あらすじ
文庫未収録の短編に書き下ろしを加えたシリーズ初の短編集! 沙優とのほのぼの二人暮らしエピソードに、後藤・三島・神田・あさみたちのそれぞれの物語を大幅書き下ろし。
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「ヤらせてあげるから泊めて」
自らの身体を対価に数々の男の家を渡り歩いて来たという、家出JK・沙優と出会うサラリーマン・吉田。
(ラノベらしからぬヒロインに衝撃!)
吉田は彼女に手を出すことはなく、正しい道へ戻れるよう、その間だけは面倒を見てやることに。
そんなふたりの奇妙な同居生活がほっこりと、時にスリリングに描かれます。
次第に信頼関係を深めていくふたり。
それと同時に、職場の上司・後輩などのヒロインたちと吉田との恋の駆け引きもあり。
吉田はこんなことを考えながら沙優との日常を過ごします。
「家事もよくでき、気が利いて、器量よしの彼女が、なぜ見ず知らずの男に身体を差し出してまで…?」
最終的に沙優は家出をやめて帰るのか?
沙優の家出の理由とは?
吉田と沙優の関係はどうなるのか?
ヒロインたちの恋は?
気になります!
感情タグBEST3
短編集
電子で買ってるなら3つくらいは見たことあるものなので値段適正かと言われるとちょっと怪しい。
でも電子で買ってるだけじゃ読めなかった良い短編も結構あったのでそういうのを見たいのであれば得かもしれない。
特に神田先輩との遊園地の話はほんとに好き。
結局あさみの過去がまだ語られてないのでどこかで回収するのだろうかともやもやしてる。
コミック版も出ていますが…
2020年の出版当時に読了していましたが、2023年にコミック版を読んだ上で、改めて再読しての感想となります。
この原作版の方がコミック版より描写が詳しいかと思い期待して読み直したのですが、描き下ろしの終盤4話を除いてコミック版は良くトレースされていたんだなと…。
終盤4話「青春」「発熱」「小説」「コスプレ」は、コミック版を読んでからでも楽しめるかと思います。
最後に読んだほうが・・・
話の流れの中の「日常スピンオフ」集といったところでしょうか?
アニメをみて1巻を読んだあとに読みましたが、何話かは2~4巻を読めば「こうだったのか」
とわかるとおもいます。2巻から読むのが楽しみになりました。
Posted by ブクログ
長編でも上手い作家は短編集でもやはり上手い。
『ひげひろ』の沙優と吉田、各登場人物たちに焦点を当てた短編集だが、何気ない日常に彼らの想いやドラマを載せるのが実に上手い。読んでいて彼らがすぐそこにいるような気配すらある。何気ない日常にこそ幸はあるのかもしれない。
おもしろい
本編はもちろん好きですが、日常がまたサイコーです
笑いあり涙ありの作品になっていて、久々にラノベにハマりました!
Posted by ブクログ
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Each Stories (角川スニーカー文庫)
閑話休題巻、短編集。
5人のヒロインのショートエピソード。
神田の過去の初恋に決着です。遊園地の話が好きかな?
でも、個人的には三島推しなんで(笑)まあ、吉田君、モテまくりですね。
なんてことないエピソードばかりですが、楽しめました。
五巻を楽しみに待ちます♪
#ひげを剃るそして女子高生を拾う
#ラノベ好きと繋がりたい
Posted by ブクログ
本編の間のちょっとしたエピソードを詰め込んだ缶詰のような短編集。
だいたいが鈍感なくせにちょいちょい女の子の心を擽る言葉を何気なく吐く吉田に翻弄される女の子たちの溜息と照れの物語だ^^
いやあ、吉田くんってほんと罪作りな奴だよな。
そんな中、元カノ神田先輩との最初で最後の遊園地デートの話は心に刺さった。
付き合っていたときはお互い若かったと言う事なのかなあ。
それにしても神田さんいい女だよなあ。
さて次回の本編はいよいよ最終巻だろうか。
楽しみに待ちたい。
拍子抜け
おやおや?
今回は物足りなさを感じる展開だった。
各エピソードはそれなりではあったけど、何か安定感が増し過ぎたと云うか落ち着き過ぎた内容になってて拍子抜け。
Posted by ブクログ
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Each Stories
著者:しめさば / イラスト:ぶーた
サラリーマンと女子高生の二人暮らし。その間の、あんなこと、そんなこと。文庫未収録の短編に書き下ろしを加えたシリーズ初の短編集! 沙優とのほのぼの二人暮らしエピソードに、後藤・三島・神田・あさみたちのそれぞれの物語を大幅書き下ろし。
久々に「ひげひろ」の世界に戻れて、とても楽しめました。本作は日常の何気ない一コマを短編集形式で綴っており、シリーズの魅力が詰まっています。特に、サラリーマンの吉田と女子高生の沙優のほのぼのとした日常が丁寧に描かれ、登場人物たちの人間味がさらに深まった印象です。後藤や三島など、サブキャラクターたちのエピソードも大幅に書き下ろされていて、それぞれの人物像がより明確になります。シリーズを通して読んでいるファンには、さらに物語を味わい深く感じられる一冊です。ただし、本篇を読んでいないと楽しみが半減してしまう可能性があるので、本篇を読んでからの方がより楽しめると思います。