あらすじ
「やっぱり嬉しい? あの子たちが勝ってるの」
馬上槍試合に沸き立つ王都へやってきたゴブリンスレイヤーたち。
試合で活躍する圃人剣士、そして少年魔術師の成長を見守り、束の間の休息を楽しむ彼らだが、再会した王妹が倒れた事で事態は急変する。
王妹は何者かに“呪われて”おり、熱狂渦巻く王都の裏には――邪悪な灰の気配が広がりつつあった。
急遽王妹の代役を引き受けることになった女神官。そして――。
「ゴブリンならば、俺が行こう」
ゴブリンスレイヤーは王命を受け、その根源に立ち向かう!
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第16弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
ゴブリン討伐だけで銀等級にまで上り詰めた稀有な存在、
それがゴブリンスレイヤー。(子鬼を殺す者)
一般的なゲームでのゴブリンは最弱のキャラクターとして扱われていますが、
もしゴブリンが現実にいたらどれだけ日常生活への被害があるか、生々しく描かれています。
「どきどきわくわくする楽しいファンタジー作品なので是非読んでください」とは申しません。
目を背けたくなるようなグロテスクなシーンもあるのです。
だからこそリアルに感じ、この作品にぐいぐい引き込まれてしまいます。
痛みを受け入れ乗り越えられる大人に是非読んでいただきたい。重厚なダークファンタジー。
(※イラストはとっても可愛いです。素敵なアレが窓枠に乗っているシーンもあります。)
感情タグBEST3
バックグラウンドがすごい
ペガーナの神々、ホビットの冒険、ゲド戦記、あとわからないもの多数?なのか そういうものがちょっとずつ話に取り込まれていてそれがどうにも良い雰囲気になっていて楽しく読めました。ちょっと今巻は風刺っぽいところもありましたが嫌味がないのでそれも良いです。
新しい次のステージへの幕開けか
四方世界にもLGBTQの様な、極一部の人の自己肯定感を満足させる為の施政で、多くの一般の馬人・兎人ら獣人や、圃人・鉱人・森人・蜥蜴人・只人らを困惑させる事が起っていようとは…。
さて今回のお話、誰だか判らん人物がポツポツと、『イヤーワン』からなのか、未読の『鍔鳴の太刀』からなのか、或いは本編既刊のキャラで失念している者がいるのか?
今回の冒険は「女神官」と「ゴブスレさん一行」の2パーティ体制になりましたね…。
女神官が全く別の道を歩むより、この方が納得し易いかな。
その上、女神官さん国王陛下の覚えも目出度く…。
また、この16巻が出版されてから2年近く開いてしまってるんですね…。
圃人の少女の名前が歓呼されるシーン、アニメ化で観てみたいシーンですが、表現的に難しそう…。
色々と表現的に難しくなりそうな感じがしますが、続刊に期待です。
作者の多様性に関する考え方?
差別だ、不公平だと騒いで皆平等に並べるべしという昨今の欧米の考えに対する作者なりの思いが含まれているのかなと感じる内容でした。
ゴブスレ成分は少し少なめで、都のトーナメント祭りに関わるお話がメインです。
女神官も逞しくなりましたね。
かわりにいつも凛々しい受付嬢がオロオロしていたのが面白かったです。
まぁそんな人と出逢えば受付嬢の反応が当たり前で冒険者達が異常なんですけどね。
そして最後にレーア少女に万歳!
Posted by ブクログ
変な平等理論をふりかざす聖騎士。息苦しい王都の雰囲気。
馬上槍試合にでるレーアの女戦士と幼なじみの魔法使い。
王妹が呪われ、代理で女神官が姫として試合観戦、ゴブリンスレイヤーは王都の地下で吸血鬼に率いられたゴブリン退治、地母神の杖と魔法袋。
Posted by ブクログ
なんていうか、こんなところにまで影響ががが。
まあ、最後のほうはゴブスレだったし、冒頭の展開も
いろいろらしい訳をつけてたけど。なんか、こう、ちょっといやな展開ではあるかな。
50シェイズ・オブ・寝取られ
つまり、要約すると次のようになります。
10代の激しい誤解がNTRの幼馴染を奪う
醜い未発達のトカゲのような人がNTRエルフを取る
これについてさらに何か書いたほうがいいでしょうか?
この「何かを殺す者」と呼ばれる茶色い臭い物には、二度と触れたり見たりしないことを願います。
この作品はトイレの穴に属します。