あらすじ
ゲームの悪役に生まれ変わっていたことに気づいた伯爵令嬢カノン。18歳の誕生日、異母妹(ヒロイン)を選んだ婚約者から婚約破棄されたカノンは、素直に受け入れ皇都に向かうことに。目的は最悪な結末を逃れ、図書館司書として平穏な人生を送ること――だったのだけれど、ゲームの攻略対象(ラスボス)である皇帝と恋人契約をすることになってしまい……!? 婚約者も義弟も上司も攻略対象で、私はヒロインの踏み台!? ご都合主義なゲームの悪役なんて冗談じゃない! 悪役令嬢のお仕事×契約ラブファンタジー。 ※電子版はショートストーリー『陛下のおしごと』付。
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面白い
前世?のゲームの記憶があるというテンプレ的なお話のつもりで読み始めましたが、たしかにそういった部分はありますが、攻略対象の設定が謎があり、テンポが良く読み進めました。ヒロインが賢く素敵で、皇帝の俺様感がすごく好みでした。もっと二人の雰囲気が甘くなってほしいなぁ…
ゲーム世界への転生モノは数あれど、過労死とか交通事故とか転生する切っ掛けとなった事象が不明な作品は、初めてかも知れない。
どうやら、ゲーム世界で生まれ成長した記憶が主軸で、そこに前世でのゲーム知識と就労経験が本人与り知らぬ形で存在し、でも鮮明に思い出されるって事みたいですが…。
あと、主人公でも、悪役令嬢でも、ラスボスとかでもなく、モブっぽいのも珍しいかも…。
ゲームシナリオは、七つの大罪絡みの攻略対象者を制覇しないと国が滅びそうな感じみたいです。
続刊されてますがキチンと着地できるのか、続けて読んでみたいと思います。
何事にも、ブレないカノンがカッコいい。
図書館というか、本を沢山の人に読んで欲しい。っていう願い。
叶うと良いな
カノンの育った環境って、最悪だけど、アホな人ばかりで、良かったね。
皇宮では、本に癒され、王太子や皇宮の人達に翻弄され、アップダウンが激しいけど、先見もどきの力で、ガンバ。
楽しかった
転生前の記憶から、バッドエンドを回避して司書として大好きな本に囲まれてひっそり?生きていくはずが何故かラスボス俺様皇帝ルーカスの偽恋人役に…。頭の回転が速くてちょっと気の強い伯爵令嬢カノンとの時間は楽しそうだし、少しずつカノンに惹かれていくルーカスがちょっと面白かったです。魔猫ジェジェと皇太后様がさすがの曲者で、でも可愛くもありました。
七つの罪で七冊の魔術書で七人の対象者。まだまだ色々なことが起こりそうで続きがとても楽しみです。
司書姫
地道に、真面目に生きているだけなのに、何故か面倒なことに巻き込まれてしまう主人公には、つい同情してしまいますが、自分の目的をしっかり持っているひとなので、図書館の普及にむけて頑張ってほしいです
楽しかった!
とても面白かった。ゲームに転生設定は何度か読んだが、その中でもなかなかに面白く、キャラ達が頭の中で生き生きと動いた。義弟君のその後が気になる。
面白い筋立てと展開でした。次の巻は新しいヒロインが出てくるのか、それともシャーロットが巻き直すのか。七つの大罪というのは、映画や漫画など取り上げられることの多いものですが、作者様は上手にご自身の作品に溶け合わせていて、転生とかゲームとかあまり気にならないですね。
一つだけ、今後の展開において、アホ親父を断罪して欲しいですね。
カノンがしっかり者で、恋愛関係にはならなさそうなところとか面白いなあと。ルーカスはまだ何考えてるかよくわからないし、不思議な魔術書も出てくるし面白かったです。
匿名
おもしろかったです!本が大好きでブレないカノンと俺様な皇帝のやりとりが軽快ですごくよかったです。
ゲームの攻略対象との問題をこれからも次々と解決していくんだろうなと思うとこの先も楽しみです。
匿名
虐げられた令嬢
両親が不仲であったため母が亡くなってからは虐げられ屋敷の中でひっそりと母に教わった事を胸に本を読む事によってやり過ごしていたが、父親の溺愛する愛らしい妹に婚約者を取られたのを機に王立図書館で働く事にし母親の後ろ盾であった皇太后の許可もありひっそりと生きて行く予定だったが図書館で昼寝をしている騎士様に出会い運命が好転し、妹の罠からも逃れ皇帝に愛される司書姫と周りからは慕われる。
Posted by ブクログ
乙女ゲームの悪役令嬢に転生もの。
諦念令嬢カノンはかかわりたく無いを信条とするが、俺様な皇帝ルーカスの恋人のフリをして…。
続くのかな?楽しかったので出たら読みましょう。
カノンの元婚約者オスカーは影薄いままフェードアウト?
いちいち書き込んだら大長編になりそうなので、あっさり消える攻略対象がいても、それもまた良し。
Posted by ブクログ
シャーロットがわかりやすく嫌な奴で、めんどくさい。
今のところゲームの要素はあまり絡んで来ないけど、今後その傷はどう関わってくるんだろう。
物語やキャラクターはとても好き
なのですが、時折、この文中で行動している人物はこちらでは?という部分や、同じ行動描写が不自然に繰り返されていたり、あるいは抜け落ちているのだろうかという部分、加えて誤字脱字などが目についてしまい、イマイチ物語に集中できませんでした。
挿絵やキャラクターのやり取り、物語の筋はとても好みであっただけに、それらの修正がきちんとされていなかったことが残念でなりません。
さて、それはそれとして、このお話はこれで終わりなのでしょうか?
まだまだ回収しがいのありそうなフラグがあちこちに見えて、そのへんどうなんだろうと気になります。
何より、皇帝陛下と司書姫の関係性がとても好きなので、まだまだ2人の行く末を見せて欲しいという気持ちでいっぱいです。続きが出るならぜひ読みたい!