ゴブリン討伐だけで銀等級にまで上り詰めた稀有な存在、
それがゴブリンスレイヤー。(子鬼を殺す者)
一般的なゲームでのゴブリンは最弱のキャラクターとして扱われていますが、
もしゴブリンが現実にいたらどれだけ日常生活への被害があるか、生々しく描かれています。
「どきどきわくわくする楽しいファンタジー作品なので是非読んでください」とは申しません。
目を背けたくなるようなグロテスクなシーンもあるのです。
だからこそリアルに感じ、この作品にぐいぐい引き込まれてしまいます。
痛みを受け入れ乗り越えられる大人に是非読んでいただきたい。重厚なダークファンタジー。
(※イラストはとっても可愛いです。素敵なアレが窓枠に乗っているシーンもあります。)
感情タグBEST3
ゴブスレはネット掲示板から楽しませてもらってます。この4巻は3巻までのキャラが総出演。それぞれのキャラクターの性格が掘り下げられて、世界観に深みがでているように感じました。
今巻は、既刊の1~3巻を繋ぐ話しとして、短編集的な位置付けとあとがきにありましたが、内容が何だか既視感がある様な…。
アニメで織込まれていた内容だったのか、アニメ化されなかったエピソードもあまりに自然で、頭の中で記憶が捏造されてしまったのか、どちらにしても楽しませて貰いました。
ゴブリンスレイヤーの...続きを読む幼少期のお話っぽいのや、女神官が無残な死を遂げると勘違いさせる様な書き方は、チョット途惑ってしまいましたが…。
それにしても途中から気になっていましたが、牛飼娘への誕生日プレゼントだったとは…、、、
ところで、この作品世界内での現実の有り様は『四方世界』と呼ばれているって、既出かも知れませんが今巻で初めて認識、納得なれど何とも不条理な感が…。
Posted by ブクログ 2023年06月21日
短編集。
新米見習の冒険だったり、それぞれの休日の過ごし方だったりと10章分。
キャラごとの特徴がだいぶついてきた4巻くらいに挟むにはいい感じの話でした。
急成長なんてしないんだろうけど、新米見習には頑張ってほしいですね。
次巻は、雪山の砦でゴブリン退治のようで、期待です。
本編では生々しいゴブリン討伐のシーンが多いので、今回のような間話がより一層際立ちます。
今後の展開もとても楽しみです!!
ゴブスレや女神官から少し離れた視点が多い話。ちょくちょく今まで出てきていたキャラ達の冒険屋人となりが分かるのが一番の魅力だと思う。
剣をなくした戦士や見習い聖女のネズミ退治、そして仲良く巨大ゴキ退治からの二人揃って大惨事。
槍ニキや魔女の絡みや女騎士と重戦士の絡み、何か変なのと重戦...続きを読む士と槍ニキの前衛三人組のパワープレイや男同士ならではの冒険など。
様々なキャラの魅力に気付ける良い話が盛りだくさんです。
Posted by ブクログ 2020年05月09日
7/10.
あまりまとめてない一巻だった。過去の話、別のパーティの話、ちぐはぐで没頭しづらかった。とは言っても、あっちこっちのシーンや台詞に読み応えがあった。
Posted by ブクログ 2017年04月21日
今回は短編集。1巻と2巻の間、2巻と3巻の間にあった小さな物語を取りまとめた一冊になっている。
妖精弓手ら三人のパーティ結成の掌編や、重戦士、槍使いとともにゴブリンスレイヤーが悪魔の塔に挑む物語など、物語世界を深める役割をよく担った巻である。
惜しむらくは、全編を通じて「金が入り用でな」と述べ...続きを読むていたゴブリンスレイヤーの事情が、結末部分でこう、一冊を取りまとめるような重みをもって解決されているかというと微妙にも思えた点だろう。悪い結びではないが、伏線としては弱い印象である。
その辺も加味して、今回は星四つで評価している。
Posted by ブクログ 2017年04月03日
ただひたすらゴブリンを狩る男の冒険譚?も第四巻目ということで。
今回は短編集でしたね。ゴブリンスレイヤー以外の冒険者たちにフォーカスした短編が十個ありましたが、はてさて。悪魔の塔に挑む男性陣冒険者三人の話と見習い冒険者二人の話が面白かったです。
あとは叙述トリックの短編もよかったですねぇ。いつ...続きを読むか主人公の過去話がしっかり語られることはあるのでしょうか。重々しい話になるでしょうから読みたくはないですが、それでも本になったら読んでしまうと思います。うーむ。
にしても。ウィザードリィと同じで呪文が回数制ってのは、呪文が尽きかけた時の緊迫感や尽きた時の絶望感が如実に表れていいですね。精神力さえあればいくらでも呪文が使える世界観では出せない魅力だと思います。
Posted by ブクログ 2017年01月22日
短編集。
お金が必要なわけは想像ついたけど、ひどいねぇ。
あと他のヒロインにとってはきっついねぇ。
そして色々なところでゲーマー魂をくすぐる描写。
アレかなぁ?それともあっちかなぁ?などとくだらない想像してみたり。
そしてやりたくなる、と。