あらすじ
「迷宮の主(ダンジョンマスター)、してみませんか?」
迷宮探険競技――それは至高神の大司教をはじめとした六英雄の逸話として有名な、死の罠の地下迷宮から続く試練。それをギルドは冒険者志望の者への訓練としたいという。
そしてその監修者として、銀等級の冒険者へと協力を依頼した。
(――悪辣だ)
受付嬢が驚くほどの罠が仕掛けられ、準備は進められていく――。
そんな中、またひとり、冒険者志望の少女は剣を取る――。
そこに忍びよるは混沌の影……。
「小鬼どもになぞ、好き勝手させてたまるものかよ」
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第13弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
ゴブリン討伐だけで銀等級にまで上り詰めた稀有な存在、
それがゴブリンスレイヤー。(子鬼を殺す者)
一般的なゲームでのゴブリンは最弱のキャラクターとして扱われていますが、
もしゴブリンが現実にいたらどれだけ日常生活への被害があるか、生々しく描かれています。
「どきどきわくわくする楽しいファンタジー作品なので是非読んでください」とは申しません。
目を背けたくなるようなグロテスクなシーンもあるのです。
だからこそリアルに感じ、この作品にぐいぐい引き込まれてしまいます。
痛みを受け入れ乗り越えられる大人に是非読んでいただきたい。重厚なダークファンタジー。
(※イラストはとっても可愛いです。素敵なアレが窓枠に乗っているシーンもあります。)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ゴブスレさんダンジョンマスターになる編。
新人向けの迷宮探索競技の話。
それでもやっぱりゴブリンは出てきました。
王妹再登場だったり、新人娘に棍棒をオススメしてる元新米だったりと、細かいところで面白い演出。
ゴブスレさんは冒険者になりつつあるのか、途中の戦闘で気が散ってる感じが珍しかった。
とはいえ今回も、面白かったです。
四方世界の肝試しならぬ、迷宮探検競技会を執り行おうと…。
季節は夏ではなく、収穫祭も終わり冬籠もりに備え娯楽も少ない季節、また来春から冒険者になろうという若者たちに興味を引かせる為の催し…。
でも、そんなイベントの仕掛けをゴブスレさんに主導させたら、やっぱり本物のゴブリンが湧き出てきちゃうんですね…。
その上、王妹殿下は公務だと言いつつ、国王陛下に黙って来ちゃうし…、勇者一行まで現れたら只で済む筈も無く…。
ところで、「ゴブリンどもは、皆殺しだ」はもしかして結構久し振り?
そして「冒険に、行こう」の台詞をゴブスレさんから聞く日が来るとは…
色々考えて準備してきた探検競技をゴブリン共に邪魔されちょっとイラッときたゴブスレさん怒りの単独行の巻。
すっかりパーティーが当たり前になっていたところに久しぶりのソロで新鮮な感じでした。
同じくソロだったイヤー・ワンにも少し触れられていたのが嬉しかったです。
ゴブスレさんと炎の小鬼が対峙し流星が降る口絵がなんだかとってもTRPGっぽくてエモい。
Posted by ブクログ
新人冒険者向けの迷宮探索競技、そのダンジョンマスターとしてゴブリンスレイヤーが受付嬢から依頼される。
村はずれに住む傭兵くずれの娘、刺殺に来た女神官と瓜二つの王妹、勇者・剣聖・賢者のパーティ、紛れ込んだ本物のゴブリン、巨大な肉の塊のジュピターゴースト、受付嬢とのデートの約束、妖精弓手からの冒険のお誘い。
Posted by ブクログ
5/10.
12巻よりマシだったんですが、もうついていけない。ハラハラ感ゼロ。だれも怪我はしない。必ず勝つ。つまらない。最初の200ページは不要だった。ここで本編を諦めると思う。
Posted by ブクログ
新人冒険者対象の迷宮探索競技の裏方をやることになったゴブスレさんのあれこれ。受付さんがかわいいのは◎安全な競技のはずが案の定本物のゴブリン登場という流れ。読み込みが足りないせいもあるのかイマイチ場面転換についていけなかった。後固有名詞を使わないので登場人物が増えてくるとなんだかわからなくなってくるしね。