あらすじ
「結婚することになったみたい」
故郷からの報せを受け、そう呟いた妖精弓手。かくして一党は、森人の里に行くこととなった。またその旅には牛飼娘と受付嬢の姿も――。
一方、ゴブリン退治のおりに発見された石版をゴブリンスレイヤーから託され、剣の乙女は鑑定を行う。
「古い……とても古い文字ですわね」
川を上り、森人の里を目指す一党だが、現るは小鬼の影……。
「鏖殺でなく脱出で宜しいか?」
「宜しいわけがあるものか!」
さらに森人の里には、密林の奥に潜むと言われている、古きものが現れるという事件が起きていた――。
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第7弾! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
ゴブリン討伐だけで銀等級にまで上り詰めた稀有な存在、
それがゴブリンスレイヤー。(子鬼を殺す者)
一般的なゲームでのゴブリンは最弱のキャラクターとして扱われていますが、
もしゴブリンが現実にいたらどれだけ日常生活への被害があるか、生々しく描かれています。
「どきどきわくわくする楽しいファンタジー作品なので是非読んでください」とは申しません。
目を背けたくなるようなグロテスクなシーンもあるのです。
だからこそリアルに感じ、この作品にぐいぐい引き込まれてしまいます。
痛みを受け入れ乗り越えられる大人に是非読んでいただきたい。重厚なダークファンタジー。
(※イラストはとっても可愛いです。素敵なアレが窓枠に乗っているシーンもあります。)
感情タグBEST3
今巻はアニメ2期中盤の内容と同一かと思いきや、ゴブリンシャーマンとの対峙の部分は随分違った内容だったんですね。
女神官の真摯な祈りを今まで聞き届けてくれていた慈しみ深い地母神が、糸を断ち切る様にして天上との繋がりを消失させ、女神官の行いに厳しく険しい声を発せられるとは。聖職者としての在り方を全否定された様で、これまでの1年でPTSDを患っている事も確定的でしょうし…、16歳の少女には激辛ですね。
まぁ、地母神様に見限られた訳ではなく、最終章では天上の神々の手に包まれた女神官の魂が、大きな温かな掌に慈しむ様に包まれたんですから、きっと次巻以降も大丈夫なのでしょう…。
ところで、地母神様は天上で他の神々同様に骰子を振ったりするんでしょうかね?
Posted by ブクログ
森人の結婚式の回。
エルフと神官が中心の回かな?
意外とエルフ兄さんはいいキャラしてて、男メンバーに馴染んでた。
神官の奇跡に、神様からの天罰システムがあったとは驚き。TRPGでもあるあるなのか?
何はともあれ、相変わらず楽しく読みました。
森人
森人の集落?街?に行くお話。
久々に登場した人も新しく登場した人もみんな魅力的で今回も楽しめました。
次巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
妖精弓手の姉が結婚することとなり、パーティ+牛飼娘、受付嬢は森人の里へ。
里の上流の遺跡にゴブリンがいて、モケーレ・ムベンベという恐竜のような森人が敬っているものを使役していた。
匿名
慌てて
忙しくて積ん読してたけど、アニメ第二期が丁度この辺りだったので読みました。
改めて素晴らしい作品です。
アニメも面白い。
Posted by ブクログ
主人公チーム以外の女性達は見せしめのような酷い有様、主人公チームは運良く死の運命から逃げ切るというパターンを今回も踏襲。
物語ってそういうものでした。
安定の面白さ
あらすじの通り妖精弓手の故郷へ行くはなし。内容はいつも通りゴブリンを奇策で倒す。少しマンネリに感じる人もいるかもしれないけど、自分は楽しめた。
スプラッター成分多め
いつにもまして小鬼災禍で多数の被害者が残酷な目にあっています・・・ 妖精の結婚式というファンタジー要素が見事に血塗られて薄まってしまう
Posted by ブクログ
妖精弓手のお姉さんが結婚すると言うのでエルフの里に訪れるもまたゴブリンと戦う羽目になるというもの。
われらの世界よりも神様が身近な世界というのが表れてていいかなと。
ところで早く牛飼い娘を嫁にもらってあげるべきではと。