになってし -
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前巻の続きから夏休みを満喫するのかと期待していたら、いきなり8月後半で夏休みも終盤に…。
受験に向けた勉強とアルバイトのみの夏休みで、二度とない高2の夏休みとして如何なものか両親から苦言を呈される悠太と紗季。
丸からの情報で、真綾からプールに誘われている事を知った悠太。
しかし、少々度が過ぎた自責主義な考え方の紗季は、それを受容れる余裕がなく。その様なタイプの人が陥りやすい症状について、読売先輩から聞いていた悠太としても、もどかしい思いもあり…。
衝突しかねない状況から、主義を緩和して遊びに行く事になった紗季。
プールでの紗季の何気ない仕草で、急に心を鷲掴みにされる悠太。
プールの帰り道すが -
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期末試験も終わり、夏休み直前の弛緩した空気の漂う学校生活。
また、綾瀬さんらとの生活も1ヶ月を経て、それまでと異にする事となった生活習慣にも慣れてきた悠太。
しかし「ギブ&テイクはギブを多めに」と言う紗季に対して、自らの成果が吊り合っていない事に後ろめたさのある悠太。
そんな中、紗季の「現代文」の赤点・再試験・夏休みに補講の危機から、出来る限りの事をしようと考え…。
恋仲を疑われる事に抵抗感のある悠太。
しかし紗季の事を「完全な他人」とは呼び難い「他人」になっているのも事実で…。
一方の紗季も、これまでの思考手順とは異なる思いで、自らを鎖で縛り始め…。
次巻は夏休みかな?
バイトをフルタ -
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親の再婚により義兄妹となる事となった、高校2年生の浅村悠太と綾瀬紗季の二人。
タイプの異なる孤独体質の二人は、共通認識を「すり合わせ」て兄妹ではなく、互いへの干渉が最小限な赤の他人としての同居を目指す事となり…。
孤独指向は同じでも、悠太は陰キャ属性極まれりの「やりすごす」タイプ、紗季は見た目ギャルの武装モードで相手に迎合しないストロングスタイル、これから先の二人の変化は…?
紗季の探していた高額バイトの件、ちょっと安直な…、でも踏みとどまれたし…。
ところで、気を遣う間柄とは言え、入浴後に湯を抜き浴槽を洗い再度湯を張り直すって、悠太が紗季に気ぃ使い過ぎな感が…。
それに水道代とガス代が勿 -
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『雨の日のアイリス』と同じ作者なので読み始めてみたら、まさかそんな…orz...
魔界の絶対魔王ヘメロカリス・アウランティアカ・マイオール、その圧倒的な存在は、平和な魔界でデスクワークをせっつかれていた。
ふと人間界の資料(児童用絵本)から「でんせつのゆうしゃ」の存在を知り、後の世で神話となる死闘が起こる事に心躍らせ、伝説の勇者の末裔グランディス・ホーリーホックの家を訪れる。勇者の家の暮らし向きは、魔界の最下層より酷いありようで…。魔王は好々爺となり…。
そのまま進行するかと思いきや、波瀾万丈、なんじゃこりゃ。
とんでもな内容ですが、エロくて、且つ最後にチョット感動してしまう文字列、これも -
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新設校ながら高い理念と充実した教育設備とカリキュラムで(超難関候補では無くとも)難易度の高い高校に進学したが、入試合格発表直後の或る件から抜け殻となってしまった高校1年生男子・若葉野瑛登。
その彼と勉強する時間を共有する事で自らの人生の選択に思いを馳せていたが、その或る件以来迷走する事になった中学3年女子の受験生・芽吹ひなた。
そんな二人が、家庭教師と教え子として再び歩み始める事に…。
いゃぁ、しかし、自覚有るのか無いのか小悪魔になっている"ひなた"。
瑛登の方もタイミングを間違わなければとも思ってしまいますが…。
本作、8~11月の各月それぞれ4週間、合計16週で描くよ
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