【感想・ネタバレ】ゴブリンスレイヤー14のレビュー

あらすじ

ゴブリンスレイヤーの様子がおかしいという――。そんななか、彼は一党に「冒険」を提案する。
「北の山の向こう。暗い夜の国」
かくして北方辺境に向かう一党。雪山の向こうには、蛮人の英雄譚の舞台、いつもと異なる異文化、言語、そして、この地を治める頭領の美しい奥方がいた。
彼の地の北方の海には幽鬼が潜み、船が戻ってこないという――。
彼らの話を聞いたゴブリンスレイヤーは頷く。
「やはり、彼の人々はゴブリンなぞに負けるわけがないのだ」
そして女神官も誇り高く告げる。
「冒険者に、任せてください!」
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第14弾!

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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ゴブリン討伐だけで銀等級にまで上り詰めた稀有な存在、
それがゴブリンスレイヤー。(子鬼を殺す者)

一般的なゲームでのゴブリンは最弱のキャラクターとして扱われていますが、
もしゴブリンが現実にいたらどれだけ日常生活への被害があるか、生々しく描かれています。

「どきどきわくわくする楽しいファンタジー作品なので是非読んでください」とは申しません。
目を背けたくなるようなグロテスクなシーンもあるのです。

だからこそリアルに感じ、この作品にぐいぐい引き込まれてしまいます。
痛みを受け入れ乗り越えられる大人に是非読んでいただきたい。重厚なダークファンタジー。

(※イラストはとっても可愛いです。素敵なアレが窓枠に乗っているシーンもあります。)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

北の山の向こうのバイキング村編。

ほんとどこにでもゴブリンはいるんですね。
頭領と奥方は仲睦まじくて何よりですね。

そして大変珍しく、ゴブリンスレイヤーさんはおのぼりさん状態。観光を楽しむ姿が見られるようになるとはねえ。
牧場に帰ってきてからも、牛飼娘に楽しそうに土産話をして、変化し過ぎじゃないですかね。

それで結局ボスは、タコってことでいいんですかね。イカですかね。

0
2025年07月29日

購入済み

ゴブスレさん北へ。
様々な経験を経て徐々に変わりつつあるゴブスレさん。
北の国への道行きは行ってみたかったという峻険なルートを辿る様子が、子供が初めて冒険するような様子を感じてエモかったです。
北の豪快な戦士達との交流もありつつ、ラスト人々を脅かす脅威に立ち向かう戦いは疾走感に溢れとてもかっこよかったです。

#ドキドキハラハラ #エモい #ダーク

0
2021年07月22日

Posted by ブクログ

北方辺境の視察で北のバイキングの地へ。
雪山と洞窟を抜け、嫁とりの騒ぎに沸く地の宴。バイキングの片目の姫と王配。
協力してゴブリンとの海上戦、海蛇?暴食の化身。
牛飼い娘への土産は剣と蜂蜜酒。

0
2021年04月09日

ネタバレ 購入済み

今回は北方へのギルド委託の冒険

今巻はゴブリンスレイヤーらしくない(?)、銀等級に相応しい様な依頼。
北方の異民族を王国に併呑するに先立ち、冒険者ギルドを立ち上げる事前調査ってところがお題目。
でもやっぱりゴブリンはわらわら出てきちゃうんですね…。

今回の冒険、依頼内容の対応については女神官ちゃんの役割が相当大きくなっており、青玉から更なる昇級も納得かな。
冒険のクライマックスは、銀等級じゃ無く(金)勇者クラスが対応すべき内容になってた気も…。

ゴブスレさん、幼き日に憧れた冒険者に近付けているのか…。次巻、西へ南へかと思ったら、草原らしいですけど…。


ところで本巻、訛りの表記にルビが無いと意味が判らないけど、ルビじゃ文字が小さくて…。
内容以前に、その表現手法に読むのがしんどかった。

0
2024年08月25日

購入済み

どんどん狩るぞー

ゴブリンという大概の雑魚モンスターの代表。

こんなに悪知恵が働くものか、と感心します。
魔王とか、魔神とか大物ではない。ただただ、ゴブリンを狩り続けるお話です。

でも、読み応えは抜群。
大物を倒しても
「ゴブリンの方がよほど手強い」

笑えます。

0
2021年03月25日

購入済み

今まで自分の意思を余り出してこなかったゴブリンスレイヤーがやりたいことをやるのがとても新鮮で良かった。

0
2021年03月21日

ネタバレ 購入済み

北方人の言葉が東北弁っぽい感じなのが最初は面白いと思ったが、読むのがだんだんめんどくさくなった。
毎巻なんらかの新しい要素があるものの基本的には何も変わらない。

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2021年04月21日

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