ゴブリン討伐だけで銀等級にまで上り詰めた稀有な存在、
それがゴブリンスレイヤー。(子鬼を殺す者)
一般的なゲームでのゴブリンは最弱のキャラクターとして扱われていますが、
もしゴブリンが現実にいたらどれだけ日常生活への被害があるか、生々しく描かれています。
「どきどきわくわくする楽しいファンタジー作品なので是非読んでください」とは申しません。
目を背けたくなるようなグロテスクなシーンもあるのです。
だからこそリアルに感じ、この作品にぐいぐい引き込まれてしまいます。
痛みを受け入れ乗り越えられる大人に是非読んでいただきたい。重厚なダークファンタジー。
(※イラストはとっても可愛いです。素敵なアレが窓枠に乗っているシーンもあります。)
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今巻は、既刊の1~3巻を繋ぐ話しとして、短編集的な位置付けとあとがきにありましたが、内容が何だか既視感がある様な…。
アニメで織込まれていた内容だったのか、アニメ化されなかったエピソードもあまりに自然で、頭の中で記憶が捏造されてしまったのか、どちらにしても楽しませて貰いました。
ゴブリンスレイヤーの...続きを読む幼少期のお話っぽいのや、女神官が無残な死を遂げると勘違いさせる様な書き方は、チョット途惑ってしまいましたが…。
それにしても途中から気になっていましたが、牛飼娘への誕生日プレゼントだったとは…、、、
ところで、この作品世界内での現実の有り様は『四方世界』と呼ばれているって、既出かも知れませんが今巻で初めて認識、納得なれど何とも不条理な感が…。
Posted by ブクログ 2023年06月21日
短編集。
新米見習の冒険だったり、それぞれの休日の過ごし方だったりと10章分。
キャラごとの特徴がだいぶついてきた4巻くらいに挟むにはいい感じの話でした。
急成長なんてしないんだろうけど、新米見習には頑張ってほしいですね。
次巻は、雪山の砦でゴブリン退治のようで、期待です。