あらすじ
「いやあ、クズを焼くのって楽しいですね!」
なんだかんだで異世界に順応し、好き勝手しまくる残念美少女ホムラたち。魔物の襲撃事件調査のため港町を訪れた一行だが、なぜかビーチでサメと威嚇し合い、隣の漁村ではジンが鬼退治決行!? しかも、厄介事はそれだけではないようで……。
「エリーリヤを恐れて! エリーリヤを気持ちよくさせて!」
欲望のままに圧政を繰り返す領主の娘エリーリヤも現れ、任務はマシマシに。そんな彼女に、己が正義を執行するホムラたちのとった行動とは……スクール水着で海辺のバカンス!?
圧倒的火力で世界を制圧する最強爆焔娘の異世界バトルコメディ!
感情タグBEST3
前巻は文章のリズムが心地良く感じられたのに、今巻は何というか普通のラノベって感じ…。
面白くはあるんで次巻も期待ですが、何だろう、この違和感。
今回はジンの過去が知れる回で、暗殺者稼業で命令されるままに人を殺めてきた本名・烏丸桜。
しかし、悪人では無いものをターゲットに命令された際の、どうしようもない違和感。
5人って、バラバラに寄せ集められた訳では無さそうに感じますが、どうなんでしょう?
そして、最終的に討つべき魔王という存在は、或る一面では悪なのでしょうが、本当にそうなのか?
ホムラたちに迷いが生じそうな予感
Posted by ブクログ
KU。前巻に引き続き圧巻の展開を見せながらも、今回は特にジンの内面に深く切り込む構成が印象的だった。力を持つがゆえの孤独、自らの存在意義への疑念、そして過去の選択に対する悔い——その一つひとつに向き合うジンの姿には、どこか現代を生きる我々にも通じる切実さがある。特に終盤、彼女が戦う理由を再定義していく姿は、単なる成長譚ではなく「覚醒」と呼ぶにふさわしい変化として胸に迫った。戦闘シーンの緊張感と、感情の波がシンクロする描写も見事で、読む者を物語の熱量の渦中へと引き込んでくれる。次巻も期待大。
Posted by ブクログ
あれぇ、前回で弾け飛んだホムラちゃんおかしくない?
というかジンちゃんもおかしくない??
こんな中途半端だったかなぁ。正義で他人を燃やすホムラちゃんは後半に出てきたけど、エリーリヤちゃんはクズ判定回避ってことなのかな?
いやまあ、多分、これは私が読み違えているんだろうな。つい想像で理想を押し付けちゃうのが良くないんだ。ホムラちゃんやジンちゃんにはもっと頭の螺子を弾け飛んだところを見せてほしい。サイコ姉さんを見習ってほしい。
今回の評価はほとんどサイコ姉さんが取ったようなものですよ。だってこの作品で1番キレのあるキャラクターですからね。
ジンちゃんはてっきり戦闘狂だと思っていたのに、違ったわぁ。悪を切るとか何やねん。もっとぶっ飛べや。
うーん、惜しい。次に期待! 前回がぶっ飛びすぎたから余計に惜しい!