あらすじ
ただの配達。ゴブリンスレイヤーですら、そう思っていた。
牧場の手伝いで配達に出たゴブリンスレイヤーは牛飼娘とともに、ゴブリンの大群に待ち伏せされる。それは、ある祈らぬ者の策謀だった!
一方、ゴブリンスレイヤー不在の一党は、見習聖女の託宣(ハンドアウト)より、雪山を目指すことに。そこは、氷の魔女の統べる永久(とこしえ)の冬の領域だった!
包囲された雪の廃村で、牛飼娘を守り、孤軍奮闘するゴブリンスレイヤー。彼不在の中、女神官は、ゴブリンではない怪物たちの脅威と対峙し、一党の行動を決断していく――。
「――手は、あります」
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第9弾! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
ゴブリン討伐だけで銀等級にまで上り詰めた稀有な存在、
それがゴブリンスレイヤー。(子鬼を殺す者)
一般的なゲームでのゴブリンは最弱のキャラクターとして扱われていますが、
もしゴブリンが現実にいたらどれだけ日常生活への被害があるか、生々しく描かれています。
「どきどきわくわくする楽しいファンタジー作品なので是非読んでください」とは申しません。
目を背けたくなるようなグロテスクなシーンもあるのです。
だからこそリアルに感じ、この作品にぐいぐい引き込まれてしまいます。
痛みを受け入れ乗り越えられる大人に是非読んでいただきたい。重厚なダークファンタジー。
(※イラストはとっても可愛いです。素敵なアレが窓枠に乗っているシーンもあります。)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ゴブスレさんと牛飼娘のゴブリン逃亡劇
+新米戦士聖女と兎さんと吸血鬼雪男退治 編
初めてゴブスレさんが別れた状態で話が進んでいたのではないでしょうか。
女神官さんが冒険者として成長(毒されて)しているようで、読んでてワクワクしました。
新米コンビも頑張っててよいですね。
ただ廃村の井戸の中はどうなっていたのやら、、ドラクエ並みに広い井戸なのか、、?
オークは金等級レベルに強いのもなかなか驚きでした。
というわけで、10巻も期待してます!
その冬は春の兆しが感じられぬ厳しい冬だった。
ゴブスレさんは牛飼娘と共に越冬の食料が欠乏しかけている村に救援物資を配達に向かい…。
お陰で残されたパーティメンバーは前衛不在でどうしたものかと…。
そんなところに新米戦士と組む見習聖女に、至高神からの託宣で北方の山々に行かねばならず、しかし二人では心許ない。
ここに女神官を頭目とする臨時パーティーが…。
いゃ~、女神官さん染められてしまっていますね。
一方のゴブスレさん、最初の冒険で倒したオーガの弟に仕掛けられ、牛飼娘を護りながらの苦しい戦い。
互いの場所が意外にも近くて
ゴブリン
今回はいつもと違って2チームに分かれて冒険。
ピンチがあったり、成長著しいシーンがあったりとドキドキワクワクする内容でした。
Posted by ブクログ
女神官ちゃんの成長?…というか、すっかりゴブリンスレイヤー に染まっている姿に思わずニマニマしてしまいました❗️
一巻の頃の彼女とは比べものにならないくらいの成長ぶりにもっと応援したくなります
Posted by ブクログ
ゴブリンスレイヤーと牛飼娘は配達依頼で雪山へ。
その他のパーティは見習聖女の託宣により雪山へ行き、兎人の狩人とともに氷の魔女と巨人を討伐し、冬の時代をもたらそうとする陰謀を打ち砕く。
ゴブリンスレイヤーと牛飼娘はゴブリンの大軍、オーガに待ち伏せされ、窮地に陥る。
女神官がゴブスレっぽい発想で、大活躍する。
勇者たちも少し登場。
Posted by ブクログ
ゴブリンスレイヤーと牧場娘、そしてそのほかのメンバーが分かれてゴブリンと対峙する。
ここ3巻くらい神官ちゃんの成長が著しいが本巻でも大活躍。もはやサブリーダーといってもいいほど。これもゴブスレの薫陶のたまものか。
個人的には最後まで牧場娘を守るところが見たかったがこれはこれでまぁ満足。
ゴブスレの師匠が登場したのがなんだかちょっと不安。