ゴブリン討伐だけで銀等級にまで上り詰めた稀有な存在、
それがゴブリンスレイヤー。(子鬼を殺す者)
一般的なゲームでのゴブリンは最弱のキャラクターとして扱われていますが、
もしゴブリンが現実にいたらどれだけ日常生活への被害があるか、生々しく描かれています。
「どきどきわくわくする楽しいファンタジー作品なので是非読んでください」とは申しません。
目を背けたくなるようなグロテスクなシーンもあるのです。
だからこそリアルに感じ、この作品にぐいぐい引き込まれてしまいます。
痛みを受け入れ乗り越えられる大人に是非読んでいただきたい。重厚なダークファンタジー。
(※イラストはとっても可愛いです。素敵なアレが窓枠に乗っているシーンもあります。)
感情タグBEST3
今巻はアニメ2期序盤の内容ですね。
ゴブリンスレイヤーが女神官と出会ってから1年、その後に蜥蜴僧侶・鉱人道士・妖精弓手らと一党を組む事となり、それまでの5年間と同じくゴブリン殲滅に駆り立てられていた筈が、やはりソロとは異なり色々な変化を伴っていた事を改めて振返り…。
赤毛の少年魔術師、背負っていると...続きを読む思い込んでいるのは判るも、やっぱり苛つきますね。女神官の昇格を素直に祝いたい気持ちとは、逆で…。
勇者たちが百手巨人と戦っていたのが絶命異次元で、そこから戻ってくるのが西方辺境の訓練場とは、何のこっちゃ?
やっぱり、ゴブスレさんと勇者や魔神は因縁があるのかな。
Posted by ブクログ 2023年07月02日
赤毛弟魔法使いの話。
最初の赤毛ヘイトからの、ゴブリンスレイヤーの成長というか馴染みを感じ、新人達の頑張りで締め。
赤毛弟魔法使いも、少しだけ成長してなにより。これだけであんなに鬱陶しかったのに、好感度上がるから困る。
Posted by ブクログ 2017年10月24日
六巻目となる今回は、新たに設営された冒険者訓練所を襲うゴブリンをスレイする物語である。春先らしい、新人冒険者らを中心に物語られている物語だ。
今回は、ゴブリンスレイヤーと牛飼娘、あるいは女神官の過去に関わる物語が展開されているが、主役と目するべきはやはり女神官だろう。彼女の成長が描かれた一冊とな...続きを読むっている。
彼女もまた経験を積んで成長を遂げている冒険者の一人であるが(まあ、対峙する相手はおおむねゴブリンなのだが)、ここでは指揮官としての役割を担い、失敗を経て成長を遂げる姿が描かれている。
昇級できずに情けない声でゴブリンスレイヤーを呼ぶ落ち込んだ姿も可愛らしいものだが、少しの不安を抱えながら新たな認識票を付ける彼女の姿などは一介の冒険者として新たな一歩を踏み出していくことを予感させる。どちらも良いイラストが描かれているのが印象的である。
今回も楽しませていただいた。星五つで評価している。
次巻は森人の故郷に現れたゴブリンをスレイする物語だそうだが、楽しみに待ちたいところである。
Posted by ブクログ 2019年07月29日
訓練場の建設。それに伴って新人たちの教育やベテラン同士の交流。神官ちゃんの昇級と話題山積みの一冊。
跳ね返りの魔術師の出自が・・・
全体的にはもうちょっとというところか?
ゴブリンもチャンピオンやらロードやらパラディンやら色々出てきたんでそれより強いと言うとゴブリンじゃなくなっちゃうのかも?
Posted by ブクログ 2017年10月09日
相変わらず男は即死、女は嬲り殺しの世界。人間は城塞の中で引きこもってた方がいいのではとも思う。食料問題もあるからそうはいかないだろうけど。こんな陰惨な世界をよくかき続けられるなあ。