【感想・ネタバレ】義妹生活11【電子特典付き】のレビュー

あらすじ

心の余裕を取り戻して沙季との最後の高校生活の思い出を積み上げることと大学受験と向き合うことを両立させると決めた悠太。
将来においても自分のやりたいことを優先させるか、それ以外の軸で道を選ぶかを天秤にかけて、ついに自分なりの結論を導くことに……。
いっぽう沙季は“ある人物”の影響で恋人としての“もう一歩進んだスキンシップ”に興味を持ち始める。
自己分析、やりたいこととやるべきこと、音楽ライブデート、はじめての○○、文化祭。
選択と邂逅の秋に“兄妹”が新たな愛情表現を知る触れ合いの恋愛生活小説、第11弾。【電子限定!書き下ろし特典つき】

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三河ごーすと×Hiten、人気作家&絵師タッグによる新感覚同居ラブコメ!

親の再婚により義理の兄妹となる読書趣味の陰キャ男子・浅村悠太と派手な見た目のギャル・綾瀬沙季。
フラットで常識的な距離感を保って同居生活を営む彼らだが、次第にお互いのことを知り、いつしか特別な感情を抱くようになる。

これは家族愛としての感情なのか、それとも恋愛感情なのか…。
家族なんだから好きになってはいけないし、なるはずがない。でもこのもやもやした気持ちは…。

基本的に悠太の視点から物語が進行するが、時折沙季の視点からも描かれ明かされるその心情は、読者をこれでもかという程もどかしい気持ちにさせる。

設定としてはありがちだが、この作品の特徴はラノベ的妹像やお約束の展開といったテンプレを排している点であり、いわゆる「妹」ラノベではないという点。

絶妙に現実味があり、何気ない日常を丁寧に描いた著者の意欲作。一読の価値アリ。

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感情タグBEST3

ネタバレ 購入済み

次巻は2024年秋と間を置かず

難関国立大学に手が届く程の頭脳を持ちながら、実母から受けた扱いの影響なのか或いは他の要因か、以前から少し感じてはいたが今巻で悠太に対してかなり偏りを感じた。
けど、大人になる直前のモラトリアムには許される…、但しそのまま進学や就職に至ってしまったら問題だろうけど…、幸いにも変化点が訪れたのは好い事。

紗季との関係性も奥ゆかしくも順調と思っていたら、メリッサの意図しない爆弾発言は、互いに意識せざるを得ないか…。

高校生活最後の文化祭でデートを楽しむふたり、その波紋が広がり二人に歪に影響を与える事はあるのだろうか。

#胸キュン #ほのぼの #じれったい

0
2024年08月02日

匿名

ネタバレ 購入済み

最後まで楽しめた

序盤、主人公の悩みは全く共感はできず楽しめるか不安でしたが、終わってみればお互い色々な方面で進むことができた良い巻だったと思います。

#胸キュン #ハッピー

0
2024年07月28日

Posted by ブクログ

11巻ともなると逃げられないのがマンネリだが、本作は「恋愛」と「生活」にフォーカスする事でそれを巧みに使っている。日々とは退屈で、平凡なものである。
二人の関係の変化と前身、流れゆく季節。新しい認識。この物語と人々をずっと見つめていたい。

1
2024年07月27日

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