【感想・ネタバレ】ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 後藤愛依梨 上のレビュー

あらすじ

お互いに「好き」同士だと分かっている吉田と後藤。沙優が家に帰り、日常を取り戻していく中で改めてお互いの気持ちに気が付いていく。「今度は私から告白する」約束を果たすため、後藤は吉田を京都旅行に誘い……。

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「ヤらせてあげるから泊めて」
自らの身体を対価に数々の男の家を渡り歩いて来たという、家出JK・沙優と出会うサラリーマン・吉田。
(ラノベらしからぬヒロインに衝撃!)

吉田は彼女に手を出すことはなく、正しい道へ戻れるよう、その間だけは面倒を見てやることに。
そんなふたりの奇妙な同居生活がほっこりと、時にスリリングに描かれます。

次第に信頼関係を深めていくふたり。
それと同時に、職場の上司・後輩などのヒロインたちと吉田との恋の駆け引きもあり。

吉田はこんなことを考えながら沙優との日常を過ごします。
「家事もよくでき、気が利いて、器量よしの彼女が、なぜ見ず知らずの男に身体を差し出してまで…?」

最終的に沙優は家出をやめて帰るのか?
沙優の家出の理由とは?
吉田と沙優の関係はどうなるのか?
ヒロインたちの恋は?

気になります!

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ネタバレ 購入済み

後藤も吉田も面倒臭い二人だね…

柚葉編がほぼ完全に後日譚だったので、同時期の後藤視点かと思って読み始めたら、後藤の高校・大学時代から振返っての視点となるとは…

前巻で神田と一緒に柚葉と吉田を二人きりにした事に、あんな裏話があったなんて。
また、少し強引な神田の後押しで京都旅行を決行するも、後藤だけで無く吉田もやっぱり面倒臭い男だったと。

そんな二人だからこそ惹かれあったのかも知れないけど、その上で平行線で交わらない可能性があった二人にとっての特異点、沙優との関係は決着を点けない訳にはいかないのかな…

#じれったい

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2023年10月19日

Posted by ブクログ

アニメの放送から約1年、どこかひげひろロスとなっていた時にこの1冊の発売を知り、ほんとに心が躍りました。

2人で京都旅行、在り来りな設定な気もしたけど、そこがこの2人にとっては"ちょうどいい"のかもと思えちゃいました

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2022年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んで真っ先の感想は、おまえら中学生か! と、後藤愛依梨めんどくせー女! の二つだ(笑)
いやほんと、神田さんの気持ちがよく分かる。
これは怒るだろうよ。バカじゃないのと。
二人っきりのお泊まり旅行でそこまで行っときながら何も無しで帰ってくるとは! 
あ、吉田のバカヤロウも感想に付け加えよう(爆)

これどうなんだろうね。もし自分だったらと思うとちょっとやってられないかもしれない。そして沙優ちゃんを待つ意味が、更にめんどくさいと言うもうね、ここまで来たら最後までやってくれと言う気分。
しかし後藤さんにとってのバッドエンドしか想像できないのだけど、さて?
どうか納得できる展開が待っていますようにと祈りながら下巻に進もう。

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2025年05月09日

Posted by ブクログ

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 後藤愛依梨 上
著者: しめさば
イラスト: ぶーた

あらすじ
私の気持ちは「本当」の気持ちですか? 後藤愛依梨の恋の行方を描く外伝。
お互いに「好き」だと分かっている吉田と後藤。沙優が家に帰り、日常を取り戻す中で、改めて自分たちの気持ちに気づいていく。「今度は私から告白する」との約束を果たすため、後藤は吉田を京都旅行に誘うが……。

感想
これぞラノベのラブコメ!じれったい展開が繰り広げられ、読んでいて思わず笑みがこぼれます。後藤さんは大人びた女性として描かれていますが、実際の年齢は20代後半で、まだまだ「乙女心」が強く残っているキャラクター。彼女の内面にある、恋愛に対する純粋さや不安がよく表現されていて、彼女が抱える「めんどくささ」も魅力の一つです。一方で、吉田さんは本編同様、堅物で真面目な性格が際立ちます。この二人のすれ違いが、ラノベらしい絶妙な緊張感を生み出していて楽しいです。特に、京都旅行の描写はリアルで、二人の関係がどのように進展していくのかワクワクさせられました。次巻もぜひ楽しみにしたいところです。

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2024年10月08日

Posted by ブクログ

 本編完結後のスピンオフシリーズ。
 この本が上巻だっ為、下巻が出たら纏めて読もうと、この一冊前から待っていたら滅茶苦茶待たされた。
 ライトノベルの青春ラブストーリーは、中高生のもどかしい恋模様を一歩引いた視点で見守る物が多い印象だが、大人の話。
 しかし恋に奥手な大人の恋模様も、恋のすれ違いは大人のこじれっぷりで、ライトノベルの恋愛譚。
 ライトノベルの本来のメイン読者層とは離れている気がしなくもないが、本編1巻を学生の頃手に取っていれば、この本を読む時点で十分大人になっている頃でもあろう。
 大人。

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2023年11月25日

Posted by ブクログ

後藤さん、めんどくさすぎる。。けど、わかる気もする。けど、さすがにその場の誓いだけしゃなく、永遠の保証を求めるのはちょっと。。なんか不毛な関係が続いているようにも思えるけど、高校生だと思えば、しょっちゅう一緒に食事に行ったりしてるからそれはそれで、そこそこ楽しくていいのかな。下巻が本編の6巻相当、無茶苦茶楽しみです。続きが読めるなんて思ってませんでした。次巻はヒロイン(後藤さんにとっては最強のラスボス)沙優ちゃん。5巻の終わりを読んだときにはあの再会にこんな背景があるなんて、想像もしませんでした。。

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2022年05月26日

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