みかん丸さんのレビュー一覧
レビュアー
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有閑倶楽部のその後が嬉しい
一条ゆかりさんのエッセイ集ですが、やはり狙いは、たった6ページの「その後の有閑倶楽部」!
これが読みたくて買いました!
今ちょうど集英社アプリで有閑倶楽部の配信していて、懐かしく楽しく読んでたところ。
続編書いて欲しいなぁと今でも熱望してるけど、このエッセイの中でも、もう漫画家を引退してる、と断言されてます…。また書いて欲しいです!
公式では残念ながら6人の間に恋愛はなさそう…。
一条ゆかり先生、昔はインタビューかファンブックで、「有閑倶楽部内の恋愛は最終回に描く」って言ってたので、お願いします! -
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購入済み
感動で号泣!大切なことを教わる
この巻は見どころ満載!三年生になって、つばさの成長が素晴らしい。周りの人々の支えも。
・弱音を口にした水島に向き合って「1人にしないよ」対等な三年生の仲間になったシーン。
・つばさに憧れた心愛にカッコつけるけど、「見栄はっても仕方ない」「見栄は中身がない人がすること」「小野さんの3年は無駄だったの?」
・そして心愛は、最初から正直に、「小野先輩の全てが好き」つばさのダメなところ、それでも逃げないで頑張る努力に憧れてた「先輩思ったとおりの人です」「怖い人に怒られても頑張ってすごい」
・1年生に陰で馬鹿にされたつばさのために怒る同級生の友情
・「私が言わせてしまったんだから」とどこまでも -
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白波響と海咲のコンビが美しい
前巻から登場の、ブスだけど超絶天才の白波響さんと、海咲くんの物語が、とても美しくて感動的。
この2人のエピソードが大好きで、もっと描いて欲しい!
響さんの海咲への言葉に、グッときた!
「あなたは…、初めっから、今までずっと…、
ほんの少しでも、私を蔑むことなんてなかった…」
「あなたと踊れるおかげで、覚悟が決まった…」
ブスで貧乏で卑屈だった響さんの本気を引き出した海咲。
これまでチャラいだけの脇役だった彼のキャラに、コンプレックスや悩みで、深みがでて良かった。
海咲のフェミニストぶりが、前巻では、響に通用せず、カラ回っていたように見えた。
けど実は、彼の誠実さが通じ -
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舞妓さん圧巻のシーン
こやまゆかりさんの漫画はどれもドラマチックで面白い。最近マンネリ気味にも見える(だいたい独裁的な旦那との離婚問題と、子供と母の愛、悪知恵の働く美女が毎回出てくる)。しかし本作は恋愛に特化した展開が面白い。
特にこの巻では、主人公ひかるの頑張りによって、危機的状況に舞妓さん芸妓さん一同が現れて窮地を救ってくれるシーンが圧倒的な感動を生む。
あれだけ疎まれてきたのに。一同が深くお辞儀するシーンは絵の表現も見事過ぎて震えた。
こんなの現実にないでしょ、というくらいの試練が次々とひかるを襲うが、そのたびに立ち向かい、頑張る姿に、読者は応援したくなり、成功を期待する。
ついに花街を動かす場面は、ひかる -
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恋愛模様が
あおざくら、面白い!ドラマ化前から好きで全巻読んでます。
防衛大の過酷な生活をみてると、自分ももっとテキパキと頑張ろう、とか、ちょっとランニングでもしようかな?と、やる気になります。
魅力的なキャラクター達とハラハラのエピソードに引き込まれます!
前の巻のクリスマスダンスパーティー以来、恋愛話が入ってきています。
私は同じく防衛大で苦労してる岡上乙女さんの方が好きなので、ただ単に幼なじみというだけで、なんの苦労もしてないくせに、うだうだ文句ばかり言う松井さんにはイライラします。
近藤くんには、ぜひ岡上乙女さんとくっついて欲しい!
松井さんは、乙女の優しいはからいで、クリパの -
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万感胸に迫る感動作
ミステリ小説並みの謎解きの爽快感と、少女漫画らしいトキメキが最高の感動作です。
くらもちふさこさんの作品は、余韻を残して読者に考えさせるものが多いと思う。
え?これってどういう意味?と。
「花に染む」は、特に、くらもちふさこさん自身もインタビューで「ラストは読者の解釈に」「陽大は何を考えているかわからないキャラにしたかった」と言ってるくらい。
読み終えてから、ネットで調べたら、花乃エンド、楼良エンドといろんな解釈の派閥がありました。
私は、単行本で一気にすんなり読んで、誰がどうみても、ずっと陽大は花乃が好きだったんだ!と思いましたが、途切れ途切れの雑誌連載で読むと、たしか -
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オーディション決着
面白い。絵が綺麗でコミカルなので、一見単純に見えるが、実は伏線が沢山あり、余韻が深い作品。予科生オーディション回。自信のない山田彩子の高校時代の思い出から、見事にジュリエットを演じるところに感動。
主人公さらさも、天真爛漫に見えて、実は過去に傷ついた記憶を思い出し、複雑な気持ちでティボルトを演じる。さらさの本当の気持ちは、まだ読者にもよくわからない。
暁也への友情と嫉妬、恋人と言ってるがその実はどうなのか、さらさ自身の視点では一度も語られておらず、他の人の目線だけなので、よくわからない。そこが知りたくて、この先どうなるかワクワクする。 -
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野島聖スピンオフとジュリエット
この巻は、最後の野島聖スピンオフが圧巻。
性格悪い先輩、愛を贔屓してさらさをいじめてばかりに見えた野島聖先輩の実は…がわかる。
アイドルに元気をもらうところ、ジェンダーレスなオタ仲間少年との友情、共感できて応援したくなる。美貌で同級生から疎まれても、自分の好きなものをブレずに追求する強さにしびれる。
本編では、愛のジュリエットがこれまた素晴らしい。見開き使った表現は、こちらも泣けそうに心震えた。
一度も笑えたことのないロボットのような愛、恋を知らない愛の、唯一のさらさへの友情が尊過ぎて、それを思って演じるジュリエットの素晴らしさ!
女だけの演劇の世界という嘘の世界の設定ながら、キャラ -
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ハッピーエンド。ちょっとモヤる
その後、講談社Kissで編集から「稀代の悪女・奈津子」と評されてた奈津子の決意が見事な最終巻!
性格極悪で卑怯な奈津子がやられて、主人公ひかるに幸せになる展開を期待しながら読んでる読者から見ても、奈津子の絶望からの自殺未遂、そこからの復活、新堂との決別の際の毅然とした態度は見事!
それにしても、最後はひかるは天野さん、新堂さんは奈津子って展開は途中から見え見えではあったけども、本当にそれで終わると、意外性がなくてがっくり。
それに奈津子の意地悪が酷過ぎて、ひかるがかわいそうすぎて、やっぱり、新堂さんとくっついて幸せになって欲しかった! -
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主人公がいまいち
美味しそうなご飯の好きな漫画ですが、どうにも主人公に共感できません。
ついにこの巻では、家を追い出されて、寺に居候とか、厚かましいにも程があるし、社会人としてあり得ない。
私は何にもできないから〜と、言い訳ばかりで何の行動もしない主人公は、そりゃ、幸薄いっていうか、自分の努力が足りないからでしょとつっこみたくなる。
セイコさんの方がよっぽど応援したくなる!
頑張ってるもん! -